人は皆平等という言葉があるように、誰でも神仏の加護を受けることは可能です。しかし誰でも同じように神仏の加護を受けられるとはいっても、実際に加護を受けられる人と受けにくい人がいるでしょう。
加護を受けたいのなら、神仏との関わりを強くしたり加護を受けられるような行動をすることが大事だといえます。自分が何も行動をしていないのに、神仏の加護を期待するのは難しいのです。
神仏の加護の意味とは?
自分が健やかな人生を送れるように神仏に守ってもらうことを、加護を受けると表現します。天災に遭遇しても大した被害を出さずに済んだり、善行を行った対価として自分にも良いことが起きたりするのは、全て神仏の加護を受けているからなのです。
また、自分は運が良いと思う出来事に遭遇した経験がある人も多いでしょう。そういった運が良いと思える出来事も、全て神仏からの加護のおかげともいえます。
天災に遭遇して助かるのも、自分に良いことが起きるのも、全ては偶然だと捉える人がいるのも事実ですが、信じる者は救われるのは本当なのです。
神仏の加護を受ける人の特徴10個
■1. 信仰心がある
信仰心があり神仏の存在を信じることができる人は、必然的に神仏の加護を受けやすくなります。加護を受けるには信じる心や感謝する気持ちが大切だとされており、信仰心がある人達にとっては、それらを持つのは普通のことなのです。
日常生活が平穏に送れるのは神仏のおかげだと感謝を伝えることで、神仏からの加護を受けることに繋がるのでしょう。そして普段から神仏との関わりが深いことも加護を受けやすい環境になります。
■2. 寺院や仏閣巡りをする
神仏とのご縁が結べる場所である寺院や仏閣巡りをするのも、加護を受けるには大切なことです。信仰心がなくただの観光目的だったとしても、訪れることに意味があり神仏とのご縁を結ぶことになりますからね。
また、観光目的でも寺院や仏閣にある神仏には、手を合わせて挨拶をする人がほとんどでしょう。信仰心がなくても手を合わせて挨拶をすることが神仏との縁を結ぶ行為となり、加護を受けやすい状況を生み出しています。
■3. お墓参りや仏壇に手を合わせる
先祖供養のためにお墓参りや仏壇に手を合わせる習慣がある人は、神仏の加護を受けやすくなります。徳を積む行いは神仏の加護を受けることに繋がっており、先祖供養をするのは徳を積む行いだといわれているのです。
またお墓や仏壇に手を合わせる時には、先祖の成仏や死後の世界で楽しい時間を過ごすことを願う人が多いでしょう。そのように自分以外の人のために願ったり祈ることは、徳を積む行いだといわれています。
■4. 人を傷つけない
自分本位な言動をせずに人を傷つけることがない人は、徳を減らすことがありませんから、加護を受けやすい環境になります。
徳を積む行いをすると回り回って自分にも良いことが起こり、それは神仏の加護の恩恵を受けているといわれているのです。
徳が消えてしまうと恩恵である加護を受けることができませんから、人を傷つけずに徳を減らさない人は、加護を受けやすいといえるでしょう。
■5. 仏眼の手相がある
神仏や自分のご先祖様に守られている人は仏眼という手相があり、その手相を持っていると加護も受けやすいでしょう。
親指の内側の関節部分にまるで目のような手相がある人がおり、その手相の持ち主は神仏やご先祖様に守られているといわれています。
神仏やご先祖様から守られている人達は信仰心を持っているか、先祖供養をきちんとしている人達のはずです。徳を積む行いを普段から当たり前のようにしているのですから、加護を受けやすい環境だといえるでしょう。
■6. 健康管理ができている
神様や仏様といった神仏は健康的な人を好む傾向があるといわれており、自分の健康管理ができている人は加護の恩恵を受けやすいのです。
健康に過ごしているからこそ、神仏との繋がりを持つ行動や先祖供養などが積極的にできるともいえるでしょう。
病気などを患ってしまうと自由に動き回ることが困難になり、徳を積むこともできない状態になります。健康で過ごせるように健康管理ができる人は、加護を受ける機会にも恵まれるのです。
■7. 前向きな性格
何事も前向きに捉えて積極的に行動を起こせる人は、自然と神仏の加護を受ける機会に恵まれます。
嫌なことが起きたとしても自分の経験や糧だと考えることができ、決して人を恨んだり妬むといったこととは無縁ですから徳を減らしません。
人を悪くいったり貶めたりする言動をすると、積んだ徳が減ってしまうのです。前向きに考えることができる性格の人は、積んだ徳を減らさないので加護を受けやすくなります。
■8. 自分を持っている
自分の意見をしっかりと主張できる人を神仏が好むといわれていますので、加護を受けやすいといえるでしょう。人の意見に流されずに自分の考えで行動ができないと、しっかり生きていくことが難しくなる場合もあります。
また人に依存したりすると、相手の人生にも悪影響を与えてしまうこともありますから、とても良い行いとはいえませんよね。
ですから、しっかりと自分の意見を持って主張をすることができる人達の方が、神仏の加護を受けやすい状況になってしまいます。
■9. 善行をする
普段から人のためになる善行をする人達は、その対価として加護の恩恵を受ける機会が多くなります。徳を積んだ対価として自分にも良いことが起きるといわれており、それは神仏の加護であるともいわれているのです。
見返りを期待して人のために何かをするのは、徳を積むことには繋がりません。しかし何も見返りを求めずに純粋に人のためを思ってする行動は、神仏に誉められる行動ともいえます。
■10. 感謝の気持ちを抱いている
常に周りの人への感謝の気持ちを抱いている人は徳を積んでいることになり、その恩恵を受けやすい環境になります。感謝の気持ちを伝えることで、相手の人を幸せな気分にさせることができるのです。
他人を幸せにする言動は徳を積む行為といわれていますから、結果的に神仏の加護を受けることに繋がるといえるでしょう。
また感謝の気持ちを抱いている人は、自分自身も人のためになる行動を多くする傾向がありますから、その点からも加護を受けやすくなります。
神仏の加護を受ける効果
自分が困った状況に陥った場合には、必ず手助けをしてくれる人が現れるようになりますし、状況が好転して解決に導いてくれるようになります。
また、神仏の加護を受けると運気も良くなるといわれていますから、安定した生活を送ることも夢ではありません。
そして自分の周りの人との人間関係で困ってしまうことも少なくなっていくでしょう。つまり神仏の加護を受けると、順調に充実した人生を歩むことができるといえるのです。
まとめ
神仏の加護を受けるには、信じる心を持つことが大切だといえます。信仰心がないとしても、寺院や仏閣といった神仏との縁が結べる場所を訪れた際には、手を合わせて日頃の感謝を伝えるだけでも充分なのです。
天災などに見舞われても生活ができるのは、神仏の加護を受けているからだといえるでしょう。そして自分のご先祖様のことも大切にして、お墓参りや仏壇に手を合わせるという行為も、やはり大切なことだといえますよね。