アクアマリンは澄み渡る海の青さです。眺めていると自然と安らぎで心を解き放たれて清々しく、爽やかな状態に落ち着きます。フランス最後の王妃マリーアントワネットが愛してやまなかった石と聞いてなるほど・・と思わずにはいられません。
アクアマリンとは
アクアマリンとは、緑の宝石と言われるエメラルドと同じ、ベリルの仲間です。
同じベリルの仲間でありながら、エメラルドがクラックが多く宝石にするのには高度な技術を要するのに対し、アクアマリンは結晶自体が大きめなのでクラックが少ないのが特徴です。よって、加工する際も極めて容易なのが職人を喜ばせる所以です。
和名を藍柱石(らんちゅうせき)または藍石(らんぎょく)と言います。
結晶系が六方晶系なので、柱状結晶体として発見されるため藍柱石と名付けられたのでしょう。色は明るい青色ですが、エメラルドに近い青緑のものも多く産出されるため、ときにエンハンスメントが施され、アクアマリンの澄みわたる青色に変色させることもあります。
中世の王宮、貴族社会において非常に愛された石であり、オーストリア公女であり偉大なる女帝マリアテレジアの末娘であるフランス王妃マリーアントワネットが、ダイヤモンドと同じくらい愛した石であることで有名です。
当時のフランス王宮では、マリーアントワネットがファッションリーダーであったので、彼女が愛したアクアマリンは瞬く間に貴族の婦人たちを虜にしたそうです。石の硬度も8程あるので、破損しにくい事で現代ほど加工技術が進歩していなかった中世から、職人が宝石として加工を施しやすい石であったのは明白です。その人気は、数百年経過した現代でも衰えを知らず一定のファンがいます。
アクアマリンの意味
アクアマリンは3月生まれの誕生石なので、3月生まれの女性がひとつは持っているかもしれない石です。生まれた時にご両親から贈られた方もいるのではないかと思います。
その名が示すように、海に関係した人びとがお守りがわりで持つという伝承もあります。海に関係した仕事をしていた中世の人々からは「人魚石」というロマンチックな愛称で親しみを込めて呼ばれていたそうです。
まさに、穏やかで凪いだ海そのもの、癒しの大海原を連想させる石です。
また、ヨーロッパの貴族社会では月の雫がアクアマリンであるかのよう言われ、月の女神「アルテミスの石」と尊ばれました。海や月といった美しいものの例えに使用された幸福な石が、アクアマリンなのです。
アクアマリンの石言葉
石言葉は「幸福な結婚」「夜会の女王」「航海を守る」などです。
海や月に関係した石言葉以外にも、アクアマリンを持つ女性は終生愛する夫と、愛を深められると信じられてきました。
こうしたことから、結婚に関する石言葉も存在しています。婚約指輪をアクアマリンにすることで、末永く婚姻生活が送れるというジンクスが日本でも広まっているのか、婚約指輪にアクアマリンをリクエストする女性も増えているそうです。
宝石質のアクアマリンはダイヤにも負けない輝きを有していますから、非常に納得できます。
アクアマリンの効果
アクアマリンは、結婚に親和性のある石なので、結婚全般の悩みに対して効果があります。新婚当時の初々しい時代をもう一度取り戻したいときや、夫婦の愛情を瑞々しく蘇られせたいときに身につけたい石です。
しかし、アクアマリンは伴侶を誘惑するライバルを打ち負かすという力はありません。どちらかといえばもっと平和的な、自らが魅力を放ちその輝きで伴侶の愛を燃え上がらせるというような方向で力を発揮をします。
さらに人間的魅力を開花させてくれるので、美に関してもうひと押し何かほしいという時に、このアクアマリンを身につけると思いもよらなかった自分自身の魅力に気が付くことがあるでしょう。中世では夜会の女王と呼ばれた石なので、夜間身につけると、魅力が増幅して自分を別の次元に押し上げてくれるでしょう。
健康面では、喉や胸に良いとされています。医学的には裏付けのないことではありますが、病いの中に有り、心細い時にこそアクアマリンが癒しを与えてくれるのかもしれません。また精神を安定に導く効果もありますので、心がざわついていたりもやもやとした感覚に苛まれる時などに、そっと携えるといいかもしれません。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
アクアマリンの相性
アクアマリンとほかの石の相性は、概ね何に対しても合うと言っていいと思います。
それは、アクアマリンが平和的な波動を出している石であるからにほかありません。もし、相性が合わない石は?と問われれば、攻撃性の強い戦う石であったり、他の石との協調性を重んじない個性的な石であると答えます。
アクアマリンは平和的で協調性のある石ですが、脇役という石ではなく主役級の美しい石です。言ってみれば貴婦人のような石です。ほかの石との組み合わせを考える際には、アクアマリンを中心に据えて、しかも同じように平和を重んじる石である方がいいでしょう。
【夫婦の和合を深める】アクアマリン・ローズクォーツ
【病を緩和したいとき】アクアマリン・モルガナイト
夫婦の愛情を深めるのには、アクアマリンと共に夫婦愛に強い効果をもたらすローズクォーツの相性が抜群です。このふたつの石は女性的な魅力を向上させることにおいても、右に出るものがない石です。可愛らしい女性になりたいときに身につけると効果を発揮します。
次に、アクアマリンとモルガナイトの組み合わせは、共に病に有効と言われています。
モルガナイトはアクアマリンと同じベリルグループに属しています。兄弟のような石なので、上手くなじみます。アクアマリンもモルガナイトも心臓にかかわる病などを沈めて癒すと言われています(※現代医学・科学で証明されているものではありません)。
相性の良い方角は、北と東とされています。置き場に困った時には北か東に置くことで、アクアマリンのパワーもチャージできることでしょう。
アクアマリンの浄化方法
アクアマリンは、褪色性が強いので日光浴は避けることをおすすめします。
太陽自体には大いなる力が秘められてりるので、短時間の浄化なら良いですが、毎回太陽によって浄化していると、青いはずのアクアマリンは白っぽくなってしまいます。
一番のオススメ浄化方法は、水を用いたものです。綺麗な水に浸しておくと、効果的です。塩での浄化もできますから海に持ち寄り少しだけ濯ぐのも良い方法です。クラックの元になる可能性も否めませんので長時間は控えてください。
アクアマリンの偽物との見分け方
質の悪いアクアマリンになると、色ムラが有り白っぽく濁って見えるものがあります。こうした粗悪なアクアマリンを指して偽物ではないかと疑う人もいますが、じつは本来のアクアマリンは寧ろムラのあるものなのです。
あまりにも綺麗なアクアマリンは、クォーツァイトを染色してアクアマリンと称している場合があります。産出時から綺麗な透明感のあるアクアマリンは高額になりますが、染色したものは安価で市場に出回ります。
鮮やかすぎるものに対しては怪しいと思い鑑定に出したほうがいいかもしれません。ある程度白っぽさが所々残っている方が、天然石としてのアクアマリンには信ぴょう性があります。宝石質に磨かれて宝石店に出ているものは鑑定書もありますから、疑う余地はないものですので安心してください。
まとめ
人魚の石と呼ばれるだけあり、美しい海の色を彷彿とさせるアクアマリンは老若男女問わず、人気があり贈り物としても需要の高い石です。
持つ者に癒しと安らぎを与えるので、無理をしたくないとき、休息が必要なときこそ、身につけて鋭気を養ってください。
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