一匹のうさぎが、まるで餅つきをしているように見えるお月様。夜空を明るく照らしてくれる月は、古くから「女性を綺麗にしてくれるヴィーナス」として崇められてきました。
今回は心を整えてくれる月光浴と、パワーストーンの浄化方法を紹介します。幻想的なお月様の力を借りて、新しい私に生まれ変わってみて下さい。
月光浴とは?

古くギリシャの地では、太陽を男性、月を女性と考えていました。三日月から満月へ、そして新月に移り変わる姿を女性の一生に例えていたのです。絶世の美女クレオパトラも、そんな月の魅力に惹かれていた1人。暗くなると月光浴をして、心のバランスを図っていたと伝えられています。
月光浴のスピリチュアルな効果7選

1. ハッピーな気持ちになる
お月見をしていると、不思議と心が静かになっていくもの。尖った心の角が取れて、優しい気持ちになるような気がします。科学的な根拠は今の所ないものの、月光には「心の平和を取り戻してくれる」癒しの働きがあります。幸せホルモン・セロトニンのアップも期待できるので、月の光を見ているだけで明るい気持ちに。
くすんでブルーだった心が、ピンクやオレンジ色に活き活きと輝いていきます。「最近忙しくて、月を見る余裕がない」こんな時こそ月のパワーを実感すべきタイミング。お月様と語り合うだけで、幸福な気持ちがどんどん増えていきます。
2. 自分が大好きになる
月の光には「自己肯定感をアップしてくれる」嬉しい働きがあります。自己肯定感とはすなわち、自分を大好きになるパワーです。
仕事や恋愛で失敗をしてしまうと「私なんて、どうせ…」と愚痴をこぼしたくなります。自分はなんて惨めな人間なのだろうと、悲観的に思うようになるのです。この状態がいつまでも続くと、何をやっても楽しくない状態に。生きているのが辛く感じられる時もあります。
月光浴をすると「今の自分を受け入れる力」が芽生えてきます。失敗したっていい、明日からまた頑張ろう…そう心の底から思えてくるようになるのです。自分の弱い部分も愛してあげられるようになるので、結果的に自分に自信が持てるように。生活にハリが出て、気持ちにゆとりが生まれるようになります。
3. ストレスが緩和される
職場にしっくり合わない同僚がいる。結婚相手が見つからなくてモヤモヤする。生きていると、ストレスの地雷だらけ…と感じる日もあります。柔らかな月の光には、緊張した心を解きほぐしてくれる効果も期待できます。仕事や恋愛でイライラや憂うつを感じた時に、特におすすめです。
そもそも月や星などの天体は、広い宇宙で太古の昔から存在しているもの。月と地球は約38万キロの距離で離れていますが、ゴールド色の月を眺めていると、雄大な宇宙と比べて「自分がいかにちっぽけな存在なのか」しみじみと思い知らされます。
月光浴をしていると、目の前の小さな悩みや問題が、宇宙のゴミ箱に葬り去られていくような清々しい気持ちになります。ストレスで胸が苦しくなったら、まず夜空を見上げてみること。お月様はいつでも優しく微笑んでくれるはずです。
4. 「前兆」がわかる
月光浴にはインスピレーションを高めてくれる、嬉しい作用もあります。瞑想しながら月の光を浴びていると、ふっと新しいアイデアを思いついたり、心がポカポカと温かくなったり不思議な心境におちいります。これは月の光が「人生の答えはここにありますよ」とメッセージを送ってくれているから。運命を知る手がかりを、与えてくれているからなのです。
月のパワーを享受していると直感が冴えわたるようになるので「何か良い出来事が起こりそう」とウキウキしたり、反対に「不幸な出来事に出会いそう」と不安定な未来が読めたりします。何かの前触れ(前兆)がわかるというのは、スピリチュアルの世界ではとても大切なこと。
未来の吉と凶を体全体で感じ取れるようになるので、あらかじめ備えてケアしていく事が出来るようになります。運命の相手が現れるサインも、しだいに分かるようになっていくので、恋愛や結婚運もアップしていきます。
5. 髪や肌が綺麗になる
インドにはアーユルヴェーダという、古代から伝わる美容法があります。実はアーユルヴェーダは月の満ち欠けと、深い関係を持った美学。三日月から満月に向けて月が丸みを帯びていく時期を「潤いの期間」、満月から三日月に月が欠けていく時期を「デトックスの期間」としています。月の満ち欠けサイクルに合わせて美容をおこなうと、月の光のパワーを存分に受けられると考えられているのです。
満月になるまでの期間は、肌や髪が潤う時期。栄養が入り込みやすい時期なので、ヘアパックやマスクで入念に肌や髪を潤してあげます。反対に満月を過ぎたあとの期間は、肌や髪が解毒されていく時期。
ピーリングや頭皮クレンジングに力を入れると、いつもより良い感触が得られるようになります。お手入れの前後には月の光をたっぷり浴びて、エナジーを高めて。翌朝は弾むようなお肌とヘアスタイルに出会えるはずです。
6. 邪気を追い払える
何をやっても気がそぞろになる、飽きっぽくて仕事や恋愛が長続きしない。こんな時は邪気があるサインかもしれません。スピリチュアルでは「病気ではないけれども、何となく体と心が重たい状態のこと」を邪気があると呼んでいます。
邪気は心の中にあるので、厄介なことに目に見えないもの。邪気がある状態がずっと続いていくと心が風邪をひいてしまい、何をやっても夢中になれなくなります。エスカレートすると他人を信じられなくなったり、自分に自信が持てなくなったり、人間関係が破綻してしまう場合もあります。
最悪のケースになる前に、頼りたいのが月の力。月には「邪気を蒸発させてくれる」ありがたい働きがあります。厳かな月の前に佇んでいると、心にくすぶっていたトラウマやカルマがすっと浄化されて、いつしか体全体が宙に浮いたように軽く感じられます。生きている喜びを味わえるようになり、目に見えるすべての物が愛おしく感じられます。
7. 子宝運に恵まれる
昔から助産師さんの間では「満月の日に、赤ちゃんが多く産まれる」という言い伝えがあります。地球の「海の満ち引き」は月の引力によって成り立っていることや、満月の夜にウミガメが多く産卵に訪れることから「生命の誕生とお月様」は何らかの関係があるのではないかと囁かれています。南国ハワイでは月の女神にお祈りすると、授かりやすい体質になると言われているそうです。
子宝祈願をしたい時は、積極的に月光浴をおこなうのがおすすめ。夜空に浮かんでいるお月様を眺めていると「早く妊娠しなくては…」という苛立ちから解放されて、自然と赤ちゃんを迎えられる環境に整っていきます。毎日欠かさずお祈りを続けていると、美と繁殖のシンボルでもあるお月様が、嬉しいご褒美をプレゼントしてくれます。
月光浴のやり方(場所・時期・時間帯)

幸せになれると評判の月光浴。お月様のパワーを授けてもらうためには、正しい方法を身に付けておくのも重要です。
月光浴をするときの注意点

月光浴を正しく行うには、次のような注意点を心がけておきましょう。
・まぶしく感じたら、目を瞑ってみる
・疲れや寒さを感じたら、早めに床に入る
・午前0時以降は、ストップする
月光浴の基本は「月の光を浴びて、気持ちよいと感じること」です。そのため月光を見て眩しいと思ったら、無理に見続けようとしないのも大切。月光浴は月のシャワーを浴びるのに意味があるので、軽く目を閉じていても同じような効果を得られます。
また仕事の疲れが残っていたり風邪で体調が悪かったり、いつもの調子が出ない時に無理に行うのも禁物です。少しでも寒気を感じたり眠気を覚えたりしたら、その時点で月光浴は終わり。「楽しかったな」と満足した気持ちのまま早めにベッドに入ると、朝までぐっすり夢の世界に飛び込めます。
また天体観測は夜中に行うイメージがありますが、午前0時を過ぎてからの月光浴はタブー。夜中の2時から2時半にかけては『丑三つ時』と呼ばれていて、スピリチュアルでは鬼が出入りする時間となります。
丑三つ時に向かって、草木や月も眠りに入る時間帯になるので、月光浴は遅くとも「日付が変わる前に済ませる」のがおすすめです。
パワーストーンの月光浴のやり方

私達の守り神として大活躍してくれるパワーストーン。天然石は生きているので、定期的に月の光を照らしてあげると元気になります。
財布の月光浴のやり方

月の光には「お金を増やす」嬉しいご利益もあるので、財布を月光浴するだけで面白いくらいお金の神様に好かれるようになります。
月光浴の効果に科学的根拠はある?
古来より人々を魅了してきた月。その神秘的な光を浴びる月光浴は、単なる癒しを超え、私たちの心と体を深く浄化し、エネルギーで満たしてくれる特別な時間です。
そして、この月光浴に科学的根拠はあるのでしょうか?
科学的な視点から見ると、月の光には、 セロトニンやメラトニンといったホルモンの分泌を促し、幸福感やリラックス効果をもたらす可能性があると指摘されています。
セロトニンは、心の安定や幸福感をもたらす神経伝達物質です。太陽光を浴びることで分泌が促進されることが知られていますが、月の光も同様の効果があるのではないかという研究も進められています。また、メラトニンは、睡眠を促すホルモンで、月のリズムと深い関係があると考えられています。
一方で、スピリチュアルな視点から見ると、月は古来より神秘的な力を持つ天体とされ、満月の夜は特に感情が高まりやすく、不思議な力が働くといわれています。月の光を浴びることで、ネガティブなエネルギーを払い、心身を清め、新たな自分へと生まれ変わるサポートをしてくれると信じられてきました。
科学とスピリチュアル、どちらの側面から見ても、月光浴は心身に良い影響を与える可能性を秘めています。
まとめ
眩しい日の光を注ぐ太陽が陽のパワーを持つなら、神秘のパワーを携えているのが月。28日周期で新しく生まれ変わる月は、毎日のライフスタイルに「ハッピーの源」を送り届けてくれる奇跡の天体です。
正しい月光浴のやり方を知って、幸せホルモン・セロトニンをたっぷり充電してみて下さい。昨日よりも一昨日よりも、もっと素晴らしい明日が待っているはずです。



