唇のほくろ占いの意味と運勢10個！上唇・下唇・口角［人相学］

お喋り好きな民族との評価があるユダヤ人の諺（ことわざ）には、口に関する言葉が多岐に渡ります。

例えば…
・『捕まえた鳥を逃がしても、また捕まえられるかも知れない。だが、一度発した言葉を取り返すことは出来ない』
・『話せば話すほど、もらいが少なくなる』
・『手癖の悪い奴よりも、口の軽い奴の方が始末が悪い』
など、お喋りや軽はずみな発言を戒める諺が多くみられます。

古代ユダヤの人々も、口は災いの元となることを、重々警戒されていたのでしょう。そんな言葉を発する口(唇)は、人と人とのコミュニケーションを図るための大切な器官です。

この記事では、唇の形に表れるその人の特徴、唇のほくろから分かるスピリチュアルな運勢を解き明かしていきましょう。

唇(口)は人間が生存し、生活して行く上で必要な栄養の摂取、言葉を話すと言った体と外部の世界とを結びつける、大切な器官。初めに人相学からみた、唇の箇所から分かるコトについて、記していきましょう。

①唇の大きさから持ち主の「本能的な欲求の強さ」が分かります。なぜなら、口は食べ物を摂取し、美味しさを感じる箇所である為、味覚の発達が唇の変化へと影響を与えるからです。口が大きく形も整っていると、食への関心が深く、味覚が発達しているコトが分かります。

②鼻のパーツが男性のシンボルたる性器を現すコトに対し、口は女性の性器を現す箇所。そのため、「愛情欲求の高い・低い」に関しても判断するコトが出来ます。

③上下の唇の厚さから、「持ち主の性格」も見えてきます。唇が厚い程、深い情の持ち主。目の前にいる人が情に厚いか、それともクールなのか、唇だけで判断するコトが出来るでしょう。

④口は栄養のみならず、他人とのコミュニケーションを取る為に必要な箇所。「コミュニケーションを潤滑に行えるか否か」は、唇の血色がよく、潤いがあるかにかかってきます。

⑤最後に、口の大きさから「生活力の強さ」が判断出来ます。口の大きい人ほど物事に対し積極的で、欲求も強め。口が小さい程消極的になりがちで、かつ依存しやすい傾向があります。

続いて、ほくろについて記しておきましょう。
ほくろには、大きく分けると活きぼくろと死にぼくろ、二種類のほくろが存在しています。

「活きぼくろ」は、ツヤがあって黒々としており、盛り上がりのあるほくろ。場所によっては、その人が持つパワーを更に引き出す効果がある効果があります。

「死にぼくろ」はツヤがなく、色もグレーや茶色っぽい盛り上がりの無い、いびつな形のほくろ。その名の通り、マイナスの意味を示すことが多い、注意信号の証です。

死にぼくろとの名称自体は不吉ですが、実は仮にあったとしても死を呼び込む程危険と言う訳ではありません。○○の所が弱点なので、気を付けてた方がいいよ的な注意信号に過ぎないので、必要以上に怖がるコトは無いでしょう。

なお、ほくろは薄いよりは濃い方が、小さいより大きい方が、ほくろの持つ意味合いは強くなって来ます。

唇と、そこに位置するほくろ意味合い踏まえた上で、唇にあるほくろの位置から、その人の特徴を解き明かしていきましょう。

「情熱的なグルメの相～厚い上唇にあるほくろ」。
先述の通り、唇の厚さは愛情の深さを意味しています。その中で上唇が厚いのは、元々が情熱家の相であり、自ら愛情を与えていくタイプ。面倒見が良く、相手の喜ぶ顔を何より見たいと言う気質があるので、損得抜きであれこれ尽くしちゃう傾向があります。

上唇の山の窪みが深い人は、ユーモアセンスも併せ持っているでしょう。また、上唇の厚さは恋愛と共に美味しいモノにも目がないタイプ。美食に対してお金を出し惜しみしない、食い道楽の相と言えるでしょう。

厚い上唇に、活きぼくろがある場合、グルメや恋愛に関して積極的な面がより強調されます。

相手が好みの異性であれば、積極的にアタックし、相手に配偶者や恋人がいても気にしないタイプ。仮に一夜限りの関係であっても、その時を楽しむでしょう。ある意味では、博愛主義者でもありますが、裏を返せばこだわりが少なすぎる為、思慮が浅い面も。その結果、不倫や三角関係と言ったゴタゴタに巻き込まれやすい傾向があるでしょう。

上唇にあるほくろが活きぼくろならば、そうしたトラブルも最終的には解決しますが、これが死にぼくろだった場合は、問題が長引いてしまう怖れも。恋愛もグルメも積極的であれば味わい深いでしょうが、過度な摂取はゴタゴタや体調を崩す元となりますので、くれぐれもご注意を。

「消極的でも恋愛への興味は津々の相～厚い下唇にあるほくろ」。
下唇の方が上唇より厚い人は、愛情を貰うコトを好む相。恋愛やグルメに関しても、興味はありますが、他人からの声かけやお誘いがあって、ようやく動く様な、受け身な所があるでしょう。

下唇が厚くてほくろがある人は、照れ屋で異性には消極的な姿勢を取りやすい傾向が。近づく相手には、ついつい愛想良く振る舞ってしまう所があるので、好きでもない人から追いかけ回されると言った、チグハグな面があるでしょう。

死にぼくろならば、よりそんなゴタゴタに巻き込まれやすくなる傾向にあります。しかし、これが活きぼくろの女性ならば、恥ずかしがり屋で受身な態度が、予期せぬ異性の好意を引き寄せるコトにもなるので、諦めは禁物と言えます。

下唇が厚過ぎる場合は、依存心が強く、人への態度がより受身になりがちに。 瞳が潤んでいたり、泣きぼくろの様に目の周りにほくろがあると、そうした態度が、恋愛でのトラブルを引き起こしやすくなります。時には、好き嫌いの意志をハッキリ示すコトが大切でしょう。

「水難には注意の相～上唇、下唇にあるほくろ」。
上唇、下唇共にほくろがあると、水難の相を意味しています。外出には何かと傘が手離せない傾向が。上唇のほくろの場合なら、自分の不注意で水の事故に巻き込まれやすい所があり、下唇にある場合は、特に本人に原因がなくても、台風やどしゃ降りなどに遭遇しやすい傾向があるでしょう。

唇の端に死にぼくろがあると、泳ぎが下手な面が暗示されますので、水のレジャーに行く際は、くれぐれもご注意を。

「金運、ギャンブル気質を現す相～唇の中心にあるほくろ」。
人相学において、唇の位置は別名・出納宮と呼ばれます。出納とは、お金の出入りの意味。唇は閉じたり開いたりする器官故に、そこからガマ口財布を連想させたのでしょう。

ガマ口のパチンと閉じる留め金は、入口の開閉を上手く機能する為、必ず中心にあります。それ故、上唇の中心に留め金を意味するほくろがある人は、お金の管理がキチンとした締まり屋の相。必然的に、お金が溜まりやすい傾向にあります。

仮に出費がかさむ時期があったとしても、それ以上の利益や臨時収入が期待出来るでしょう。 口が大きければ大きい程、この傾向は強くなってきます。

それとは逆に、下唇の中心にほくろがある人は、浪費家の証。下唇のほくろは、ガマ口の留め金が逆さになっている状態の為、お金がこぼれやすいコトを現していますので、無駄遣いにはくれぐれも用心下さい。

「コミュニケーション能力を現す相～口角にあるほくろ」。
口角にある活きぼくろは、言語を駆使するコミュニケーション能力の高さを、現しています。臨機応変な対応を得意とする頭の回転の早さを持ち、話術に長けている面があるでしょう。

悪く言えば、口八丁の傾向もありますが、説得力が高めで販売や営業職向きのタイプと言えます。

但し、仕事では巧みな話術も、恋愛となれば成りを潜めてきます。実は、口角のほくろの持ち主は、現実主義の為、愛を語らう様なロマンチックな会話が苦手な傾向が。口角のほくろが死にぼくろの場合、空気を無視した余計な一言をつぶやき、周囲からのひんしゅくを買う恐れも。

本来、口角のほくろは優れた言語能力を持つ証なのですから、その力を宝の持ち腐れにならない様、言葉は慎重に扱って下さい。

「常識的なこだわりを持つ相～薄い上唇にあるほくろ」。
薄い上唇にほくろがある人は、愛情を与える側ではあるのですが、愛情や情熱が幾分弱くなります。人の喜びを自分の喜びとする傾向にあります。しかし何らかの見返りを期待したり、損得のバランスを見て行動に移すようです。

食や恋愛に関心は高いのですが、あくまで常識の範囲内でこだわりを示します。人にどの程度迷惑をかけるかや、周囲の空気を考えて行動する傾向にあります。恋愛・結婚観は保守的で、不倫や浮気などは、ほとんどしないはずです。非常識な行動を取る人は好まず、ある程度距離を置くことになります。薄い上唇にあるほくろがある場合、情熱が少ない分、活きぼくろでも、死にぼくろでも、トラブルに関わる影響は少なくなるようです。

「意外な積極性を示す相～薄い下唇ににあるほくろ」。
薄い下唇にほくろがある人は、愛情は受け身の側となるのですが、意外な所で積極性を示すことがあります。愛情を受けることを好み、恥ずかしがり屋の面があります。しかし食や恋愛において、これだと直感したものに対しては、かなり強い関心をもって粘り強く接します。

時たま、普段と違う行動を取るので、何を考えているかわからない面があります。好き嫌いが比較的ハッキリとしていて、嫌いになものには、かなり冷たい態度を取るようです。人への依存心が高いのですが、自分で決めたいものもあり、周囲の人を振り回すこともあるかもしれません。このほくろが活きぼくろなら問題はないのですが、死にぼくろだと予期せぬ行動を取ることで災いに巻き込まれる可能性が高くなります。

「水難に風難が加わる相～薄い上唇、下唇にあるほくろ」。
薄い上唇と下唇共にほくろがある人は、水難の他、風難にも遭いやすくなります。水の事故に巻き込まれやすい他に、台風などによる災害にも巻き込まれやすくなるようです。外出の前には、天気予報を充分確認した方が良いでしょう。

この風難は台風だけでなく、雷、竜巻、突風なども含まれます。天候が不安定な時には、落雷や突風による何らかの影響を受ける可能性が高くなります。この他、気流なども関わって来るので、台風時のフライトには注意が必要かもしれません。それでも水のレジャーや空のレジャーに行く際に、一般の人以上に配慮していれば問題はないはずです。活きぼくろでも注意が必要ですが、特に死にぼくろだと自らの不注意が災難につながる可能性があります。

人中は鼻の下の溝の部分を指しますが、この延長線上の上唇にほくろが現れていることがあります。上唇の真ん中になるので、結構目立つほくろと言えます。ここにほくろがある場合、人と接することに長け、コミュニケーション能力に優れているとされます。周囲に対して細やかな気配りができるので、人から好かれやすいはずです。

愛情にも深く、恋愛や結婚は順調になるとされます。マネージメント能力に長け、人やモノを管理することで大きな業績が残せるはずです。このマネージメント能力がお金につながり、金運も高めることになります。仕事に限らず、普段の生活でもお金の管理がしっかりとしているので、家計が安泰となり、財が築けるはずです。

鼻の下の溝の部分を人中と呼び、この延長線上の下唇にほくろが現れていることがあります。下唇の真ん中になるので、うなづいたり、うつむいた時に結構目立つほくろと言えます。ここにほくろがある場合、金運が低迷しやすいとされます。お金は入ってきた分だけ、そっくり使い果たす傾向にあり何かと散財しやすいようです。

感情などに流されてお金を使ってしまったり、金銭的な計画を立てても、それがなかなか実行できないとされます。努力をしてもなぜかお金が貯まらないことがあります。お金に対する執着がなく、その場の雰囲気や見栄などで浪費するとされます。お金に関わることで騙されやすいので、儲け話や借金話には注意が必要です。

ほくろは上唇にあっても下唇にあっても、あまり良い印象を持っている人は少ないようです。唇は特に目立つ位置なので、女性ならば口紅で隠したい気持ちが強いとされます。とは言っても、よほど口紅を厚く塗らないと、隠せないはずです。

ほくろとしては、色が濃くツヤのあるものが活きぼくろとなり、良い意味合いを持つことになりますが、見栄えと言うと目立つことになります。一方色が薄くツヤがないものは死にぼくろとなり、悪い意味合いを持ちますが、隠しやすくはなるかもしれません。いずれにしましても、できればない方が良いと感じている人が多くなります。ほくろの意味などをしっかりと把握していれば、それほど気にならなくなるかもしれません。

唇は神経や血管が集っている場所でもあるので、体の他の部分よりもほくろやシミが現れやすいことが知られています。ほくろやシミができやすい要因には、唇を噛みやすかったり、唇をよく日焼けさせていることが考えられます。しかしこれだけではなく、病気などのサインであることもあります。

ほくろは張りとツヤのあるものなら、健康には問題がないはずです。張りとツヤのないほくろやシミは、何らかの病気のサインということもあります。

ほくろには「色素性母斑」「単純黒子」があります。「色素性母斑」はメラニン色素が増えてできたもので、先天的なものと後天的なものがあります。「単純黒子」はメラニン色素の過剰で現れゴマ粒程のものになります。シミは紫外線によるダメージや老化が原因となります。これらのことから、健康であまり太陽に当たっていないのに現れているものは、ほくろと見て良いでしょう。

唇自体と唇の境界線上にほくろがあることが確認できた芸能人を挙げてみます。水川あさみ、白石麻衣、上戸彩、安室奈美恵、小嶋陽菜、錦戸亮、中居正広さんなどの方々にほくろがあるようです。

いかがでしたか？唇は言葉を出さずとも、その形と位置するほくろから、その特徴を語ってくれています。食事や雑談を交わしながら、自分や身近にいる人達の唇をチェックしてみると、文字通り話に花が咲くかもしれません。