チャクラという言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。しかし具体的にどのような意味かわからなかったり、その意味を誤解していたりする人も少なくありません。
そこでこの記事では、チャクラの意味や種類、チャクラの整え方などについて解説していきます。
チャクラの意味とは?
チャクラとは、エネルギーを取り込むための入り口を意味する言葉です。体に纏うオーラ自体をチャクラだと勘違いしている人も多いですが、オーラの玄関を指す言葉となります。
チャクラはサンスクリット語で円、円盤、車輪という意味の言葉です。エネルギーを取り込み、循環させていく場所ですので、円や車輪という意味を持つチャクラという言葉が使われることになりました。
人間には7つのチャクラが存在し、それぞれのチャクラを開くことで心身共に健康になれると言われています。
チャクラ7種類の場所と色の意味
チャクラには7つの種類があります。そこでここからは、それぞれのチャクラの意味や場所、色について解説していきます。
■第1チャクラ「ムーラダーラ」
場所 | 肛門と生殖器の間 |
色 | 赤色 |
意味 | 心身の安定、活力、自然治癒力 |
石 | ヘマタイト |
エレメント | 地球 |
発達する年齢 | 1〜7歳 |
第1チャクラの「ムーラダーラ」は、肛門と生殖器の間にある、赤色のチャクラです。人間の根本的な力を支える、基本となるチャクラで、心身の安定や生きるための活力、自然治癒力を左右するチャクラです。
ムーラダーラが乱れると、不安やストレスを感じやすくなることがあります。また、集中力や向上心などを司るチャクラでもあるため、やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。ムーラダーラを整えることで、仕事の結果を出せるようになったり、精神的な健康を守れたりするため、大切なチャクラです。
■第2チャクラ「スワーディシュターナ」
場所 | へそから10cmほど下の丹田 |
色 | オレンジ色 |
意味 | セクシャリティ、喜び、魅力、創造力、芸術性 |
石 | タイガーズアイ |
エレメント | 水 |
発達する年齢 | 8〜14歳 |
第2チャクラの「スワーディシュターナ」は、へそから10cmほど下の丹田という位置にある、オレンジ色のチャクラです。セクシャリティや喜び、魅力、創造力や芸術性を司るチャクラとなります。
スワーディシュターナが乱れていると、自信の魅力がなくなってしまったり、創作活動に対する意欲やアイデアが出てこなくなったりします。また、人に会いたくなくなったり、なかなか家の外に出なくなったりしてしまうこともあるため、注意が必要です。
■第3チャクラ「マニプーラ」
場所 | みぞおちとへその間 |
色 | 黄色 |
意味 | 前向きな気持ち、責任感、自己肯定感、やる気、向上心 |
石 | 琥珀 |
エレメント | 火 |
発達する年齢 | 15〜21歳 |
第3チャクラの「マニプーラ」は、みぞおちとへその間にある、黄色のチャクラです。前向きな気持ちや責任感、自己肯定感、やる気、向上心などを司るチャクラとなります。
マニプーラが乱れると、気持ちが弱くなってしまったり、なかなか物事を決断できなくなったりします。あらゆることへのやる気がなくなってしまい、自分を高めようとする気持ちもなくなってしまうため、仕事に大きな影響が出てしまうでしょう。人間としての強さが失われてしまうのです。
■第4チャクラ「アナーハタ」
場所 | 両胸の間 |
色 | 緑色 |
意味 | 愛情や友情、共感能力、思いやりのような、人間の様々な情 |
石 | ローズクォーツ |
エレメント | 空気 |
発達する年齢 | 21〜28歳 |
第4チャクラの「アナーハタ」は、両胸の間にある、緑色のチャクラです。ハートチャクラとも呼ばれるチャクラで、愛情や友情、共感能力、思いやりのような、人間の様々な情を司るチャクラです。
アナーハタが乱れると、他人に対して攻撃的になったり、相手の気持ちに共感できなくなったりします。また、誰かを愛することも、自分自身を愛することもできなくなってしまい、自己否定の気持ちが強くなってしまう場合もあるものです。マイナスな感情を排除する役割もあるため、アナーハタが乱れると悪いことばかりを考えてしまうこともあります。
■第5チャクラ「ヴィシュッダ」
場所 | 喉仏の下 |
色 | 青色 |
意味 | コミュニケーション能力や自己表現、学び、交渉というような、声に関する力 |
石 | アクアマリン |
エレメント | サウンド/音楽 |
発達する年齢 | 29〜35歳 |
第5チャクラの「ヴィシュッダ」は、喉仏の下にある青色のチャクラです。コミュニケーション能力や自己表現、学び、交渉というような、声に関する力を司るチャクラとなります。
ヴィシュッダが乱れると、コミュニケーションがうまく取れなくなってしまったり、自分の意見を主張できなくなってしまったりします。うまく言葉が出てこなくなり、何を話せばいいのかわからなくなってしまうため、人間関係に大きな支障をきたすこともあります。
■第6チャクラ「アージュニャー」
場所 | 眉間 |
色 | 藍色 |
意味 | 目や神経、物事を本質を見抜く力、アイデア、直感などの力 |
石 | アメジスト |
エレメント | 光 |
発達する年齢 | 36〜42歳 |
第6チャクラの「アージュニャー」は、眉間にある藍色のチャクラです。第三の目やサードアイとも呼ばれ、目や神経、物事を本質を見抜く力、アイデア、直感などの力を司るチャクラとなります。
アージュニャーが乱れてしまうと、物事を考える力が弱くなってしまったり、予測を立てられなくなったりします。人間は無意識のうちに直感で物事を考え、物事を判断しているため、アージュニャーが乱れることで間違った決断をしやすくもなるでしょう。注意が必要です。
■第7チャクラ「サハスラーラ」
場所 | 頭の上 |
色 | 紫色 |
意味 | 脳や霊感、スピリチュアルな力、運気 |
石 | クリアクォーツ |
エレメント | 神の意識 |
発達する年齢 | 43〜49歳 |
第7チャクラの「サハスラーラ」は、頭の上にある紫色のチャクラです。クラウンチャクラとも呼ばれ、脳や霊感、スピリチュアルな力、運気などを司るチャクラとなります。
サハスラーラが乱れてしまうと、霊感やスピリチュアルな力が弱まってしまうものです。宇宙との繋がりを感じられなくなり、運気も悪くなってしまう場合があります。場合によっては、邪気を寄せ付けてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
チャクラの乱れが引き起こすこと
チャクラが乱れてしまうと、体外からエネルギーを取り入れることができなくなってしまい、体内で古いエネルギーが滞留してしまいます。それにより、そのチャクラが担う機能がうまく作用しなくなり、今までできていたことができなくなってしまうでしょう。
活力を失ってしまい、疲れが取れなくなってしまったり、精神的な不調を起こしてしまったりすることも多いです。時には、コミュニケーション能力やアイデア力、性欲にまで影響を及ぼしてしまうこともあるため、注意しておきましょう。
チャクラの整え方・活性化方法14個
・瞑想を行って地球の中心からエネルギーを集め、浄化する
・自然の中で過ごす
・直感が導く色の服を着る
・調整しようとしているチャクラと同じ色の食べ物を食べる
・各チャクラと同じ周波数で音を聞く
・エッセンシャルオイルを塗る
・ヒーリングを受ける
こういった行動によって、チャクラを整えることができます。さらに、各チャクラの整え方についても説明します。
チャクラ | 整え方 |
---|---|
第1チャクラ | 自然に触れる |
第2チャクラ | 創作活動をする |
第3チャクラ | 太陽の光を浴びる |
第4チャクラ | 感謝の気持ちを伝える |
第5チャクラ | 歌う |
第6チャクラ | デジタルデトックスをする |
第7チャクラ | 星空を眺める |
チャクラ調整で好転反応が起こる?
チャクラ調整を行うと、好転反応が起こることもあります。チャクラを調整することで、うまくエネルギーが流れ込んでくるようになるのですが、それまでとは一気に環境が変わってしまいますよね。
その急激な環境の変化に体が反応してしまい、好転反応が起こることがあるのです。頭痛やめまい、体のダルさ、微熱というような風邪のような症状が出てしまうことがあります。
しかし好転反応はチャクラが良い状態に戻るために必要な反応です。好転反応が出たということは、良い方向に向かっている証拠でもあるため、しっかり体を休めて体調が回復するのを待ちましょう。
まとめ
チャクラの意味や種類などについて解説してきましたが、チャクラが乱れてしまうと、生活に様々な影響を与えてしまいます。
そのため、今回紹介した方法を使って、しっかりチャクラを整えるようにしましょう。そうすることでエネルギーがうまく循環し、健康的な生活を送れるようになります。