おしゃれをしたくてヘアバンドを買ったのに、イマイチ似合わなくて結局使っていない…というのは、割とよく聞く話です。特に40代、50代と年を重ねると、ヘアバンドをおしゃれにつけるのが難しいと感じる人は多いでしょう。
そこで今回は、ヘアバンドが似合わない人の特徴を解説!髪の長さ別に、ヘアバンドを使ったヘアアレンジ方法を紹介します。
ヘアバンドが似合わない人の特徴6個
ヘアバンドを使いこなすためにも、自分のウィークポイントを知るのは良いことです。まずは、ヘアバンドが似合わない人の特徴について、解説していきましょう。
■1. 面長
ヘアバンドが似合うかどうかは、顔の形に大きく左右されます。どちらかと言えば、ヘアバンドは可愛らしいイメージがあるため、大人っぽい面長さんは似合わない傾向が強いです。特に、おでこを見せてヘアバンドをすると、より一層面長が強調されてしまいます。
面長さんがヘアバンドを使う場合は、前髪を出すなどして、顔の肌の部分の面積を小さくするのがポイントです。
■2. エラが張って輪郭が四角い
ヘアバンドは顔周りの髪をまとめてスッキリさせる効果があります。その反面、輪郭が強調されてしまいます。
エラが張っていると、ヘアバンドをすることで強調され、顔がゴツゴツした印象になり、似合わないと感じる人が多いです。さらに、ヘアバンドで顔の上部が強調され、下手をすると顔が大きく見えてしまうので注意が必要です。
面長の人と同様、エラが張っている場合は、ヘアバンドで輪郭が強調されないようにヘアアレンジをするのが重要になります。
■3. 頭の形が絶壁
ヘアバンドは横顔のアングルも重要です。頭の形が絶壁だと、ヘアバンドより後頭部の面積が小さく、横から見ると似合わない場合があるので要注意。
幅の広いヘアバンドを使うと、それが境界線になり、絶壁が強調されてしまいます。ヘアバンドを付ける際は、正面からだけではなく、横顔もチェックした方が良いでしょう。
頭の形が絶壁の場合は、ヘアアレンジで補うのがおすすめです。ハーフアップやお団子ヘアにして後頭部にボリュームを出せば、ヘアバンドが似合う横顔になれます。
■4. 髪が太く量が多い
ヘアバンドは頭を1周して髪を支えますが、髪が太く量が多いと、上手くまとめるのが難しくなります。特にこしがしっかりしている固い髪だと、ヘアバンドで抑えた方向に髪がシャキーンと浮いた状態になり、爆発状態になることも…。髪の量が多い人も、全体のボリュームが大き過ぎて、重い印象になり似合いません。
髪が太く量が多い場合は、パーマをかけたりヘアアイロンで巻いたりなどして、ヘアアレンジがしやすい状態にすると良いでしょう。また、爆発しないように、ヘアバンドを付けるときは、まとめ髪でアレンジするのがおすすめです。
■5. 髪型に工夫がない
髪質に問題がなくても、髪型を工夫せず、ヘアバンドをただつけるだけでは、なかなか似合わないものです。顔を洗う準備段階のように見えたり、何となくやぼったい印象になったりしてしまいがちです。特に40代、50代と年齢が上がると、部屋着感が強調されてしまいます。
さっとヘアバンドをつけるだけで劇的におしゃれになる人もいますが、多くはヘアアレンジが必須です。ヘアバンドをおしゃれに付けたいなら、自分に似合うヘアアレンジを探しましょう。
■6. ヘアバンドの選び方が良くない
ヘアバンドが似合わない人は、自分の輪郭や髪型、肌色に合わないものを選んでいるケースが多いです。ヘアバンドは種類豊富ですが、おしゃれに付けるには、自分に合ったヘアバンドを選ばなければなりません。色、デザイン、幅など、どんなヘアバンドが自分に合うのか研究した方が良いでしょう。
特にサイズは重要です。ヘアバンドは伸縮性がありますが、それでもサイズが合わない場合もあり得ます。ヘアバンドがユルユルだとすぐにずれてしまい、だらしない印象になりがちです。また、サイズがきついとハチマキのようになってしまいます。ヘアバンドは、自分の頭のサイズにジャストフィットしたものを選びましょう。
40代でヘアバンドが似合わない人の特徴
40代でヘアバンドが似合わない人の多くは、髪型に問題があります。40代になると髪質も変化するため、以前のように髪を下ろしてヘアバンドをしただけでは、イマイチしっくりきません。それどころか、若作りをしている印象になってしまいます。
40代はおしゃれの変革期ですが、ヘアアレンジも例外ではありません。今までのやり方を通していると、似合わなくなるお年頃なのです。
40代からのヘアバンドは、特にヘアアレンジが重要です。1つにまとめたり、ハーフアップや編み込みをしたりと、髪型に一手間かけるのがポイントになります。ヘアバンドをするだけでおしゃれに見える40代は、相当な童顔で輪郭に恵まれた一部の人だけです。
50代でヘアバンドが似合わない人の特徴
50代でヘアバンドが似合わない人は、ファッションも含めたアイテムの選び方に問題があるケースが多いです。50代のヘアバンドは全身のおしゃれに気を遣わなければ、「邪魔な髪をまとめているだけ」に見えてしまいます。
下手をすると、一気におばさんっぽくなってしまうので、ヘアバンドだけではなく、全体のバランスが重要になります。
もちろん、ヘアバンドのデザインも重要です。50代は髪が痩せてくる年齢でもあります。50代からのヘアバンドは、全体のボリュームを補うアイテムです。それなのに、細めのヘアバンドを選ぶと、生え際が目立ってしまい、むしろ老けて見えることも…。50代からのヘアバンドは、服と同じように試着をして、自分の頭や髪に合ったサイズ、デザインを選ばなければなりません。
メンズでヘアバンドが似合わない人の特徴
男性のヘアバンドはおしゃれ上級者のアイテムといっていいでしょう。服装の色合いやバランスとヘアバンドが合っていない人は、似合いません。
少しゆるめでおしゃれな服装は、ヘアバンドがよく似合います。髪型は色んなものが似合いますが、ヘアバンドの幅の広さや大きさも重要です。服装や自分の雰囲気と合わせる必要があります。
こういった要因から、ヘアバンドはセンスが求められる要素が多いので、似合わない人が多くなってしまうのです。
ヘアバンドのおしゃれな付け方3個[ショートヘア]
ショートヘアでもヘアアレンジ次第で、印象をガラッと変えることが可能です。ショートへの人におすすめの、ヘアバンドのおしゃれな付け方を紹介します。
■1. 前髪なしのヘアバンドのショートヘアアレンジ
(1)ヘアバンドを首に通す
(2)おでこが綺麗に見えるように、生え際までヘアバンドを上げる
(3)サイドから少しずつおくれ毛を出す
(4)ヘアバンドの形を整える
(5)浮いている襟足をヘアバンドの下に少し通す
(6)ヘアアイロンで毛先にウェーブを付けたら出来上がり
■2. 前髪ありのヘアバンドのショートヘアアレンジ
(1)ヘアバンドを首に通す
(2)前髪を下ろしてヘアバンドを上げる
(3)ヘアバンドの幅を調節する(首の後ろはクシュっとさせる)
(4)後ろにある髪を高めの位置で1つにまとめてゴムで結ぶ
(5)最後に前髪を横に流して整えたら出来上がり
■3. ショートヘアなのにロングヘア風ヘアバンドアレンジ
(1)ヘアバンドをセットする(前髪は下ろしても上げても良い)
(2)ヘアアイロンで髪の毛を後ろに向かって巻いていく(根元が立ち上がるように)
(3)くしで根元の髪をクシュクシュさせる
(4)襟足の短い髪はヘアバンドに入れる
(5)ヘアワックスを髪全体に手ぐしで馴染ませて整える(握るように髪にボリュームを持たせる)
(6)スプレーで髪をセットしたら出来上がり
ヘアバンドのおしゃれな付け方4個[ミディアムヘア]
ミディアムヘアになると、ヘアバンドのアレンジ方法も多種多様になります。特におすすめのおしゃれな付け方を、厳選して紹介します。
■1. ミディアムヘアのヘアバンド大人アレンジ
(1)幅が広いヘアバンドを首に通す
(2)髪を下の方でまとめてゴムで結ぶ
(3)ボム出結んだ部分をヘアバンドに隠したら出来上がり
■2. 細いヘアバンドでミディアムヘアアレンジ
(1)髪を耳と同じくらいの高さで1つにまとめて緩く結ぶ
(2)ヘアバンドを髪の生え際の位置にセットする
(3)高い位置の髪を少し引っ張り出してボリュームをつけたら出来上がり
参照:https://www.youtube.com/watch?v=Xh1DIk5cRtM
■3. ヘアバンドで簡単無造作ミディアムヘアアレンジ
(1)髪を低い位置で1本にまとめて結ぶ
(2)髪をつまんでボリュームを出し自然な無造作感を演出する
(3)ヘアバンドを付ける
(4)髪の毛の一部をゴムに巻き付けてピンでとめる
(5)ヘアアイロンで結んだ毛先を巻いたら出来上がり
■4. ヘアバンドを使った超簡単無造作ヘアアレンジ
(1)ヘアバンドを首に下げる
(2)顔周りの髪を残して耳にかける
(3)ヘアバンドを生え際の少し奥に付ける
(4)ヘアワックスを手に広げて髪全体に馴染ませる
(5)ハチ上の髪を手ぐしでハーフアップにし、ゴムでお団子にする
(6)トップの髪を指でつまんで引っ張りボリュームを出したら出来上がり
ヘアバンドのおしゃれな付け方4個[ロングヘア]
ロングヘアもさまざまなヘアアレンジができます。ロングヘアの人におすすめの、ヘアバンドのおしゃれな付け方を紹介します。
■1. ヘアバンドを使ってロングヘアをボブに変身アレンジ
(1)髪を左右に2つに分ける
(2)髪を下の部分で結んでくるりんぱを1回する(左右両方)
(3)ヘアバンドを首にかけ、上にあげる形でセットする
(4)右に結んだ髪をヘアバンドの左側にくぐらせピンで止める
(5)左に結んだ髪をヘアバンドの右側にくぐらせピンで止める
(6)ボブっぽく見えるように髪を引っ張って調節したら出来上がり
参照:https://www.youtube.com/watch?v=vtXjobAEzAg
■2. ロングヘアを編み込みして作るヘアバンドアレンジ
(1)ヘアバンドを首に下げておく
(2)小さなハーフアップを作る(細いゴムで結ぶ)
(3)こめかみから上の髪(左右)をとり、2の上で結ぶ
(4)3より下にある左右の髪をとり、3の下で結ぶ
(5)3~4を繰り返し1本結び状にする
(6)毛先まで1本の三つ編みにする
(7)最後にヘアバンドを頭に付けたら出来上がり
■3. ヘアバンドで簡単お団子アレンジ
(1)ヘアアイロンで髪全体を軽く巻く
(2)ヘアバンドを首に下げる
(3)手ぐしで髪をまとめて耳の位置より少し下で1本に結び、お団子状にする
(4)お団子とトップの部分を指でほぐし、ゆるっとさを出す
(5)ヘアバンドを頭に付ける
(6)サイドの後れ毛をヘアバンドから適度に出したら出来上がり
■4. ロングヘアを下ろしたヘアバンドの基本アレンジ
(1)顔周りの髪をヘアアイロンで巻く
(2)ヘアワックスを手に広げて紙の内側から手ぐしで馴染ませる
(3)前髪を6:4に分け、多い方の前髪をねじり上げてヘアピンで止める
(4)ヘアバンドを耳の上部が隠れるようにして頭に付ける
(5)手ぐしで髪を整えたら出来上がり
まとめ
ヘアバンドは付け方のコツを押さえると、簡単に素早くオシャレなヘアアレンジができる便利アイテムです。ヘアバンドが似合わないタイプでも、髪型やアイテム選びを工夫すれば、オシャレに使いこなせます。今回紹介したヘアアレンジの付け方を、ぜひ試してくださいね。