チベスナ顔という言葉を聞いたけど、どのような意味かわからないという人も多いでしょう。チベスナ顔という言葉は一時期、ネット上で話題となった言葉です。
実際に友達などからチベスナ顔と言われたという人もいるでしょうし、これからチベスナ顔の人を見かけることになるかもしれません。芸能人の中にもチベスナ顔の人はたくさんいます。
そこでこの記事では、チベスナ顔の意味とは何か、元ネタ、芸能人、顔文字、使い方などについて解説していきます。
チベスナ顔の意味とは?元ネタは?
チベスナ顔とは、チベットスナギツネのような顔という意味の言葉です。チベットスナギツネとは、チベットやネパールなどに生息するキツネです。細い目で何を考えているかよくわからないような表情をしています。
チベスナ顔とはまさにこのキツネのように、なんともいえない表情をしている人や喜怒哀楽がわからない人のことを指す言葉なのです。
チベスナ顔という言葉の元ネタは、カルピスのCMだと言われています。ここで部下の表情をチベットスナギツネのようだと言ったことで、チベスナ顔という言葉が生まれたと言われているのです。
その後、アニメ「けものフレンズ」でチベットスナギツネを擬人化したキャラクターが登場したことで、チベスナ顔という言葉はどんどん広まっていきました。
何を考えているかわからないけど、癒されるような可愛い顔という意味で、チベスナ顔という言葉を使う人も多いです。
チベスナ顔の男性・女性芸能人
・飯島寛騎(仮面ライダーエグゼイド宝生永夢役)
・村上新悟
・眞島秀和
・小笠原道大
・福田萌子
・ディーチェン・ラックマン
チベスナ顔の特徴
チベスナ顔の特徴としてまず挙げられるのが、目を細めて遠い顔をしているというものです。普段の顔がそのような表情であったり、あえてそのような顔を作ったりするとチベスナ顔と言われます。
また、チベスナ顔は何を考えているかわからないような顔です。無表情であることを誇張したような表情ですので、まったくそこには感情がありません。
そして喜怒哀楽のいずれにも当てはまらないというのも、大きな特徴でしょう。実際にチベットスナギツネの表情は、まったく感情がわかりません。
あまりにも無表情ですので、チベスナ顔は悟りを開いたようだとも言われます。菩薩のような表情にも見えるため、ツッコミのリアクションの表情として使われることも多いです。
チベスナ顔が話題になった理由
チベスナ顔が話題になった理由として、まず挙げられるのがイギリスのBBCが2006年に、チベットスナギツネの表情を捉えた特番を放送したことがキッカケです。
その後、2010年に日本でもチベットスナギツネの表情が番組で紹介されました。それにより徐々にチベスナ顔は浸透していったのです。
2015年になるとカルピスのCMで、チベットスナギツネのような表情をしているという表現がされました。これが日本でかなり話題になり、チベットスナギツネのような顔といえばっ無表情という認識になっていったのです。
そして2016年には「けものフレンズ」というアニメの中に、チベットスナギツネを模したキャラが表れ、どんどんチベスナ顔は話題になっていきました。それによりチベスナ顔という言葉は定着していったのです。
チベスナ顔の顔文字
チベスナ顔は顔文字として使われることも多いです。どういう反応をすれば良いかわからないときや返答に困るとき。他にも、相手に無関心であることを伝えるときなどにチベスナ顔の顔文字を使います。
明確にチベスナ顔の顔文字といえばこれと決まっているものはありませんが、よく以下のようなものが使われるため参考にしてみてください。
(¬-¬)
( ˙-˙ )
(・_・)
(´・ω・`)
(゜-゜i)
・。・
(・_・*)
チベスナ顔の使い方・活用方法5個
チベスナ顔はあえてそのような表情にするという風に、日常の中で使われることも多いです。また。LINEなどでチベスナ顔の顔文字を送ることもあります。
では、どのような状況でチベスナ顔を使えば良いのでしょうか。そこでここからは、チベスナ顔の使い方や活用方法などについて紹介していきます。
■1. つまらないことを言われたとき
チベスナ顔の使い方として、つまらないことを言われたときに使うと良いです。話している相手が全然おもしろくないことを言ったり、ダジャレを言ってきたりすることもあるでしょう。
そのようなときはまさにチベスナ顔になってしまいますよね。無表情になってしまい、それまで盛り上がっていたとしても完全に冷めてしまいます。
そのため、つまらないということを表現するために、あえてチベスナ顔をしたり、そのような顔文字を送ったりするのです。
そうすれば「なんだよその顔」となって、さらに盛り上がることにもなるため、良い空気を作ることもできるでしょう。便利ですので、いざというときに使ってみてください。
■2. 残念なとき
残念なときにチベスナ顔を使うという活用方法もおすすめです。欲しい商品が売り切れていたときや、仕事が残業になってしまったときは残念ですよね。そのようなときはまさに無表情になってしまいます。
このようにして残念な気持ちになったとき、それを誰かに伝えたいのであればチベスナ顔が使えます。恋人に残業になったことを伝えるとき、LINEでチベスナ顔の顔文字を使うのです。また、SNSなどでチベスナ顔を使うのもOKです。
ただし、残業になったときに上司に対してチベスナ顔をするとなると怒られてしまうため、使う相手には十分に注意しておいてください。
■3. 否定したいが言えないとき
否定したいけど、それをなかなか言えないときってありますよね。例えばそれほど仲良くない相手が自慢話をしてきたときや、上司が明らかに自分のミスなのに人のせいにしているときなどは否定したくてもできないものです。
そのようなときはなんとかその気持ちを別の人に伝えたいものです。そのため、周囲にいる同じことを思っているであろう人たちに向けて、チベスナ顔をしてみるのです。
そうすることで同じ気持ちだということがわかりますし、相手がいない場所で「何言ってるんだろうね」と盛り上がることもできます。
チベスナ顔はある意味、隠語のようにして使うこともできるため、相手に見られないように注意しながら使ってみてください。
■4. ミスをしたとき
仕事でミスをしてしまったり、家で飲み物をこぼしてしまったりしたとき、思わず無表情になってしまうほど落胆してしまうことがありますよね。それを表現するときにも、チベスナ顔を使うことができます。
そのミスをSNSでつぶやくときや、誰かに伝えるときに使っても良いでしょう。また、自分のミスではなく、誰かがミスしたときにもリアクションとしてチベスナ顔を使えます。
■5. 興味がないとき
チベスナ顔は興味がないことを示すときにも使えます。誰かから映画や漫画を紹介されたけど、まったく興味を持てないというときがありますよね。他にも、相手の話にまったく興味が持てないというときもあります。
そのようなときの気持ちを表情に表せば、まさにチベスナ顔のような感じになるでしょう。無表情で退屈な顔になってしまいます。
そのため、相手が仲の良い人であれば目の前でチベスナ顔をしても良いですし、SNSやLINEで他の人に報告するときにチベスナ顔をしても良いです。どれだけ退屈だったかを簡潔に伝えることができます。
まとめ
チベスナ顔について解説してきましたが、チベスナ顔は様々な使い方ができる便利な表情です。実際にチベスナ顔を知らなかった人でも、チベスナ顔に似た顔文字を使ったことがあるという人も多いでしょう。
様々なポイントで使える表情ですので、今後無表情になりたくなるポイントがあったら、チベスナ顔を使ってみてはいかがでしょうか。