付き合うと非常に厄介なメンヘラ男子。できれば彼氏にしたくないタイプです。しかし、メンヘラ男子は見た目でわかるような特徴がなく、また、表面上は普通の男性に見えることが多いため、深い関係になるまで正体がわからないことも少なくありません。
そこで、メンヘラ男子の特徴を徹底解説!身近にメンヘラ男子がいた時の対処法と、間違って付き合ってしまった時の別れ方も紹介します。
メンヘラ男子とは
メンヘラ男子の「メンヘラ」とは、メンタルヘルスを略した言葉「メンヘル」に、英語の語尾に付けると人を表す意味を持つ「er」を付けた造語です。メンタルヘルスとは心の健康のことを意味しますが、「メンヘラ」は精神障害のある人、もしくは精神が非常に不安定で周囲に迷惑をかけるような人のことを指します。そして、メンヘラな特徴を持つ男性を「メンヘラ男子」と呼びます。
メンヘラ男子に定義はありませんが、自分が満たされたいがために困った行動をするのが特徴で、特にその行動は彼女に向けられることが多いです。そのため、メンヘラ男子は女性にから敬遠されやすい存在です。
メンヘラ男子の特徴[見た目・ファッション編]
メンヘラ男子は見た目やファッションにも特徴があります。これを理解しておけば、見ただけで簡単にメンヘラ男子を見極められるようになるでしょう。必ずしもこの特徴に当てはまる人がメンヘラ男子というわけではありませんが、その可能性が高い特徴となるため覚えておいてください。
■1. ブランド物に固執したファッション
メンヘラ男子はブランド物に固執したファッションをします。ブランド物の服を買うことは誰にでもあるものですが、メンヘラ男子は全身を高級なブランドでコーディネートしているのです。精神的な弱さと承認欲求を兼ね備えたメンヘラ男子は、他の人に自慢できるような服装を選びます。ブランド物を身に着けておけば自信を持つことができますし、自慢もできるでしょう。
しかしブランド物であることに固執するあまり、おしゃれという観点から外れた個性的なファッションとなっていることも多いです。メンヘラ男子はブランド物であることを最優先してファッションを決めるため、コーディネートすることにまで気が回っていないのです。その結果、ブランド物のファッションなのにダサいという最悪のスタイルが完成してしまいます。
■2. メガネを好む傾向がある
メンヘラ男子はメガネを好む傾向があります。メガネだけでなく様々なアクセサリーを好むのですが、それらの装飾品を持つことにより他人との差別化を図ろうとしているのです。弱いメンタルを持ちながら「自分は人と違う」と主張したいメンヘラ男子は、アクセサリーで自分を表現しようとします。そのため、たくさんのメガネを所有しており、なかには「どのタイミングで使うの?」と言いたくなるようなトリッキーなメガネを持っていることも多いです。
また、メンヘラ男子がメガネを好むのは人見知り対策でもあります。メガネをかけることにより、目の前の人間との間に一つ壁ができることになるでしょう。それにより安心感を得ることができるのです。この心理効果をメンヘラ男子が知っているのかはわかりませんが「なんとなく落ち着く」という理由でメガネをかけていることもあります。ちなみに、この効果を狙ってメガネをかけている人は伊達メガネをかけていることが多いです。
■3. 同じようなファッションばかり
メンヘラ男子には同じようなファッションばかりするという特徴もあります。いつも上下の服の色使いが同じだったり、服は変わっていてもコーディネートの仕方が同じであったりするのです。このようなことをするのは、メンヘラ男子は一つの物に固執するという性質を持っているからです。一つの物を長く愛し続けるため、一つのスタイルを簡単に変えることはありません。そのため、いつも同じファッションばかりになってしまいます。
また、昔誰かにファッションを褒められたという可能性もあります。認められたい欲求が強いメンヘラ男子ですので、ファッションを褒められたらそのことをずっと覚えています。そのため、誰かに認められたいという欲求と、自分のセンスを誇示したいという自尊心によって、過去の栄光にすがり付いてしまうのです。
■4. 髪の毛が長い
メンヘラ男子には髪が長いという特徴もあります。髪の毛が長い男性はそれほど多くないため、髪を伸ばせばそれだけで個性を主張することができるでしょう。メンヘラ男子は自分が人と違うことを間接的に主張したがるため、その一つの方法として長髪を選ぶこともあるのです。
また、メガネと同じ理由で長髪にすることにより、人と会話しやすくなるという理由もあります。そのような人は顔が隠れるほど前髪を伸ばしているものです。そのため、前髪で顔が見えにくい人がいたら、メンヘラ男子の可能性を疑っても良いでしょう。
メンヘラ男子の特徴8個[会話・言動編]
メンヘラ男子はその正体を隠していても、ちょっとした言動にメンヘラな部分が見え隠れしてしまいます。そこで、メンヘラ男子の特徴・共通点を解説します。
■1. ネガティブ発言が多い
基本が構って君のメンヘラ男子は、ネガティブ発言が多いです。
・「どうせ僕なんか」
・「もうダメかも」
・「きっと上手くいかないに決まってる」
・「辛い、しんどい」
・「やばい」
・「頑張ってるのに認めてもらえない」
あらゆるネガティブ発言で周囲の気を惹こうとします。そして、慰められるのを待っています。これは、餌撒き行動のようなもので、自分のネガティブ発言に優しく対応してくれる人を釣ろうとしているのです。「大丈夫?」「どうしたの?」と声をかけようものなら、メンヘラ男子はガッツリしがみついてくることでしょう。
■2. 人の意見を肯定しない
メンヘラ男子のネガティブ発言は、「ネガティブな発言で人の気を惹く」というのが目的で、実は解決を求めていません。だから、メンヘラ男子の弱音や悩みに対して適切なアドバイスをしても、「でも」「だけど」と何かと理由をつけて否定します。
「僕なんて」という発言に「そんなことないよ」と言っても、決してその言葉を肯定せず、結局同じ話をグルグルと何度も聞かされることになるのです。話を切り上げようとすれば、「どうせ僕の話なんてどうでもいいんだよね」と、更にネガティブ発言を重ねてくるので、非常に面倒臭いです。
■3. やたら解説したがる
メンヘラ男子の自己アピール行動は、ネガティブ発言だけではありません。自分が知っていることがあれば、ここぞとばかりにその知識を披露したがります。「そこまで聞いてないよ」ということでも、喜々として解説したがるのです。
そして、解説した後はどや顔をして、皆に「すごい」「良く知ってるね」と褒めてもらうのを待っています。ネガティブなのに承認欲求が強いのが、メンヘラ男子の大きな特徴です。
■4. 夢を語る
承認欲求が強いメンヘラ男子は、人の気を惹いて感心させたくて、熱く夢を語ります。そして、その夢は現実的ではないことが多く、「いつか大きな事をする人間だ」「オレにはこんな才能がある」など、漠然とした内容です。メンヘラ男子の恐ろしいところは、全く具体性がない夢なのに、「いつか叶う」と根拠のない自信があることです。周囲が冷静な指摘をしても、「君にはオレの凄さがわからない」と、右から左に聞き流します。
■5. 発言と行動が伴っていない
ネガティブなのに大きな夢がある。大きな夢があるのに全く行動に移さない。このように発言と行動が伴っていないのが、メンヘラ男子の特徴です。彼らは極度の構って君で、言動の多くが「如何にして周囲に構ってもらえるか」を目的としています。そのため、発言に一貫性がなく、行動力も実現力もありません。矛盾だらけなのがメンヘラ男子なのです。
■6. 過去の栄光にいつまでもすがる
メンヘラ男子は「周囲から価値ある人だと思われたい」という気持ちが強いです。そのため、過去成し遂げた栄光にいつまでもすがります。
・中学生の時部活で県大に行った
・投稿した作品が優秀賞をとった
・過去、2人の女性が自分を奪い合った
・一部上場企業の内定を蹴った
など、他人にはどうでも良い自分の過去の栄光話を、自慢タラタラに発表します。もちろん、「すごいね!」「そんな実績があったんだ。ビックリ!」と、称賛してもらうことが目的です。
■7. 未だに元カノの話題を出す
メンヘラ男子にとって、過去の恋愛も過去の栄光の1つです。別れて数年経っている元カノの話題を出します。しかも、メンヘラ男子の記憶は自分に都合良く刻まれているので、「如何に元カノが可愛かったか、優しかったか」「どれだけ幸せな恋愛だったか」「なぜ愛する2人が別れることになったのか」を、ドラマティックに語り出します。そうすることで、特に女性から「素敵な女性に愛された男性」「彼女を大切にする素晴らしい男性」と思われることを期待しているのです。
■8. 「オレってすごい」アピールがある
過去の栄光を自慢するメンヘラ男子は、当然現在進行形で自慢のタネがあれば、「オレってすごい」とアピールせずにはいられません。
能ある鷹は爪を隠すと言いますが、メンヘラ男子は皆に認めて欲しくて、自ら「こんなことできるオレってすごいでしょ」と、自分の能力を見せびらかそうとするのです。しかもTPOを選ばずに。「今誰も求めてないよ」という場面でも、自分を大きく見せたくて仕方ないメンヘラ男子は、空気を読まずに必死でアピールしてきます。
メンヘラ男子の特徴4個[態度・行動編]
■1. 情緒不安定
ネガティブ発言が多いのに自慢も多い、言動が伴わず矛盾だらけのメンヘラ男子は、そのまんま情緒不安定です。喜々として自慢したかと思ったら、急に「僕なんか」と拗ねてしまいます。「多重人格か?」と思うほど躁鬱が激しく、特に鬱な時は取り扱いが面倒になります。付き合いが浅いと、「自分は彼に何か悪いことをしただろうか」と悩んでしまいますが、情緒不安定が常なので、メンヘラ男子の喜怒哀楽に振り回される必要はありません。
■2. 「君のため」と恩着せがましい
メンヘラ男子はとても親切に、求めていないレベルまで手を差し伸べてくれることがあります。深く知らない場合、「優しい男性だ」と思ってしまうかもしれません。しかし、これはメンヘラ男子が依存する女性を見つけるための手口なのです。自分が勝手に親切にしてきただけなのに、「君のために頑張ったよ」と、恩着せがましい態度に出ます。場合によっては、「君のために大事な案件を反故にした」と、自己犠牲を主張してきます。
親切とは、そもそも自主的な感情です。それなのに、「相手のため」を主張して見返りを求めた時点で、それ自己満足であり、親切ではなくなります。しかし、メンヘラ男子にその考え方は通用しません。「君のための親切なのだから、当然君は僕を大事にするべきだ」と、とんでもない論理を押し付けてきます。
■3. いつだって責任転嫁
メンヘラ男子は、普段は「どうせ僕なんて」とネガティブな発言をしますが、ここぞという時は必ず責任逃れをしようと頑張ります。特に、自分の人格に大きな影響を与えるような事柄は、全て責任転嫁してしまいます。「できないのは努力が足りないからでは?」などと言った正論は、絶対に受け入れず、「自分が認められないのは周囲の配慮不足だ」と、全く道理が通らない言い訳で責任転嫁をするのです。メンヘラ男子に自分の非を認めさせるのは、とても困難なことなのです。
■4. 人の優しさに遠慮なくつけこむ
メンヘラ男子は精神力が弱いので、誰かに依存したがり、常のそのターゲットを探しています。そして、獲物を見つけたら逃すまいと必死で食らいついてきます。自分の我儘を受け止めてくれる人の優しさにつけこみ、その人を独占して自分のためだけの存在にしようとするのです。
最初は親切にして近づき、徐々に自分の我儘を押し付け、その人が離れそうになったら「君がいなくなったら僕はもうダメだ」と、同情を買って引き留めようとします。メンヘラ男子が求めるのは自分の幸せのみ。それで相手が不幸になることなど、全く気にならないのです。
メンヘラ男子の特徴4個[性格編]
■1. 嫉妬がすごい
自分は人のために動いているという主張がしたくてたまらないメンヘラ男子は、自分の行動が認められない時の嫉妬心がすごいです。自分より他者の評価が高いと、その人の裏の努力を全く想像せず、「なぜあいつばかりが」と、強い嫉妬心を抱きます。周囲の期待が自分に向かないのは、自分の努力不足でも能力不足でもなく、周囲の見る目がないからだと考えるのです。周囲からチヤホヤ構ってもらえないと、すぐ嫉妬します。
■2. 独占欲が強い
嫉妬心がすごいメンヘラ男子は、独占欲も非常に強いです。自分が「親しい」「目をかけている」と認識した相手が、自分以外の人と懇意にすることを極度に嫌がります。友人の場合は独占欲を表に出すのに限界がありますが、彼女に対しては遠慮なく束縛という形で独占欲を満たします。
自分以外の男性との接触を制限し、行動の報告を義務付けるメンヘラ男子もいます。全ては、「自分だけを認めて欲しい」「逃げられたくない」という勝手な欲求を満たすための行動です。
■3. 自分に甘く他人に厳しい
メンヘラ男子の特徴を総括すると、「自分に甘く他人に厳しい」という結論に達します。メンヘラ男子は自己防衛のために勝手な論理を振りかざし、責任を追及されれば「自分は悪くない」と逃げ出します。
だけど、そんな自分の弱さは棚に上げ、「なぜこんなに尽くしているのに蔑ろにするんだ」と、自分の扱いに満足できない時、他人を簡単に糾弾しようとします。自分の都合に合わせて言うこともやることもコロコロ変えますが、それを自分以外の人がやることを許せない狭量な男なのです。
■4. 優しい人を見抜く嗅覚を持つ
「自分に甘く他人に厳しい」を徹底すると、大人の社会では周囲から総スカンに合いますよね。だから、メンヘラ男子は相手を選んでいます。自分の都合を押し付けても、決して自分を責めない優しい人に対してのみ、自分の都合を押し付けるのです。
承認欲求を満たし、自分の弱さを支えてくれ、自分勝手に合わせてくれる優しい人は、メンヘラ男子にとって欠かせない存在です。だから、優しい人を見抜く嗅覚は自然と磨かれ、ちょっとしたやりとりで、「こいつは獲物だ」と見分けることができるのです。
メンヘラ男子の特徴3個[連絡・メール・LINE編]
■1. 連絡がマメ過ぎる
メンヘラ男子は、自分だけを見て欲しい、特別な存在だと認識されたいという思いから、連絡が非常にマメです。連絡を取り合う回数が多いほど、親しい間柄になれると信じているからです。また、マメな連絡は「こんなに君のことを考えてメッセージを送っている」「君のことを気にかけている」というアプローチでもあります。
構って君で寂しがり屋なメンヘラ男子にとって、ネット社会は自分の欲求を満たしやすい時代です。ターゲットが見つかるまでは、空いた時間色々な人にメッセージを送ります。そして、「自分はこんなに人とつながっている」「自分は皆に許容されている」ということを確認し、寂しさを紛らわしているのです。
■2. LINEの返信が秒単位でくる
メンヘラ男子にとって、スマホは自分の分身のようなもの。常に肌身離さず、いつ誰から連絡がきてもいいようにスタンバっています。LINEがくれば、即既読、即レスが基本です。また、メンヘラ男子はLINEの即既読、即レスを常識だと思っているので、自分のメッセージに対して既読やレスに時間がかかると、不安に襲われ情緒不安定になります。
返信がくるのが待ちきれず、連続してメッセージを送ってくることもあります。LINEの返信が常に秒速で、しかも度々返信の催促があるようなら、かなりの高確率でメンヘラ男子です。
■3. 独り言LINEが多い
メンヘラ男子の構って君状態は、LINEの文面にも顕著に表れます。「今会社」「仕事終わったところ」「そろそろ寝ようかな」など、付き合ってもいないのに、返信に困るような独り言LINEメッセージを送りつけてきます。
受け取る方は「だから、何?」ですよね。だからといって、返信をせずに放置すると、今度は「お~い、寝てるの?」など、こちらの状況を確認しようとしてきます。あまりのしつこさにレスすると、喜んで秒速で更にレスがきて、チャット状態に持ち込まれるので注意が必要です。
メンヘラ男子の特徴4個[SNS編]
■1. SNSの更新過多
メンヘラ男子はせっせとSNSを更新して、自分のリア充アピールすることが多いです。承認欲求が強いメンヘラ男子にとって、SNSは絶好のアイテム。暇さえあれば更新して、「イイね!」を貰うことに必死になります。そのためには労力を惜しみません。
SNSのために出かけたり、何かを購入したりします。それだけではなく、SNSを使って「体調が悪い…病院行こうかな」「今日最悪のことが起こった。オレはもうダメだ」など、ネガティブワードを発信し、周囲を心配させ注目を集めようとするケースもあります。
■2. 自撮り好き
自撮り好きな女性は少なくありませんが、男性で自撮りして頻繁にSNSにアップするタイプは少数派です。そして、この少数派の中のかなりの割合が、メンヘラ男子の要素を持っています。メンヘラ男子はコンプレックスがあるのに、基本自分が好きでナルシスト。自分を良く見せるためなら、あらゆる工夫をします。だから、日々自撮りテクニックを磨き、奇跡の1枚をSNSにアップして、それを見て自己満足に浸るのです。
・SNSやブログに自撮り写真が多い
・LINEのプロフィール画像が自撮りで良く更新される
・スマホには自撮り画像が満載
この3つの条件が全て揃っているなら、メンヘラ男子の可能性がかなり高いです。
■3. 軽くポエマー
メンヘラ男子はナルシストな一面を持っていて、自分が置かれた状況にすぐ酔えるという特技があります。そのため、SNSの投稿やツイッターのつぶやきが芝居がかっていて、ちょっとしたポエムのようになりがちです。メンヘラ男子が作り出す文章からは、自己陶酔の臭いがプンプンするのです。
■4. ネットと本人のキャラにギャップがある
ネットだけの繋がりの人と実際に会うと、ギャップを感じるというのは良くあることですが、メンヘラ男子の場合、この逆のことが言えます。きっかけがあり、メンヘラ男子とLINEやSNSで繋がり、文字のやり取りが始まると、「あなただれ?」とツッコミを入れたくなるくらい、キャラにギャップがあることが多いのです。
・面と向かっている時は無口なのに、LINEやSNSでは饒舌
・LINEになると、とたんに口調が馴れ馴れしくなる
・普段は消極的なのに、SNSでの発言は大胆
このように、ネットと本人のギャップが大きいなら、メンヘラ男子かもしれないので要注意です。
メンヘラ男子から好かれる女性の特徴
メンヘラ男子から好かれる女性の特徴として真っ先に挙げられるのが優しい人です。メンヘラ男子は反論されたり、否定されたりするとかなり傷ついてしまいます。そのため自分を守るために攻撃してこない優しい女性を選ぶという特性があるのです。言い争いが苦手な人や大人しいと言われる女性は、メンヘラ男子に狙われやすいため注意しましょう。
また、依存性のある人もメンヘラ男子に好かれてしまいます。恋愛をすると恋人に依存してしまい、相手のためだけに生きるというような人は、メンヘラ男子と性質が似た存在です。メンヘラ男子が異常なほど束縛してきても「私を愛しているから束縛するんだ」と喜んでしまうでしょう。相性の良い二人ではありますが、その恋は危険な恋ですのでメンヘラ男子にはまってしまわないように注意しておきましょう。
メンヘラ男子の対処方法6個
付き合いが深くなればなるほど面倒なことが増えるメンヘラ男子。運悪く仕事や学校など、避けようのない場所でメンヘラ男子に出会ってしまったら、どのように対処したら良いのでしょうか。メンヘラ男子の正しい対処方法を紹介します。
■1. 接触は必要最低限にする
メンヘラ男子は構って君です。ありとあらゆる手で、周囲の注目を集めようとします。用がなくても、用があるふりをして、あなたの周囲をウロウロするかもしれません。だけど、メンヘラ男子の手に乗ってはいけないのです。どんなにメンヘラ男子が構ってアピールをしても、必要がなければノーリアクション、これが基本です。メンヘラ男子は精神力が弱いので、何度かアピールしても反応ゼロの相手に対して、しつこくアピールを繰り返すガッツはありません。「この人は、自分を構ってくれない冷たい人」そうメンヘラ男子に思わせるのが、最大の防御法と言えます。
しかし、面倒なのはメンヘラ男子が非常に嫉妬深いということ。メンヘラ男子だけに冷たくして、他の相手と親しくすると、被害妄想を膨らませたメンヘラ男子が「僕だけが辛くあたられる。いじめられている」と、あなたの悪口を振りまくリスクがあります。だから、メンヘラ男子のアピールには「気付かないフリ」が一番です。露骨に避けてはいけません。そして接触が必要な時は、他の人と変わらず笑顔で、でも簡潔に必要最低限にとどめるようにしましょう。
■2. 話半分に聞き流す
メンヘラ男子は人の気を惹きたくて、ネガティブな発言をして心配させようとしたり、逆に自慢話をして自分を大きく見せたりします。情緒不安定なので、その時の気分によって発言内容はコロコロと変わります。メンヘラ男子の話を真剣に聞いていると、たくさんの矛盾点に気付くことでしょう。思わず、「あれ?昨日と言ってること真逆じゃない?」と、ツッコミを入れたくなるかもしれません。
しかし、メンヘラ男子の話に正面から付き合うと、聞いている側がただただ疲弊します。メンヘラ男子に正論を叩きつけても、のらりくらりとかわされるだけですし、「何とかしてあげよう」と思ってアドバイスしても、メンヘラ男子がそれを受けて成長することは見込めません。メンヘラ男子の目的は、自分に注目を集めたいだけで、どんなに悩みを口にしていても、本人にそれを解決しようという意欲はないのです。
だから、メンヘラ男子の話は聞き流すのが鉄則です。どうしても一定時間一緒にいなければならない時は、あなたからの発言を控え、ひたすらメンヘル男子の話を「ふ~ん」「そうなんだ~」と聞き流しましょう。あなたが気のない返事で聞き流していれば、メンヘラ男子もそれを察します。そして、自分の手口には乗らないタイプだと、メンヘラ男子の方から距離をとってくれます。
■3. 同調しない
メンタルが弱いメンヘラ男子は、人の同情を買うのが得意です。自分の不幸自慢をし、「こんなに頑張っているのに報われないオレ」というアピールをして、相手から「そんなことないよ」という言葉を引き出そうとします。また、時には人間関係に恵まれないことを嘆き、名指しで陰口を吐くこともあります。これらの話も聞き流すのが基本ですが、相槌には注意が必要です。
・そうだよね。
・わかるよ。
・私も同じ経験したことあるよ。
など、同調するような返事はご法度です。相手が自分の話に同調すると、メンヘラ男子はもっともっと共感して欲しくて、自分の話が止まらなくなります。場合によっては、陰口に同調したと誤解され、同じ敵を持つ仲間だと思われてしまいます。
更に、メンヘラ男子は自分の話に根気よく付き合ってくれた相手を「優しい人」と認識し、グイグイと距離を縮めてこようとするのです。こうなってしまうと、一定の距離感を自然に保つのが難しくなってしまいます。だから、メンヘラ男子の話を聞く時は決して同調せず、「あなたはそういう考え方なのね」と、一歩引いて聞き流すようにしましょう。
■4. 自分の意見を主張しない
メンヘラ男子がするネガティブな話には、着地点がありません。不安や不満を口にするだけで、その解決策には一生辿り着きません。それをもどかしく思い、「こうすればいいじゃないか」と言いたくなる人もいることでしょう。しかし、メンヘラ男子に真正面から意見をぶつけと、その内容に関わらず、面倒なことになりやすいので注意が必要です。
・同調意見を言えば仲間と認識されなつかれる
・反対意見を言えば自分を否定されたと過度に反応する
・アドバイスを言えば「でも」「だって」と言い訳して堂々巡りになる
どれをとっても、メンヘラ男子との話を長くしてしまうだけです。メンヘラ男子は相手の発言を脳内で都合良く変換するので、その意見がどんなものであれ、「自分の魅力が相手の言葉を引き出した」と受け取ってしまいます。メンヘラ男子にとって、どんな形であれ、自分に反応してくれる人は貴重な存在なのです。構ってくれているのですから。
逆に、自分に無関心な相手は、メンヘラ男子も深追いしません。元々コミュニケーション能力が低いですから、相手からの意見も反応もないのに、そこから話を広げるのが困難なのです。もちろん、困難な相手を自分に振り向かせようと努力や労力をかける気力は、メンヘラ男子にはありません。だから、メンヘラ男子の発言に突っ込みを入れたい時は、心の中だけで止めておくのが良いのです。
■5. 判断を上に投げる
上手くかわしているつもりでも、メンヘラ男子から、「どう思う?」「こうした方がいいかな?」など、具体的な質問を投げかけられることがあります。迂闊にこの問いに答えると、「君が言ったとおりにしたのに上手くいかなかった」と、責任を押し付けられたり、「僕のことを考えてくれてありがとう」と、特別な感情を持たれたりして、厄介なことになり兼ねません。だから、メンヘラ男子からの質問は、「私には難しくてわからない」と答えるのが正解です。
しかし、「わからない」では逃げられないこともあるでしょう。例えばメンヘラ男子と仕事で組むことになった場合、仕事についての相談を持ちかけられれば、無下にすることはできません。とは言え、安易に質問に答えて、後で責任転嫁をされたら災難です。「この人は自分を助けてくれる」と認識され、寄りかかられたらもっと災難です。それを回避するためには、周囲を巻き込むのが得策です。仕事関係なら上司に判断してもらいましょう。
メンヘラ男子は自分を助けてくれ、優しくしてくれ、甘えさせてくれる存在を常に探しています。自分に白羽の矢がたたないように、上手に逃げ回ってください。
■6. 断る時は笑顔で簡潔に毅然にする
被害妄想気味のメンヘラ男子は、断られただけで、「自分を嫌っている」「人によって態度を変える嫌なヤツ」など、軽く相手を恨むことがあります。そして、それをネタに「自分はいじめられている」と、悲劇のヒーローとなり、周囲の同情を集めようとします。あることないこと言い触らされて、悪い噂がたったら大変です。でも、それを恐れてメンヘラ男子の要求に応えたら思うツボです。だから、メンヘラ男子からの要求は上手に断らなければなりません。
・笑顔で感じ良く断る
・理由をダラダラ述べず簡潔に断る
・毅然と言い切る形で断る
・断ったら即刻話を終了させる
この4つが、メンヘラ男子への上手な断り方です。そして、この断り方は、メンヘラ男子に限らず、一定の距離を保ちたい相手への上手な断り方でもあります。つけいる隙を与えないというのがポイントです。
メンヘラ男子に巻き込まれないためには、自分が上手になるしかありません。彼らのペースに巻き込まれないよう自分をしっかり持って、非の打ち所のない態度で接しましょう。
メンヘラ男子と結婚したら起こりそうなこと5個
メンヘラ男子と付き合っている女性もいるでしょう。その生活に不満がなければ結婚という選択肢も出てくるものです。基本的に本人の問題ですが、メンヘラ男子と結婚となると様々なリスクが想定されます。いったいメンヘラ男子と結婚したらどのようなことが起きるのでしょうか。
■1. 自由に外出できない
メンヘラ男子はとにかく恋人を束縛します。それは結婚してからも変わりませんし、夫婦という関係性になることでさらに強くなるかもしれません。毎日仕事場と家を往復するだけで、夫と一緒でなければ自由な外出を許してもらえなくなる可能性もあるのです。同窓会や友達とのランチも行けなくなりますし、ストレスも溜まっていくでしょう。その結果、牢獄に閉じ込められたような毎日を過ごすことになる可能性があります。
しかしこれはあくまで可能性の話です。メンヘラ男子全員がここまで束縛をするわけではありません。しかしある程度の束縛はされることになるため、結婚するのであればそのことを覚悟しておきましょう。現在メンヘラ彼氏から受けている束縛が、さらに強くなったことを想像して結婚を決断してください。
■2. 経済的に困窮する
メンヘラ男子は精神が不安定ですので、今の仕事がいつまで続くかわかりません。ある日家に帰ってきたら突然「仕事辞めたから」と報告してくる可能性さえあります。そのような状況になれば、あなたが生活するためのお金を稼ぐしかありません。しかしメンヘラな夫は再就職もせず、家でゴロゴロし続けることになる可能性もあります。そうなれば経済的に困窮することになるでしょう。
仕事が安定しないというのはメンヘラ男の特徴です。今の彼氏が仕事を好きであったり、経済的に余裕があったりするのであれば問題はありません。しかしそうではない場合、お金で苦労するリスクがあることを決して忘れないようにしましょう。
■3. 別れようと思っても別れられない
メンヘラ男子が一番面倒なときは別れるときです。メンヘラ男子は恋人関係であってもしつこく追い回し、ストーカーになってしまうことさえあります。そしてそれが夫婦であれば、なおさらしつこくされることになるでしょう。あなたが別れたいと思っても相手はなかなか承諾せず、裁判をしなければ別れられない状態となるかもしれません。
彼はメンヘラですから、妻であるあなたを精神的な支えとしています。それを簡単に手放すことはないでしょう。もちろん別れようと思わなければ、このような事態を招くことはありませんが、そのリスクは覚悟しておいたほうが良いです。
■4. 妻もメンヘラになる
メンヘラ男子と結婚すると妻もメンヘラになってしまう可能性があります。先にも記述したようにメンヘラ男子は束縛したり、仕事が安定しなかったりと妻にとって大きな負担となる行動を取るものです。その結果、あなたは強いストレスを抱え、精神的に病んでしまうかもしれません。
このような状態になってしまえば常に不安を抱えてしまったり、人と会話できなくなったりするでしょう。夫のメンヘラ状態よりもひどい状態であるにも関わらず、夫が気遣ってくれることはありません。大きな苦しみを抱えたまま生きて行かなければならなくなります。
■5. メンヘラが治る
メンヘラ男子と結婚したからといって必ずしも悪いことは起きるわけではありません。場合によっては夫のメンヘラが治ることもあります。メンヘラ男子は認められたい欲求や他人の目を気にする性格を持っています。しかし結婚したということは、あなたから認められ、他人に自慢できる妻を手に入れたということです。
つまり、メンヘラ男子が欲しいものを全て手に入れた状態となるため、これまでのメンヘラ行動がなくなり、良い夫となってくれる可能性もあるのです。しかし結婚したからといって必ずしもメンヘラが治るわけではありません。これを期待して結婚を決めることだけはしないでください。
メンヘラ男子と付き合った後の別れ方
メンヘラ男子には、相手を問わず構ってもらおうとするタイプと、親しくなった相手だけにメンヘラ全開なタイプがいます。そして、後者の場合、程々の付き合いではメンヘラ男子だと気付くことが難しいです。そのため、付き合ってからメンヘラ男子だと気付くケースがあります。しかし、時遅し…。メンヘラ男子は自分を受け入れてくれた彼女を簡単に手放すことはありません。あの手この手で独占しようとし、彼女が音を上げて別れを臭わすと、ストーカーに転じることもあるのです。
付き合った相手がメンヘラ男子だった時、どのような方法で別れればトラブルを防ぐことができるのでしょうか。メンヘラ男子との別れ方を解説します。
■1. 嫌われるように仕掛ける
メンヘラ男子と上手に別れたいなら、「相手に別れ話をさせる」というのが、一番穏便な方法です。そのためには、メンヘラ男子に嫌われるよう、様々な策を仕掛ける必要があります。メンヘラ男子と付き合う女性は、心優しく、情が深く、更に流されやすいタイプが多いですから、相手に嫌われるような行為をするのは気が引けるかもしれませんね。だけど、自分のためだと思って、割り切って行動しましょう。
何をすればメンヘラ男子に嫌われるのか、付き合っているあなたが一番良く知っていることでしょう。下品な女が嫌いなら下品な行為を、ズボラな女が嫌いならズボラな行為をすれば良いのです。「お前がそんな女だとは思わなかった」と言わせれば、この作戦は成功です。
■2. 自分以外に興味を持つよう仕向ける
メンヘラ男子から別れ話をさせる方法がもう1つあります。自分以外の女性に興味が持つよう仕向けるのです。メンヘラ男子を様々な場所に連れ出しましょう。一緒に社会人サークルに参加したり、スポーツをしたり、人の輪が広がるような場所に出向くと良いでしょう。時にはあなたが飲み会を企画して、メンヘラ彼氏を含めて皆で親交を深めるというのもありです。ただし、直接の友人にメンヘラ彼氏を押し付ける形にならないよう、メンバー選びには配慮が必要です。
メンヘラ男子は、自分を甘えさせてくれ、自分の言いつけを守る彼女を欲しています。簡単な方法ではありませんが、上手く彼のお眼鏡にかなう女性をあてがうことができれば、円満に別れることができるでしょう。
■3. 間に第三者を挟む
メンヘラ彼氏があなたに執着している場合、相手から別れを切り出すよう仕向けるのは難しいかもしれません。そんな時は、間に第三者を挟んで別れ話を展開させていきましょう。メンヘラ男子と付き合う女性は、心優しく情に深く、しかも流されやすいタイプが多いです。意を決して別れ話をしても、結局メンヘラ彼氏に言いくるめられてしまう可能性があります。また、メンヘラ男子が別れ話にブチ切れて、妙な行動をおこさないとも限りません。お互い冷静さを保つためにも、第三者を挟むのは大事です。
ただし、いきなりの別れ話はいけません。メンタルが弱いメンヘラ彼氏は、あなたの存在に支えられています。その支えを急に失うかもしれないと思った時、どんな行動に出るのかわかりません。メンヘラ男子と別れたいなら、少しずつ距離をとり、「あれ?もしかして彼女は自分から離れようとしているのか?」と、心の準備をさせることが大切です。その上で、周囲を味方につけ、メンヘラ男子が壊れた行動を起こさないよう、冷静に理性的に別れ話を進めていきましょう。第三者にメンヘラ彼氏が別れに応じるよう、説得をお願いすると良いでしょう。
まとめ
メンヘラ男子はとても自己中心的な考えの持ち主です。だから、どんなに隠そうとしても、言葉や行動にメンヘラな部分が表れます。しかし、メンヘラ男性はターゲットを見つけるために、最初は優しく親切なことが多いので、女性は「ちょっと気になるところがあるけど、私の気のせいかな」と、せっかく気付いても自らそれを否定してしまうことがあります。
直感は大切です。どんなに素敵な部分があっても、「恐い」「不自然」と感じるなら、自分の直感を信じてくださいね。