チャロアイトは怖い？すごい効果と注意点8個！霊感・魔除け

強く清い心が欲しい…。そう思ったことがありませんか？それは人それぞれの経験と生き方によって育まれていくものですが、特に困難や悩みと対峙した時などに自己嫌悪に陥って感じてしまうものです。

そんなときに強く清い心へ導いてくれるパワーストーンが「チャロアイト」。どんな鉱石なのか紹介しましょう。

チャロアイトはラリマー、スギライトと並びパワーストーンの中で最も優れた心の癒しと浄化のパワーを持つ“世界三大ヒーリングストーン”と呼ばれる鉱石の１つです。

世界三大ヒーリングストーンに数えられるだけあり、その高い癒しの波動は持つ人の弱い部分をカバーして、整え高めていく効果が非常に優れています。

チャロアイトの全体は美しく優しい紫色。その中に紫の濃淡や白や黒が混じって作られたマーブル模様が特徴です。紫の色味が薄い方が癒しの効果が高いようですが、色が濃いものの方が高品質で値段も高価と言われています。

シベリアのチャロ川流域のムルン山塊のみでしか産出されないため、産出量も限られ、いずれ枯渇してしまう可能性も高いため貴重で希少な鉱石です。

名前の由来はチャロ川付近で発見されたことから川の名にちなんだという説と、その美しさを讃え、誘惑や魅惑を意味するロシア語の“Ｃｈａｒｏ”が由来という説もあります。

チャロアイトの石言葉は「癒し」「浄化」「克服」「保護」「自信」など。まさに効果通りの石言葉を持っています。

他にも「魅力」や「魅了」といった石言葉もあります。これは名前の由来となったロシア語“チャロ”の魅惑的という意味になぞらえた美しく優しい紫の色と模様、そして限られた土地のみでしか採掘されないという貴重さにちなんだものでしょう。

シベリア地方の言い伝えでは、「あまりの寒さでかじかんだ神様の手からこぼれ落ちた宝石」と言われているそうです。

紫は高貴な色といわれますが、チャロアイトの持つ紫色は畏怖の念を抱かせることはなく、全てを優しく包み込むような色。そんな親しみやすさもこの鉱石が愛される理由です。

チャロアイトは、精神を安定させ、恐怖や邪念を克服し、心を安定した状態へと整えてくれます。チャロアイトのパワーが最も得意とすることは、心身と感情のバランスとネガティブの克服です。コンプレックスや自信を失った心、傷ついた心に優しく作用します。

特に人生の転機や窮地に陥った時にそのパワーを最大限発揮します。トラブルやアクシデントによる恐怖や不安、消極的なった心を克服させ次のステップに進むための勇気と自信をサポートしてくれます。

もちろん、疲労やストレスなどで弱くなった心身にも、霊的な不浄な力からの攻撃にも持ち主を守り癒してくれます。全ての負のエネルギーに対し効果を発揮し、精神を修復し穏やかでリラックスできる状態をもたらします。

こんなにも強く頼もしいパワーであるにも関わらず、誰にでも身に着けられ、基本的に石酔いも少ないのは特別な癒しの力が込められているからなのかもしれません。

チャロアイトが怖いと言う人もいます。それには２つの理由が考えられます。

１つ目は癒しや浄化を得られるはずなのに、不安や落ち着かない気持ちが増すことがあります。それはチャロアイトが潜在意識の中に隠されたトラウマやコンプレックスに働きかけているからです。

持ち主が心に仕舞い込んだネガティブ感情を呼び起こし、克服させるためのプロセスです。表面だけでなく負の根源を絶つことがチャロアイトの目的です。

２つ目は、アクシデントなどに遭遇した際、今までの自分には思いもよらぬ発想や大胆な行動に出ることもあります。まさか自分がこんなこと！と驚いてしまうかもしれませんが、それもチャロアイトの導きです。

潜在意識の中で眠っていた能力も引き出したため、気付いていないなかった一面が顔を出したと言えます。負の感情や自分には無かった感情が現れることも魂を成長させるためです。しかし、心配しなくて大丈夫。チャロアイトはいつも見守っています。

チャロアイトは、持ち主の内面の負のエネルギーに強く反応し、サポートしてくれることが基本ですが、持ち主にとって害となる外的な邪気にも効果を発揮します。

悪意や恨み妬みといった対人的な負のエネルギーや、悪霊や自然界の念や障りなど、霊的な負のエネルギーからも持ち主を守りサポートしてくれますので、“魔除け”としての効果も充分に備えています。

ただ、どちらかと言えば邪気に触れマイナスエネルギーを取り込んでしまった際の恐怖や苦痛、不安などで弱くなった精神を癒し浄化し正常な状態に戻すように力を発揮するため、退魔というよりも抗魔といったイメージです。チャロアイトは浄化や安定といった“治癒”の力が特に優れているのです。

チャロアイトを扱うには、注意点があります。
・傷つきやすい
・色が変わる
・好転反応
・正しい理解が必要
・癒しと試練
・本物は稀少で高価
・類似品や偽物
・浄化にコツ

チャロアイトの硬度は硬すぎず柔らかすぎずで加工しやすい鉱石です。ガラスとほぼ同等の硬度なので正直なところ傷がつきやすくヒビが入ったりや欠けてしまうこともあります。

チャロアイトはほとんど色の変化はありませんが、傷によって曇ったり色落ちしたように感じてしまうことがあります。

シベリアの限られた地域でしか産出されないため、本物は稀少で比較的高価です。そのため類似品や偽物も多く出回っています。

一番注意が必要なのは、やはり好転反応です。癒しのはずが馴染んで暫くすると不安や恐怖におそわれることがあります。それはチャロアイトが持ち主の深層意識の中の弱点を探っているためなのですが、これをきちんと把握し対応できないとチャロアイトを苦手と感じてしまうこともあるでしょう。

また、浄化にもコツがあり、水や日光などに長く当てると変形や傷、色落ちの原因となります。

ネガティブな感情を少しずつ克服し、直感力や洞察力が上がってくると、霊感と言われるスピリチュアル的な感性も自然と上がってきます。霊感は多くの現代人が潜在意識の中に眠らせている本来人間の持っている感性の１つです。

しかもチャロアイトの紫色は、霊感を司る第７チャクラを開くため、眠っていた感性が冴えはじめ、今までは見えない、聞こえない、気付けないものを少しづつ感じるようになります。

元々霊感が冴えている人は、多少霊感が上がってもそれほど驚かないかもしれませんが、霊感が全くないと思っていた人はとても驚き慌ててしまうかもしれません。目に見える事、耳で聞くものが全てではない、もう1つの感性の存在をチャロアイトは教えてくれているのです。チャロアイトは無駄な恐怖は与えません。護られていることを信じましょう。

チャロアイトの好転反応の特徴は、「あえて恐怖や不安を再燃させる」ことです。これは潜在意識に隠されたトラウマやコンプレックスを探り、持つ人本人に自分の弱点を再確認させ向き合い克服させるためです。

この好転反応の受け取り方は人それぞれ。辛く苦しくいたたまれなくなる人もいれば、改めて感じてみると意外と乗り越えられそうだと感じる人もいるでしょう。

大切なのは冷静になり弱点と向き合う姿勢。単に表面的に癒すのではなく、内側から根本を改善するのがチャロアイトの目的です。雑草やカビだって元から絶たねば、また生えてくるのと同じです。

ネガティブの根源を克服し、心身共に強い生命力を持って魂を成長させるための大切なプロセスです。けれど安心して下さい。チャロアイトは最後までフォローしてくれるはずです。

パワーストーンは使いこむとマイナスエネルギーの影響で若干曇ってくるものですが、これは浄化で解消できます。チャロアイトは色が変わることはほとんどありません。

色が変化する一番の原因は傷。ガラスと同じ程度の硬度なのでブレスレットや指環などで身に着けていると、どうしても日常生活での細かい傷がついていきます。いわゆる、くもりガラス状態になってしまうわけです

純粋なチャロアイトは稀少なため、市販されているものには他の鉱物が混合されていることもあります。含まれる鉱物の性質によって一見変色したように見えてしまうこともあります。特に着色加工されている場合は色落ちや変色をすることは十分あり得ることです。

本物のチャロアイトは稀少なためあまり出回ってはいません。チャロアイト風に加工されその名で販売されているものも多く、それはもちろん違法です。

しかし、エンジェルシリカやチャロアイトクオーツなど、チャロアイトに水晶など他の鉱石が交じり合ったパワーストーンが存在します。こちらはきちんと別物として販売されています。また、三大ヒーリングストーンの仲間でもあるスギライトも見た目が似ているので間違えないようにしましょう。

専門家でない限り一目で見分ける事は難しいですが、しいていえば本物には全体的な紫の中に黒を含んだ濃い紫色の渦巻きやマーブル模様が存在します。渦巻きやマーブルに黒がある事がポイントです。そして、値段も比較的高価なため本物には鑑定書もあります。

偽物の場合は渦巻きやマーブル模様がない、模様があっても白や灰色っぽく、その曲線も直線に近いといった点です。チャロアイト風に加工されているためです。

チャロアイトは持つ人の弱さを克服させ常にポジティブで力強く生きるための力を与えてくれます。持ち主を強く清い心に育て上げ、魂がさらなるステップアップに辿り着くまで、時には優しく時には厳しくずっと見守り続けてくれます。まるで母のようなパワーストーンです。