カルマの法則というのを聞いたことはありますか。精神世界のスピリチュアルブームの今、次から次へと精神世界に関することに意識が高くなっている世の中ですよね。魂を成長させる者はぐんぐん成長しますが、意識のない人はその差が一目瞭然になることもあります。
今回は知っていて得するカルマの法則についてまとめたのでチェックしてくださいね。
カルマとは?因果応報?
カルマとは、日本語でいうと因果応報という意味です。カルマとダルマという言葉があり、ダルマは自然の流れのことを言います。逆にカルマは、その自然の流れを止めることです。自らの意思を持ち何かアクションを起こすことです。
例えば、誰かに何か嫌な事をされたら、その行為を受け止めずに仕返しをすることもカルマです。カルマはヒンズー教の思想であり、サンスクワット語で「カルマン」とも言います。
カルマの法則の意味とは?スピリチュアル
カルマの法則の意味とは、自分の行った行為が自分に返ってくることです。
「言いたかったのに言えなかった」「やりたかったのにやれなかった」「優しくなりたいのに素直になれなかった」一見、言い訳に聞こえてしまうようなことも、その時の自分の気持ちです。それがどのような形であっても、自分に返ってくることがカルマの法則です。つまり、全ては鏡であるということであり、自分のしたことが跳ね返ってきます。
見返りを求めるような行いのことを小我(しょうが)といいます。逆に無償の愛によるものは大我(だいが)といいます。カルマの法則を学び実践するうえで気をつけなくてはいけないことがあります。
カルマの法則は自分の行いが返ってくることです。だからと言って見返りを求めるために良い事をしようとしてはいけません。善意は押し付けるものではないのです。
カルマの法則は本当?嘘?
カルマの法則とはこの世界で成り立っている法則です。つまり、本当か嘘かでいうと、本当にあることなのです。
例えば、悪いことをしてもそのまま問題なく生活している人もいますよね。そんなときにカルマの法則が成り立たないのではないかと考える人もいるでしょう。カルマの法則はすぐにやってくるとは限りません。長い時間をかけてやってくることもあるのです。
悪いことばかりしていれば、そのうち自分にも因果応報が及びます。
カルマの法則で人生が好転する方法12個
カルマの法則はまさに、自分で蒔いた種は自分で摘み取るということでもあります。私たちはカルマという種を蒔きます。その種が良い種だったのか悪い種だったのあなたが一番理解しているということです。あなたの人生が好転するかしないかはあなたが蒔くカルマの種次第だということです。
そこで、意識して行動するために知っておきたいことをまとめたので参考にチェックし実践してみてくださいね。
■1. 小さきものにも愛を
小さきものというと誰もが、子どもやアリさんを連想される方もいます。もちろんこの連想は間違いではありません。しかし、もっともっと身近な日常の中にある小さなことというのは目に見えないものなのです。
例えば、食事をするときに「いただきます」食べた後に「ごちそうさま」という言葉は作った人に伝える挨拶のようなものですよね。そこに「美味しかったです」「今日もありがとう」と一言付け加えるだけでも、全然違うのです。
そこに感謝の気持ちと愛があるのです。小さきものというのは「配慮」でもあるのです。
■2. 感謝の気持ちを持つ
人という字は支え合うと言いますが、まさにその通りで人は多かれ少なかれ人の支えの元で成り立っています。自分一人がこの世の中を回しているわけではないのです。
今の生活の中で当たり前だと思って生活していける中に感謝すべきことは沢山あります。些細なことに気づくことがとても大事なのです。身近な人への感謝なら言葉できちんと伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えられたことで不愉快になる人はいませんよね。感謝の言葉は習慣でも構いません。あなたの伝えたい人へ感謝をしてください。
■3. 言葉の使い方を意識する
言葉は私たち人間の持つ能力の中で最も優れていると思いませんか。言葉ひとつでモチベーションを変えられることもできます。これって魔法のようなものですよね。だからこそあなたが発する言葉に意識をすることが重要になるのです。
「ありがとう」「素敵ね」という言葉のシャワーは嬉しいです。同じ意味だとしても「あざーす」とか「やばくね?」などという言葉も同じ意味として捉えられるようですが、あなたが受けたい言葉はどちらですか?
言葉には魂が宿ると言われています。良い加減な気持ちなら言われない方がましですよね。言葉の使い方は意識して使うことをお勧めします。
■4. 一日一善を心がける
漠然と良い事をすると言われても何をしたらよいのかわからないという意見も多いですよね。良い事=他人にとって役に立つ事とも言えますね。自分の体と心のために行う奉仕というより、人の役に立つ事で世の中が上手に回ることもあります。誰かの為に我慢をするということではないので誤解のないようにしてくださいね。
日々の積み重ねが大きなものへと変化することもあります。意識が変わることで今まで見えてこなかったことが見えるようになります。
■5. 倍返し
嫌な事をされたらやり返すときの倍返しではありませんので注意してくださいね。ここでいう倍返しは良いおこないに対しての倍返しになります。つまり、笑顔のバトンも同じことですね。楽しいこと助けられたことを誰かに倍にして返すのです。
もちろん自分にしてくれた人に返すのも良いですね。あなたが幸せだと思う事で周囲の人も幸せのエネルギーを共鳴することができます。
■6. 平常心を常に持つこと
感情的になることで良い結果を生むことはありません。感情が乱れそうになる時は誰にでも起こります。そんな時いかに冷静でいることができるかなのです。嫌だと思った感情と思考は素早く行動に移される場合があります。それが悪魔のささやきでもあるのです。悪魔になる感情はあなたに誘惑をします。感情的にさせようと必死です。
あなたも必死で冷静になり考えることで悪魔はあなたから離れていきますよ。感情的になりやすい人は毎朝瞑想をして心を穏やかに沈めてから1日過ごすようにしてもいいかもしれませんね。
■7. 経験すること
カルマとは「業」という意味があります。これは、生活をしていくうえで多くの経験をしていく必要性があるものでもありますね。経験というのはとても大切なことです。家でゴロゴロしている時間が多いのであれば、一歩外へ出て自分ができることから探してみるのもひとつのやり方です。仕事の中での業務という言葉があるように経験したことを続ける大切も必要になってきます。
思考は常に働かせておく必要があります。できないと人に委ねることが人の為になるものではないですよね。自ら進んで行う姿勢をこころがけてくださいね。
■8. 受容する
良い事だけでなく自分にとって都合の悪いことが起きた時、怒りや不満をあらわにする前にまずは全てを受け止めるように心がけてみてくださいね。これは精神性が高いハイレベルなことですが、これができると負の感情を手放すことができます。そうすることでカルマによる負の連鎖を止めることも可能になるのです。
「業」というおこないの中には修行という意味も含まれています。精神を自身がコントロールすることができることが重要だという考えなのですね。
■9. 悲観的にならないこと
人は転生すると聞いたことがあると思います。悪い行いをしたらすぐに帰ってくるとは限りません。カルマによる負について前世からの負であることも考えられます。「なんで私ばかり」と悲観的にならずご自身の運命を全うするしかないのです。
カルマから逃げるとカルマは追いかけてきます。どんどん追いかけてきます。どこかで立ち向かう勇気が必要になります。カルマに向き合うことであなたの人生は好転へと向かうでしょう。
■10. 周囲を観察
同じ波長を持った人同士が集まるので、あなたが克服できていないカルマがあるとしたら周囲をみれば一目瞭然です。あなたがもし、ラッキーだと思えることが連続で起きていると思えば、問題は必ず解決されているとも言えますね。負は負を呼び、親切は親切を呼びます。いじわるはいじわるを呼び、逃げるものは逃げるものを呼ぶ。
あなたの行いが正しいものかどうかは周囲をみれば判断できるのではないでしょうか。
■11. 慈善活動や寄付をする
日本のお金持ちにはあまりチャリティー文化は根付いていないようです。自分で稼いだお金は自分へのご褒美と言う形で費やすことが多くなります。特に急に金持ちになったような成金の人は、自分を豪勢に見せることに余念がありません。
しかし欧米では、お金持ちの義務として慈善活動や寄付をすることがごく当たり前のこととして根付いています。これはカルマの法則的に見ても、理に適っている行為で、こうすることで巡り巡って、いつか自分の富につながることになります。ですから、現在お金持ちでなくても、慈善活動や寄付をすれば、いつかその恩恵に与かる時が来るかもしれませんね。
■12. 無償の労働力を提供
人は時として、誰に命令されるわけでもなく、自ら進んで人を手助けすることがあります。この何らかの見返りを期待せず、善意をもって無償の労働力を提供することは非常に尊い行為です。災害の復旧現場に行って、被災者のお手伝いをするボランティア活動は、強い意志がないとなかなかできないかもしれませんね。
いわゆる奉仕活動には、カルマの法則的な要素が非常に強く表れています。たいていの場合、自分が被災し、その際に来てくれたボランティアに感激して、その恩返しとして、別の被災地に赴くことが多いようです。この奉仕の連鎖は、まさに因果応報の良い例と言えます。
カルマの法則の活用術<恋愛編>
人は、無意識の中で恋愛のパターンができています。それは自分自身が造り出したこととも言えますし、カルマの法則によるパターンが造り出されたといっても過言ではありません。恋愛も結婚も結婚生活も全て順調に上手に過ごすことができたら最高だと思いませんか?
最高の日常を手に入れることができるのはカルマの法則を理解し受け入れている人なのです。では、その活用術についてまとめたので参考程度にチェックしてくださいね。
◯興味はないけど日が経つにつれて好きになる
このような経験をされた話って良く耳にしませんか?この穏やかで自然な感じって過去性においてもカルマの関係性がなかった相手であると言えるのです。現世で出会う人は過去性でも出会っていて何らかの関係性があったと言えます。
◯結婚生活が上手く行かず離婚へ
このような夫婦は最近多くなりましたよね。バツイチという言葉を恥じることなく自然に使うようになりました。色々な事情があり離婚するのだと思います。決して離婚が悪いということではありませんが、離婚するのもカルマ法則によるものが関係していることもあるのです。
カルマの法則の活用術<お金編>
みなさんはお金に対してどのような想いを持っていますか?欲張るなと言われてもお金は必要だし欲しいと思うのが一般的に多い人の考えですよね。私もその一人です、無いよりはあったほうが絶対にいいという考えを持っていますが、カルマの法則を頭に入れておきながらお金と上手に付き合う方法がれば実践したいと思いませんか。では、活用術をまとめたのでチェックしてくださいね。
◯ケチケチしない
美味しいものを食べて、欲しい洋服やバック、アクセサリーなどを購入してお金に余裕があるようにさえ見える生活を送っていても、お祝い事のお金を渋ったり、ボランティアや寄付など目に見えないようなことにお金を使いたくないと思って居る人って意外と多いのです。
しかし、お金は留まらせておくのではなく、循環して初めてお金が回ってくるというものです。お金で困る人はお金で苦しめたことがあるのかもしれませんね。
◯カルマによる好転もある?
何か大きなことがドカーンと変わる時は、好転反応がよくあるそうです。つまり、お金が欲しいなぁと思っていても、過去性の影響なのかカルマの法則なのか判断が難しいこともありますが、一度大きなものは手に入ろうとする時、好転反応といって大きく失うことがあります。これを知っている人はいいのですが、知らないとすべてカルマの法則で何か自分は報いが必要なのかと思いがちですが、自然の流れに身を任せましょう。
カルマの法則の活用術<人間関係編>
人間関係は何においてもついてまわりますよね。現在ご自身の周りにいる人の中で、好きな人と嫌な人、関わりたい人とそうでない人とさまざまだと思います。しかし、カルマの法則を知っていると人間関係での変化をみることになります。そんな朗報とも言えるカルマの法則の活用術をまとめたので参考程度にチェックしてくださいね。
◯人間関係に振り回されている?
職場や子どもの習い事関係で出会う人、学校や幼稚園地域などなど、私たちは人と関わることを余儀なくされます。また、苦手な人や自分を見ているようで嫌だと思う人もいるでしょう。そのような感情になったときはチャンスだと捉えるようにしてくださいね。過去性などで何らかの関係性の中で因縁などを引きずった場合現世でのあなたの行動が全てを引き寄せることに繋がります。
◯意思を強く持つこと
人間関係において、苦手意識を持つのは自分のカルマのせいでもあるのです。あなたが苦手だと思っている人を受け入れようとしないことで、次のステージに行くことができないということと、その場しのぎは何の解決にもならないこと。相手の態度、口調、心の在り方を冷静に受け入れるようにすることで、苦手だと思っていたことが自然と受け入れられるようになります。大切なのは、あなたの心がブレない事です。
まとめ
昔の人は、ひょっとしたら気づいていたのかもしれませんね。このカルマの法則を。なぜなら「笑う門に福来る」と言いますよね。どんなに辛くても笑顔でいなさいと祖母に言われたことがあります。辛いとき周囲に当たり散らしていたら堂々巡りですものね。あなたもカルマの法則を頭の隅にでもおいて、できることを実践してみませんか。