己巳生まれの性格的特徴10個と恋愛・結婚・適職・相性[四柱推命]

生まれた年・月・日・時から性格や人生の流れを読み解く四柱推命。動物占いのベースにもなっているため、意外と身近に触れている人も多いのではないでしょうか。

幼年期から老年期まで、人生の各段階でどんな運気の波が訪れるのかを見通せるのが四柱推命の強みです。自分の性格の傾向を知っておくと、恋愛や仕事での立ち回り方が見えてくるため、日々の判断にも役立ちます。

今回は、十干十二支の6番目にあたる「己巳」生まれの人の性格、恋愛、結婚、適職、相性について解説します。

読者

己巳って読み方も難しいし、どんな性格なのか全然イメージがつかないです。

専門家

己巳は「初夏の田園」を意味する干支です。表面はやわらかいのに、内側に負けん気の強さを隠しているのが特徴です。一つずつ丁寧に見ていきましょう。

目次

己巳の読み方と意味は?

己巳は「つちのとみ」と読みます。西暦を60で割って9余る年が己巳にあたり、近年では1929年(昭和4年)と1989年(昭和64年・平成元年)が該当します。

十干十二支のなかで己巳は6番目に位置し、陰の土(己)と陰の火(巳)が組み合わさっています。相生の関係は「火生土」、つまり燃え尽きた灰が土に還る流れです。自分の気持ちを素直に言葉にできたとき、人も運も自然に寄ってくるのが己巳の特性といえます。

己は「平地・田園」を、巳は5月にあたる「初夏」を象徴します。両者が組み合わさった己巳は「初夏の田園」です。地面の下には、まだ表に出ていない豊かな実りが静かに蓄えられています。

ポイント

己巳は見た目の穏やかさと、内側に隠した実りや才能のギャップが大きい干支です。素直な言葉が運を引き寄せるカギになります。

己巳生まれの男性の性格的特徴5個

己巳の男性は、まじめさと世話好きな一面を持ちながら、内側には芯の強さを隠しています。表向きの穏やかさと本来の頑固さのギャップを、5つの特徴から見ていきます。

①正直でまじめ

誰に対しても誠実に向き合う常識人です。自分に厳しい分、他人にも厳しさを求める傾向があります。そのお堅い姿勢が、まわりの人を少しずつ遠ざけてしまうこともあるので気をつけたいところです。

②頼れる兄貴分

人情に厚く世話好きで、人から頼られることに喜びを感じます。周囲から相談を受けたり、泣きつかれる機会も多いでしょう。自分の考えを押しつけすぎると煙たがられるので注意が必要です。

③表面的には穏やか

一見すると堂々として穏やかに見えますが、内面には強い自我を抱えています。普段は隠れて見えにくいものの、一度火がつくと大爆発しかねません。見た目の穏やかさを、心のなかにも保つ意識が大切です。

④融通がきかない頑固者

命令や指示を受けることを極端に嫌い、自分の考えを押し通しがちです。負けず嫌いでひくことができず、関係をこじらせてしまうこともあるでしょう。ブレない芯の強さは、いい方向へ活かしていきたいものです。

⑤リーダーシップをとるのが好き

つねに中心にいたい、リーダーシップをとらないと気が済まないタイプです。努力型で人の上に立ち一生懸命引っぱろうとしますが、お堅い性格が邪魔をして、いまひとつ周囲の協力を得られないこともあります。お山の大将にならないよう、臨機応変な対応を心がけましょう。

  • 誠実で頼れる存在として周囲の信頼を得る
  • 困難な状況でも粘り強く乗り越える
  • 自分の考えを押しつけて関係をこじらせる
  • お堅さから周囲の協力を得にくくなる

己巳生まれの女性の性格的特徴5個

己巳の女性は、明るさと親切心が前面に出ている一方、内側には勝ち気さとプライドの高さを潜ませています。周囲からの印象と本来の姿のずれを、5つの視点から確認してみましょう。

①あかるく活発

初夏の風を思わせるさわやかな明るさと、多くのものを育む活発な精神の持ち主です。根っからの明るさで周囲の人を安心させてくれますが、悩みやつらい思いを人に見せることはほとんどありません。周囲には、悩みのない自由な人に映っているかもしれません。

②親切で世話好き

親しい人には積極的に世話を焼き、ときには口うるさく感じられることもあります。悪気はないものの、先走ってしまう傾向があるようです。相手の気持ちを確認したうえで、ほどよい親切にとどめておくのがよいでしょう。

③逆境に強い

芯が強く、どんな苦境に陥っても乗り越える力があります。どんな状況でも自分なりの喜びや役割を見つけられる人です。粘り強い努力家であきらめることがなく、その力強さが周囲の信頼と尊敬につながります。

④実は、勝ち気で大胆

明るくて穏やか、話しかけやすい印象の持ち主ですが、実はなかなかの勝ち気者です。ひくということがなかなかできないため、トラブルが発生したときは注意が必要です。この図太さをいい方面に発揮すれば成功を収められますが、人の心に土足で上がり込むような図々しさになると、距離をとられてしまいます。

⑤プライドが高く負けず嫌い

いつもニコニコ笑顔のイメージですが、人から指示されたり命令されることが大嫌いです。自分が一番でないと気が済みません。芯の強さや負けず嫌いなところが前に出すぎると、人はついてきません。成長や経験に応じて物腰のやわらかさを身につけていくことで、運が開けていきます。

補足

己巳の女性は明るさと親切心が前面に出ますが、実際は寂しがりで本心を見せにくい性質です。周囲との距離感を意識すると、より良い関係が築けます。

己巳の年柱・月柱・日柱・時柱別の意味と性格的特徴

四柱推命の「四柱」とは、誕生した年(年柱)、月(月柱)、日(日柱)、時(時柱)の4つを指します。この4本の柱をもとに運勢を読み解くのが基本ですが、生まれた時間が正確にわからない人も多いため、時間の代わりに60種類ある十干十二支を組み合わせて占うこともあります。それぞれの柱が示す年代と意味を、まず表で整理してみましょう。

年代 運気 関係
年柱(ねんちゅう) 幼年期(0〜19歳) 社交面、外面 目上や両親に対してあらわれる性格
月柱(げっちゅう) 中年期(20〜39歳) 仕事、家庭 同僚や兄弟姉妹、友人に対する性格
日柱(にっちゅう) 晩年期(40〜59歳) 自分自身、恋愛、生涯を通じての性格 自分自身、配偶者に対する性格
時柱(じちゅう) 老年期(60歳〜) 子孫、晩年(老後) 部下や子ども、孫に対する性格

この4本の柱に己巳が入ると、年代ごとにどのような性格が強く出るのでしょうか。順に見ていきます。

己巳の年柱(幼年期)

周囲の愛情をたっぷり受けて育ち、自然なほがらかさと明るさが身についています。愛されることを知っている分、愛を与えることも知っている人です。多少甘やかされすぎたところがあり、わがままな性質として残っている場合もあるでしょう。

己巳の月柱(中年期)

人一倍の行動力で成果を上げていきます。トラブルに強いため、どんな状況も自分の力で乗り越えられるでしょう。ただ協調性に欠けるところがあり、チームでのプレイは向いていないかもしれません。

己巳の日柱(晩年期)

己巳の持つやさしさと強さが魅力となり、多くの人を引きつけます。あきらめない強い心で、弱音を吐くことがありません。よい面を前面に出してリーダーシップをとれば、大きな結果を残せるでしょう。

己巳の時柱(老年期)

持ち前の粘り強さとあきらめない根性で、満足のいく成功を収めていることでしょう。仕切りたがり屋な面はあいかわらずなので、会合や記念の式典、町内の寄合などで強いリーダーシップをとるでしょう。

己巳生まれの男性の恋愛傾向5個

プライドの高さが恋愛にも影響し、感情を表に出すのが苦手な己巳の男性。相手への愛情はあるのに、それがうまく伝わらないもどかしさが恋愛の大きなテーマになります。

①感情表現が苦手

どんなに熱い思いを抱いていても、素直に相手へ伝えようとしません。そのくせ相手にはストレートな愛情表現を求めるので、やっかいな存在になりがちです。ジェラシーも表に出さないため、何に怒っているのか相手が理解できないこともあるでしょう。

②恋愛は受け身

プライドの高さゆえ、自分からアプローチすることができません。相手から告白してくれるのをじっと待っているうちに、タイミングを逃してしまうこともあります。ときにはプライドをかなぐり捨てて、大切な相手と結ばれるよう自分を解放してみましょう。

③熱しやすいのにすぐ冷める

恋に夢中になるととことん追いかけますが、相手を知ってしまうととたんに熱が冷めてしまうこともあります。相手の気持ちが向いたときには、すでに興味を失っているというやっかいな一面も。自己完結型の恋愛は相手を傷つけるので気をつけたいところです。

④浮気しがち

寂しがり屋で甘えん坊なため、つねにそばにいる人を求めます。心を解放することがないので、その場限りの恋愛や愛情のない関係が多くなりがちです。この状態を続けていては、本当の愛を手に入れることができません。

⑤亭主関白になりがち

リーダーシップをとることが大好きなため、家庭でも大黒柱としての存在感をアピールします。頑固で融通が利かないため、自分とは異なる価値観を受け入れることが苦手です。あまりに自分勝手な振る舞いを続けていると、三行半を突きつけられてしまうかもしれません。

己巳生まれの女性の恋愛傾向5個

愛情豊かに見える一方で、本心を見せず気軽な恋愛を重ねてしまうのが己巳の女性です。寂しがりなのに素直になれないという矛盾が、恋愛のパターンを左右しています。

①豊富な恋愛経験

愛情豊かなしっかりものに見えて、実は人一倍寂しがりやで甘えん坊です。本心を明かすことがないので、気軽な恋愛が多くなります。飽きっぽい性質もあいまって、次々と相手を変える人も多いでしょう。本当の恋愛を恐れているのかもしれません。

②告白をじっと待つ

プライドが高く心を抱え込みがちなため、自分から思いを伝えることはありません。思わせぶりな態度をとることもないので、相手はあなたの気持ちに気づかないでしょう。せっかく相手に巡り合っても、タイミングを逃してしまうことが多いようです。

③思いを抱え込みがち

寂しい、会いたいと思っても、素直に伝えられません。相手にフラストレーションを感じても、言葉にして伝えようとしません。自分の中にため込んでばかりいると、最後には大爆発してしまいます。心のすべてをさらけ出し、心身ともに委ねられる相手を見つけましょう。

④束縛を嫌うけれど干渉する

心にずかずかと入ってこられたり、あれこれ言われることが大嫌いです。どんなに好きな相手でも、自由にしてほしいと思ってしまいます。それなのに、親切心とおせっかい心から相手に干渉しまくることも。相手のためを思っての行動でも、相手は息苦しく感じるので気をつけたいところです。

⑤カカア天下になりやすい

主導権をとりたいため、ぐいぐいと相手を引っ張っていくでしょう。頼もしいパートナーとして信頼関係を築けますが、あまりにリーダーシップを発揮しすぎると、わがままな女性と見られてしまいます。自分の思うとおりに動かすのではなく、一緒に築き上げていくという意識を忘れないようにしましょう。

己巳生まれの男性の結婚運

相手にあわせることが苦手で、できることなら自分基準で動いてほしい。そう考えている己巳の男性は、ある程度の人生経験を積んでから結婚したほうが長続きするでしょう。

年齢を重ねるほどにいろんな人と出会い、自分を出すことを覚え、人と協調できるようになります。そのタイミングで結婚しても遅くはありません。お互いに思いやりをもって接することのできる、よい家庭を築けるでしょう。

結婚のタイミング

己巳の男性は焦らず経験を重ねてから結婚を考えると、協調性が育ち、安定した家庭を築きやすくなります。

己巳生まれの女性の結婚運

女性の場合も男性と同様、結婚を急ぐ必要はありません。成長するにつれ、本来のやさしく穏やかな性質が強くなるでしょう。そうなれば相手と適切な距離をとることができ、いたわりあえる関係を築けます。

自己中心的なまま結婚してしまえば、カカア天下となり相手を委縮させることになりかねません。自分をうまくコントロールできるようになってから結婚を考えると、しあわせな家庭に恵まれます。

己巳生まれの男性の仕事運・適職

人に指図されたり命令されることが苦手なため、いつまでも使われる立場にいるのは向いていません。人を取りまとめる力があるので、チームを動かせるような立場に就くとよいでしょう。

ただし、若いうちは自分本位な面が出がちで失敗しやすいものです。ある程度の経験を積み、人の気持ちをつかめるようになってからポジションを得るのがおすすめです。№1よりも№2の立場のほうが合っています。

芸術面において個性的な才能もあるので、芸能関係の仕事もよいでしょう。映像や広告制作など、指示を出しながらチームで何かを生み出していくディレクター職も向いています。

己巳生まれの女性の仕事運・適職

パワフルで行動的、人徳もあるので人をとりまとめる仕事が向いています。壁にぶつかったとき決断力が鈍ることがあるので、信頼できる側近的な人物が身近にいれば安心です。

人を見抜く力があるので、才能を発掘して育てる編集者やプロデューサーも向いています。芸術など一芸に秀でていることが多く、特殊な商売に就く人もいます。束縛されると伸び悩むので、自由が保証される分野がよいでしょう。

  • チームをまとめるマネジメント系の職種
  • 才能を見抜き育てる編集者・プロデューサー
  • 自由度の高い芸術・専門分野の仕事

己巳生まれの男性の相性

己巳といちばん相性がいいのは「甲申(きのえさる)」といわれています。素直で疑うことを知らない甲申の女性は、あなたをうまくコントロールしてくれるでしょう。「己酉(つちのとり)」「甲午(きのえうま)」の女性とも、思いやりあふれるよい関係が築けます。

男女ともに、できることなら避けたいのは「乙亥(きのとい)」です。お互いのプライドで傷つけ合い、攻撃し合う関係になりかねません。

相性 干支
最も良い相性 甲申(きのえさる)
良い相性 己酉(つちのとり)、甲午(きのえうま)
避けたい相性 乙亥(きのとい)

己巳生まれの女性の相性

思いやりとやさしさに包まれるなら「己酉(つちのととり)」の男性がおすすめです。裏表のないさっぱりとした性格で、頑固で本心を見せないあなたを上手にフォローしてくれるでしょう。

同じような考え方をもち、息のあった関係を築けるのは「甲子(きのえね)」や「丁丑(ひのとうし)」です。あなたのプライドを傷つけることなく楽しい時間を過ごせるのは「癸丑(みずのとうし)」の男性でしょう。

相性 干支
最も良い相性 己酉(つちのととり)
良い相性 甲子(きのえね)、丁丑(ひのとうし)
楽しい関係 癸丑(みずのとうし)

己巳生まれの有名人・芸能人6人

己巳の性格は、実際にどんな形で表れているのでしょうか。各界で活躍する己巳生まれの人物を見てみます。

中曽根康弘(政治家)

第71〜73代内閣総理大臣。穏やかな風貌と親しみやすさでロナルド・レーガン大統領と「ロン」「ヤス」の関係を築いた。初当選時から総理大臣をめざし精進を続けた姿は、己巳ならではの努力と頑固さの表れといえる。

周防正行(映画監督)

社交ダンスや相撲など、一風変わった題材を取り上げユニークな作品に仕上げる。自分の考えやイメージにこだわり抜く姿勢が、作品にそのまま反映されている。

江口洋介(俳優)

20代はトレンディドラマの常連、30代以降は社会派ドラマに挑戦してきた。デビューから30年以上を経ても人気を誇るのは、「30代は土台づくり」として丁寧に役作りに向き合ってきた成果だろう。

上野樹里(女優)

個性的で唯一無二の存在として活躍する。周囲には音楽や映像に携わる家族が多く、その環境も影響してか独特の感性で個性的な役を演じることが多い。

中村アン(モデル)

女優としても人気ドラマに引っぱりだこ。クロスフィットで鍛え上げた体は女性の憧れとなっている。きつい練習を仕事や自分のためと乗り越える芯の強さは、己巳女性らしさそのものだ。

パリス・ヒルトン(実業家)

世界中を騒がせたゴシップガールから実業家へ転身。破天荒な言動や恋多き自由奔放さは、寂しさの裏返しだったのかもしれない。芸術的センスを活かしたプロデュース活動は、彼女の天職といえるだろう。

まとめ

穏やかで親切、愛され要素をふんだんに持っている己巳ですが、本心を見せないことで人を遠ざけてしまう可能性があります。

人の中心にいることが好きで、強力なリーダーシップを発揮することに喜びを感じるものの、なかなか人がついてこないのは経験不足によるものかもしれません。若いうちはいろんな経験を重ね、自我を抑えて人とあわせていくことを学びましょう。

経験こそが己巳の宝です。本来持ち合わせている初夏のようなさわやかさと隠し持った才能は、経験の積み重ねによって引き出されていきます。

まとめ

自分のプライドより先に、相手の気持ちをくみ取ること。それが己巳の運気を引き上げるコツです。自分自身をよく理解して、幸福な日々を過ごしましょう。

よくある質問

己巳はどんな読み方をしますか?

「つちのとみ」と読みます。十干十二支の6番目にあたり、陰の土と陰の火が組み合わさった干支です。西暦を60で割って9余る年が己巳にあたり、1929年や1989年が該当します。

己巳生まれの性格の一番の特徴は何ですか?

表向きは穏やかで親切ですが、内面には強い自我と負けん気を隠しています。素直に感情を表に出せないことが、恋愛や仕事での課題になりやすい傾向です。

己巳生まれと相性が良い干支はどれですか?

男性は甲申の女性との相性が良いとされ、己酉や甲午とも良好な関係を築けます。女性は己酉や甲子、丁丑、癸丑の男性と相性が良い傾向です。反対に乙亥とはプライドがぶつかりやすいので注意が必要です。

己巳生まれの結婚適齢期はいつ頃ですか?

男女ともに、若いうちに結婚を急ぐ必要はありません。人生経験を重ねて自我をコントロールできるようになってから結婚を考えると、思いやりのある家庭を築きやすくなります。

己巳生まれに向いている仕事はありますか?

人をまとめる立場やチームを動かす仕事が向いています。男性はディレクターなど№2的な立場、女性は編集者やプロデューサーなど才能を見抜く仕事が適性に合いやすいでしょう。

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