手相で二重感情線の意味10種類！モテる？交差・切れ切れ

手相では、掌に現れるいろいろな線を元にその人の特性を把握することができます。その中で感情線は掌の小指側から始まり横に伸びる線で、緩やかなカーブを描いて人差し指や中指の方向に伸びるものです。感情に関わることを読み解くことができ、終点が上に向くほど感情が強くなります。

この感情線が、人によっては二重に現れることがあります。感情線が二重になると感情面が非常に強くなるので、熱血タイプになりやすいとされます。この二重感情線にはいろいろな種類があり、似た手相があるので見分け難いものでもあります。意味や見方などしっかりと把握している必要があるのです。

二重感情線は、通常の感情線の上側に現れることが多いとされます。上側などに現れる副線は、キレギレのことも本線と変わらない濃さで現れることもあります。

この二重感情線が現れている場合、愛情や情熱が人の２倍はあることになります。非常に強い感情を持っているので愛情にあふれ、強く人を愛するはずです。感情的にショックなことに遭遇して耐え抜く力を持つとされます。意思が強く度胸もあることになります。

何事にも精力的に取り込む人が多いとも言われています。性的欲求も強くなり、恋愛経験も豊富になるようです。仕事や恋愛に熱意を持つことが多く、特に恋愛では与える愛情・求める愛情どちらも強くなり、精力的に振る舞うとされます。その結果、モテることにもつながります。また性的な欲求が強い分、一人では満足できず、浮気や不倫、離婚が多くなる面もあります。

それでは、二重感情線の意味と見方について種類別に徹底解説していきます。

準二重感情線は、２本ある感情線が部分的に少し重なっているものを指します。たいていは、短めの感情線があり、そのちょっと上方にもう一つ平行した短めの線があり、その一部が重なっています。

この場合、感情線の途切れに見られる愛情破綻というような意味合いはなくなり、二重感情線の意味合いを持つ傾向が出てきます。

完全な二重感情線ほどではないのですが、精神的な強さを持つことになります。ある程度逆境に強く、何事もやり抜く力があるので、成果を手にしやすくなります。恋愛面でもモテモテとは行きませんが、モテる傾向にあります。

二重感情線が交差して現れていることがあります。現れる確率は低いとされ、２本ある感情線がどこかの部分で交差しているものを指します。この場合、二重人格的な要素が強くなるとされます。

通常の二重感情線の人は、精神的に強く、バイタリティーにあふれていますが、交差している場合、行動的だったかと思うと急に腰が重くなったりします。人に優しい時もあるのですが、掌（手のひら）を返したように冷酷になることもあります。

何かと繊細で傷つきやすい面もあります。交差している感情線の上向きの線が濃い場合、優しくなり、下向きが濃いと意地の悪い面が際立ちます。

二重感情線が切れ切れになって現れていることがあります。切れ切れの二重感情線は金星帯や結婚線と見間違いやすいものでもあります。

この場合、強い愛情を持ち非常に情熱的に振る舞うとされます。燃えたぎるような炎を心の奥に秘めていることが多いようです。喜怒哀楽が激しく、感情をコントロールすることが苦手で、対人関係はあまりスムーズではないとされます。繊細な心を持っている分、対人関係のストレスは溜めやすくなります。

物事を大成させるには時間がかかるかもしれませんが、粘り強く続けることは苦にならないはずです。逆境を乗り越える力を持ち、何らかのスピリチュアル的な才能が開花することもあります。また何か打ち込めるものを見つけると、整った二重感情線になるとされます。

二重感情線と結婚線のつながり方は、結婚線が下降して本線とつながるか結婚線が上昇していて副線とつながるかになるのが一般的です。

下降している結婚線につながる場合、性欲などが旺盛なのに、未婚者では結婚に消極的なことを示し、理想の相手になかなか巡り会えていないことになります。既婚者では伴侶に対する愛情が冷めているので、不倫につながりやすくなります。

一方で、上昇している結婚線につながる場合、性欲が旺盛で、恋愛が順調に進み、理想の結婚相手にも巡り会えることになります。既婚者の場合、夫婦円満が続くとされます。結婚をきっかけに様々な運気が上昇することも考えられます。意思の強さや精神的な強さは、結婚相手から信頼される要素にもなります。

左手に二重感情線が現れていると、生まれ持っての素養として精神的に非常に強く、問題やトラブルに打たれ強い心を持つととされます。度胸ややり抜く力も持っているので、性格的な明るさがあり、何事も情熱的に取り組むので、人から頼りにされます。

何事も粘り強く、下から這い上がる力を持っているので、成果は上げやすいと言えます。逆境になるほど精神的な強さが発揮できるようです。

しかし生来の特質なので、後天的に気持ちや運勢に何らかの変化が起こると、二重感情線のままではないこともあり得ます。生来の持ち味が活かせないかもしれません。二重感情線があることに過信したり、頼り切っていると、思わぬしっぺ返しを食らうこともあります。

右手に二重感情線が現れていると、年令や経験を積み重ねていくうちに、精神的に強くなり、打たれ強くなったことになります。性格的な明るさや何事にも情熱的な姿が、人から好感を持たれます。

トラブルなどに遭遇しても、それを解消させてやり抜く力を持っています。今後、いろいろな面で成果がつかみやすく、高く評価されるはずです。意思の強さと度胸も後天的に備わったとされます。

恋愛もこの二重感情線が右手に現れている間なら順調になります。濃く現れ過ぎている場合、性欲や浮気などに注意が必要かもしれません。

また何かに徹底的に打ち込んできたり、困難なや苦しみなどを乗り越えてきた場合、後天的に２本目の感情線が現れることがあります。

両手に二重感情線が現れていると、生涯を通じて精神的な強さがあり、何事に対しても打たれ強い心を持つことになります。問題に遭遇してもそれに打ち勝ち、何事もやり抜く力を持っています。

恋愛経験も豊富となり、非常にモテることにもつながります。恋愛トラブルは何回も目にしている分、立ち回りが上手なり傷つくことは少なくなります。両手の二重感情線が共に同じ濃さなどのことは少なく、どちらか一方の手が、本線が濃くても副線が薄いとか、本線が薄く副線が濃いということもあります。

二重感情線の持つ意味合いが、生涯均一に授かるとは限らないようです。それでも、人の２倍、感情的な強さがあることに違いはありません。生来の傾向も今後の行く末も、逆境の強さが活かせるはずです。

ますかけ線は基本的に知能線と感情線が一本につながる手相です。左手に二重感情線とますかけ線が現れていると、生まれ持って強運と精神的な強さを授かっていることになります。

一度つかんだ運は絶対に放さないので、数多くの幸せが手にしやすくなります。性格的に明るく、人の上に立ってリーダーシップを発揮する人が多いようです。浮き沈みをしながら大成功などがつかめるとされます。

大成功に至るまでには、努力や試練を乗り越える必要があります。恋愛面ではモテることには違いありません。直感や閃きに優れているはずです。大器晩成の運勢になるとされています。しかし生活環境などが変わると、これら生来の特徴が持続するかかはわかりません。

知能線と感情線が一本につながる手相がますかけ線です。右手に二重感情線とますかけ線が現れていると、年令や経験を積み重ねていくうちに、非常に強力な運勢と精神的な強さを獲得したことになります。人を率いてまとめることに優れ、リーダー的な立場で力が発揮できます。性格的な明るさがあり、人から好かれるはずです。

いろいろな大成功をつかむのですが、そこに至るまで時間を要するとされます。大器晩成になる人が多いと言われています。波乱に富んだ人生となり、苦労と努力の末に頂点もどん底もきわめることになります。

恋愛面でも、大恋愛の後に大失恋のようなことを繰り返すかもしれません。しかしモテるので、最終的には大きな幸せにつながるはずです。

ますかけ線は知能線と感情線が一本につながるものです。両手に二重感情線とますかけ線が現れていると、生涯を通して強運に恵まれ、感情面での強さを発揮することになります。

性格に明るさがあり、何事も情熱的に接するので、人から好感を持たれます。積み重ねてきた努力に持続性があり、より一層大きな成功がつかみやすくなります。幼少期から波乱に満ちた人生となり、いろいろな経験を積むことになります。人の気持ちがわかるリーダーとして、活躍が期待できます。

大きな失敗をしたり、どん底に落とされても、もめげることはなく、必ず再起を果たし以前にも増した興隆をきわめるはずです。恋愛経験も豊富となり、理想の相手と巡り会いやすくなります。

二重感情線は感情線が２本あるものですが、分離感情線は１本の感情線が分離している状態のものを指します。分離感情線は見かけ上２本のように見えますが、１本が途中から分離して、段違いになって現れているわけです。

この分離感情線が現れている場合、移り気な面があり情熱も分散しやすいとされます。飽きっぽさが際立ち、何事も長続きしないようです。いろいろなことに興味を持つのですが、広く浅い知識となります。移り気とは言え、情熱を傾けるものがないと、恋愛や性欲に走りやすいとされます。

恋愛にも飽きっぽさがあるので二股のようなことになり、結婚しても他の異性に目移りしやすく不倫や離婚をする可能性が高くなります。何かと愛情に関わる悩みやトラブルが多くなるようです。

感情線が２本あるのが二重感情線ですが、金星帯は人差し指と中指の間から薬指と小指の間にかけて弧を描いて結ぶ線を指します。位置的に二重感情線と見間違いやすいのですが、カーブの始点と終点を見ると違いがわかります。

この金星帯は、きれいな線として現れていることが少なく、途切れ途切れで点線状に現れることが多いのも特徴的です。

金星帯が現れていると、繊細で細やかな愛情を持ち、美意識が非常に高いとされます。感情の起伏に関わる要素は少なくなります。外見的にも内面的にも優れた魅力を持っていることになります。異性からモテる上に同性から憧れの存在として見られるはずです。愛情表現はストレートで、優れた感性と豊かな創造性を持ちます。

男性で二重感情線を持つ場合、愛情に深く行動的とされます。何事も積極的に携わるので、成功が手にしやすくなります。物事に動じず逆境に強いので、人から頼りにされます。何からの専門的な知識を身に着けると大成しやすいと言われています。起こってしまったことを冷静に受け止めることができます。失敗などをエネルギーに変えられるわけです。

恋愛面では強い性欲や愛情を受け止めてくれる女性を好みます。性欲が強くモテるので、２回結婚する可能性が高くなります。愛情や情熱の強さが災いすることもあります。

男性で今までなかった二重感情線が急に現れてきた場合、付き合っている人や妻とは別の女性が現れることを示唆します。もしくは付き合っている人などに別の男性が接近している場合もあります。

女性で二重感情線を持つ場合、仕事にも家庭にも情熱や愛情が傾けられるとされます。少々の精神的なストレスがあっても、払いのけるだけのバイタリティーを持っています。愛情に深く、人の面倒見が良いので、男性から魅力的に見られます。性格的にも明るさがあり、かなりモテることになります。繊細な心遣いができるのも好かれる理由の一つです。

仕事と家庭を両立させて、どちらの幸せも手にできるはずです。専業主婦となった場合、趣味などで才能や頭角を表すことになります。

いずれの場合もエネルギッシュな面が際立ち、人の２倍の愛情と情熱を持っているので、夫婦生活や家庭生活が円満となります。しかしモテる分、不倫や離婚をする可能性が高い面もあります。

感情に関わることを読み解く感情線ですが、人によっては二重に現れることがあります。感情線が二重になると感情面が非常に強くなり、多少のことでは動じないことになります。逆境に強く、何事も積極的に取り組むので、成功しやすくなります。愛情にあふれ、情熱的なので異性からモテるはずです。性的な欲求が強い分、不倫や離婚を繰り返しやすい面もあります。

この二重感情線は、いろいろな形で現れたり、見間違いやすいものもあります。左手に現れていた場合、二重感情線がもたらす意味合いが生来のものとなり、右手に現れていると、今後そのようになるとされ、両手だと、生涯を通じて二重感情線の恩恵に与かることになります。結婚線と一緒に現れている場合、恋愛・結婚面での意味合いが強まり、ますかけ線と一緒の場合は、類まれな強運や直感力の鋭さが際立つことになります。この他にも、切れ切れや交差しているものなどがあり、それぞれ意味合いが異なります。

見間違いやすい手相には、金星帯があり、その始点と終点の位置が見極めの観点となります。二重感情線は意外と気が付き難いものかもしれませんが、自分や周囲の人に二重感情線が現れたら、有益に活用したいものです。