いくら好きな相手でも寝る時ぐらいは一人で寝たい人や、寝起きの素顔を見せたくない女心などがあり、同じベッドで寝るかどうか、人それぞれです。しかし恋人になりたての頃などは、何となくいつまでも一緒に居たいものです。
そこで二人で一緒に寝る際には、どのような寝方をしているかを気にしたことはありませんか。相手と向かい合ったり、背中合わせになったりと、いろいろなパターンがあります。
寝ている時は、無意識になっているので、これらのパターンによって様々な深層心理が読み取れたりします。寝相を見ることによってカップルの相性などもわかったりします。
カップルの寝方で深層心理や相性がわかる?
一人の寝方ではその人の性格などがわかりますが、カップルとしての寝方になると、互いが抱いている深層心理や相性などが読み取れます。
欧米の研究機関ではどんな体勢で寝るかによって、カップルの関係性がわかると発表されています。ボディーランゲージの専門家も人は無意識下にあると普段言えないことが表面化し、それが寝相に反映されると言われています。その他数多くの専門家や心理学者が同様のことを述べ、カップル相性診断などに活用しています。
また寝る位置の左右の違いにも意味があるとされています。
ベッドの上から見て男性が右、女性が左に寝た場合、男性の右手は女性のすぐ脇にあり自由に使えます。男性が女性をリードしたい気持ちが強くなります。
一方、女性が右で男性が左の場合、男性は禁欲的で主導権は女性にあることになります。これらは右手が利き手ということを前提にしていますので、左利きの人は反対になります。
それでは、これから寝方ごとの深層心理がわかる診断結果をお伝えします。
1. 女性が男性の後ろから抱きつく
彼女が彼氏の背中に抱きついて寝る形になります。この場合、彼女が彼氏のことを必要とし、自分の欲求を満たして欲しいという気持ちが強いとされます。
どちらかというと彼女の方が子供っぽさがあるはずです。この体勢が互い心地良ければ、彼氏の方に頼りにされたい気持ちがあり、心理面でのバランスが取れています。相性が非常に良いと言えます。
しかし彼氏がそれほど頼りにされたいと思っていないと相性は良くないかもしれません。女性に甘えたい気持ちが強かったり、性的な願望があるとなりやすい寝方です。
2. 男性が女性の後ろから抱きつく
彼氏が彼女の背中に抱きついて寝る形になります。この場合、彼氏にある寂しさや孤独感を表したり、彼女を追いかけようとする気持ちが強いことを示します。
彼氏が彼女の背中に追いすがることしかできない、もどかしさや虚しさを感じているかもしれません。彼女の方が優位に立ち、若干、一方通行気味の心情になります。
彼氏の性格は些細なことで拗ねてしまう傾向にあるようです。また彼氏には大切な人を守りたいという気持ちがあります。
3. 互いに並んで仰向けで寝る
この場合、安定した関係性が築け、自立したカップルになるとされます。互いに対等な関係にあり、どちらか一方が我慢するようなことはないばずです。
仕事や趣味など自分の世界を大切にし、互いに干渉しすぎない距離感が保てます。無理がない分、長く安定した良好な関係になります。
相手を信頼し一緒に居る時は常にリラックスできます。性格的には互いにオープンなので、隠しごとはまずありません。自己中心的な面がありますが、それぞれの自由を尊重しています。
4. 互いに背中を向けて寝る
背中合わせで相手との間に適度な距離がある場合、互いに信頼し合っているとされます。精神的に自立したカップルになります。相性が良く長続きします。喧嘩をしてこのような寝相になっていることを除けば、理想的な関係の現れになります。
背中が触れ合っている場合、相手に対して親密な気持ち持ちたいと願っているとされます。もしくは自分のペースを保ちたい気持ちが強いことを示します。相手に翻弄されたくない自分を大切にしているはずです。
5. 領域を分けて寝る
一つのベッドでもきっちりと領域を分けて寝る形になります。掛け布団などが別々になっているはずです。この場合、カップルの関係性は熟年夫婦のような落ち着いた関係になっているとされます。互いを空気のような存在として認識しているはずです。
相手を再認識したり、精神的なつながりを深めると、絆がより強固なものになります。人として好きでも恋愛感情は、控えめになっているかもしれません。しかし険悪な関係ではないはずです。
6. 手をつないで寝る
この場合、相手を放したくないという気持ちが強いとされます。双方から自然に手が伸びてつなぐ場合、相性はかなり良いはずです。
どちらかが一方的に手をつなぐ場合、その人が相手を逃さないように思っていることになります。また相手を大切に思い、愛を常に伝え合っていることも考えられます。相手の気持ちを何度も確かめることで満足感が得られる面もあります。
寝ている際に手をつなごうとする人は、嫉妬しやすく執着心が強いとされます。
7. 男性の胸の上に女性が頭を乗せて寝る
彼氏の胸の上に彼女が頭を乗せる寝相は、彼女の愛する気持ちが非常に強いとされます。彼女の方が彼氏を大きく信頼し、守ってもらいたいと思っています。
しかし依存していることはなく、互いの関係性は対等になります。彼氏の方もまんざらでもなければ、互いに信頼し合い相性は良好となります。
彼氏は胸元で眠る彼女を可愛いと感じ、守ってあげようと強く望んでいるはずです。また相手の鼓動を聞くことができ、安心感が得られる面もあります。
8. 女性の胸の上に男性が頭を乗せて寝る
彼女の胸の上に彼氏が頭を乗せる寝相になります。この場合、彼氏の方に甘える気持ちが強いとされます。彼氏が彼女に対して母性を感じて、母親に甘えるような感覚になります。
これを彼女の方が心地良いと感じていれば、相性は良いと言えます。しかし彼氏に対して頼りなさを感じている場合、あまり相性が良くないかもしれません。
喧嘩した後にこの寝方になっていると、いつの間にか愛が再燃する可能性が高まります。相手の鼓動で安心感が得られます。
9. 彼氏の腕まくらで寝る
女性が憧れる理想の寝方と言えます。この場合、かなり成熟した関係性が築けているとされます。彼女が彼氏に対して大きな信頼感を抱いているはずです。
彼氏は彼女を寝ている間も抱きしめているような感覚になります。彼女を守っていることに満足感が得られます。彼女に力強さをアピールする寝方になります。
彼女の方は、腕まくらで甘えることで気持ちが満たされるはずです。恋愛の主導権は彼氏の方にあることになります。互いに楽な体勢ではないのですが、苦にならないなら、かなり相性が良いと言えます。
10. 寝ている途中から頭の位置が変わる
寝始めの頭の位置が上下逆になっていることがあるようです。この場合、カップルの上下関係を示すとされます。
頭の位置が上の方が支配者側となり、恋愛の主導権を握ったり頼りにされていることになります。一方で下の方は服従する側になり、相手を頼りにしていることになります。
ここから当初彼氏の頭が上にあったのに、途中から彼女の頭が上になっている場合、表向きは彼氏が主導権を取っていても、実は彼女に操られているといった関係性になります。
11. 互いが向かい合って寝る
この場合、精神的な親密度が高く、互いに性的欲求が旺盛とされます。腕や足を絡めたりしているとより一層性的な欲求が強くなるようです。付き合い始めた当初や恋愛感情が盛り上がっている際に見られる寝相と言えます。
しかし交際期間が1年以上になっても、この寝方を毎日しているカップルは要注意となります。精神的に依存し合っていたり、相手に背中は見せられないといった警戒心を抱いている可能性があります。双方にどこか不安感が漂っていることも考えられます。
12. 身体を絡み合わせて寝る
この場合、ただ向かい合って寝ているよりも親密度が格段に高いとされます。性的な欲求も頂点に達していて、そのままセックスができる体勢になります。
相手の性器を触ったまま寝ることもあるようです。互いを思いやっていて、心身ともに一つになりたい気持ちが非常に強くなります。
しかしこちらも向かい合って寝るのと同様に、長年この寝方になっている場合、互いに頼り切っている関係になります。離れることへの不安が募っている可能性もあります。
13. 途中で離れて寝る
寝始めはくっついて寝ていても、途中で離れて寝ている寝方になります。この場合、互いを尊重していて、自分の居場所を強く認識しているとされます。
無意識状態になると自由になれ、束縛のない自然な関係が保てます。かなり相性が良いカップルとなります。
恋愛は順調に進展し、結婚しても家庭と仕事をバランスよくこなせるはずです。精神的にも自立しているので、どちらか一方が頼り切ることはありません。恋愛も結婚も良好な関係が長続きします。
14. 男性が背中を丸め女性の方に向いて寝る
彼氏が背中を丸めるようにして彼女の方を向いている寝方になります。もしくは同じような体勢を取り彼女の体の一部に彼氏が触れていることもあります。
この場合、彼氏の深層心理に母体回帰願望があるとされます。彼女に対して母親にように甘えたいという気持ちが強いようです。
ちょっと頼りない彼氏になりますが、これを好む彼女にとっては非常に相性が良くなります。母性本能が働き、包み込むような愛情で彼氏を虜にします。彼氏にリードしてもらいたい彼女には物足りなさがあります。
15. 足を絡ませて寝る
足だけを絡ませて寝る寝方です。表層心理で足を絡ませる行為は親密度が深くなりますが、深層心理では、性的や感情的に不満があるとされます。
セックスの相性が良くなかったり、感情的なすれ違いが多くなるようです。相性としてはあまり良くないので、改善策を講じる必要があります。足を絡ませてくる側に不満があるかもれません。
また近距離で向かい合って足を絡ませている場合は、性的な欲求が強い方が優先されます。カップルとして不満はなさそうです。
16. 一方がぶら下がる形で寝る
どちらか一方の体に寄り添いぶら下がっているような格好で寝る寝方です。この場合、堂々と手足を広げている側が自分勝手な行動をしているとされます。ぶら下がる側は、その勝手な振る舞いに振り回されている可能性があります。
現状の相性はあまり良くないので、しっかりと話し合う必要があるようです。この寝方は頭の位置の上下とほぼ同じ意味合いとなり、自信に満ちた支配者と自尊心が低い被支配者という構図が成り立ちます。
17. 足を乗せて寝る
相手の足の上に乗せるといった形の寝相になります。この場合、互いに不安感があり、何らかの不満を溜め込んでいるとされます。相手に打ち明けられない不満があったり、一緒に居てもどこか孤独感を感じてしまうことが考えられます。
相性はあまり良くないので、わかり合える場を持つ必要があります。性的な不満の要素は少なめになりますが、足を絡ませて寝ることとほぼ同様の意味合いになります。足を乗せてくる側に不満があるはずです。
まとめ:意外なことがわかる
カップルの寝方にも深層心理が反映されるので、表向きにはわからなかったことや相性がわかります。どちらか一方が背後から抱きつく場合、抱きつく側に欲求を満たして欲しい気持ちがあります。
仰向けで並んで寝る場合、対等な関係にあり、恋愛が長続きするとされます。互いに背中を向けていたり、手をつないでいると相性が良いことがわかります。寝る際の頭の上下位置では、カップルにおける支配者と被支配者の構図が垣間見られます。
身体を絡ませる場合は、性的欲求が頂点に達しているのですが、足だけを絡ませる場合は、性的に不満があるとされます。カップルでどのような寝相や寝方になっているかを気にして見ると、意外なことがわかりそうです。