「酢顔」というワードを耳にしたことはありますか?昔からよく言われる「ソース顔」「醬油顔」などの新ジャンルとして生まれた酢顔ですが、具体的にどのような顔のことを指して言うのでしょうか。
今回は、酢顔とはどんな顔か、酢顔の芸能人は誰か、更に酢顔の特徴や酢顔さんに似合う髪型まで、一挙にご紹介します。
自分の顔や周りの人の顔は当てはまっているか、好きな芸能人は酢顔かどうかなどをチェックしながら、最後まで楽しく読んでみてくださいね。
お酢顔とは?
酢顔とは「塩顔よりさらにあっさりとした顔」のことを言います。「究極のあっさり顔」とも言われる酢顔ですが、後味がサッパリ・スッキリとしている「お酢」が由来しています。
人の顔を調味料に例える「醤油顔」「ソース顔」に続き、少し前から醤油より更に薄い、淡白な顔を「塩顔」と表現するようになったのは多くの方が知っていることだと思います。
最近では更に、「お酢」「ケチャップ」「マヨネーズ」「砂糖」「味噌」などバラエティに富んだ調味料で、人の顔を更に細かく系統分けするようになってきています。
「酢顔」はその中でも最もあっさりとした顔で、薄顔かつクールな印象、ミステリアスな雰囲気をまとった人を指して言うことが多いです。これまで塩顔と言われていた人も、特徴を見てみると「実は酢顔なのかも…」と思う部分があるかもしれません。
酢顔の男性芸能人・イケメン俳優
井ノ原快彦・藤原基央・森山未來・綾野剛さんなど。
酢顔の女性芸能人・女優
蒼井優・多部未華子・木村多江・麻生久美子さんなど。
酢顔の特徴7個で診断チェック
酢顔の芸能人を見てみると、だいたいどういった顔が酢顔と呼ばれるのかが見えてきます。ここからは、酢顔の具体的な特徴を7つご紹介します。
「薄い顔がイヤだ」「印象のない顔でつまらない」と思う方もいるかもしれませんが、酢顔さんにしかない魅力はたくさんあります。いくつ当てはまっているか、チェックしてみましょう。
■1. 一重で切れ長の目
一重で切れ長、涙袋のない目元は、パッチリ二重と比較すると印象が薄いように思えますが、酢顔最大の特徴の1つだと言えます。
主張しすぎず印象も強くない、糸のような細い目から放たれるミステリアスなまなざしは、酢顔の魅力を最大限に引き出してくれます。
二重・長いまつ毛・涙袋などの装飾品を羨ましく思うかもしれませんが、こうした目元を強調する要素がないのが、酢顔かどうかを判断する大きな材料となります。
■2. 筋が通り高い鼻
目元の印象が薄い分、酢顔さんは鼻が高く、鼻筋が通っていることが求められます。高い鼻と糸のような目元の絶妙なバランスに魅了される人は少なくありません。
あっさりとしていることがポイントなので、鼻は高くても大きすぎない方が、より完成した酢顔だといえます。
■3. 薄い唇
究極のあっさり顔、お酢のようなさっぱりとした顔なので、唇も薄く、主張していないことが重要です。形の整った薄い唇は、スっとした目元と共に、鋭さやミステリアスさを演出します。
そんな酢顔さんがふと見せるくしゃっとした笑顔や、口角を上げるだけのニヤっとした笑い顔などのギャップは、多くの人を虜にします。
■4. 色素が薄い(色白)
酢顔さんは全体として色素が薄いです。肌の色が白いことはもちろん、瞳の色や髪の色なども真っ黒ではなく茶色みがかっていて、顔のパーツとは裏腹に日本人離れした要素を持ち合わせています。
ある意味アンバランスともいえる薄顔と外国人のような色素の薄さですが、「薄い×薄い=究極の薄さ」を完成させ、塩顔以上のあっさりを実現するので、真っ黒な健康的な肌や、黒々とした髪では酢顔の要素が今一つ欠けてしまいます。
■5. やせ型
酢顔の人はやせ型であることも特徴として挙げられます。顔はもちろん、身体全体に余計な脂肪がついておらず、特に男性はどちらかというと「ガリガリ」な人も少なくありません。
男性の「酢顔イケメン」と呼ばれる人たちは身長も平均より高めなことが多く、顔と同様スラっとした雰囲気に周囲は魅力を感じます。
■6. 体毛が薄い
色素が薄い酢顔さんは、眉毛なども薄い場合が多いです。男性の場合、腕やスネなど様々な部分の毛(体毛)も薄く、良い意味で「男くささ」を感じない雰囲気が漂っています。
顔だけでなく、様々な部分に「薄さ」が感じられ、全体的にあっさり・さっぱりとした印象を与えるのも、酢顔の特徴だと言えます。
■7. 眠そう・不健康そうな印象
糸のように細い目をした酢顔さんは、周囲から「起きてる?」「眠いの?」と聞かれることも多いでしょう。眠たそうに見えるその目が見せる様々な表情や眼光も魅力的です。
更に素顔の人は、体型や色素の薄さなども相まって「不健康そう」だと思われることも少なくありません。
不健康そうな見た目とミステリアスな印象から「放っておけない」「何かしてあげたい」「思わず世話を焼いてしまう」と、異性だけでなく周囲の多くの人に思わせるような魅力を醸し出しているのも、酢顔の特徴の1つです。
以上が、酢顔に見られる7つの特徴です。あてはまるものが多ければ多いほど、本物の酢顔さんだと言えます。
反対に、1つも当てはまらない、特に顔のパーツについては全く反対だという人は、酢顔の要素はゼロ。どちらかというと王道ともいえるソース顔・醤油顔である可能性が高いです。
酢顔に似合う髪型
お酢のようにあっさりした顔の酢顔の男性に似合う髪型は、一言でいうと「ボリュームを持たせ、清潔感のある髪型」です。顔に特徴や印象的なパーツがない分、髪にボリュームを持たせ、バランスをとります。酢顔の芸能人も、パーマをかけていることが多いです。
とはいえ、髪が長すぎる、ボリュームがありすぎると、ただの不健康で不潔な人というイメージになってしまいます。長すぎず、清潔感のある髪型を意識すると、酢顔の良さを最大限に引き出すことができるでしょう。
女性の場合は髪の長さやメイクなどで様々な変化を楽しめますが、やはりボリュームを重視すると、魅力を生かすことができます。
ショートヘアの場合は前髪にボリューム、ミディアムやロングならば毛先を遊ばせるなど、「顔同様、ストンとした印象になるストレート」を避ければ問題ありません。
コテやウィッグを使ってヘアアレンジをする、カラーコンタクトやメイク、アクセサリーでアクセントをつけるなど、酢顔そのものをよく見せるだけでなく、脱・酢顔にチャレンジすることもできますので、ぜひ日々のオシャレに取り入れてみてください。
まとめ
酢顔とは、「お酢のようにあっさりした、究極の薄顔」のことを言います。パッチリ二重の華やかな顔も確かに魅力的ですが、酢顔もミステリアスな雰囲気や笑顔とのギャップ萌え、放っておけない雰囲気などがモテ要素となること間違いなしです。
酢顔に当てはまるな、と思ったらその良さを最大限に引き出せるファッションや雰囲気づくりを楽しんでみてください。自分の顔をより好きになることができ、自分磨きにもますます力が入るでしょう。