勘違い男の特徴あるある34選！性格・行動・恋愛・LINE・職場

オドオドして自信のない男性は、正直頼りなくて格好悪いですよね。だけど、自信満々なのに実力が伴わない勘違い男は、自信のないオドオド男よりも厄介です。自分を客観的に見られないと、周囲から勘違い男と思われてしまうかも…。

そこで今回は、勘違い男の特徴をまとめて徹底解説！撃退法や勘違い男にならない方法も伝授します。

勘違い男の「勘違い」には、間違って思い込むという意味があります。勘違い男とは、自分を勘違いしている男性であり、自己評価と周囲からの評価に大きなギャップがあるのが特徴です。

勘違い男は根拠のない自信の持ち主で、なぜか「自分はデキる男」「自分はモテる男」と間違って思い込んでいます。周囲の冷たい視線に全く気付かず、堂々と自信満々な言動をとるのです。

勘違い男を良く知っている人は、彼の実力がわかるので「痛いヤツ…」と冷たいまなざしを向けますが、勘違い男は鈍感で全く気付かないので、この場合は誰も傷つきません。

困るのは、勘違い男を良く知らない人が、彼の尊大で自信満々な態度に騙されてしまったときです。信頼して仕事を任せたり頼ったりすると、結局上手くいかずに返って厄介なトラブルとなってしまいます。また、恋愛には妙に強気で、気持ち悪いほど積極的なので、女性からの被害報告は後を絶ちません。

勘違い男になってしまうのには、大きく3つの原因があります。

1つめは、持って生まれた「空気を読めない」「比喩が伝わらない」といった特性です。日本独自の本音とタテマエや社交辞令、お世辞がわからないのです。だから、言われたまま言葉を受け取り、勘違いしてしまいます。

2つめは、成育歴です。子供のころから何でも親に褒められ、甘やかされて育つと、自己肯定感と万能感が高くなり、根拠なく「自分は愛される存在」「自分ならできる」という自信に満ち溢れます。これは、人生のために必要な気持ちではありますが、過剰で周囲を見失うと勘違い男になってしまうのです。

3つめは、過去大きな成功体験をしたケースです。その時の達成感、周囲からの賞賛が忘れられず、「自分は特別な存在だ」と思い込んでしまいます。そして、後に挫折や失敗をしても、「実力が出し切れなかっただけ」「環境が悪い」と、責任転嫁して客観性を失ってしまうのです。

勘違い男がとんでもない勘違いをしてしまうのは、性格によるところが大きいです。まずは、勘違い男の性格的特徴について解説します。

勘違い男は自分大好きなナルシスト。客観的に見ればブサイクだったとしても、本人は「オレってイケメン」と、鏡の前でキメ顔をして悦に入ります。もちろん、勘違い男は自分の外見だけではなく、内面も大好きです。

「オレって超優しいジェントルマン」「オレみたいな男に女がホレるのは仕方ない」と、本気で思っています。勘違い男は誰よりも自分ファンなのです。

空気が読めないのも勘違い男の特徴です。自己評価と周囲の評価のギャップに気付かないから、ここまでナルシストに育ってしまいました。相手が気を遣って社交辞令やお世辞を言っているのに、空気が読めないので真に受けて「やっぱりオレすごい」と思ってしまいます。

遠回しの嫌味や、相手を傷つけないための柔らかな忠告など、勘違い男が気付くはずもありません。こうして勘違い男は学習の機会を掴み損ね、どこまでも自己評価を高めてしまいます。

勘違い男は超ポジティブ思考。どんな状況でもポジティブに受け取ります。ポジティブで屈託のない明るい性格は勘違い男の長所ですが、度が過ぎて自信過剰になるのが問題です。どんな言葉も態度も、有り余る自信のせいでポジティブに都合良く変換してしまいます。例えば、次のような感じです。

・「予定がわからないからごめんね」→行けなくて残念がっている！また誘わねば！
・「もう少しじっくり考えたらどうかな？」→忙しいオレを労わってくれている！
・「大丈夫。他の人にお願いしますから」→オレの手を煩わせないように気を遣っている！
・「その話、聞き飽きた」→オレの引き出しの多さに次の話題を楽しみにしている！

普通の人から見たら、「なぜ、そうなる？」とツッコミを入れたくなる思考回路をしているから、勘違い男になってしまうのです。

勘違い男は自信満々なので、初対面のとき間違って好印象を持ってしまうケースは多々あります。しかし、勘違い男と、根拠ある自信に満ち溢れた男は全く別物。

勘違い男なら初対面からその片鱗が態度や行動に表れます。どのような特徴があるのか、勘違い男の態度や行動を解説します。

夢のある男性はすてきですよね。実現のために努力する姿はすばらしいです。しかし、勘違い男の夢は大きすぎて、全く現実感がありません。でも、本人は「夢に向かってがんばっている」と必ず言います。

「夢ために何をしているの？」と突っ込んで聞いても、具体的な答えは何も返ってきません。せいぜい精神的心構え程度です。勘違い男ほど尊大な夢を語りますが、良く聞けば内容がないので、口だけだとすぐにわかります。

勘違い男は理想を語るのも大好きです。ご立派な理想を熱く語ります。「世の中はこうあるべきだ！」「今の会社のあるべき姿はこれだ！」と、高らかに語ります。

しかし、勘違い男が語るのは理想だけ。理想を実現させるための過程が全部抜けています。理想に到達するための努力もしていません。勘違い男が好きなのは語りであり、目立つことであり、陰ながら行う努力は嫌いなのです。

勘違い男は無駄に上から目線。相手のちょっとした言動へのダメ出しが大好きです。自分のことは棚に上げて、努力している人の小さなミスも見逃さず、「おいおい、ちゃんとしてくれよ」「全く、お前はダメだな」「それじゃ、上手くいかないのは仕方ない」「もっと学習しろよ」と、次から次へとダメ出しします。

ダメだしする割に、勘違い男は改善の提案をしません。改善方法がわからないから、提案できないのです。勘違い男は無駄にダメ出しして相手のやる気を奪うだけなので、周囲から煙たがられます。

勘違い男は批評も大好きです。対して知らない分野でも、「オレは違うと思う」「世の評判は高いけど、オレから見たらまだまだだな」と、あいまいな批評をして本人は専門家気分です。勘違い男の批評は「世間に物申すオレ」を周囲にアピールしたいだけ。中身がないので、聞いていても全く参考になりません。

自慢をこよなく愛すのも、勘違い男の特徴です。とにかく周囲から高い評価を受けたくて、「オレってこんなにすごいんだぜ」というプレゼンテーションが止まりません。自分のすばらしさをアピールしたくてマシンガントークになります。

しかも、勘違い男は空気が読めないので、周囲が自慢話にうんざりしていても気づけません。思いっきり聞き流されているのに、「皆、オレの武勇伝を聞きいっている。もっと話してあげよう」と、持ち前のポジティブさで無駄なサービス精神を振りまき、周囲に迷惑がられます。

勘違い男は自分大好きなので、過去の栄光話は自らいつまでも語り継ぎます。あまりにも良く披露するため、誰に話しているのか勘違い男もわからなくなっていて、とりあえず機会があれば栄光話を言わずにおれません。

そのため、勘違い男と接点が多い人は、何度も彼の栄光話を聞かされる羽目になります。「それ、もう聞いたよ」と言っても、「いやいや、新しくアレンジしているから」と、良くわからない理由で栄光話は止まりません。

超ポジティブシンキングの勘違い男は、自分に都合が悪い話は聞きません。そのため、冷静なツッコミはスルー。脳が拒否しているのでしょう。勘違い男の話に周囲が合わせれば、会話のキャッチボールは可能ですが、鋭い指摘に対してはトンチンカンな答えが返ってきます。

勘違い男にとって都合の悪い話は自動的に消去されるため、言葉だけのやり取りだと、言った言わないのトラブルに発生しやすくなります。話だけだと証拠が残らないため、勘違い男は「絶対聞いてない！」と言い張るので、重要な内容は文字に残すのが鉄則です。

勘違い男は客観性がないだけではなく、言動が軽率です。だから、良く考えずに自分のイメージで発言して、中身がなく周囲を白けさせてしまいます。自分の発言や言動が周囲にどう思われるか、勘違い男は深く考えないのです。

勘違い男は軽率なので、準備が整っていなくても「良いところを見せたい！」という思いが暴走してしまいます。そのため、失言やミスが多くなるのが特徴です。大きなことを言っている割に行動はお粗末。発言も行動も根拠がないので、ミスが多くなるのは必然です。

しかし、勘違い男には学習能力がありません。ミスをしても「たまたま運がなかった」と、反省しないので、同じようなミスを何度も繰り返し、周囲からの信用を失っていきます。

客観性のない勘違い男は、自分が上手くいかない原因を見つめることができません。目標に達しなかったとき、自分より上の存在に圧倒されたとき、「じゃあ、どうすれば良いのか」を考えずに、負け惜しみや言い訳をするのが特徴です。

勘違い男は「自分はデキる」と思い込んでいるので、上手くいかない現実を受け入れられず、失敗体験を活かせません。自分のプライドを守るのに必死で、負け惜しみや言い訳をする自分が、周囲からどう映るのかも考えられません。

勘違い男は人の気持ちを考えるのが苦手です。相手が異性の恋愛になると勘違いが更に激しくなり、勘違い男は女性がドン引きするような行動をしてしまいます。どのような特徴があるのか、勘違い男の特徴について解説します。

勘違い男は自信に満ち溢れていますが、恋愛も例外ではありません。「きっと上手くいく」「オレを好きになるに違いない」と、根拠のない自信があるため、恋愛には超積極的です。

今どきは草食男子が増えているため、肉食系の勘違い男の恋愛は、ときどき上手くいきます。押しに弱い女性だと、勘違い男の積極席に流されてしまうのです。

もちろん、交際後も勘違い男の言動は的を得ないので、付き合えば女性は勘違い男の本性がわかります。結果、交際期間は短いケースが多いです。それでも、彼女がいた経験は勘違い男の自信を増長させ、次の恋愛には益々積極的になるのです。自称恋多き男は、ほぼ勘違い男で間違いありません。

気遣いのできる女性なら、その場にいる人の話をにこやかに聞いて、話題を盛り上げるのが普通ですよね。また、場の空気を良くするために、お世辞やお礼を言うのも良くあることです。

しかし、勘違い男には女性の社交辞令がわかりません。言われた言葉を鵜呑みにして、すぐに「オレに惚れたな」と勘違いしてしまいます。

勘違い男はすぐに「あの女性もこの女性もオレに惚れている」と勘違いするため、自分はモテると思っているのが特徴です。ちょっと考えれば、自分のスペックが如何ほどかわかるものですが、勘違い男の自己評価は永遠に高いままで、冷静に自分を判断できません。

勘違い男に女性がドン引きして逃げ出しても、「あれは好き避けだ」と思い込みます。恋愛でも勘違い男は超ポジティブなのです。

勘違い男は「自分は女性にモテる」「オレを避けるのは好き避け」と勘違いしているので、ロックオンした女性をしつこく誘い続けます。

遠回しに断っても、「シャイだな」「オレに気を遣っているのか」「好き避けには根気よくアプローチだ」と、自分に都合よく解釈して、更に誘ってきます。

勘違い男に彼女ができると、アニバ君に変身します。「女性は記念日が好き」という思い込みが強く、「告白記念日」「初めてデートした記念日」「付き合って1ヵ月記念」など、何かと理由をつけては記念日を祝おうとするのです。

しかも、勘違い男は好意が押しつけがましいのが特徴です。「記念日を祝う優しいオレ」に浸りたいので、勝手に盛り上がり、彼女に「嬉しいよね？」「感動した？」と感想を求めて褒められるのを待ち構えています。

勘違い男はサプライズも大好きです。「彼氏のサプライズに彼女が感激」という王道的なシチュエーションを自分が体験したいのです。

しかし、サプライズが好きでも演出が下手なのが、勘違い男の残念なところ。一生懸命サプライズを準備しても、「早く彼女をビックリさせたい」という期待が高まり過ぎて、自分からサプライズを匂わせてしまいます。また、サプライズの内容やプレゼントが独りよがりで、彼女が喜ぶものを選べません。

勘違い男の恋愛は自己表現の場で、結局彼女のことを良く見ていないのです。頭の中だけで妄想が広がり、彼女に愛され、喜ばれる自分のことしか考えず、的を外した言動ばかりしてしまいます。

今や連絡ツールとして欠かせないLINEにも、勘違い男の特徴は表れます。勘違い男のLINEスクショ画像の例は上記のようなものです。それ以外にも勘違い男はどのようなLINEをするのか解説していきましょう。催促したり、積極的すぎたりして、気持ち悪い・キモいなんて思われてしまうことも・・。

勘違い男は自分に注目されるのが大好きです。だから、LINEがくると嬉しくて即既読即返信してくれます。困った行動が多い勘違い男ですが、「誰かからLINE来ないかな」と待ち構えて、メッセージがきたらウキウキと既読返信するのは、人間味がありかわいらしい姿です。

「オレ、みんなから好かれてる」と思っている勘違い男は、相手の状況を考えずにいつでもメッセージを送ります。

普通はやり取りのバランスを考えますが、そんなものはお構いなし。自分が送りたくなったらどんどんメッセージを送るし、既読返信が遅ければ「どうした？」と、躊躇なく催促のメッセージを送ります。そのため、メッセージの回数が異常に多くなります。

LINEのスタンプはいろいろな種類があって楽しいですよね。勘違い男は相手から「可愛いスタンプだね」「おもしろいね」という言葉がほしいので、一生懸命スタンプを集めます。スタンプの種類が豊富なのは、勘違い男の特徴です。

メールの時代からハートマークは特別ですよね。特に異性間だと、ハートマークの使い方が慎重になります。しかし、勘違い男は女性にためらいなくハートマークを使うのが特徴です。

「自分は好かれている」という自信があり、何なら「オレからハートマークを送ったら、彼女は喜ぶだろう」と、サービス精神でハートマークを送ることすらあります。大した間柄でもないのにハートマークを使う男性は、勘違い男の可能性大です。

単なる同僚、一時的に連絡を取り合うだけの関係、その他大勢の中のひとり、といった関係でしかないのに、彼氏のような親近感バリバリのメッセージを送るのも勘違い男の特徴です。例えば、勘違い男は交際しているわけでもないのに、次のようなメッセージを送ってきます。

・「おはよう。今日も1日頑張ろう！」
・「今週は君に会えなくて寂しいよ」
・「困ったことはない？君のためならいつでも飛んでいくよ」
・「オレ以外の男に色目使うんじゃねーぞ」

受け取った女性は「え？求めてませんけど？」と、目が点になりますよね。こんなメッセージが何度もくれば恐怖です。勘違い男は客観性がないので、女性との距離感をよく間違えて気持ち悪がられてしまいます。

勘違い男はナルシストなので、SNS利用率が高いのが特徴です。もちろん、投稿にも勘違い男ならではの特徴があります。勘違い男のSNSについて解説します。

勘違い男は自分大好きのナルシスト。Instagramでは当然のように自撮り投稿をしますが、その数が多過ぎるのが特徴です。

普段からあらゆる角度で自撮りして、自分が最もイケメンに見える撮り方を会得。そのため、自撮り投稿は多過ぎるけどワンパターンで、見ている方は「あれ？これ前にもインスタであげてたよね？」とデジャヴを感じてしまいます。

勘違い男はTwitterもお盛んです。自己顕示欲と承認欲求が強いので、自分の思いをツイートしまくります。リアルな会話とは違い、自分の言いたいことを言い捨てられるので、ツイッターでは特に上から目線の発言が酷くなります。

しかし、炎上するほどフォロワーがいないので、ツイートは静かに沈んでいくだけ。それを勘違い男は「無反応＝反論がない＝オレ正解」と、超ポジティブ思考で認知を歪ませ満足します。

SNSは普通の人でも自分に浸りやすくなりますが、勘違い男はその傾向が顕著に表れます。InstagramでもTwitterでも、ときどきポエマーになるのです。勘違い男は「オレって良いこと言ってるぜ」と、自分のSNSに浸りきっていますが、目にした人は「ナルシストウザッ！」と思っています。

自由に自己表現できるのがSNSなので、勘違い男はもちろん自慢を忘れません。どんなに小さなことでも自慢をぶっこんできます。特にネタがないときは、過去の栄光を掘り返します。勘違い男はシチュエーションを問わず「オレってすごいんだぜっ！」という主張をしたがるのです。

職場に勘違い男がいると、実害があるので厄介です。実力がないのに「オレは仕事がデキる男」と思い込んでいるため、あれこれ首を突っ込んでは仕事を引っ掻き回します。被害に遭う前に勘違い男を見分けるためにも、職場での特徴を覚えておきましょう。

仕事ができないのに異常に自己評価が高い勘違い男に多いのが高学歴です。子供のころから勉強だけはできて、特に高校生から大学生では優秀な成績を収め、誰もが知る大学を卒業しています。

しかし、勉強と仕事の能力は必ずしも比例しません。そこに気付かず、「オレって頭いいから、当然仕事もデキる」と思い込んでいるのが、職場にいる勘違い男の特徴です。

学歴と仕事の能力は必ずしも比例しません。勉強は個人の努力が反映されますが、仕事はチームワークが重要なので、コミュニケーション能力やバランス感覚が求められます。もちろん、学歴も仕事の能力も優れている人はいますが、勘違い男は違います。勉強はできるけど、仕事の能力は普通以下です。

勘違い男が学歴を仕事に活かせないのは、学生時代の万能感を無駄に引きずっているからです。社会人になって問題が露呈しても、「オレは仕事がデキるんだ」という思い込みが邪魔をして、正面から向き合えずに成長の機会を逃します。

勘違い男に限って、職場での無駄話が多くなります。「職場を和ませるオレ」を演出したくて、相手の迷惑を考えずにペラペラと無駄話をしてしまうのです。彼の中で自分像は「誰とでも親しく話せる人気者」になっています。無駄話が多いので、当然仕事の効率は悪く、ミスも多くなります。

「全く、オレばっかり忙しいぜ！」と、本気で思っているのが勘違い男の特徴です。自分の効率の悪さに全く気付かず、常に忙しがっています。しかも、仕事がデキるから皆に頼られた結果、慢性繁忙期になっているのだと考えています。

しかし、フタを開ければ勘違い男の仕事量などたかが知れています。周囲は勘違い男の能力の低さに気付いているので、重要な案件や急ぎの仕事は与えないようにしているのです。

勘違い男は能力が平均以下なのに、「仕事で盛大な成果を上げたい！」と向上心が高いです。向上心があるのはすばらしいのですが、手柄を独占しようとするのが特徴で、既にパンク状態でも仕事を抱えたがります。

やり遂げられる能力があれば問題ありませんが、勘違い男の場合は大抵がさばききれず、抱え込んだ挙句にギリギリアウトの状態で周囲に助けを求めるため、職場から要注意人物に指定されています。

勘違い男は人の上に立ちたがります。上から目線でアドバイスして、自分を高い位置にマウントしたいのです。そのため、求められていないのに後輩を指導したがります。

問題だらけの自分のやり方を後輩に押し付け、ウソかホントかわからないうわさ話を持ってきて人間関係のアドバイスをして、返って混乱させてしまいます。

「職場に勘違い男がいてうっとうしい」「合コンで勘違い男にロックオンされた」といった場合、優しい心で接すると勘違い男を増長させてしまいます。勘違い男を撃退するには、心を鬼にするしかありません！具体的にどうすれば良いのか、勘違い男の撃退・対処方法を伝授します。

学校や職場など、勘違い男と毎日関わらなければならないなら、極力接点を減らすしかありません。話しかけられてしまったら、「あ、忙しいんで」と言ってその場から逃げましょう。

大事なのは、言葉だけで制するのではなく、あなたがその場から去るという行動です。「なんでわざわざ移動しなきゃいけないんだ」と思うかもしれませんが、言葉だけで通じるなら、そもそも彼は勘違い男にはならないのです。手間でもその場から逃げて、とにかく関りを減らしていきましょう。

「ちょっと逃げられない」というシチュエーションでも、勘違い男に普通の人と接するときのようなほがらかな笑顔や社交辞令はNGです。仏心を見せて少しでも優しい対応をすると、一気に勘違いしてしつこく付きまとわれてしまいます。

運悪く話しかけられたときに逃げられないなら、「へー、そうなんだ」「ふーん」と、真顔と棒読みで話を聞き流しましょう。話題を掘り下げたり盛り上げたりしてはいけません。わかりやすく関心がないアピールをしてください。

勘違い男は自尊心を満たしてくれる相手を探しています。あなたの反応が薄ければ薄いほど物足りなくなって、「こいつに話しても無駄だ」と、近づかなくなります。

勘違い男の本性に気付かずLINEを教えてしまい、メッセージ攻撃をされた場合は既読スルーが基本です。未読スルーだと「気付いてないのかな？」と勘違いして、更にメッセージを重ねてきてしまいます。とりあえず既読をつけて、あとは放置しましょう。

もしも、「LINE読んでくれた？」「既読スルーってひどくない？」とツッコミをされたら、「あ～、私、LINEってあまり返信しないんだよね」と、手短にあしらえば大丈夫です。下手に既読スルーの言い訳をすると、勘違い男に付け入る隙を与えてしまうので注意しましょう。

討論に自信があるなら、ズバッと論破するのも対処法の1つです。論理的かつ合理的に、短く指摘してやりましょう。「こいつに関わると、気分が悪くなる」と学習してもらうのです。

ただし、勘違い男のプライドを傷つけ過ぎないように注意が必要です。逆恨みされたら大変です。論破するときは、明確なツッコミどころがあるとき、一撃でやっつけられるような場面を選びましょう。

勘違い男にロックオンされ、親切やお誘いの押し売りが始まったときは、キッパリ断るのが大切です。「傷つけたらかわいそう」という温情は一切不要。わかりやすく明確に断りましょう。断り方をいくつか紹介します。

・不要なアドバイスに対して、「〇〇さんに相談しているので、アドバイスいらないです」
・しつこいデートの誘いに対して「あなたとはデートできません」
・頼ってアピールされたら「頼るなら、あなたじゃなくて親しい友達に頼ります」
・彼氏面されたら「私、〇〇と付き合ってるんで、誤解されるようなことしないでください」

「キッパリ言わなきゃ伝わらない」と、心を鬼にしてなるべく早い内に断りましょう。後から「気のあるそぶりを見せられた」などと言われたら大変です。

勘違い男と積極的に努力する男性は紙一重。自信の方向が間違うと、勘違い男になってしまいます。「勘違い男になりたくない！」というあなたのために、勘違い男にならない方法を教えます。

勘違い男にならないためには、客観性を身につけなければなりません。そのためには、周囲を良く観察するクセをつけるべきです。視野を広くして、偏見を持たずに周囲を観察し、冷静に事実を見つめるのです。その上で、自分が今どの位置にいるのか、客観的に評価すれば、勘違いではない適切な自己評価ができるようになります。

また、観察力を磨いて情報を蓄積していけば、相手の言動で真意を見抜く力も磨かれます。察する能力が高まり、空気を読むのが上手になるため、自分が何を求められているのかがわかり、勘違いの行動を防げます。

自信過剰な勘違い男にならないように、常に謙虚な気持ちを忘れないのも大切です。謙虚さを失わなければ、過度に自己評価が高まり勘違い男になるのを防いでくれます。具体的には、次のような言動で謙虚さを日々心掛けましょう。

・自分より上がいると肝に銘じる
・周囲にいる人の長所に注目して見習う
・感謝の気持ちを大切にする
・人の話に耳を傾ける
・相手の立場に立って物事を考える

調子が良く思った以上の結果が出せれば、「オレってすごい！」と思いたくなるのは当然です。モチベーションを高めるためにも自画自賛は必要ですが、その気持ちはひとまず自分の中に留めておきましょう。

勘違い男は考える前に自分の押し売りをして、皆にうっとうしいと思われてしまいます。考える前にオレオレアピールをする軽率さが、勘違い男の弱点なのです。勘違い男になりたくないなら、思慮深くなり慎重に行動しましょう。

気心の知れた相手は別として、人と話すときは気楽な話題でも、発言する前に言葉を選びましょう。「オレがオレが」になっていないか、一呼吸分考えると良いでしょう。聞き上手になって相手を良く知るのも大切です。

勘違い男のあるある話を集めました。他人が見れば一目瞭然で勘違いでも、本人はなかなか気づけないものです。あなたに思い当たる節がないか、考えながら読んでくださいね。

・実力不足なのに「いつでも頼ってくれよな！」
・誰も頼りにしていないのに「全く俺がいないとダメだな！」
・上から目線で「LINE交換してあげようか？」
・わかりやすく断られているのに「好き避けしてるな」
・親しくない相手に対して「君ってこうだよね」
・やたら相談に乗りたがる
・やたら仕切りたがる
・合コンで片っ端から女性の連絡先を聞く
・聞いてもいないのに自分の歴史を語る
・カラオケ行くとバラードを熱唱
・漫画みたいなキメポーズをとる
・鏡があればキメ顔
・窓の自分が映ってもキメ顔
・どこでも自撮りしてすぐInstagramに投稿
・夜のツイートが頻回すぎる
・友達が少ないから休日が暇
・仕事の電話中声が大きい
・大した仕事じゃなくても「任されちゃって」となぜか自慢げ
・実績がないのに自信だけは人一倍
・「オレが何とかします！」で、結局できない
・頼んでいないのに自分のやり方を披露して押し付けてくる
・社交辞令が伝わらない
・お世辞を本気にする

勘違い男にありがちなエピソードをいくつか紹介します。

◯しつこい誘い
マナーとして他の人と同じように笑顔で接しただけなのに、勘違い男は自分に惚れていると思ってしまい、しつこく誘われた。さりげなく避けていたら「僕に好き避けしてる？」と、ある日耳元で囁かれてしまい、さすがに我慢が限界！上司に「セクハラされている」と相談した。

◯合コン
合コンに行ったら勘違い男がいた。話を振っていないのに、自慢話ばかりでうんざり。しかも序盤なのにLINEを聞かれて断ったら、速攻背を向けられた。そいつは次々と女性メンバーに連絡先聞いてきたけど、全員に断られていた。最悪の合コンだったけど、合コン後の女子会は勘違い男の話題で盛り上がった。

◯バイトの先輩
バイト歴が長いだけなのに、「オレって社員から頼られてるから」とウザい先輩がいる。面倒だからスルーしているけど、実は社員の人から煙たがられていて、少しずつシフトを削られているのを知っている。

◯マッチングアプリの男
マッチングアプリ系アプリで出会った男性が勘違い男だった。どこをどう見ても似ても似つかない俳優の名前を出して、「オレ、良く似てるって言われるんだ」と、イケメンアピールしてくるのには参った。俳優に謝ってほしい。

あなたの勘違い男度はどれくらい？質問に答えるだけでわかるチェックリストを作成しました。

次の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。「はい」が多ければ多いほど、あなたの勘違い男度は高くなります。

・自分はイケメンだと思う
・鏡を見るのが好きだ
・人にアドバイスするのが好きだ
・人からアドバイスされるのは嫌いだ
・女性から良く好き避けされる
・女性には恥ずかしがり屋が多いと思う
・恋愛は断られてからが勝負だ
・自分は話し上手だと思う
・武勇伝を語ると喜ばれる
・褒められれば素直に受け入れる方だ
・心の中で良くマウンティングしている
・自分の実力と周囲の評価にギャップを感じる
・本気を出せば何でもできると思う
・環境に恵まれないことが多い
・能力には自信があるが、運には自信がない
・オリジナリティを大切にしている

ご機嫌な人生を送るためにも、自分への自信は必要です。しかし、自信が暴走すると勘違い男になってしまい、せっかくの長所が短所のせいで台無しになってしまいます。

勘違い男になりたくないなら、謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。謙虚さと慎重さ、思慮深さを身に着ければ、勘違い男ではなく頼りになる男らしい男性になれるでしょう。