本物のスピリチュアルヒーラーになるには？向いている人の素質と特徴

スピリチュアルヒーラーは、とても不思議な素質であり、お仕事です。目に見えない何かと交信しあったり、目に見えないチカラを借りて自分や、他人を癒したり……。一体どうしたらああなれるの！？　と思ったり、自分もスピリチュアルヒーラーになりたい！　と思う方もいらっしゃることでしょう。

そこで、今回は、本物のスピリチュアルヒーラーになるために、それに向いている人の素質と特徴について、ご紹介致します。

スピリチュアルヒーラーになることのできる人は、人間以外の存在が何らかのパワーを持っていることを知っています。

これは、信じなさいと言われて無理矢理に信じるものではありませんし、信じるのをやめなさいと言われて、やめられる種類のものでもありません。

人間にはもちろん、日々の生活を営んだり、家を建てたり、仕事をしたりする、パワーがありますね。

ところが、人間以外のものも、パワーを持っています。犬や猫といった動物だけではなくて、大自然、空や大地、海……そういったものにも、特有のパワーがあります。それは、「神」と呼ばれることもありますし、「精霊」と呼ばれることもあります。すべてのものに、そうしたパワーがあることを、スピリチュアルヒーラーになれる人は、本能的に知り、感じ取っています。

これについて、そんなものは全く無い、世の中は自分の意志力だけでなんとかなる……と思うことができたり、地球上すべての生物の中で、一番エライのは人間だ……という考えを持つことのできる人は、有能なスピリチュアルヒーラーにはなれません。

人間は、地球上のうえでチカラを持つごく一部の生き物に過ぎず、たいていの場合において、人間の持つチカラは、大自然のそれに比べて非常に脆弱である……ということを理解した人だけが、スピリチュアルヒーラーとなりうるのです。

スピリチュアルヒーラーの大切な素質のひとつが、人のことでも自分のことでも、常に向上を信じることができる、ということです。

よく、落ち込むような出来事が起きたとき、「もう自分はダメだ。立ち直ることができない」と考え、実際に立ち直るために非常に時間がかかる人がいます。

このようなタイプは、自分自身がスピリチュアルヒーラーとなることには不向きです。
スピリチュアルヒーラーになれる人は、「もう自分はダメだ」と考える瞬間が非常に短く、場合によっては、そのような考えを抱くことはほぼゼロです。

ですから、「もうダメだ」と落ち込むこと自体が、全くといっていいほど、ありません。
同じように、ひとたびスピリチュアルヒーラーになれば、他人から相談を受けることが多々あります。

相談を受けるということは、他人のマイナスエネルギーを自分の身に集め、共感してともに分かち合うということでもあります。

人によっては、他人からネガティブな相談を受けることで、自分自身もつられて落ち込んでしまったり、肉体的に非常に疲労を感じる人もいるでしょう。このようなタイプは、スピリチュアルヒーラーになるには素質不足です。

スピリチュアルヒーラーになれる人は、他人からネガティブな相談を受けても、その人が再び立ち上がる瞬間を確信しながら話を聞くことができますし、つられて自分までもが落ち込んでしまうようなことはない、強靱な精神力を持っています。

スピリチュアルヒーラーに向いている人は、極度のプラス思考であることが大半です。何か悪いことが起きたとしても、下を見ず、次の瞬間から上を向いて行動しています。

「もうダメだ」はスピリチュアルヒーラーにとって、自分のパワーを貶める禁句。
むしろ、常に上を向くこと、どん底に落ちたときにでも神の加護を信じてプラス思考で過ごすこと。それこそが、スピリチュアルヒーラーが、自分も人も癒やせる存在であり続けるヒミツです。

スピリチュアルヒーラーに向いている人は、いつも明るい笑顔で時を過ごしています。それは、「大自然」というものにチカラがあることを知っているのと同じく、笑顔というものにもチカラがあることを、本能的に知っているからです。

笑顔には、人の運勢を向上させたり、心に抱きがちなマイナスの感情を昇華させ、幸せなものに置き換える、チカラがあります。

明るい笑顔があるからこそ、スピリチュアルヒーラーは、いつでも他人からの相談を、てらいなく聞き、悩みある他人の心をも軽くすることができるのです。

スピリチュアルヒーラーに向いた人の中には、他人との争いごとを好む「おこりんぼう」はまずいません。

他人と争うことが、どれだけ愚かしいかということを、よく知っているからです。
たいていは温厚で、自分が他人とケンカをすることはありません。ただ、他人同士のケンカの仲裁に回ることは、よくあります。女性同士の複雑な人間関係の中で、ケンカをしているAちゃんとBちゃんとの両方から相談される……ということも、よくあります。

スピリチュアルヒーラーといっても、スマホやパソコンに精通した人はたくさんいます。そういう意味合いではなく、スピリチュアルヒーラー向きの人は、ライフスタイルそのものが、比較的自然派です。

手作りのお菓子を食べていたり、スムージーやハーブティーなどを生活に取り入れていたり、普段のお料理の中で、サラダ油の多用を控えて、米油を使っていたりします。アロマや精油の効果を取り入れている人も多くいます。

一方で、生活のほとんどがファーストフードだったり、コンビニで済ませている……という人は、自然と、スピリチュアルヒーラー向きではないライフスタイルに偏っていきます。
これもまた、スピリチュアルヒーラー向きの人は、どんなにパソコンやスマホが浸透したとしても、その中に、人のチカラを上回る、大自然のチカラを見ているからこそ。

安い、早いよりも大切なものがあることを、スピリチュアルヒーラーの素質を持つ人たちは、本能的に知っているのです。

スピリチュアルヒーリングは、一朝一夕に身につくタイプのものではありません。ここに挙げたスピリチュアルヒーラーとしての素質、特徴などは、これからヒーラーに成長する人が最低限既に持っているべき素質です。そして、ここから、毎日オーラのことを勉強したり、オーラを実際に運行する過程を経て、自分のオーラも、他人のオーラも、双方を浄化し、癒すことのできる、本物のスピリチュアルヒーラーへと成長していくのです。

人によっては、スピリチュアルヒーラーの素質のひとつとして、その人の「血」を挙げる人もいます。つまり、先祖に神職や、霊能力者がいた場合などはスピリチュアルヒーラーとして有能である、という言い分なのですが、これは必ずしもそうではありません。

数代前に霊能力者がいても、自分自身が大自然のオーラへの信仰がなければ、人を癒すことのできるヒーラーにはなり得ません。同様に、血筋がどうあれ、ヒーラーに最適といえる人格、素質を持った人も存在することでしょう。もちろん、性格上の素質と、血筋の双方が揃えば言うことはありません。

スピリチュアルヒーラーの特徴や適性について、おわかりいただけましたか。これからスピリチュアルヒーラーになろうかな……なりたいな……と考えている人は、これらの情報を活かしていただければと思います。