弁財天といえば、七福神の一人として有名ですよね。弁財天が祀られている神社もたくさん存在します。実は世の中には、弁財天に守られているような人もいます。縁起の良い神様ですので、自分にも弁財天がついているかどうか知りたいですよね。
そこでこの記事では、弁財天がついている人の特徴や、弁財天の参拝方法などについて解説していきます。
弁財天とは?
弁財天とは、七福神の一人とされる、女性の神様です。七福神の中の紅一点、とんでもない美しさの天女としても有名ですよね。
弁財天は水の力を持つ神様とされています。これはサラスヴァティーというインドにある川を神格化した存在ということから来ています。五穀豊穣や財宝、知恵、音楽、延寿を司る神様としても有名です。
実際に日本では、水に関わる場所に弁財天が祀られていることが多いです。私たちに幸福を与えてくれたり、金運を上げてくれたりする神様として有名ですので、弁財天を祀る神社に参拝に行く人も多いものです。
弁財天と弁天様の違い
弁財天と似た言葉で、弁天様という言葉がありますよね。しかしこの二つに違いはありません。弁財天を略した言葉が、弁天となり、そこに敬称をつけて弁天様と呼んでいるだけだからです。
また、弁財天と弁才天、どちらで表記するのかという問題もありますが、これは基本的にどちらでも間違いではありません。
元々は弁才天だったのですが、日本において弁才天が財宝の神様とされたとき、「才」の字をより意味がわかりやすい「財」にしました。そのため、日本においては弁財天と表記することが多いですが、弁才天でも間違いではないのです。
弁財天がついている人の特徴
弁財天がついている人の特徴は、自分らしく生きている人です。自分が好きなことを仕事にしていたり、自己主張をハッキリできたりする人は、弁財天がついている可能性があるのです。
そのようにして自己表現をしっかりした上で、それを仕事として食べていける能力は、まさに弁財天から与えられた力なのかもしれません。多くの人を魅了する姿は、まさに弁財天そのものですよね。
また、人前で表現することが好きというのも、大きな特徴です。人前に立つことが苦手で、できるだけそのような状況になるのを避けて生きている人もいるでしょう。そのような人は弁財天がついている可能性は低いです。
弁財天がついている人は、人前で表現することが大好きですので、目立ちたがり屋であったり、自分から積極的に目立つことをしたりします。天性のスターのような存在ですので、そのような人を見たら弁財天がついているのかもしれないと思っておくと良いでしょう。
弁財天に好かれる人・縁がある人の特徴
弁財天に好かれる人の特徴は、明るい人です。明るくて周囲の人も笑顔にできるような人は、弁財天から好かれます。逆に暗くて、笑顔が少ない人は弁財天がつくこともないでしょう。
また、弁財天に縁がある人としては、水に縁がある人が挙げられます。弁財天は水を司る神様ですので、水に関わる仕事をしていたり、水と縁が深い場所で生まれたりした人は、弁財天に好かれやすいのです。
弁財天は怖い?
弁財天は私たちに幸せを与えてくれる神様ですが、怖い一面もあります。弁財天は気分屋なところがあるため、その機嫌を損ねると大変なことになってしまうのです。
あなたが弁財天と何か約束をした上で、願い事を叶えてもらったとしましょう。しかしあなたが約束を破ってしまえば、弁財天は激高することになります。どれだけ謝罪しても、なかなか怒りはおさまらないでしょう。
その結果、大きな不幸を招いてしまったり、大切なものを失ってしまったりすることもあるのです。
そのため、弁財天に願い事をするときは、嘘をつかないようにしましょう。嘘をついてしまうと、困るのは自分自身ですので、注意しておいてください。
弁財天のスピリチュアルな意味
弁財天のスピリチュアルな意味は、金運アップです。弁財天がついたり、ご利益を得られたりすれば金運がアップし、様々な幸運を引き寄せられるとされています。
金運がアップすれば、臨時収入があるかもしれませんし、宝くじに当たるようなこともあるかもしれません。また、仕事で出世して、収入がアップすることもあるでしょう。
また、学術運や芸術運の向上という意味もあります。勉学に励んでいる人や、クリエイターとして活躍されている人もいるでしょう。そのような人は学びを得る良い機会に恵まれたり、他の人にはないアイデアを思いついたりするのです。
他にも、勝負運を上げてくれたり、恋愛運をアップさせてくれたりするという意味もあります。弁財天は様々な運気をアップさせてくれる存在ですので、弁財天が祀られている神社などに参拝してみると良いでしょう。
弁財天様の好きなもの
弁財天様の好きなものとしては、生卵です。昔から弁財天様にお供え物をするときは、決まって生卵が捧げられていました。これは弁財天様が丸い物に力を働かせ、力を与えてくれるとされているからです。
また、塩やお米、清酒、お金などでも問題ありません。やはりこれらのものも、昔から弁財天様に捧げられていたものです。神社では、その神社が指定しているものを捧げるようにすると良いでしょう。
弁財天の参拝方法5個
弁財天を参拝するとき、どのようなことに注意するべきなのでしょうか。そこでここからは、弁財天の参拝方法を紹介していきます。
■1. 弁財天を祀る神社を探す
弁財天の参拝方法としては、まず弁財天を祀る神社を探すことが大切です。どこの神社でも弁財天を祀っているわけではないため、家から近い場所や有名な神社などを検索して、探してみましょう。
一つの神社の中で、弁財天だけでなく、他の神も祀ってる神社も存在します。そのような神社の場合、本社とは別の場所に弁財天を祀る末社がある場合もあるため、注意しておいてください。
■2. 手水舎で身を清める
神社に到着したら、まずやらなければいけないのは手水舎で身を清めることです。これはこれから神様に会う前に、体の邪気を祓うという意味があります。これを怠ってしまうと、神様に怒られてしまうかもしれないため、しっかり行いましょう。
手水舎では手を洗い、口を軽くゆすぎましょう。しっかりうがいをする必要はありません。綺麗な水を軽く口に含んで吐き出すだけで良いので、しっかり行ってください。
■3. 本社を参拝する
身を清めたら、まずは本社から参拝を行います。まずはお賽銭を入れ、その後に二礼二拍手一礼でしっかり祈りを捧げてください。
神社によっては、礼が一つ多いなど、参拝の仕方に違いがある場合もあります。そのような場合は、参拝の仕方などが看板に書いてあるため、それに合わせて参拝を行ってください。
■4. 末社を参拝する
本社を参拝したら、次は末社などへの参拝を行いましょう。神社の中や、少し離れた場所などに、本社とは別の小さな神社があることがあります。これが末社です。このような場所に弁財天が祀られていることもあるため、忘れずに参拝しておいてください。
■5. お守りやおみくじなどを買う
参拝を全て終えたら、お楽しみの時間ですね、お守りを購入したり、おみくじを引いたりしてください。御朱印などをもらっても良いでしょう。お守りを購入すれば、弁財天のご利益を長い間、得ることができるため、気に入ったものを購入してみてください。
まとめ
弁財天がついている人の特徴などについて解説してきましたが、弁財天は私たちに幸せを与えてくれる神様です。
弁財天を祀る神社に参拝すれば、そのご利益を受け取ることができるでしょう。弁財天を祀る神社は全国に多く存在するため、お近くの弁財天を祀る神社に参拝してみてください。