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淡路市立陶芸館の料金・評判は?

淡路市立陶芸館の料金・評判は?

兵庫県淡路市にある「淡路市立陶芸館」。人気観光場所として口コミで評判の施設ですが、ホームページなどだけでは分からないところがありますよね。そのため、徹底取材を行ってきました。旅行や来訪前の参考にしてください。


兵庫県淡路市にある「淡路市立陶芸館」へ取材を行ってきました。「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の口コミや評判だけではよく分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。

Q. どんな施設ですか?

淡路市立陶芸館は陶芸をみて楽しむだけではなく、一般の方も作って楽しむことができる施設です。道の駅「東浦ターミナルパーク」にある施設ですので、休日の小旅行やドライブがてらに立ち寄るスポットとしても非常に便利。当日空きがあれば予約無しでも陶芸体験に参加することができますので、気軽に遊びに来れることも魅力のひとつとなっています。

電動ろくろのみは中学生以上となっていますが、基本的には年齢制限もありませんので飛び込みでの参加も可能です。初めての方でも安心して作ることができるよう、陶芸の知識があるスタッフが丁寧にサポートしますので、お年寄りからお子さんまで皆さんで楽しんでいただくことができます。

また、陶芸体験のほかに通常であれば作品のギャラリーも開放しています。ギャラリーは当施設の2階にありますが、淡路島の作家さんが作られる作品がずらりと並び、質感や造形美を間近でみることができるんです。それぞれの作品の色合いや雰囲気もゆっくりと楽しんでいただけますよ。

そのほか、当施設のスタッフが制作した作品を買って帰ることができる販売コーナーも設けています。淡路島に来られた記念、または普段使いの品としてお買い求めいただくケースも多いですね。カーネーションの釉薬を使用した作品や、色とりどりの作品に個性を感じて購入される方も増えています。こちらもぜひご覧いただきたいです。

ちなみに、この度の感染症予防の必要なくなれば、今後はギャラリーを開放したり、イベントをしていきたいと考えています。それまでは陶芸体験が中心となりますが、現在もありがたいことに沢山のご予約をいただいいる状況です。まだ来られたことが無い方も、この機会にドライブしながらでも気軽にお立ち寄りいただければと思っています。

Q. 見どころを教えて下さい。

みどころというか一番の特徴は、年齢制限なく陶芸体験ができ、手ぶらで気軽に参加できるところにあります。最近でも90歳のおばあ様とお孫さんたちを含め、4世代で陶芸を楽しみに来られたご家族もいらっしゃいました。皆さんで和気あいあいとテーブルを囲んで作業される姿は、本当に微笑ましい光景でしたね。

またランチやお茶をする際も、道の駅「東浦ターミナルパーク」内やすぐ近くに、淡路島の味が楽しめるお店やカフェなどもあり非常に便利です。ゆったりと各施設を周れば、一日中過ごすこともできる場所となっています。気軽に幅広い年代の方が楽しめる場所となっていますので、ぜひご家族でもお越しいただきたいですね。

Q. 人気の企画やイベントについて教えて下さい。

通常時は陶器で時計を作るイベントや、お抹茶の茶碗を作るイベントなどを開催していますが、ここ数年は中止となっています。陶器は意外になんでも作れてしまうので、生活に必要なあらゆるものを作ることができます。だから時計もそれぞれ個性がある作品となり、とても可愛い仕上がりになるんですよ。お客様の作品をみて、私たちも毎年楽しませて貰っています。

また抹茶茶碗制作のイベントは、抹茶茶碗をみんなで作って、引き取りに来られた際に出来上がった茶碗で実際に抹茶を飲むというもの。自身で作った作品を実際に使うと、また違った味わいに感じられるんです。

以前お越しになったピーマンが嫌いなお子さんの話では、自分が作ったお皿に乗せるとピーマンがすんなり食べられるのだとか。本当に不思議で面白い話ですが、作ったものを実際に使うのも陶器楽しみ方のひとつです。ぜひ皆さんも完成した作品を実際に使ってみて欲しいですね。

Q. 併設施設について教えて下さい。

同じ淡路市の施設ですが、「淡路市立 中浜稔 猫美術館」が当施設の隣にあります。中浜実画伯が描かれた猫をモチーフとした作品を、ゆっくりと落ち着いた雰囲気の中でご覧いただける施設です。本当にたくさんの作品が展示されているんですが、2Fにある「猫浜物語」というストーリー形式の続き絵が美術館の一番のみどころ。墨で描かれた動きや表情の感じられる作品を、間近でご覧いただける施設となっています。この「淡路市立 中浜稔 猫美術館」についても取材を受けましたので、詳しくはスピコミ内の取材記事をご覧になっていただけると嬉しいです。

また、当施設は道の駅「東浦バスターミナルパーク」の一部となっていますので、周辺には物産展や飲食店もあります。向かいにはタコの姿焼きなどがおいしい、淡路ならではのグルメを味わえるお店もありますので、当施設へお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてく下さい。

Q. どんな利用者が多いですか?

島外から来られる方がほとんどです。淡路市立陶芸館では団体の受け入れもしておりますので、学童保育や保育園、社員旅行などでお越しになる方々もいらっしゃいます。個人的な旅行で立ち寄って下さる場合もありますし、カップルやご家族皆さんで体験を楽しまれる方も多いですね。

施設の込み具合としてはやはり土日が最も混みますので、平日の来場をおススメしています。しかし最近ではありがたいことに利用いただく方が増えており、いつもよりも予約で埋まっていることが多くなってきました。もし早めに計画が立てられる場合は、事前にご予約されるのが安心。団体様もまずはお気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。

Q. 料金を教えて下さい。

コースは粘土細工、電動ろくろ、絵付けと3種類用意しており、それぞれに基本料金で1つ制作することが可能です。粘土細工は1,250円、電動ろくろは1,790円、絵付けは器の種類によって300円~1,250円で楽しむことができます。

基本的には作るものも自由ですし、焼き上がりまでが料金に含まれているので安心です。材料が余れば500円の追加料金でもう1つ焼き上げることも可能となっていますので、材料に余裕があれば花瓶と箸置きを作るなど、自由な発想で楽しみながら作っていただけます。

また、焼きあがった作品は送料を頂ければ、ご自宅に配送することも可能です。旅行でふらっと立ち寄られた際も、焼きあがった作品をご自宅にお届けできますので、旅の思い出が詰まった記念品にもなります。手ぶらで遊びに来て、手ぶらで帰れる便利な仕組みが整っているのも、当施設の特徴です。

そのほか、釉薬のバリエーションも豊富に取り揃えており、全8色から選ぶことができます。家族皆さんで制作する場合も別々の色を選ぶことができますので、実際の使い勝手も良いと評判です。ぜひ子供たちのような自由な発想で制作を楽しんで、淡路島へ来られた際には想い出に残る作品を作っていって欲しいですね。

Q. これから利用したい方へのメッセージをお願いします。

淡路市立陶芸館は明石海峡大橋渡ってすぐのところにあり、立地的にも立ち寄りやすい便利な場所にあります。手ぶらで来ていただいても空きがあれば体験に参加できますし、自由に見学して貰うことも可能ですので、ぜひお気軽にお越しいただけると嬉しいです。

ちなみに当施設へ来られる方は、ふらっと来て「ほなやっていこか!」と体験していかれる方も非常に多いです。皆さんが楽しそうに体験されている様子をみると、一緒に作りたくなるのかもしれませんね。そんな風に気軽に参加することが可能ですので、まずは見学だけでも足を運んでみて下さい。

淡路市立陶芸館は市の施設ということもあり、お値段も非常にリーズナブルです。また、サポートもしっかりとしていますので、安心して陶芸を楽しめる環境となっています。ぜひ淡路島へお越しの際は、周辺の施設と一緒に淡路市立陶芸館へお立ち寄りください。スタッフ一同、皆さんのお越しをお待ちしております。

淡路市立陶芸館の基本情報・営業時間・定休日

施設名 :淡路市立陶芸館
住所  :兵庫県淡路市浦668-1
電話番号:0799-75-2585
営業時間:10:00~18:00(受付は16:00まで)
※体験受付時間:①10:00②13:00③14:30④16:00
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため変更の場合があります。
定休日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)
    年末・年始(12月28日~1月4日)
URL :https://www.awajishitougeikan.com

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