臨死体験とは？臨死体験者が経験したこと12つと死後の世界

人が死んだ後、どこへ向かうのだろう。そもそも意識はあるのか、死後の世界は自由に飛び回れることができるのか、亡くなった家族とは会えるのか、この世には、誰もが体験できることと、特別な体験をする人が存在します。そこで、一般的には知られていない事などで、不明なことがあると思いますが、なかでも、生と死の中で、臨死体験という不思議な経験をされる人もいます。

そんな臨死体験についてまとめたので、どのようなものなのかをチェックしてみてくださいね。

そもそも、臨死体験って何だと思いますか？
字で表現されると臨む（のぞむ）死（し）の体験って、文字だけでも想像できないけど、何となく、気持ちの良い体験ではなさそうな気がしませんか？

その名の通り、臨死体験は、生と死の境界線にいた時間でもあり、死後の世界を見てしまった、そのような経験が臨死体験と言います。

死の淵に立ち、生と死のはざまにいた感覚が鮮明に残っており、実際一度、死んだと思われた人が、生き返った人は、臨死体験をしたと聞くことも多いでしょう。一部では、脳が幻覚を見ているという説も挙げられましたが、臨死体験をした人は完全に御臨終と宣告を受けた人も、臨死体験をしていることが多いのです。臨死体験は、この世とは別の感覚を味わうことがあるようです。

では、臨死体験を死の淵に立つと誰もが見えてしまうものなのでしょうか。私の友人も心筋梗塞で意識不明で心臓も一度止まり、胸骨圧迫と心肺蘇生で、一命はとりとめました。しかし、その時のことを一切覚えてはおらず、気が遠くなる瞬間の記憶はあったそうです。この様に誰もが、臨死体験をするとは限らないとのですが、臨死体験に陥ってしまうケースをまとめてみたので参考程度にチェックしてくださいね。

1、心臓発作による心肺停止状態
2、大事故による心肺停止状態

など、何らかの原因で昏睡状態になり、臨死体験をすることがあるそうですね。そして、その時に見た景色や空気感、聞こえてくる声や、死の世界で出会った人などは、臨死体験した人によっても、見えているモノや体験したことは、さまざまであるといえます。いずれにしても、科学的に説明のできない状態を経験する人が居るという事と、臨死体験をする条件があるというのは、肉体と魂が別々になる瞬間に陥るということがあるようですね。

世界各国で、臨死体験をした人の声を集めてみました。臨死体験をして生き返った人の人生には、何らかの影響があるのも事実のようですね。一度死の淵に立たされた人がどうして戻ってくることができたのか、それは、追い返されたからという説があります。まさに、生かされているとはこういう事なのでしょうか。死が身近なものだと理解しているつもりでも、完全にできていないのも事実。

また、死後の世界についても、分かっているようで、そこはやはり未知の世界であることも事実です。そんな臨死体験を経験した人の話をまとめたので、ちょっと覗いてみてくださいね。

死んだはずの祖父母と会った、亡くなった子どもや兄弟に会ったという声が多く挙げられています。この様な体験をした人は皆、恐怖よりなぜそこに自分がいるのか、不思議でならないといった感覚になるようです。また、死者に「まだ、きてはいけない」と言われて意識が戻った人もいるようですね。それから、亡くなった兄弟の顔を見たことがないという人も、兄弟という人に出会った人が、生き返った後で、自分の兄弟を親に話したところ、驚かれた経験をされた人もいるようです。自分との接点がなかった兄弟が、臨死体験中に接点を持つようになるとは、誰もが想像をしていなかったことで周囲の人も驚いたことでしょう。

臨死体験をしたことで、あの世の家族に出会い、この世に戻って人生感が変わる人もいます。きっと、何か必要なメッセージを与える為に、臨死体験をしたともいえるかもしれませんね。

臨死体験をした人の多くは、今までに味わったことがないほどの静けさと、心地よい感覚に包まれるという人も多くいます。無音で、その空間に居る人が言葉を一言も発することもなかったが、何となく同じ方向を一緒に歩いていたり、座っていたり、または花畑を歩いていて、とても綺麗で癒されたという人もいます。不思議ですよね。音のない世界で、花畑はこの世にもあるのに、死後の世界の花畑の方が癒される感覚になるのはなぜなのでしょうね。

大病や大けがで肉体の苦通を味わっていた人も、臨死体験の中では痛みが一切なく、大きな愛に包まれるような、とても不思議な感覚だけど、落ち着いていてゆったりとした気分で、心地よかったと言い人もいます。

死の淵を歩いている、そのような感覚になる時は対外離脱の話をよく聞きますよね。横たわって居る自分の上を飛んでいたとか、自分から離れそうになり気が遠くなるときに、兄妹の声で意識が戻ったという人もいます。また、暫く自分の肉体から離れて色々な所を飛んでいたという人もいます。対外離脱をしている人の記憶は鮮明であり、まだ訪れたことがない場所の詳細まで詳しく伝えられることに、対外離脱というものが実際にあるのだということを多くの人が理解しているということもあります。

対外離脱を体験する人の多くは、昏睡状態で経験することもありますが、たまたま階段などから落ちた時、もう一人の自分が、階段から落ちる姿を見ていたという人もいて、必ずしも意識が無くなりそうな時に見るものとは限らなそうですね。

死ぬ間際のセリフなどでも定番になっていると思いますが、過去の記憶が走馬灯のように巡るというのは、よく聞きますね。死後の世界では、もうひとりの自分がこの世で生活をしてきた自分を、ジャッジするということ聞いたことがありますか。良い行いも悪い行いも全てお見通しなのは、もう一人の自分が共に見ているからなのです。亡くなった後、自分がどうであったかを裁判するようです。

そこで、よく聞く走馬灯のように巡るというのが、過去の自分の行いがどうであったのか、審査しているとも言える時間のようですね。そこで、まだやり遂げなくてはいけないことがあるようであれば、臨死体験から目覚めるという説もあります。

神様と言われているものが、強い光でありすべての色を含み、全ての感情を司る偉大なものとして称されているところがあります。深い悩みの中にいる時、真っ暗なトンネルにいる感覚になるという人が居ますよね。そして、この暗いトンネルから光を探して歩き続けるイメージと同じで、臨死体験をした人の中には、真っ暗なトンネルを歩いていて、一筋の光が見えてくると言うのです。その一筋の光の方向へ歩くと、目も開けていられないくらいの眩しさの中に包まれて、目を覚ましたという人もいます。

また、人によっては、信仰しているモノから強い光を感じて、導かれるという体験をした人もいます。例えが暗いトンネルと表現しているところがありますが、人によっては、単に真っ暗な空間にいたということもあるようです。

人気アニメに度々出てくる「時空空間移動」をしているような体験をする人もいます。タイムスリップなのか、中には周囲が歪んでいるように見えたとか、無音で、時間の感覚がなかったという人もいます。死後の世界とこちらの世界の違いは幾つかありますが、時間の違いもかなり大きいと言われています。

死後の世界では、どのくらいの時間が経ったのか、全くわからないと言いますね。よく聞くのが、魂の世界の1時間はこちらの世界の何十年のも相当すると聞いたことがあります。生まれ変わるのに、何百年という時間がかかるのも、そのせいなのかもしれませんね。いずれにしても、肉体が感じる時間と魂が感じる時間には、かなりの違いがあるということだけは確かなようですね。

対外離脱とは異なりますが、魂だけがスーッと飛んでいくような感覚です。例として、亡くなった人がお世話になった人へお礼参りするような現象があります。距離は関係なく、飛行機よりも早く、まさに瞬間移動のようなことが起こることもあるそうです。臨死体験をするというのは、肉体ごと移動するのではなく、魂が自由に動きまわる状態になります。それは、風のように素早く動きます。また、霊感が強い人や敏感な人、そういう目に見えないものを感じ取れる人は、「いまそこに○○さんがいたね」などという人もいるでしょう。臨死体験をした人の中には、自由に動きまわってあちこち浮遊していたという人もいるそうです。

これも良く聞きますよね。三途の川。亡くなった人が渡るのも三途の川であり、三途の川というのが、あの世とこの世の境目なのです。臨死体験をした人が三途の川の前まで行くと、死んだはずの友人が手を振っていたとか、死んだ祖母が手を振っていたので、そちらに向かおうとしたとこで、大きな声で引き止められた時には、病院のベッドにいたという人もいますね。

いずれにしても、この世とあの世の境界線のひとつが三途の川であり、あの世に完全に行ったというより、あの世の一部を目にしたことや、そこまで魂が行ってしまう現象が臨死体験だということですね。宗教によっても異なると思いますが、亡くなった人が三途の川を歩くのに草履をはかせてあげると言いますが、実際に三途の川があるというのは、臨死体験者からも聞いて、驚きますよね。

意識が遠くなっていき、これまで流れていた周囲の音が聞こえなくなったとき、今後起こりうる未来の出来事や、自分に降りかかる未来のことを映像として視せられることもありますし、言葉で伝えられることもあるようです。こちらの世界と異なり、魂の世界に言語という壁や感情というものがありません。意思疎通もでき、体の不自由がないとも言われています。

あの世は、魂の世界で物質がないことでも知られていますよね。魂は、意識の共有ができる空間です。また、お告げのような出来事を伝えらえたことが、生死にかかわることであることもあり、選択することはあなたに委ねられていることもあるようですね。

臨死体験した人の中には、とてつもない恍惚感で、ずっとその場にいたかったという声を聞くこともあります。きっと私たちがまだ、経験したことのない快感に溺れるのだと思います。それは、この世にはないものであり、例えようがないということもありますね。ただ、そこにいるだけで、幸福感と高揚感にその場にいるだけで、陶酔してしまうような、感覚になるのかもしれません。

肉体から離れた状態がどれだけ心地よいものか、体験したい気持ちはありますが、誰もが同じ体験をできるとは限らないので、やはり臨死体験は未知の世界であり怖さがあるのも事実ですね。

一瞬の出来事だそうですが、臨死体験をした人の中には、死後の世界の階層を目にした人もいるようですね。それは、これまでに挙げられたお花畑のような心地よい空間とは異なり、ダークな闇の世界を見た人もいるようです。その闇の世界は、ひとつではなく、闇にも階級があることに気づかされたという人もいます。とても衝撃的なことだと思いませんか？

魂の世界には階級があると言われてきましたが、それは、良い意味の階級だと思いこんでいた部分があったと思います。しかし、臨死体験者の中には、恐怖の扉がいくつもあったのを見たという証言をされている人もいるのです。

臨死体験をしたとき、身の毛もよだつ体験をする人がいます。魂があの世で彷徨っている時、デビルマンのような妖怪のような人間ではない姿のものが近寄ってきて、無理やり瞼を閉じようとするそうです。この経験をした人は、誰もが夢で一度は経験したことがあるのではいかと言っていました。夢の中で、追われていて逃げようと全力で走ろうとしても、信じられないくらい遅くて、まるでスローモーションをみているかのような夢をみたことはないですか？何でこんなに遅いのだと、自分に苛立つこともあったと思います。

この様なことが臨死体験中に起こるそうです。つまり、目覚めさせないようにしようということがあったのではなかったかと、二度とこの世に変えることができないのではないかと思ったそうです。

これまでに、時代や国を超えて、さまざまな臨死体験をした人がいます。最もわかりやすいイメージでいうと、塀の上に私たちは立っている、右に落ちれば生の世界があり、この世の世界。左に落ちれば死の世界であり、あの世の世界というように、生と死は紙一重であることもお解り頂けたと思います。そんな両極端に思える生と死の世界だからこそ、臨死体験をする人が多いのではないでしょうか。そこで、これまでに臨死体験をした人の具体的にどのような事があったのか、その例をまとめてみましたので参考程度にチェックしてくださいね。

信仰心の強いクリスチャンの少女は、思春期に神様への誓いを破って、信仰心に従わなくなった時がありました。そんな時、臨死体験をしたのです。彼女は、天使に導かれるまま、あの世と言われる地獄を見たそうです。その時、光の存在であった神様を目の当たりにしたことを鮮明に覚えていました。神様がいる辺りは、光が強くそこに存在するもの全てに光を照らしていたそうです。神様は彼女に言ったそうです。

「チャンスは一度きり、もし、チャンスを無駄にしたら、地獄に行くことが決定する」というお告げのようなものを体験した少女は、臨死体験後に、自身の行動や振る舞いを改めたそうです。彼女の家は古くから信仰の強い家系だったため、神様を子どもの頃から信じていた彼女にとって、臨死体験で怖かった体験と同時に神様に出会えたことで何かが変わったのかもしれませんね。

自分以外の誰も居ないはずの、２階の階段から下りようとしたとき、誰かに押されて階段から落ちた少年がいました。落ちた場所から動くこともできずに、頭はぬるく湿り始めて、意識がもうろうとする中、頭から血を流していることだけは理解したそうです。大きな音に、家にいた家族は階段から落ちて、頭から血を流している少年を何度も呼んでいたそうです。もちろん少年も自分を呼ぶ声は、近くで聞こえていましたが、だんだんその声が遠くに感じるようになったのも覚えていたそうです。倒れた自分に近寄り慌ただしい空気感の中、なぜか、自分の体が何かに引っ張られるように出ていこうとしたのです。すると、妹が「ダメ！」と一声かけると、自分の魂が身体から出ていこうとしていた感覚はなくなったそうです。一瞬の臨死体験でしたが、あのまま身を任せていたら、妹が一声かけていなかったら、この世に帰ることはできなかったのではないかと、今でも思うそうです。

病院のベッドで寝ていたはずの幼い少年は、臨死体験をしたことで話題にもなりましたね。少年は、体が弱く入退院を繰り返していたそうです。幼い息子の病気が治らないかと両親は神様にお願いをする日々が続いていたそうです。ある時、少年は自分の意思で身体を出て隣の病室にいる両親の行動をみていたそうです。両親が神様にお願いをしている様子を見ながら、臨死体験をしたそうです。

臨死体験をしたとき、神様と会話をしたことも明らかにされたそうです。神様の膝の上に座ったこと、天使を見てきた事など話すことは何もかもが具体的だったことが多くの人に知られた事で話題になりました。少年が見てきた世界は天国だったと話していることから、死の世界に天国があるのだと誰もが思ったにちがいないですね。大人より子どもの方が、敏感なので、感じ取りやすいのも事実の様です。

現在の家が建つ前に、火事で幼い子どもが亡くなったそうです。それから、火事の跡形は、すっかり無くなり、日常を過ごしている時、外で野球をしていた子どもは雷に当り、救急車で運ばれることになったそうです。事件なのか事故なのか、近所の人を含めて一緒に遊んでいた友人たちも、救急が出発するのを待っていました。やっと受け入れ先が決まった子どもを乗せた救急車が、出発しようとしたとき、自分より少し小さい男の子が「大丈夫だからね、まだこっちにきてはいけないよ」と言って意識が遠くなる少年を励ましていたそうです。

病院で目が覚めた時、救急車で付き添ってくれた男の子のことを母親に聞いた話したところ、昔火事で亡くなった少年のことを離してくれたそうです。不思議なことに、雷に打たれたはずの少年は、救急車の中で臨死体験をしていたのです。

夢はチグハグなことが多いですよね。臨死体験も同じで、つじつまが合わないような体験をすることも多いのです。ある日、小学生の男の子が海水浴に出掛けた時、海の中で突然、足がつって動かなくなり、体になまりでもついているかのように、溺れた時、海水を沢山飲用してしまい、意識が遠くなったときに臨死体験をしたそうです。ふと気づくと辺りがのどかな田舎の一本道、まるで北海道の草原のような道を歩いていたら、突然見知らぬ男の人に怒鳴られたそうです。「ここで、何をしているのだ！さっさと帰りなさい！」と言われ、少年は逃げるように走った記憶だけがあったそうです。気づくと病院のベッドの上で、溺れて意識が無くなっていたことを後で聞いたそうです。

あの時、怒鳴った男の人が、亡くなった親戚の叔父さんだったことを、田舎の法事の時に聞いて、まだ死んではいけないと言われたのだと思ったそうです。

不慮の事故や大けがで昏睡状態になったことがきっかけで、臨死体験をする人も多く存在しており、死後の世界の一部だけでなく、その世界を浮遊したという声も挙げられていますよね。また、臨死状態で見た者は、その人の信仰しているものが見えたり、神様だと敬うものが見えたという人もいます。死後の世界は、良い側面とダークな側面があることを、臨死体験によって見たという意見もありましたね。

つまり、死後の世界には、天国と地獄が存在していることは、明らかの様です。誰もが天国へ行きたいと願いでしょう。だからと言って、この世で良い行いをしたところで、必ずしも天国への切符を頂けるとも限らないそうです。そうは言っても、人を悲しませたり、苦しめることをすることが当たり前だということはないですからね。

殺人を犯した人が、警察官に銃で撃たれて臨死体験をしたとき、ダークな世界ではなく、明るくて心地よい空間にいたそうです。悪いことをしたのに、何故だろうと思った犯人が見た死後の世界でも分かるように、悪いことを自覚しているかどうかなのかもしれませんね。結果論なのか、プロセスなのか、臨死体験をした人の話を聞いてもまだまだ、死後の世界が未知であることは確かですね。

死後の世界が全てお花畑のように、穏やかな環境であるとは限りません。死後の良い環境と苦通を伴う環境が存在していることも確かなようです。地獄と呼ばれる空間は、自分の力でどうにかできるものでもなさそうですし、どこに繋がっているのか分からない扉を開けてしまい、どこまでも落ちていく体験をした臨死体験者もいたそうです。臨死体験者がみる死後の世界とは、私たちが思うような単純なものではないのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。臨死体験の経験はありますか。死という世界があることは理解していても、その詳細がどのようなものかは、やはり分からない部分はありますね。もし、あんたが昏睡状態になったとき、視る世界がどのようなものか少しでも参考になればと思います。