数秘術ディスティニーナンバーとは？計算方法と各数字の使命・仕事・運勢

恋愛や仕事が思い通りに進まないと、周囲の人と比べてしまい不安になってしまうことがあります。

「このままの私でいいの？」と心配になったら、確認してみたいのが数秘術のディスティニーナンバー。名前と数字のもたらす、小さな魔法をチェックしていきましょう。

ディスティニーナンバーとは「人生のテーマを教えてくれる数字」。この世にどうして生まれてきたのか、どんな目標をもてば良いのか、アドバイスしてくれます。

◯「道しるべ」を教えてくれる数字

どんなに優秀な人でも、地図やコンパスを持たずに山に入ったら、道が分からず迷子になってしまうことがあります。山あり谷ありの人生の道で、頼もしいコンパス代わりになってくれるのがディスティニーナンバーです。自分の数字を知っていると、知らなかった人生の目標に気づくことができ、ぱっと目が覚めていきます。

やりたくないと思っていた仕事にも「それなりの意味があること」が分かるようになり、会社に行く時間が少しだけ楽しくなってくるはずです。

「自分には何の才能もない」と思っていても、違う角度から見ると、優れた才能をもっていることがあります。生きるテーマを知り、心の中に埋もれていた才能に気づけるようになるのがディスティニーナンバーです。

※ディスティニーナンバーを自動計算で算出したい方は以下のページへ進んでください。

人生が変わる、大切なメッセージが込められているディスティニーナンバー。計算する方法を見ていきましょう。

（1）苗字と名前を、ヘボン式のローマ字表記に直します。
（2）アルファベットを、数字にあてはめていきます。
（3）数字を1つずつ、足し算していきます。
（4）1～9の1桁の数、もしくは11の倍数のゾロ目（11・22・33）になったら計算をやめます。

《表》
■A・J・S ⇒ 1
■B・K・T ⇒ 2
■C・L・U ⇒ 3
■D・M・V ⇒ 4
■E・N・W ⇒ 5

■F・O・X ⇒ 6
■G・P・Y ⇒ 7
■H・Q・Z ⇒ 8
■I・R ⇒ 9

《「もり すみれ」さんの計算例》
⇒平仮名をヘボン式のローマ字表記に直します。
も(MO)り(RI) す(SU)み(MI)れ(RE)

⇒ローマ字を、表を見ながら数にあてはめていきます。
M(4)O(6)R(9)I(1) S(1)U(3)M(4)I(9)R(9)E(5)

⇒それぞれの数字を、足し算していきます。
4＋6＋9＋1＋1＋3＋4＋9＋9＋5＝51

⇒さらに足し算して、1桁にします。
5＋1＝6

★ディスティニーナンバーは「6」になります。

◯使命
1には「とにかく動いてみる」という使命があります。他の人がやっていない仕事、やりたくないと避けている仕事も率先して手を付けてみるようにすると、面白いくらい幸運が増えていくはずです。

頭の中であれこれ思案している時間があったら、まずは一歩踏み出して挑戦してみること。1番手として前例を作ってあげると「面白そう」と賛同してくれる人が、きっと出てくるはずです。

◯仕事
1つの分野に決め打ちせずに、何でもやってみることが大切です。たとえ未経験の職種だったとしても、踏み出してみること。会社を立ち上げるのも得意なので、起業家・経営者も向いています。

◯運勢
大きな歯車が、常に回っている状態です。暇な時間をあえて作らないことが、開運の秘訣に。野心を抱きながら常に前を向いて頑張っていると、運勢も上向きになっていきます。「縁が新しい仕事を運んできてくれる」ので、お世話になった方への連絡は小まめに。

◯使命
2には「人を助ける」という使命があります。情けは人の為ならずという名言がありますが、誰かを助けるというのは、ひいては自分自身を助けることに繋がる場合も。

最初は嫌だなと思っていても、人助けを重ねていくうちに「喜びや充実感」が増えていきます。頼りにされていると感じるたびに、心にエネルギーが生まれていきます。他人を助けながら、本当は自分自身が1番救われている、それが2の生き方です。

◯仕事
医療や介護・福祉など、世の中の役に立つ仕事が向いています。変化よりも継続が大切になので「合わない職場」だと感じても、まずは3年頑張ってみること。続けていく間に、次のステップに繋がるヒントが見えてきます。

◯運勢
安定した運勢が見えています。すぐに成果を出そうと思わずに、遠回りの旅を自分なりに楽しんでみること。やりたくない仕事には「どうやったら楽しくなるか」工夫を付け加えるようにすると、充実した時間になります。

◯使命
3の使命は「丸くする」ということ。四角い問題を、丸く磨いていくのが3の人生のテーマになります。どんなに優秀な人であっても、コミュニケーションが取れず、周囲と険悪なムードを作ってばかりいたら、それは優秀とはいえないものです。

緊張した空気や張り詰めた空気を、溶かしてあげられるのが3の人。癒しの空気を意識して作るようにすると、自分の居場所も増えていくようになります。

◯仕事
仲を取り持ち、２つを結びつける仕事が向いています。話を聞く力に優れているので、NPO団体のスタッフや弁護士・メンタルトレーナー・臨床心理士なども向いています。

◯運勢
まずまずの運勢が見えています。仕事力アップの秘訣は、しっかり休むということ。気合を入れたい時ほど、オフの日を大切にするのを忘れないようにしましょう。休む・働くのサイクルが生まれると、自分らしさを取り戻せるようになり溌剌（はつらつ）と仕事に向かえるようになります。

◯使命
4のテーマは「脇役に徹する」です。主役が1番と言われる世の中、脇役と聞いてピンとこない方もいるかもしれません。4には大地の力が眠っていて、動物や植物を元気にさせる力があります。

表には出ないけれども、この人がいないと世界が回らないのも4の特徴。他の人が素通りするような小さな仕事も、コツコツ丁寧におこなうと、そこから芽が出ていずれ大きな花が咲くようになります。

◯仕事
派手な仕事よりも、地味で控えめな作業に縁があります。研究室や図書館のスタッフ、棚卸やピッキングのお仕事、データ入力などの作業も向いています。

◯運勢
パワフルな運勢が見えています。コツコツ真面目な仕事ぶりが評価されて、責任ある役職を任せてもらえそうです。自分のペースで、一歩ずつ成功に近づいていけます。同時に職場で手強いライバルが現れて、気後れするシーンも増えていきそうです。目新しい方法よりも、今まで積み重ねてきた基本を大切に。

◯使命
5のテーマは「変化を恐れない」ということ。今のままで良いと思わずに、変わっていくのを楽しんでいくと、もっと自分らしく生きられるようになります。何かを変えていくというのは、想像以上にパワーを使うものです。

けれどもそのパワーを怖がらず使えるようになると、今までとは違う世界に足を踏み入れたり、いつもと違う「もう1人の自分」に出会えたりします。自分から殻を打ち破っていける、エネルギッシュな人です。

◯仕事
「自分はこの仕事が向いている」と最初から決めつけないことが、幸運の鍵につながります。何でも器用にできる性格なので、企画営業・経理・事務、初めての仕事にチャレンジしてみるのがおすすめです。

◯運勢
下がったと思っても、必ずまた上がっていける運勢です。ミスが続く低調期は、自分が試されている期間と考えること。辛い時にがむしゃらに頑張れると、後でとても楽になります。目標は高く掲げて、前向きに。

◯使命
6の使命は「表現すること」です。大きな力を秘めた人が多いので、絵画・書道・写真など、アートな作品で個性を表してみるのも、おすすめの方法です。

自分の想いを世の中に広く伝えていくようにすると、社会が良い方向に向かっていき、自分の心も綺麗に磨かれていきます。我慢するのが美徳といわれる世の中ですが、正しい想いを述べていくのも大切なスキル。自分に嘘を付かない生き方が、6の人にとって重要になってきます。

◯仕事
クリエイティブな仕事に縁があります。スタイリスト・美容師・陶芸家などもおすすめ。組織に入るより、個人で活動する方が自分らしく生きられます。

◯運勢
好調と不調の波が、交互にやってきます。スランプがやって来たら、いずれチャンスもやって来ると明るく構えておきましょう。これまでの実績が次の仕事をもたらしてくれるので、1つ1つの仕事は手抜きせず丁寧に。

◯使命
7のテーマは「深く悩むこと」です。ネガティブなイメージのある悩みですが、悩んでいくプロセスで生まれる光もあるのです。ある出来事が起こったら、なぜその事柄が生まれたのか、原因を探ってあげること。

なぜ起こったのかに意識を向けてあげるようにすると、偶然だと思っていた出来事が、決して偶然ではなかったと気づけるようになります。自分を成長させてくれるきっかけが、その中に眠っていることもあります。

◯仕事
賑やかな職場よりも、静かな職場が落ち着きます。体を動かす仕事よりも、知識を活かしたデスクワークが◎。SEや研究者・開発者・カウンセラーがおすすめです。

◯運勢
下積みの期間が長いものの、必ず大物として成功できる運勢になっています。スケジュール管理が重要になってくるので「今やるべき仕事」に優先順位を付けてあげること。やらなくても良い作業を後回しにできるようになると、効率が上がり仕事のスピードが速くなります。

◯使命
8のテーマは「育てる」ということ。自分の持っている技を次の世代に伝えていったり、年下の部下に与えていったりすることを指します。何をやっても器用にできる8の人。

難しい顔1つせずに淡々とこなせるので、時間が余ってしまい物足りなさを感じてしまう瞬間もあるかもしれません。自分だけでは裁ききれないエネルギーを他の人に分けてあげ、育てる喜びに気づくようになると、人生がより深く色づいていきます。

◯仕事
上司と部下の区分けがある、上下関係がはっきりした職場がおすすめです。人材育成の仕事など、スタッフの研修をおこなう仕事も向いています。

◯運勢
期待のもてる、軽やかな運勢です。後輩の指導に行き詰まったときは、気分転換を図ってみること。旅に出たり映画を見たり、外からアイデアを拾ってくると、空気が変わっていきます。熱意を伝えるうちに内外の評価が高まり、自分らしく仕事ができるようになります。

◯使命
9のテーマは「限界を超える」ということです。9は1つ数を足すだけで、2桁の10になれる素晴らしい数字です。大きな可能性を秘めている数になるので、今より「少しだけ努力してみる」と自分でも驚くくらい上に伸びていけるようになります。

自分の中では限界だと思っていても、挑戦してみると意外とできてしまうことも多いものです。無理だと諦めずに、とにかく動いてみる。少しの意識の変化が、人生を大きく変えてくれます。

◯仕事
年齢によって、合う仕事が変わっていきます。過去の経歴にこだわらず、新しい仕事にチャレンジしていくと、思わぬ才能を発掘していけるようになります。

◯運勢
後から、どんどん加速していく運勢です。強気で勝負していくと、必ず良い結果に巡り合えます。家族が味方になってくれそうなので、困ったときは相談してみること。思わぬ解決の糸口を見いだせて、肩の荷が下りていきそうです。

ディスティニーナンバーを求める途中で「11・22・33」などのゾロ目が出ることがあります。

◯ゾロ目になるのは「天才肌のサイン」

実は計算の途中で2桁のゾロ目の数字が出るのは、とてもハッピーなこと。ゾロ目はマスターナンバーとも呼ばれ「スピリチュアルな力を持つ、特別な数」として知られているからです。

五感が優れているので、絶対音感を持っていたり、数学の計算が速かったり、記憶力が優れていたり、文章や詩を作るのがとても上手かったりします。一芸に秀でている人が多く、ある分野で並外れた才能を発揮します。

もしゾロ目が出てきたら、自分の数に誇りを持ってあげることが大切です。人と違っていることを引け目に感じる瞬間もあるかもしれませんが「他の人にはない、特別な武器をもっている」と自分自身を認めてあげるようにすると、必ず仕事も恋愛も良い方向に輝いていきます。

「神様がプレゼントしてくれた大きなパワー」に感謝して、社会のために大きなエネルギーを使っていくと、どんどん運気は伸びていきます。

時代のスピードが速いと、自分だけ取り残されたような不安感を覚えることもあります。気づかなかった自分の魅力を教えてくれ、人生の羽ばたき方をレッスンしてくれるのがディスティニーナンバーです。大きな強みと武器を手に入れて、人生の主役になってみてください。