季節がうつり変わるのと同じように、人の運気も上昇したり下降したりするものです。長い人生を過ごす中で運気がうつり変わってしまうのは、仕方のないことだといわれています。
また運気のうつり変わりがある時期には事前に何かしらのサインがあり、自分の周りで起きる事柄に注意をすれば把握することができるでしょう。
そこで今回は、運気が下がる前兆に感じることが多いサインを紹介していきます。
運気が下がっている前兆サイン10個
■1. 体調が優れない日が続く
病気を患っていないのに、頭痛を感じたり怠さを感じるといった程度の異変を感じる日が続きます。自分のエネルギーにマイナスの影響を与えるため、何となく体調が優れない日が続くようになるのです。
どれだけ寝ても疲れが取れないとか、病院を受診するほどでないとしても不快な症状を感じることが多いでしょう。マイナスのエネルギーの影響があるために、回復をするのが遅くなってしまいます。
■2. 愛用品を失う
自分が普段から使っている物を失くしたり、壊れてしまったりすることが多くなります。愛用品を失うというのは、運気が下がっている証だともいわれているのです。
また自分の身代わりとして、愛用品が悪い出来事を引き受けてくれたとも捉えることができるでしょう。そして運気がうつり変わる時期には、持っている物を手放す必要があるともいわれていますから、身近にある愛用品が1番影響を受けやすくなるのです。
■3. 文句や愚痴を言いたくなる
負のエネルギーに影響を受けるため、普段は思わない文句や愚痴を言いたくなってしまいます。運気が下がることで負の影響を受けてしまい、思考にも負の連鎖が起きてしまうのでしょう。
自分の置かれている現状に満足できなくなり、見合っていないという考え方になってしまうのです。負の影響からどんな事柄に対しても悪い方向にしか考えられなくなってしまい、結果として文句や愚痴ばかりが蓄積するようになります。
■4. 事故・トラブルに遭遇する
物や人間関係を失ってしまうような、事故やトラブルに遭遇することが多くなります。運気が下がると悪い出来事が起きるといわれており、目に見えて悪い出来事が起きるようになってしまうといえるでしょう。
また、周りの人と衝突したり物を損失したりするのは、そのまま自分の運気を表しているともいわれているのです。
負の影響で悪い方向にしか考えられなくなってしまうので、普段は気にしない発言などにも反応をしてしまいます。
■5. 何をしても空回りする
今までと同じように過ごしていても、何かと上手く回らなくなってしまいます。運気が下がっていることで、タイミングを逃してしまったり決断を下すことに迷いが生じてしまいがちになるのです。
潜在意識で運気が下がっていることを察知しているので、最悪の事態を避けようとして慎重になってしまうのでしょう。しかし、その慎重な姿勢が空回りを生む原因になっていますが、取り返しのつかない事態にはなりません。
■6. 他人を妬む気持ちになる
精神面で負の影響を受けてしまうため、他人のことが妬ましく思えるようになります。自分よりも運が良い人や、要領が良い人の言動ばかりが目についてしまうのです。
空回りをしている自分と比較してしまい他人が羨ましく感じるようになり、疎む感情が芽生えてしまうでしょう。
疎む感情が芽生えてしまうのは、負の影響を精神的に受けているからなのです。つまり思考そのものが運気が下がっていることで負で占領されているといえます。
■7. ネガティブ思考になる
人に対して負の感情を抱くのと似ていますが、何事もネガティブ思考で考えてしまうようになります。普通の状態で捉えれば良いことだとしても、運気が下がっている時には悪い方向にしか考えることができません。
常にネガティブ思考になってしまうため、自分のことを認めてくれる相手に対して裏があると勘ぐってしまう場合もあるでしょう。そしてネガティブ思考が定着をしてしまい、悪い方向にしか考えていないことすら自覚がないのです。
■8. 部屋が散らかる
運気が下がってくるとヤル気が湧かなくなってしまうため、自分の部屋が片づけられなくなってしまいます。散らかしている認識がなくても片づけが面倒に感じてしまい、結果的に部屋が散らかっていくのです。
また体調面での影響も受けている場合には、片づける気力すら湧いてきません。自分が過ごす場所だけ確保して、それ以外の場所は散らかり放題という惨状になってしまうことも!普段から綺麗好きな人が片づけをできないなら、運気が下がっている証といえます。
■9. 人間関係で違和感を感じる
自分のエネルギーが影響を受けてしまうため、人間関係で今まで通りにはいかないことがあります。同じように接しているつもりでもどこかギクシャクしてしまったり、相手の言動を理解できなくなってしまいがちです。
エネルギーの波長が変化しているので、それまでは波長が合った人とも合わなくなってしまうのです。妬みなどの感情を抱かなくても接している時にスッキリとせず、悶々とした印象を抱くようになります。
■10. 悪い出来事が続く
運が悪いと自覚してしまうほどの出来事が、次から次へと続くようになります。運気が下がっている時には悪い出来事が起きるといわれており、時には続いてしまうこともあるのです。
悪い出来事を経験した際にネガティブ思考で捉えてしまうため、更に悪い出来事を呼んでしまっている場合もあるでしょう。潜在意識で運気が下がっていることを自覚させるために、何度も似たような出来事を経験させるともいわれています。
運気が下がる原因
良い運気が流れてこない環境にいたり、文句や愚痴といった負の念を発している場合には自分で運気を下げてしまっています。
運気が下がっていたとしても、良い運気を取り込めば運気が下がりませんが、良い運気が流れてこなければ下がりっぱなしになってしまうのです。
また、運気が下がる原因の中には負の念を発することも含まれていますから、愚痴や文句を言ってしまうと負の念を発しているといえます。
水回りが綺麗な状態だと運気が上がるという話を聞いた経験があるでしょう。しかし反対に水回りが汚れているまま放置していると、運気が滞ってしまい悪い運気を呼び寄せる原因となってしまうのです。
そして自分自身で文句や愚痴を発していないとしても、周りに愚痴や文句を言う人がいれば、自然と影響を受けてしまい運が下がる原因になりますので注意してください。
運気が下がる時期
最初にも触れていますが、長い人生の中で何度も運気のうつり変わりを経験するものです。自分自身を成長させる時期や何か学ぶことがある時期などに、運気が下がるといわれています。
また頑張り過ぎている時期にも、潜在意識が休息をさせるために運気を下げて自覚を促すこともあるでしょう。
自分の言動などが原因で運気が下がっていないとしたら、それは何かしらの課題が与えられている時期だと捉えることができるのです。人として成長するために学ぶことがあり、自分をもう1つ上のステージに上げるために運気が下がることもあるといわれています。
運気が下がる行動
人に不快な思いをさせる言動をすると、自分の運気を下げる結果になります。言葉遣いが汚い・感謝の気持ちを抱かない・文句や愚痴を言う・身なりを気にしないような言動をすると負のエネルギーを放つことになり、運気が下がってしまうのです。
運気が下がる時というのは、悪い方向に向かうとも捉えることができるでしょう。つまり負の方向に向かうともいえ自分で負のエネルギーを放てば、当然ながら運気を下げることになります。そして迷惑行為なども運を下げてしまうといわれているので注意してください。
運気が下がる場所
良い運気が流れてこない場所というのは、悪い運気が流れていかずにその場に留まってしまっているので、訪れた人の運気を下げてしまいます。悪い気や負の念が浄化されずに残っているので、人にも影響を与えてしまうといわれているのです。
掃除がされておらず汚れたままの水場や、植物が枯れた状態で放置されている場所などは、悪い気が流れていかずに留まっているでしょう。
また心霊スポットと呼ばれるような場所で、負の念が存在している場合には、運気を下げてしまう場所だといえます。そして風水的に見て凶の方角に住んでいる場合にも、家自体が運気が下がる場所になってしまうので注意してください。
運気を取り戻す方法
運気が下がっていると感じても、あまり考えずに前向きに捉えれば、良い運気を呼び込むことができます。悪い出来事を経験しても自分のプラスになることだとポジティブに捉えて、明るい気持ちで過ごすことで運気が上がることになるのです。
また良い運気が流れていくように、家の中を掃除して綺麗な状態にすることもおすすめ!掃除をする際に自分の心も綺麗にするように心がければ、精神的にも安定を取り戻すことにも繋がります。
精神的に安定をすると何事も前向きで考えられるようになり、負の連鎖を断ち切るキッカケになるはずです。そして良い行いをする方法で運気を上げることもできます。
困っている人達のために献血をしたり、少額でも良いので寄付をするといった行為も、良い行いになり運気が上がるようになるでしょう。
まとめ
病気でもないのに体調に異変を感じたり、目に見えて悪い出来事が続く場合には、運気が下がっている証といえます。誰にでも平等に運気のうつり変わる時期はありますが、自分の言動で運気がうつり変わることも多いでしょう。
自分から負の念を発さないようにして、前向きな気持ちで過ごすことで運気を上げることができますので、深く考えないことも大切です。