「パートナーが浮気をしているかも…」
そんな不安を抱えたとき、証拠を掴んで白黒はっきりさせたいと思う人も多いはず。
しかし、そのような場合でも、自分で浮気調査を行うことは絶対にやめておくべきです。
素人が自分でおこなう浮気調査は危険性が高く、本来もらえたはずの「慰謝料」が請求できずに終わるなんてこともあり得ます。
このページでは、自分で浮気調査をおこなう事で生じるリスクなどについて解説します。
浮気調査を自分でおこなうのはリスクが高い
素人が浮気調査を行う事によるリスクは、調査している事がバレて浮気調査が失敗するというだけではありません。
一度失敗した事により調査難易度が上がる、違法と知らず行動した事により逆に自分が訴えられてしまうというリスクもあるのです・・・。
ここからは、具体的にどの様なリスクが発生するか解説します。
自分でおこなう浮気調査リスク①違法行為
「スマホを覗き見して、浮気の証拠を掴む」
「尾行くらいなら自分でもできる」
なんて思っている人もいるかもしれませんが、そのような行為にはリスクがついてまわります。
素人が自分でおこなう尾行・張り込み
他人のSNSに勝手にログイン
他人のスマホに勝手に位置情報アプリをインストール
他人のスマホを覗き見する
他人の持ち物にGPS装置をこっそり仕込む
このように、素人による浮気調査は、パートナーの浮気の証拠を掴むどころか、
- 相手から訴えられてしまう
- あなたが法律により罰せられてしまう
などの可能性があります。
加えて、違法行為によって取得した証拠は、裁判や調停の場で「証拠の有効性」を疑われてしまう可能性があり、せっかく苦労して入手した証拠でも、まったく効力を持たないということもあり得るのです。
しかし、探偵が調査のために尾行・張り込みなどを行うことは、法律で認められています。
リスクを冒すことなく、裁判・調停で有効な証拠を手に入れたいのなら、浮気調査はプロである探偵に任せましょう。
自分でおこなう浮気調査リスク②失敗率が高い
専門的なスキルや知識、経験などが全くない素人が浮気調査をしても、失敗に終わることがほとんどです。
浮気調査の技術・機材不足
たとえば、浮気の証拠となる写真。
「写真を撮るくらいなら、自分にもできそう」と思っているかもしれませんが、実はとても難しいです。
まず、相手にバレないようにかなり離れた距離から撮る必要がある上に、相手は静止していてはくれません。動いている相手を写真に撮るのです。
このような条件で写真を撮るには、
- 高度な撮影テクニック
- 高性能なカメラ
が必要になります。
技術もない、手持ちの機材もスマホやデジカメだけ…という素人が写真を撮っても
- ピンボケ
- 手ブレ
- 顔がきちんと映っていない
など、失敗しがちです。
「浮気の証拠」の知識が必要
「どのような写真を、どのくらい撮るか」というのも重要になってきます。
なぜなら、裁判・調停で浮気の証拠として認めてもらうためには「複数回にわたって肉体関係があった」ことを示さなければならないからです。
一言で「複数回にわたって肉体関係があったことを示せる写真」といっても、シチュエーションによりどのような場面を写真におさめればよいのかが変わってきます。
例えばラブホテルの場合なら、
- ラブホテルに入っていったところ
- ラブホテルから出てきたところ
の写真と、どれくらい滞在していたのかの時間の記録等が必要となります。
一方、浮気の現場が、
どちらかの自宅
ビジネスホテル
などだった場合は、もう少し多くの証拠を押さえる必要が出てきます。
ラブホテルであれば、そこに入るという行為自体が「不貞行為」を疑わせるものです。
しかし、自宅やビジネスホテルの場合は
「お茶をしていただけ」「打ち合わせをしていただけ」
など、いくらでも言い訳ができてしまいます。
なので、このような場合は、同じ部屋に入る瞬間や電気が消える瞬間などの映像を、繰り返し撮影する必要が出てきます。
このように、一言で「浮気の証拠をおさえる」と言っても、素人には簡単ではありません。
正しい知識を持って、的確な証拠をそろえないと、その後の裁判・調停で有効な証拠にはならないからです。
プロである探偵なら経験が豊富なので、どのような証拠があればよいのかを的確に判断できます。
「尾行」はプロでも難しい
一見簡単そうに思える「尾行」ですが、場合によっては尾行が10時間以上に及ぶこともあります。
- 長時間にわたって追跡する忍耐力
- ターゲットの行動についていく判断力
- 一瞬の証拠も見逃さない集中力
などが必要となるので、尾行はプロでも難しいのです。
ましてや、経験もスキルもない素人では、尾行はほとんどの場合失敗すると言っても過言ではありません。
顔がバレている
ターゲットから顔を知られている人間が尾行をした場合、相手からバレてしまう可能性が非常に高いです。
「人ごみの中なのに、知り合いをすぐに見つけられた」という経験はありませんか?のように、顔見知りの人間だと、街に紛れていても気づかれやすいのです。
たとえ変装したとしても、それほど効果はありません。見慣れた人の背格好や動きというのは見破れてしまうものです。
自分でおこなう浮気調査リスク③再調査が困難になる
浮気調査は一度の失敗が「命取り」となります。
もし浮気調査が相手にバレてしまったら、必ず相手の警戒心は高まってしまうからです。
- 誰かに尾行されていないか、常に気を配る
- 見つかりにくい場所で浮気する
など、警戒モードの相手からは、なかなか証拠を掴むことができなくなります。
このようなケースで成果を上げるのは、プロの探偵でも非常に困難です。
そのため、浮気調査をするのなら、最初から探偵に依頼するのがベストです。
「まずは自分で調査してみて、失敗したら探偵に頼もう」なんて考えていると
- 探偵に再調査を頼んでも、調査が困難で証拠を掴めない可能性がある
- 難易度の高い調査になるので、探偵への依頼料金が通常よりも高額になる
という大きなデメリットが生じてしまいます。
自分でおこなう浮気調査リスク④慰謝料が取れなくなる
浮気の証拠は、慰謝料請求を行うためのキーポイントとなります。不貞行為があったことを示す証拠があって初めて、慰謝料請求ができるのです。
慰謝料の金額はケースバイケースなので明確な基準はありませんが、夫婦間の慰謝料請求における過去の判例から考えると、目安はだいたい次のとおりです。
浮気が原因で別居した場合 | 100万円~200万円 |
---|---|
浮気が原因で離婚した場合 | 200万円~300万円 |
そのまま夫婦関係を続ける場合 | 50万円~100万円 |
きちんと証拠を掴み、慰謝料請求をすればこれだけの金額を手に入れられる可能性があります。
言い方を変えると「素人による浮気調査」をしてしまうと証拠を掴めないことが多く、本来もらえたはずの慰謝料がもらえなくなる恐れも考えられるのです。
探偵に依頼するというのはハードルが高いかもしれませんが、最初から探偵に依頼して、浮気の証拠をきちんと掴むことができれば、最終的に得られた慰謝料で、探偵への依頼料金以上の金額を得られる可能性があるのです。
慰謝料請求を考えている場合、長期的に考えると探偵に頼んだほうが大きなメリットを得られます。
浮気調査は自分でやらず最初から探偵に依頼するべき
軽い気持ちで素人が浮気調査をしてしまうと、
- 違法行為にあたる可能性がある
- 調査失敗率が非常に高くその後の再調査も困難になる
- 証拠がつかめず慰謝料請求ができなくなる恐れもある
など、非常にリスクが大きいということが分かって頂けたかと思います。
浮気調査は、自分で行うのではなく、プロである探偵に依頼するようにして下さい。
確かに、探偵への依頼料金は決して安くはありません。しかし、探偵に頼めば浮気の証拠を高確率で掴むことが可能です。
さらに慰謝料請求をすれば、探偵への依頼料金以上の金額を得られる可能性もあります。
特に、実績数の多い探偵社はそれだけ経験も多く、証拠をゲットできる能力が高いと言えます。
まずは気になる探偵社をいくつかピックアップしてみて、無料相談・見積を利用してみるのがオススメです。