観音様に呼ばれる人には、自分に厳しくて真面目などの特徴や共通点があるといいます。では、そんな観音様はどのようなタイミングで私たちのもとへ現れるのでしょうか。
毎日つらいからこそ救われたい、観音様に呼ばれたい…と悩んでいる人も多いでしょう。そんなときは観音様に呼ばれる人の特徴をよく知っておきたいところです。
そこで今回は、観音様に呼ばれる人の特徴や現れるタイミングについて解説していきたいと思います。
観音様とは?
観音様(観音菩薩)という存在は、悟りを開くために修行をしていらっしゃる方になります。そのため修行をする中で人々を苦しみから解放していきますが、その際には必要に応じてさまざまな姿に変身することでも知られています。
一説によると観音様は意外と厳しい存在だと言われています。それはやはり、自身が修行中の身だからでしょう。その厳しさは誰かにつらく当たる厳しさではなく、自分を律する厳しさを指すものと考えられます。観音様はときに厳しさを持ちながら、人々を救いに導くため、愛と慈悲をもって見守ってくれています。
観音様に呼ばれる人の特徴10個

■1. 精神的厳しさをもって自分を律することができる
観音様に呼ばれる人は、日々の行動から観音様に気に入られやすいのが特徴です。そのため観音様と同じように自分への厳しさを持っている人は、目をかけられやすいといえるでしょう。
誘惑や煩悩に負けない精神があり、仕事などのやるべきことに集中できることが大切です。普段から自分を律することができるからこそ、困ったときには観音様が手を貸してくれるのです。
■2. 損得勘定をしない
観音様は損得勘定をし、自分の都合やメリットのみで動く人には関心を示さない傾向があります。普段から損得勘定で行動していると「自分だけ救われたい」「ほかの人のことはどうでもいい」といった考え方がしみついてしまいます。
そのような価値観の人には、観音様は厳しい姿勢を持つといいます。だからこそ逆に損得勘定なしで身の回りに優しくできる人、誰にでも分け隔てなく接することができる人は、観音様に呼ばれやすいのです。
■3. 自分と見つめあう時間を日々設けている
観音様に呼ばれるには、一種の信心深さのような姿勢も重要になってきます。信心深い人は普段から自分と見つめあい、精神統一する時間を作っています。心を落ち着かせ、願いに向けて自分は正しい行動ができているか見つめ直しをするのです。
このような行動を普段から心がけていると、心には自然とゆとりと許容力が生まれます。性格も観音菩薩のような雰囲気を持ち穏やかになるといえるでしょう。そのような人も、観音様には呼ばれやすいといいます。
■4. 笑顔や明るさをもって人を癒すことができる
観音様に呼ばれる人は、普段から周りの人を癒すことができる性質を持った人です。日常的に笑顔で他人に接する姿勢があり、ほどよい明るさで話すなどの特徴が重要です。
このような特徴の人には、多くの人が癒しを感じるものです。だからこそ周りの人には好かれやすい傾向もあります。そのため観音様もこのような人には惹かれやすく、いざというときにも救われるように力を貸してくれるのだといえます。
■5. 人の良いところを見ることができる
観音様に呼ばれる人は、人の良いところを見ようとするプラス思考の考え方を持っています。そのため「褒め上手」「人の悪口を言わない」などの評価で周りからは好かれやすくなります。
観音様は人々を救うために修行をしており、争いごとを嫌います。だからこそ人とトラブルになる悪口を言わず、人との調和につながるプラス思考の人・褒め上手な人は観音様に呼ばれやすいのです。
■6. 一つひとつのことに感謝できる
観音様に呼ばれる人は、一つひとつのことに感謝の気持ちを持って普段から行動している人です。自分自身が存在しているのは、万物がこの世に存在しているからです。人間関係でいえば、知らないところでも人は多くの人に助けられて生きています。
そんな考え方を持っている人は、些細なことにもありがたみを感じられるものです。感謝の気持ちを忘れなければ、謙虚さが自然と身についていきます。そんな感謝の姿勢を持っている謙虚な人には、観音様は自然と関心を寄せて気にかけようとするものです。
■7. 逆境にも耐えられる力を持っている
観音様に呼ばれる人は、逆境にも耐えられる力を持っている人です。精神力があり、目標達成のためにつらい状況にも耐えていける人・努力していける人は、同じように修行中の身である観音様に評価されやすいのです。
逆にすぐに物事を投げ出してしまう人などは、観音様にはあまり気にかけてもらえないといいます。逆境にも耐えられる人が観音様に呼ばれやすいのは、その強い心を評価されるためでしょう。
■8. 人を許すことができる
人は完璧な生き物ではないため、ときにミスをしたり失敗ばかりで多くのことがうまくいかなくなったりします。そんなときは頭ごなしにその人を否定するのではなく、許す・受け入れる姿勢もしっかりと持ちたいところです。
許容力がある人は、その広い心や気持ちのゆとりを、観音様に買ってもらいやすいのです。自分自身も完璧に行動することはできないため、人を許す気持ちを持って周りと接していくことが大切です。
■9. やるべきことはしっかりこなす
観音様に呼ばれやすい人は、やるべきことをコツコツこなせるのが特徴です。責任感がある・真面目と言い換えても良いでしょう。
やるべきことをこなして行動すれば、自分の果たすべき役割においてトラブルがなくなるため、人との調和につながります。周りからも信頼されやすくなります。そんな信頼性のある真面目な人は、観音様からも評価されやすいのです。
■10. 自分を大事にできる
優しくても自己犠牲ばかりだったり、自己嫌悪などの精神から自分を悪く言ったりなどの性質が目立つ人は自分を大事にしていないため、観音様からは呼ばれにくいといいます。
観音様は、自分をほどよく大事にしたうえで人と接することができる人を評価します。自分をないがしろにした状態でいると果たすべき責任などもおろそかになるので、人として清く正しく生きていくためには、基本的に自分を大事にする姿勢が必要なのです。
観音様が現れる時
観音様が現れて救いの手を差し伸べてくれるタイミングは、人によって違います。一概に〇〇の時期が訪れると決まっているわけではありません。
しかし間違いないのは、観音様が私たちのもとに現れるのは苦しみからその人を解放したいとお考えになってくれているときです。観音様は人々を悩み苦しみから解放するために悟りを開こうと、常に修行をしている状態になります。
しかしつらい状況にいれば誰でも観音様が救ってくれるわけではありません。自分にできることを努力し、そのうえで苦しみに耐えているときほど、観音様は自分のもとに現れやすくなるといえるでしょう。
観音様が伝えたいスピリチュアルメッセージ
観音様が自分のもとに現れてくださるときは、スピリチュアルの観点でいえばどのようなメッセージがあるといえるのでしょうか。主に考えられるのは以下の点です。
・誠実さを忘れずに生きれば救われるときは来る
・誠実さが足りないからこそ精進しよう
まず一つ目は、しっかりと誠実に生きている人が困難な状況に立たされたときです。つらい時期は続かず、自分や人に対して不誠実な行動をとらずにまっすぐに生きていれば、救いの道があることを観音様は教えてくれていると解釈できます。
しかし目に余るような軽率な行動が多いときも、観音様からの愛情あるメッセージが来ることも考えられます。それが二つ目のメッセージになります。
まとめ
観音様に呼ばれる人は、人から好かれやすく自分に一定の厳しさを持っている性質の人が多いです。そういった精神の強さや身の回りを思いやる姿勢を、観音様に評価してもらえるのでしょう。
菅野様に呼ばれること、自分のところに現れていただくことを考えるなら、少しでも誠実な気持ちを持って行動することをぜひ意識していきたいですね。