風の時代におすすめの職業や働き方12選！仕事辞める方がいい？生きやすい人の特徴は？

近頃よく「風の時代」という言葉を聞きませんか？ちょうどコロナ禍で世界中が混乱していた頃、我々は風の時代に突入したのです。

風の時代は良くないの？世の中が変わってしまったの？と心配になる人もいるでしょう。風の時代を知れば、これからの自分の生き方が見えてくるかもしれません。風の時代とはどんな時代かを紹介します。

占星術では惑星の動きにより火、地、風、水と4つの転換期があります。

2020年12月20日に木星と土星が大接近というニュースを耳にした人も多いでしょう。この大きな2つの惑星の大接近を機に私たちの時代は今までとは違う価値観の時代「 風の時代」にシフトチェンジしました。

質量が足らず恒星になり損ねた太陽系一大きな惑星である木星と次に大きな土星の大接近は他の惑星やモノや生命にも大きなエネルギーの影響を及ぼします。

これを「グレート・コンジャンクション」といい、今回その位置が風のエレメントを持つ水瓶座の位置であったため、それまでとは性質の違った時代「風の時代」となりました。

木星は幸運、土星は試練を表す星。そして風は留まることはありません。幸運と試練が一緒に起こり、また居座ることもないという解釈もできます。

2020年12月以前は18世紀から200年以上続く土（地）の時代でした。木星と土星は20年ごとの周期で接近していますが、今回は240年ぶりの大接近。そのため及ぼす影響も大きく時代のシフトチェンジが起こったのです。

私達が知る土（地）の時代といえば昭和、平成。200年の歴史では最後の一瞬でも今とは少し常識も生活スタイルも変わったと感じませんか？

土の時代は変化を好まず常に集団から孤立しないよう注意深く生きることを重んじ、伝統や通説を頑固に守り通していました。

一方、 風の時代は変化に敏感でオリジナリティを重視します。新しいものを積極的に取り入れ、固定観念に囚われません。

土の時代が堅実な世の中を造ったからこそ、今回の風の時代の基礎となったのでしょう。

風の時代になって間もないですが社会的な変化はすでに始まり定着しつつあります。特に感じるのは「自分らしさ」「心の繋がり」「モノや情報の共有」です。

常識や当たり前といった事が少し変わっていきます。自分の好きな事や得意なことを生業とし環境や時間に束縛されずに生きる時代です。

土の時代は高校大学を卒業し堅実な企業に就職し結婚をし子どもを育て定年まで働き老後は穏やかに生きる、これが一般的な人生。

風の時代の価値観で自由に生きていると「将来、大丈夫？」「変わり者？」と思われがち。子どもが自由な道を選択すると親は「安定した普通の職業につけ！」と大反対。大騒ぎになる家庭もありました。

ところが風の時代にはこのような「一般的な普通」が違います。これまでの固定観念の枠が薄れて常識の範囲が広がります。その代表的なものが自由と個性。以前の「無謀」は「自由」へ、「変わっている」は「個性」となります。

これらの新しい働き方は風の時代が始まってたった数年で定着し納得できる考え方になりましたが、土の時代を生きた人には受け入れ難く不安を感じる人もいるはずです。

女だから、会社に属してないから、学歴がないから、歳だから、外国人だから、仕事だから、決まり事だからと多くの「だから」で多くを諦めていた人もいるはずです。

けれど、これからは 年齢、性別、国籍、キャリアなどの枠を取り払い誰もが自分らしく生きる時代です。コツコツ働きたくさんお金を稼ぐ人が一番ではなく、得意な事を生かし楽しみながら自分にしか出来ない事を見付ける事が一番大切なのです。

2020年のグレートコンジャクションとほぼ同時に、偶然か必然か、世界を混乱させるコロナウイルスの蔓延が重なり、この変化は急速に浸透したともいえます。

今の仕事を辞めたい。でも、収入と生活は？次の仕事は？この先が不安。後で後悔したくない。特に長く同じ仕事に就いていたなら退職は一大決心です。

けれど、風の時代に突入した今は運命も同じところに留まりません。仕事を辞めるか辞めないかのポイントが明確です。 「やりがいがあるか」「自分らしいかどうか」「自分を殺して誰かに気を使っていないか」です。

今の仕事に楽しさや喜び、希望が感じられない、上司や同僚、お世話になった人など周囲に気を使って無理に仕事を続けているのであれば、チャンスを掴み損なってしまいます。

思い切って辞めるという選択もアリです。風の時代にはそれは時間と心と個性の無駄遣い。退職、転職で悩んでいるなら、まずは「やりがい」「自分らしさ」「余計な気遣い」についてもう一度よく考えてみてはどうでしょう。新たな環境に身を投じ運の流れを変えることで、良い出会いとチャンスがあるかもしれません。

収入を得る方法も既に変わってきました。以前は企業に属していれば、とりあえず最低限のお給料があり安定した収入を得られます。けれど、風の時代の働き方で企業も勤務や給与形態が今までとは少し変わってくる可能性があります。

風の時代の一般的な稼ぎ方は、 特技や能力を生かし、知識とアイデア、仲間の連携次第でもっと多くのお金やお金では買えない心の満足を得るという方向にシフトチェンジしていきます。

フリーランスや職人、技術を持った人などにとっては働きやすい時代ともいえます。起業したり新たなビジネスを開拓する人も多くなるでしょう。企業も副業を認めたり、社員に能力を生かせる場所を提供しなければ生き残れません。

社員の個性やアイデアが会社にも利益をもたらす可能性は充分あります。どんな場合もお金をどれだけ稼げるかは本人のアイデアと機転次第。視野を広げ多方面にチャレンジしていけることはお金だけでなく心の財産を増やすでしょう。

風の時代は人とのコミュニケーションの時代です。 上下関係や利害関係という枠をなくし、年齢、性別、国籍を問わないコミュニケーションスタイルが一般的になるでしょう。今までにない交友関係を持つことが出来きます。

実際に会って交流するのはもちろんですが、ネット、SNSの世界は遠く離れた人、日常では出会えない人とも繋がれるのです。

それも今の時代の特権です。多くの人と繋がり、多くの情報や知識を共有できることは、生き方やビジネスのヒントを見出せます。それは、お金ではなく形のない財産です。あなたに会えてよかった、と心から感じるでしょう。

「頑張れ！」
その言葉を今まで何度言われ、何度言いましたか？確かに頑張ることは大切です。土の時代は頑張る事が美徳のように言われていました。

たとえば、本当はもう限界なのに勉強も仕事もノルマも「頑張って」みる。成果が出れば良いですが、成果がなかったとなると…頑張っても出来ない人、と位置付けられます。頑張ったという行為だけは褒めてもらえるかもしれません。

風の時代は無駄に頑張らなくていいのです。
それよりも「なぜ成果が出ないのか？」「なぜこれ以上頑張れないのか？」そこがポイントです。ダメなら他の方法を考えたらいいのです。
これからは今までとは「頑張る」の言葉の意味や使い方が変わってくるでしょう。

風の時代は 自分の適性に合った興味の持てる職業がおすすめです。そして時間や場所などを固定せずフレックスタイム、リモート、在宅などをフル活用できるフリーランスには働きやすいといえます。

「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。人は好きな事や興味のある事には本領以上の能力を発揮し高めていけるものです。

今まで知らなかった仕事に実は高い能力があったと気づくこともあります。会社の社長や専務が事務や経理や企画などを体験し、意外な能力を発揮する場合もあります。企業のトップこそ色々と挑戦することでコミュニケーションや発想の転換に繋がるかもしれません。

どんな人も固定観念を捨て少しでも興味があるなら一度やってみる、そこから可能性や選択肢は広がって行きます。

200年以上続いた土の時代。その後期に人類の科学はめまぐるしく発展しました。

インターネット、SNSなどこれさえあれば、世界中どこへでも一瞬で繋がることが出来ます。

土の時代の遺産をより良く活用し自由で個性ある生活に変えていくのが風の時代の使命かもしれません。