誕生数7の使命・性格的特徴・恋愛・適職・相性・有名人［数秘術］

数秘術は、単なる占いの域に留まらず、私たちに広大な智慧を授けてくれます。もしも自分にしっくりくる答えが見つからない時は、数秘術における「誕生数」があなた自身を解き明かしてくれるかもしれません。

誕生数とは、生年月日をベースに与えられるパーソナルナンバーであり、生涯に渡って最も大きな影響のある数字のことです。

本記事では、誕生数「7」を持つ人の特徴や、数字の詳しいセオリーについて書き記していきます。

7は、それまでの調和的な世界を離れ、物事の本質を探求しようと試みる数字です。同じ奇数の5が外の広い世界を体験するナンバーであるのに対し、7は自分の内面に関心を向けるエネルギーとなります。

7はそれ自体が素数であり、円を7等分（360度÷7）した場合に唯一余りが出ることも特徴です。そのまま7は、余り物のような資質を秘め、調和的な空間を遠くから眺めては真実を見出そうとします。

個としての意味を強く持つ7は、「物事の真意を見極める目」のほか、「高い精神性」や「鋭い分析能力」を本質として持っているのです。孤独と縁が深い数字ですが、個が突き抜けているからこそ7の思考や感性が守られるともいえます。

◆誕生数7のキーワード
スピリチュアルな能力、孤高、ストイック、自己探求、懐疑心、神経過敏、反逆、博愛主義、戦略的

誕生数7の使命は、自分の内面や物事の本質を見つめ、独自性を確立していくことです。精神世界の探求を通じて、これまでになかった価値観を世に提示する役目もあります。

高い知性と分析能力を持った誕生数7の中からは、研究者肌の才人が数多く輩出されています。専門知識を要する業界では、これらの特性を持った人たちが高い割合を占めているものです。

彼らは根っからのエキスパートであり、切れる頭脳から生み出される戦略的な思考は、並大抵のものではありません。誕生数7は、こうした知能を存分に使って、最良な答えを導き出す使命も負っています。

また世の中が不安定である時にも7は、社会に疑いの目を向けながら独自のルートを開拓しようとするでしょう。冷静な状況判断を重ね、真実に近づこうとする行為自体が7の最も得意とするところでもあります。

誕生数7が他のナンバーと最も違う特徴は、個が引き立っている点です。7の中にも意思表示が得意で、明るい人間関係を築く人は数え切れませんが、内側にこもる必要性があるのは共通しています。

7の場合は、孤独が寂しさなどに直結せず、自分が豊かであるために進んでプライバシーを求めるのです。孤独が最良の友であり、独りの時間が7の思慮深さを育ててくれるともいえます。

それゆえ誕生数7が、しばしば天才的なアイディアを思い付くことも数秘術の歴史が証明しています。中には、霊感が研ぎ澄まされる人もいて、人間業では追いつかない精妙さを仕事に活かすケースもあります。

彼らは、おおむね単独で行動したり、長い間1つのことを探求したりするため、奇人変人の目で見られることもあるようです。が、7本来のエネルギーは孤独の中でこそ結集されるのであり、オタク傾向になることに、無理に歯止めをかけない方がいいでしょう。

頭の切れる策士でありながら、物事を慎重に熟考することも欠かさない知性の人です。頭の中では色々な感情が渦巻いており、寂しがりな性質を上回るように孤独を好みます。

誕生数7には、あらゆる物を疑ってかかる反発心がベースとしてあるため、人間嫌いと思われることが少なくありません。が実際には、鋭い洞察力から来る正常な反応であり、当人は人間関係を大切にしたがり、平等に人を愛そうとする博愛主義者です。

人を理解し、救おうとする気持ちは人一倍強いものの、7が独自性を発揮する際は自分の道をひた走ります。精神性の高さから人への依存心があまりなく、戦略家としての状況判断にも長けているためです。

7は、知性と感性の両方を兼ね備えているエネルギーであり、物事の本質を分かり過ぎているため哀愁さえも感じさせます。神経過敏な面が完璧主義を生み出し、7の専門性をさらに高めるに要因ともなっています。

誕生数7を持つ男性は、理性的かつ冷静沈着な上に、個性派な印象が強いでしょう。精神的に自立しているため、何でも自分1人で困難を突破していく頼もしさがあります。数字に強い人が多く、左脳的な思考を得意としており、物事の合理性や本質を重視します。

誕生数7の男性は孤独に陥りやすく、他人には理解されづらい内的世界を持っているのも特徴です。複雑な感情が他の誕生数への共感に繋がるため、リーダーとしての道をひた走る人もいます。

価値観が現実離れしているようで、社会に対する影響力があり、鋭い視点から独自の成功法則を掴んでいく数秘です。

開放的でおしゃべりな人もいれば、寡黙なオーラをまとう神秘的な女性もいるでしょう。男性と同様に奥深い専門知識を持つことから、マニアックな印象を受ける場合があります。

誕生数7の女性は、自分の意見をしっかり通すことができる上に、指揮能力の高い人が目立ちます。さまざまな感情のパターンを知り尽くしているため、痒いところに手が届き、組織内の管理者として活躍することもあるでしょう。常に冷静でいるように見えても、元は感情型の数字であり、胸内では数多くの葛藤を抱えています。

誕生数7の女性の内面をすべて汲み取ることは不可能に近く、当人も不器用であるため、真の友人は少ないかもしれません。それゆえ、周囲に認められようとひたすら努力を重ね、不屈の精神で大きな成功にこぎつける人もいます。

熱に浮かされたような恋愛ではなく、冷静さを保ったまま人と付き合う傾向にあります。恋の絶頂の中にいても、相手に対する愛情の分析を始めるなど、頭で恋愛を経験しがちです。

他者への依存心がほとんどないため、恋に溺れてしまうタイプは少数派であり、付かず離れずの関係性を求めます。中には、趣味などに必要な時間を優先して、自分だけの領域にこだわったり、あっさりと相手を突き放したりすることがあります。が、誕生数7の感情には基本嘘がないため、等身大のまま付き合いたい異性に好まれるでしょう。

結婚後は、一途にパートナーを想い続け、仕事と家庭のバランスを上手に図ります。家庭内においても自分1人の時間が確保できると、結婚生活がより盤石なものとなりそうです。

というのも、誕生数7は調和の世界に収まり過ぎていると、必ず独自の価値観を確立しようとします。パートナーは、7が真実の探求や内省に充てる時間を邪魔しないでおく必要があるでしょう。

精神性が高く、戦略的な思考に長けた誕生数7は、仕事人間になると成功街道を直進します。即座に秀逸なアイディアが閃いたり、直感で成否を見分けたりできるなど、7の資質は仕事で優位に立てる類のものです。

職業では、専門知識を必要とするシステムエンジニアや数字を扱う金融業、税理士や会計士などにも適性があります。そのほか、物事の真実を見極めようとする目が、モノづくりの才能を引き出すかもしれません。

芸術面においては、漫画家や作曲家、脚本家、デザイナーなどに向いているといえます。あるいは、神秘的な経験が数多く、そちらに興味関心があるのであれば、スピリチュアルヒーラーやセラピストを視野に入れると良さそうです。

いずれにしても、個が引き立つ仕事に適性があるため、企業に属する場合でも得意な専門分野を選ぶのが最適です。

◆誕生数7に見られる適職例
IT業、金融業、技術職、プログラマー、研究者、スピリチュアリスト、作曲家、脚本家、アーティスト、会計士

やや癖のある誕生数7は、成功法則が他の誕生数に比べて型破りなのでしょうか？答えは、ノー。ただ7のエネルギーを意識して役立てることで、成功までの道が見えやすくなるというお話です。

誕生数7は、人生において“自分なりの方法”を見つける必要性に迫られる時がきっとやって来ます。一般常識の上に必ずプラスアルファを付け加えて、情報収集に励む姿勢が求められるでしょう。

7の人にとって、独りの時間や猜疑心は、独自の方向性を定めるために必要なものです。他者との協力関係を大切にしながらも、いざという時は自分の判断を優先してください。端的にいえば、その場の環境と馴れ合い過ぎないことがポイントになります。

また、誕生数7の人にとって計画性は重要になりますが、調和的な流れに囚われず挑戦することを心掛けましょう。人生はやったもん勝ちだという側面を意識し、攻める時はきっちりと攻めるように足場を踏み固めておくことが必要です。

＜相性が良い数字＞
◯ともに理性と感情が卓越した誕生数4
誕生数7の異端さにカッチリとはまり合うのが、4のエネルギーです。実務的な4は、7の神秘性と適合しながら、互いにかけがえのない相手として認識します。理論と感性が飛び交う2人の間では、他に類を見ない同志として奥深い会話が繰り広げられるでしょう。

◯意識レベルが似ている誕生数9
誕生数7と9が、手を取り合うと高い理想が芽生えます。世の中の本質に目を向けたがる7と、達観している9は意識的に見る対象が似ているともいえます。発展的な関係性を築くには、絶好の相手となるでしょう。

＜相性が悪い数字＞
◯歩く歩幅が根本的に違う誕生数6
我が道を行くマイペースな誕生数7に対して、関係性の和を重んじようとする6。2人の歩幅はどこまでも行き交うことがない上に、7に至っては譲歩するのも得意ではありません。どちらかが好意的である場合でも、やがて7の掴みどころのなさが6に不安感を与えてしまうでしょう。

誕生数7のシンボルカラーは、高い精神性や品位を感じさせる紫色です。紫は個性を象徴するカラーであり、赤と青の相反する色が混ざっているため、二面性を持つことでも知られています。

誕生数7の人にとって、パープルは専門性やインスピレーションを高め、同時にリラックス効果をもたらしてくれる色味となります。

また誕生数7のラッキーアイテムとしては、アメジストやラベンダー、すみれ、画集などが挙げられます。落ち着いた波長を持ったこれらのアイテムが、1人の時間を持ちたい7の内省を促してくれるでしょう。

スポーツ選手、モデル、女優、俳優、タレント、ミュージシャンなど様々な方を紹介します。

手塚治虫、イチロー、本田圭佑、ローラ、新垣結衣、長澤まさみ、広瀬すず、YOSHIKI、小室哲哉、藤原紀香、さくらももこ、スティーヴン・ホーキング、椎名林檎、ブルース・リー、フョードル・ドストエフスキー、竹内まりや、戸田恵子、木村拓哉、長谷川町子、マリリン・モンロー、メル・ギブソン、樋口一葉、片岡鶴太郎、大隈重信、ジョン・F・ケネディ、ジョニー・デップ、尾崎豊、長瀬智也、毛利衛、諫山創、井伏鱒二、きゃりーぱみゅぱみゅ、バカリズム、宮藤官九郎、エリック・クラプトン、妻夫木聡、稲葉浩志

誕生数7は、はぐれ狼のように孤独を愛し、精神性の向上に重きを置くナンバーです。切れ者で完璧主義者でもあり、独自の専門性を活かして成功街道を進むことができます。

誕生数7には、持って生まれた頭脳と探求心から未知の分野を解明し、社会貢献に繋げる使命があります。孤独が付きまとう数秘でもありますが、それも必要なステップであると割り切りましょう。本記事が、誕生数7の理解を促し、物事の具体的な実践に役立てば幸いです。