輪廻転生の意味とは?発祥・六道・カルマ・周期回数・実例

輪廻転生の意味とは?発祥・六道・カルマ・周期回数・実例

輪廻転生とはどのような意味なのでしょうか。この記事では輪廻転生の意味や発祥、六道とカルマについて簡単解説します。輪廻転生の周期回数や実例についても紹介しますので、生まれ変わりについて知りたい方や死後に興味のある方はぜひ見てください。


人はなぜ生まれて、死ぬのか?そして、なぜ生まれ変わると信じられているのか?そこには、輪廻転生という考えがあり、人は生まれ変わるものだと世に広まっているからだと考えられます。

そこで、輪廻転生の意味や、どのような考えがあるのか、生まれ変わりの記憶を持つ人の実例などを解説します。

輪廻転生の意味とは?仏教?宗派は?

仏教では、生まれ変わることを輪廻転生といいます。人は生と死を繰り返し、さまざまな環境での生活や別の生き物をして生活をすることを経験するため、何度も生まれ変わるという考えが輪廻転生の特徴です。

仏教では生まれ変わりを繰り返し、6つの道から脱することができるまで魂を磨くという考えがあります。キリスト教やヒンドゥー教など多くの宗教の中でも輪廻転生ではなく、転生という考えに近いものもありますが、日本の代表的な宗教である神道においては輪廻転生という考えはなく、前世や来世という考え方がありません。

神道は、死んだら自然に戻るという考えがありますが、これら全ては宗教としての考えなので、輪廻転生について断言することもできないし、実際に生まれ変わってこの世に生まれてきたという説も挙げられています。つまり、輪廻転生という考えは、仏教の教えからくる考えであるといえます。

輪廻転生の発祥

インドを発祥としたバラモン教や仏教が発祥だといわれています。インドで、カルマ(業)の思想とともに発達した考えがあります。

輪廻とは、回転する車輪がきわまりないことで、転生とは次の世、いわゆる来世で別の形で生まれ変わるという考えがあります。

つまり、輪廻転生という思想は、生命のあるものは、生と死を繰り返すものであり、その考えは、古代から当たり前のように受け入れられていたことで、詳しい発祥時期は明確に残っているわけでありません。輪廻転生の考えは国や地域に根付いており、古代からその考えはあるとされています。

輪廻転生と六道

人は、生まれ変わる時、6つの道に分けられるという考えが輪廻転生の考えにあります。

◯天道(てんどう、天上道、天界道)
特徴としては、楽しいことに囲まれ、フワフワと浮かれている状態の世界

◯人間道(にんげんどう)
特徴としては、辛いことも、楽しいことも感じられる安定した状態の世界で仏界に近い道とされています。

◯修羅道(しゅらどう)
特徴としては、怒りの感情に支配されているため、好んで争いごとに飛び込みトラブル尽くしの状態の世界。

◯畜生道(ちくしょうどう)
特徴としては、愚痴ばかりで愚かさに支配され、本能のまま生きている状態で人間以下の世界。

◯餓鬼道(がきどう)
特徴としては、飢えに苦しみ、何もかも欲しがり貪っている状態の世界。

◯地獄道(じごくどう)
特徴としては、全てがうまくいかず、自暴自棄になり理解できない状態の世界です。生前に悪行を成した人が罰を受けるための世界です。

それぞれの道や、置かれた環境の中で修行を積み、成長をするものであるという考えが輪廻転生の六道の考えです。6つ道のうち、天道が一番高貴であるという考えを促すわけではありませんが、楽しい事だけに囲まれた人生は、幸せであると誰もが思うでしょう。

しかし、天道ではなく、人道は、良い事も悪いことも両方あるので、良いことが何であるのかを感じやすいといえます。

6つの道の上にもランクがあり、そこに到達すまで六道の中で修行が必要になります。ちなみに六道より上の世界は下記の4つの世界です。

・声聞界
・縁覚界
・菩薩界
・仏界

上記の4つの世界は悟りの世界と言われているので、6つの世界にいる間は、悟りを開けず迷いの世界をぐるぐると回っている状態であるといえます。悟りを開きやすい六道の人道という世界にいるものは、仏界といわれる悟りの世界を開きやすい位置にあるといわれています。

輪廻転生とカルマ

カルマとは業と訳されていますが、行為のことを指します。自分がした行為は自分に必ず返ってくるという考えがありこれを因果応報といいます。因果応報は、良くも悪くも自分に返ってくるものであり、自分が人から受ける行為によって、自らがしている行為に気づかされるということなのです。

今が苦しく辛い日々を送っているのであれば、前世での過ちや罪を受けているので、耐えるしかないと解釈する人もいますが、その解釈は違い、罪を受けるために今世に生まれてきたというだけが輪廻転生の目的ではありません。

前世のカルマを解消し、私たちは今世で幸せになるために生まれてきているという考えが根本にあります。さまざまな体験を通して、経験を積み、心を豊かにし、その中で幸せになる方法を見つけることが大事であり、輪廻転生をする意味を考える必要があるのです。

輪廻転生と前世の記憶

世界中で前世の記憶を持っている人の報告が挙げられています。前世の記憶が蘇る時に、あることがきっかけで前世の記憶が蘇ったという人もいますし、退行催眠療法をした時に、前世の記憶が蘇ったということもあります。

前世の記憶が蘇ったという報告のなかには、前世とは逆の立場になって生まれ変わっているという例もあります。例えば、前世は女性として生き、今世では男性と生きているということがあります。

さまざまな報告の中で、訪れたこともない土地や国の背景について、その時代を生きていた人しか知り得ないような状況を話すこともあり、輪廻転生は本当にあるのだと信じられています。

輪廻転生の周期・期間・回数

輪廻転生の周期は平均的に、300年~400年という説もありますが、多くは100年サイクルだと考えられています。なかには、数年で生まれ変わる人もいて前世での行為が、輪廻転生のサイクルとの関係があるという説もあります。

また、輪廻転生を何度も繰り返すのか?という問いでは、500回は生まれ変わるともいう説や、1000回、2000回という説もあります。

いずれにしても、ひとつの考え方なので、確認する方法はないのですが、前世の記憶が蘇った例には、数年の人もいれば数百年、1000年前の記憶が蘇ったという人もいます。

また、輪廻転生の回数が高い人は魂のレベルも高いといわれています。輪廻転生をする際に、あの世に滞在している時間はどのくらいあるのかということを気になりますが、これも魂によって異なるようですが、10年以上という説や近年においては4年~5年しかあの世にいられないという説もあります。

輪廻転生の実話・実例2個

1. 1000年前の記憶を持つ男性

今世で生きづらさを感じ、自殺をしようとした時に前世の記憶が鮮明に蘇った男性の輪廻転生の話があります。彼は平安時代に、妻を亡くし僧侶となった前世の記憶から、当時暮らしていた京都へ出向き、奥様のお墓を訪れたことで、涙が止まらなかったそうです。

当時の様子や自分の置かれた状態について、さまざまなことを思い出し、記憶を辿り前世の自分を思い出したという話があります。お坊さんだった自分の記憶が、事実かどうかは信じられない思いと、実際の記憶と歴史上残されているものを確認しながら戸惑いはあるものの、輪廻転生を語られている方もいます。

とはいえ、自分が病気であるのかもしれないと思う気持ちもあり、非常に複雑な気持ちが絡み合いながら、勇気を出した前世の話、記憶が蘇った事で、前世と現世を比較しながら話をされている記事も残っています。

前世の記憶を語ったマグロジュースさん⇒https://twitter.com/magurojuice

2. キャメロン君が2歳の前世の記憶

キャメロン君は頻繁に、バーラ島という島の話をすることを不思議に思い、バーラ島について調べてみたところ、バーラはスコットランド西海岸に実在する島であることがわかりました。

キャメロン君本人はもちろん、母親や離婚した父親も訪れたことがない島をどうしてキャメロン君が知っているのか、母親は真相を確認するために、一緒にバーラ島へ訪れたそうです。

キャメロンが住んでいたエリアから約260km離れていましたが、キャメロン君はロバートソンという姓であったこと、白い家と黒い車があったことなどを話していました。数十年前、ロバートソンという一家が、別荘で何度か夏を過ごした事実が判明し、キャメロン君が話した内容のうち白い家、黒い車を所有していたことが合致するという驚きの結果があったようですが、不思議なことにキャメロン君は、バーラ島を訪れた後、バーラ島について一斉話すことはなくなったそうです。

参考サイト⇒https://rense.com/general77/boy.htm

輪廻転生はキリスト教やイスラム教にも存在する?

初期のキリスト教の信者は、輪廻転生を受け入れて旧約聖書にも新約聖書にも、輪廻転生のことが書かれていたようです。しかし、ローマ皇帝コンスタンチン大帝と母のヘレナの手によって、新約聖書の輪廻転生に関する記述を削除されたそうです。イスラム教もまた、輪廻転生はないという考えがあり、死んだら死の国へと行くものだとされています。

まとめ

輪廻転生を信じる人は日本人の中でも約4割だと言われています。宗教色のない日本でも漠然と輪廻転生を信じている人もいるようです。

また、前世の記憶を持ち現世を生きている人の実話もあると、自分がどのような時代に生まれてどのような生活をしてきたのか興味が湧いてきますよね。宗教はあくでもより良く生きるための教えのようなものなので、何を取り入れるかは自由です。

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