身近な人や仲良かった人が亡くなってしまったという場合、亡くなった人のために何かをしてあげたいと思いますよね。
しかし亡くなった人に何をすれば良いのかもわかりませんし、間違ったことをしてしまえばむしろ苦しめてしまうのではないかと不安になってしまいます。
そこでこの記事では、亡くなった人が喜ぶこととはどのようなことなのか、紹介していきたいと思います。
亡くなった人のためにできることは?
身近な人が亡くなれば、強い悲しみを感じますし、なかには何かしてあげられることはなかったのかと後悔してしまうこともありますよね。そのようなときは、せめて亡くなってから何かしてあげたいと思うものです。
亡くなった人は霊体になり、あなたのそばにいたり、守護霊になったりすることがあります。実際に亡くなった後に、故人の気配を感じたり、メッセージを受け取ったりする人もいます。
そのため、亡くなってからでも故人のためにやれることをやれば、喜んでくれるのです。
亡くなった人が喜ぶこと12選
亡くなった人に喜んでもらうためには、いったい何をすればiいいのでしょうか。そこでここからは、亡くなった人が喜ぶことを紹介していきます。
■1. しっかり供養する
亡くなった人が喜ぶこととしては、しっかり供養するというものがあります。宗教によって様々な供養の方法がありますが、基本的には気持ちがこもっていれば、どのような方法でも良いです。その作法に従って、しっかり供養してあげましょう。
正しく供養をすることで、故人はしっかり成仏できるようになります。そのため、お墓参りにも定期的に行くようにしてください。また、故人が好む供養の方法で供養するということも大切なことです。
■2. 前を向いて生きる
前を向いて生きるというのも、亡くなった人が喜ぶことです。親しい人が亡くなってしまったことで落ち込んでしまったり、後悔に苛まれてしまったりする人もいますよね。しかしそのようなことでは、亡くなった人は喜びません。
故人はまだ生きている大切な人が、明るく自分の人生を歩むことを願っています。そのため、故人を悼みながらも、しっかり前を向いて生きるということが大切になってくるのです。
■3. 亡くなった人の大切な物を使う
亡くなった人の大切な物を使うというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人が普段から大切にしていた物や、いつも身につけていた物などを、あなたが大切に使ってくれると故人は喜びます。
亡くなった人にとってそれは思い入れのあるものですから、やはり大切にして欲しいのです。使用するのはどうなのかと思ってしまう人もいるかもしれませんが、故人にとって大切な人であるあなたに使ってもらえれば、嬉しいものです。そのため、大切に使ってください。
■4. 亡くなった人との思い出を回想する
亡くなった人との思い出を回想するというのも、亡くなった人が喜ぶことです。故人のことを思い出し、楽しかった思い出を回想してみてください。そのようにしてあなたが楽しい気持ちになれば、故人も喜びます。
故人を思い出すことで、悲しいことも思い出してしまうかもしれませんが、それで悲しい気持ちになってしまうと故人も悲しみます。そのため、友人や家族と故人の思い出を楽しく語ったり、回想してみたりしてみてください。
■5. 亡くなった人がしたかったことをする
亡くなった人がしたかったことをするというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人が叶えたかった夢や、目標としていたことがありますよね。そのようなことをあなたが代わりにしてあげることで、故人は喜びます。
故人本人が何かをできるわけではありませんが、あなたの気持ちはしっかり伝わりますよね。あなたを通して、故人も実際にそれをやれたような気持ちになれるため、喜んでくれます。
■6. 亡くなった人の幸せを願う
亡くなった人の幸せを願うというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人のことを時々思い出して、天国で幸せに過ごして欲しいと願うことで、故人は喜んでくれます。
そのようにして故人を思い出してくれるだけでも、故人にとっては嬉しいことです。そこにポジティブな気持ちが込められていれば、さらに喜びを感じられるため、前向きな気持ちで故人を思い出してみてください。
■7. 亡くなった人にとっての大切な人を守る
亡くなった人にとっての大切な人を守るというのも、亡くなった人が喜ぶこととなります。亡くなった人の心残りとしては、残された家族や恋人ですよね。そのような人たちが、いつまでも悲しんだままだと、故人も悲しくなってしまいます。
そのため、亡くなった人にとっての大切な人をしっかりフォローし、元気づけてあげるようにしましょう。そうすることで故人も喜んでくれます。
■8. 亡くなった人からのメッセージを受け取る
亡くなった人からのメッセージを受け取るというのも、故人が喜ぶことです。亡くなった人は霊体となり、大切な人の守護霊になったり、そばにいたりすることも多いです。そのようなときは、大切な人にメッセージを送っていることがあります。
しかしそのメッセージはわかりにくいため、なかには気付けないという人もいるものです。そのため、このメッセージを正しく解釈し、しっかり受け取ることで故人も喜んでくれます。
■9. 亡くなった人のことを忘れない
亡くなった人のことを忘れないというのも、亡くなった人が喜ぶこととなります。亡くなった人のことを時々思い出し、その存在をいつまでも忘れないでいてくれるだけで、故人にとっては嬉しいことです。そのため、定期的に墓参りに行ったり、思い出したりしてあげてください。
■10. 亡くなった人との思い出の場所に行く
亡くなった人との思い出の場所に行くというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人はあなたの近くにいることも多いため、思い出の場所に行けば、故人をその場所に連れていくことができます。
あなたがそれだけ思ってくれているということも嬉しいですし、思い出の場所に来れた喜びも感じるでしょう。ただし、悲しんでしまうと故人も寂しくなってしまうため、ポジティブな気持ちで思い出の場所に行くようにしてください。
■11. 亡くなった人に感謝する
亡くなった人に感謝するというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人がこれまでにしてくれたことや、一緒の時間をこれまで過ごせたことに、しっかり感謝するようにしましょう。
あなたのその感謝は、亡くなった人にしっかり伝わります。その感謝によって、亡くなった人も喜びを感じ、安らかな時間を過ごせるようになるものです。
■12. 亡くなった人から得た学びを活用する
亡くなった人から得た学びを活用するというのも、亡くなった人が喜ぶことです。亡くなった人から生前、教えられたことや学んだことがあるでしょう。そのため、あなたはそれを胸に刻み、今後の人生に活かしていってください。
そうしてあなたが生きていけば、亡くなった人が生きていた証がずっと残りますよね。それは亡くなった人にとって大きな喜びとなるため、心がけておきましょう。
亡くなった人は見守ってくれている?
亡くなった人は、大切な人や身近な人をずっと見守ってくれています。守護霊となってあなたを守ってくれる場合もありますし、あなたに何かメッセージを届けようとしている場合もあるものです。
しかし必ずしもずっと見守ってくれているとは限りません。いつか成仏し、新しい命へと生まれ変わっていきます。
ただし、新しい命に生まれ変わった結果、再度あなたと再会するということもあるものです。それがあなたの子供ということもあれば、ペットという場合もあります。そのため、亡くなった人とずっと一緒にいれるということもあるのです。
亡くなった人に話しかけてはいけない?
亡くなった人に話しかけてはいけないと言われますが、これは相手が亡くなった人だとは限らないからです。私たちは亡くなった人を見ることができるわけではないので、霊が近くにいそうだと感じれば、誰にでも話しかけてしまいますよね。
しかし時として、それが悪霊であったり、あなたに悪意を持って近づいた霊である場合もあります。悪霊はあなたの親しい人のフリをして、あなたに近づくため、それにより悪霊の被害に遭ってしまう可能性があるのです。
仏壇やお墓で亡くなった人に話しかければ、しっかり本人がメッセージを受け取ってくれます。そのため、話しかけるときは仏壇やお墓の前のみで行うようにしましょう。
亡くなった人に気持ちを伝える方法
亡くなった人に気持ちを伝える方法としては、仏壇やお墓でメッセージを言葉にして伝えるという方法があります。
伝えたいことを心の中で思っているだけでは伝わらないこともあるため、伝えたい言葉があるのであれば、しっかり声に出すようにしましょう。それだけで気持ちを伝えることができます。
亡くなった人にしっかりそれが伝わったかどうかを確認したい、またその返事が聞きたいという場合は、霊能者を頼りましょう。
まとめ
亡くなった人が喜ぶことを紹介してきましたが、亡くなった人を悼む気持ちがしっかりあれば故人は喜んでくれます。
つまり、それほど深く悩む必要はないということです。そのため、亡くなった人のことを真摯に想い、自分ができることをやっていきましょう。