サイコパス男性の特徴25個！恋愛・結婚・LINE・モテる

社交的で親切なのに、どことなく怖さを感じる男性がいるなら、サイコパスかもしれません。知らずに親しくなると、サイコパス男性に利用されて、辛い状況に陥るリスクがあります。

そこで今回は、サイコパス男性の特徴を詳しく解説していきましょう。

サイコパスとは、良心が欠如した人を意味します。共感力が低く、自分の利益のためなら平気で人を騙して陥れるのが特徴です。「サイコパス＝凶悪犯罪者」のイメージがありますが、必ずしも犯罪に走るわけではありません。

むしろ、「犯罪してもデメリットしかない」と判断し、法を犯さない方法で自分の利益を追求します。サイコパスはとても狡猾なのです。

サイコパスには「反社会性パーソナリティ障害（ASPD）」という正式診断名があります。アメリカは人口の約0.2～3.3％の有病率です。

男女比は6対1で、男性の方が圧倒的にサイコパス率が高いです。なお、日本はアメリカよりサイコパス率は低いと言われています。国によってサイコパスの割合には違いがあるようです。

サイコパス男性には、以下のような特徴があります。当てはまる項目が多いほど、サイコパス度は高まります。

（1）口が達者
（2）営業トークが上手い
（3）社交辞令が上手い
（4）意外と社交的
（5）支配的
（6）利己的
（7）自己中心的
（8）合理主義者
（9）自慢話が多い
（10）論破するのが好き

（11）弱者を簡単に切り捨てる
（12）目的のためなら手段を選ばない
（13）リーダーシップがある
（14）ずる賢い
（15）衝動性が強い
（16）嘘が多い
（17）言い訳が多い
（18）責任転嫁する
（19）良心や善意がない
（20）罪悪感がない

（21）共感力がない
（22）冷酷で薄情
（23）刺激的なことが好き
（24）ハマりやすい
（25）飽きっぽい

サイコパス男性は一見社交的です。人見知りせず口が達者で、自分からにこやかに話しかけます。第一印象は「感じがいい人」に映るでしょう。しかし、サイコパス男性が社交的なのは、人脈を作るのが目的です。

会話をしつつ、相手の情報を探り、自分にとって利益があるかを判断しています。「利用価値なし」とわかると、とたんにそっけなくなるのが特徴です。自分の行動で相手が傷ついても、一切気にしません。本性は冷酷非道なのです。

また、嘘が多く、しかも罪悪感がないので、平気で人を騙します。自分に甘く、責任追及されても言い訳して逃げてしまいます。その他、刺激的なことが好きで、衝動性が強いのもサイコパス男性の特性です。興味が出ると一気にハマりますが、飽きるのも早いです。

いろいろな問題を抱えていますが、サイコパス男性の目的が周囲と一致したとき、素晴らしい能力を発揮します。強いリーダーシップで周囲を引っ張り、高い成果を出すので、有能と評価されるサイコパス男性は少なくありません。

サイコパス男性は自分の外見を気にかけています。なぜならば、身なりを良くした方が、周囲から好印象で、コントロールしやすくなるからです。洗練されて清潔感があるファッションを身にまとい、堂々としています。わかりやすくお金をかけ、ハイスペックに装っています。

社交的でコミュニケーションが高く、初対面の相手でもにこやかに礼儀正しく接します。しかし、全ては自分の利益のため。相手への思いやりや気遣いではありません。

そのため、よく見ると目の奥が冷たく光っています。また、意識的に笑顔を作っていないときは、表情がスッと消えるのも特徴です。常に周囲を観察しているため、瞳孔が開いていることも多いです。

サイコパス男性はナルシストで自信家。「自分は何をやっても許される」「自分が成功するのは当たり前」「周囲は自分のために存在する」と思っています。

権力主義で野心家です。向上心が高く努力するタイプですが、やり方が非道なのが問題と言えるでしょう。

共感力がないため、自分が「こうだ」と思ったら突っ走ります。良い方向に働けば素晴らしいリーダーシップを発揮しますが、道を外すと独裁者と化します。良くも悪くも目的しか見えていないので、本人の技量がないと、自分のやり方を通そうとしても上手く行かず、周囲への怒りを募らせていくのが恐ろしいところです。

サイコパス男性の恋愛傾向には、以下のような特徴があります。

・思わせぶりな態度が多い
・基本は肉食系
・平気で浮気する
・男尊女卑
・モラハラ気質
・束縛が強い

女性の好意を自分に向けた方が都合がいいので、思わせぶりな態度が多いです。期待を持たせるけど決定的な発言はせず、常に自分の逃げ道を作りながら女性をコントロールしようとします。

基本は肉食系で、自分からアプローチします。男尊女卑思考で、いざ交際が始まると、モラハラ彼氏に豹変するのは良くあること。彼女を支配下に置き、コントロールすることに喜びを感じます。

しかし、根底に愛情がないので、恋愛に飽きるのも早いです。次から次へと新しい女性を口説き、二股三股は当たり前。平然と浮気します。彼女への誠意や思いやりがないので交際が続かず、短い恋愛を繰り返すのが特徴です。

サイコパス男性のLINEは、プライベートなのにビジネスっぽい雰囲気があります。共感力に乏しく雑談が苦手なので、どうしても理路整然とした文章になってしまうのです。

それでも、女性を喜ばせるためには共感が必要だと理解しているサイコパス男性は、「そうだね」「同じだよ」と、短く同意のメッセージを送ります。寄り添ってくれているようで、掘り下げると反応が悪くなるのが、サイコパス男性の特徴です。

また、プライドが高いので、自分のLINEに批判や指摘が入ると、気分を害してしまいます。「じゃあ、別にいいよ」と突き放したり、いきなり既読スルーになったりするのはあるあるです。そのままフェードアウトすることもありますが、「やっぱり利用価値あり」と判断すると、何事もなかったかのように親しげにLINEを送ってきます。

一見オシャレで清潔感があり、堂々とした自信のある姿は、女性に高い好感度を与えます。手段を選ばず高みに上ろうとするため、そこそこの社会的地位を獲得しているケースも多く、しかも恋愛では肉食系なので、モテるサイコパス男性はとても多いです。

しかし、サイコパスが女性に優しいのは表面上だけ。深く関わって痛い目を見る女性は後を絶ちません。サイコパス男性は確かにモテますが、同時に悪い噂が広まるのも良くあることです。男性に悪い噂がある場合「モテない人が嫉妬しているだけ」と思わず、真実について追及した方が良いでしょう。

サイコパス男性は利用価値が高い女性が好きです。具体的には、以下のような女性です。

・見栄えが良く、自分の隣に置いておくと優越感を得られる
・頭が良く、自分に有用な情報を与えてくれる
・経済状況が良く、自分に金銭的な利益を与えてくれる
・健康状態が良く、酷使しても使い減りしない
・人間関係が広く、自分に優良なコネを紹介してくれる
・素直で柔順で、自分の発言に逆らわない
・気遣い上手で、言わなくても先回りしてあれこれやってくれる

全ては損得勘定です。純粋な人への愛着はないと言っても良いでしょう。しかし、自分に大きな利益を与えてくれる女性は、サイコパス男性にとって必要な存在です。「失いたくない」という思いから、他の女性とは違う特別扱いをすることもあります。男性の本性を知らなければ、優しく深い愛情だと感じるかもしれません。

サイコパス男性に本命がいるとすれば、代わりがなく、一生傍に置いておきたいと思う女性でしょう。自分にとって確実に長期的な利益をもたらす女性だと判断すると、サイコパス男性は手放さないようにあの手この手を尽くします。周囲からは本命に見えるでしょう。

しかし、サイコパス男性は利己的で自己中心的です。現時点で「君が一番」という本命がいたとしても、それ以上に利用価値が高い女性が現れれば、ためらいなく乗り換えます。交際期間の長さは関係ありません。大切な彼女が、一瞬でいらない存在になるのが、サイコパス男性の残酷さです。

サイコパス男性が一番大事なのは自分です。「自分より愛する」という意味では、本気の恋愛はしないと言えるでしょう。しかし、恋愛感情がないわけではありません。1人の女性に恋をして、「彼女と一緒にいることが自分にとって最高の幸せ」と思えば、強い執着を示します。

ただし、「彼女の笑顔が自分の幸せ」と思うかどうかは男性次第。「彼女が自分を愛する状況を作りたい」と感情が暴走すれば、モラハラ気質は大爆発します。彼女を言葉巧みに洗脳し、周囲との接触を禁止し、自分と彼女2人だけの世界を作ろうとするのです。

彼女の気持ちなど一切考慮せず、「自分が望むように彼女が動けば良い」と思ったときのサイコパス男性は、女性を不幸にする存在です。

サイコパス男性が結婚を決意するのは、大きなメリットを感じたときです。既婚者になることで周囲の信頼が高まり、妻という家政婦を手に入れ、その上で妻の人脈を利用できるなら、進んで結婚しようとするでしょう。

「好きなだけでは結婚できない」というのは、誰もが思うことですが、サイコパス男性は完全に愛よりお金、自分に有利な環境を優先します。

そのため、サイコパス男性と平和な結婚生活を送るには、お互いの利害関係が一致しなければなりません。政略結婚のように目的がハッキリしているならば、共同経営者のように協力して結婚生活が送れるでしょう。

しかし、サイコパス男性が妻をストレスのはけ口目的とした場合、非常に辛い結婚生活になります。モラハラやDVのリスクも高いので、結婚には慎重になった方が良いでしょう。

サイコパス男性の共感力のなさは、仕事で有利に働くケースが多いです。同調圧力や前例主義の影響を受けず、冷静に論理的かつ効率的に、目標を達成するための方法を考えて実行できるからです。

サイコパス男性には「皆に合わせて」「前からそうだから」という意見が通用しません。無駄が大嫌いな合理主義者で、しかも自分の方法が正しいと思っているので、反対意見を論破します。口が達者なサイコパス男性にとって、周囲を納得させるのは造作もないことなのです。仕事の成果を出すので、評価は高くなります。

しかし、強引なやり方をするので、職場にはアンチも多いです。サイコパス男性の技量によっては、周囲の協力を得られず、職場で孤立してしまうこともあります。

サイコパス男性が身近にいるなら、以下のように対処しましょう。

・できるだけ距離を取る
・表面上は認めたポーズをとる
・関わる場合は、付け入る隙を与えない
・親切心を見せてはいけない
・論理的、理性的に会話をする
・毅然と拒否する

用がなければ関わらないのは、基本中の基本です。サイコパス男性に存在を認識されないのが、最大の対処法と言えます。しかし、関わる必要があれば、サイコパス男性のターゲットにされないように、付け入る隙を与えない対策が必要です。

事務的に対応しつつ、ときどき相手を褒めて「敵ではない」と認識させます。その上で、親切心を見せず、論理的な会話を心がけるのです。要求をされたら、仏心を出さずに毅然と拒否しましょう。

サイコパス男性は社会的に高い地位を獲得するケースが多いです。能力が高いサイコパス男性は、自分の異常性を上手に隠し、社会に順応するテクニックを持っています。気付かれないように周囲をコントロールし、利益を得て社会的な成功を収めていきます。周囲も羨む人生を送っているサイコパス男性もいるでしょう。

一方で、要求は高いけど上手く通せず、社会から孤立していくサイコパス男性も存在します。横暴な態度に周囲が離れていき、自力で這い上がる能力もない場合、悲惨な末路となるでしょう。反省しないサイコパス男性は、社会全体への恨みを募らせていきます。その中のごく一部が、とても身勝手な理由で犯罪者になるのです。

サイコパス男性にもさまざまなタイプがいますが、自分が最優先で利益を追求する点は同じです。「彼はサイコパスっぽい」と思ったら、搾取される側にならないように注意しましょう。敵でも味方でもなく、その他大勢の1人のポジションになるのがポイントです。