ラピスラズリはこわい石？ 最古のパワーストーンの石言葉や効能は？

人類最古のパワーストーンといわれるラピスラズリ。古くから神秘的な力があると信じられ、魔除けやお守りとして重宝されてきました。そのパワーの強力さから、「こわい」「呪われる」という声も。ラピスラズリは本当にこわい、恐れおおき石なのか、見ていきたいと思います。

ラピスラズリの石言葉は、

「真実」
「崇高」
「幸運」
「健康」
「成功の保証」

です。

邪気を払って真実を見抜くといわれるラピスラズリ。深い青に金が混じる色合いは高貴な雰囲気で、崇高という石言葉をもちます。

強いプラスのパワーで持ち主に「幸運」を引き寄せ、心身の「健康」を授けるパワーストーン。また、何かに挑戦する人、成し遂げようとする人との親和性が強く、それを後押しする意味で「成功の保証」という石言葉もあります。

さらにラピスラズリは、

「知性」
「直感」
「創造性」

の石言葉をもち、仕事や学業、創作活動にかかわりの大きな石でもあります。

ラピスラズリにはどんな効果・効能があるのでしょうか。

古来から魔除けやお守りとして大切に使われてきたラピスラズリ。しつこくまとわりついてくる邪気や邪念をはらいのけ、不吉なことや危険から持ち主を守ってくれます。

どうしても失敗できない試みがある、不思議なくらい悪いことが続いている、という人はラピスラズリを手にしてみてください。なお、保管する際は直射日光や水場を避けた場所を選びましょう。

ラピスラズリは、持ち主の潜在能力を目覚めさせ、強いパワーで強運・幸運を引き寄せます。その範囲は広く、仕事、学業、恋愛、夫婦関係など、あらゆる場面で運気を上昇させてくれます。

それは事実としてだけでなく気持ちの面でもいえることで、ラピスラズリをもっていると不思議と満たされた気分になる、日々が楽しい、という人がいるようです。事実と気持ちがリンクして全体的に正のサイクルとなり、持ち主の幸福度を全体として底上げしてくれる効果がラピスラズリにはあるといわれます。

前述のとりラピスラズリには「直感」や「創造性」などの意味もあります。このことから、ラピスラズリには持ち主の感性を豊かにしてクリエイティブな活動を活発にさせる効果もあるようです。ラピスラズリをもつことでさまざまなものからインスピレーションを受け、個性的で斬新なアイデアがわいてくるでしょう。知性を磨いてアカデミックな人格形成を助ける効能もあります。

新規事業を起こす、資格をとる、受験をするなど、仕事や学業面で目標があり、その達成にむけて努力をする人は、ラピスラズリとの相性がよさそうです。

ラピスラズリはあまりに強いため、もっていると祟りにあったり呪われたりするこわい石、と思っている人もいるようです。また、ラピスラズリが霊的な現象を引き起こすといった記述も見られます。

しかし、ラピスラズリに関してそうした恐れをもつ必要はないでしょう。ラピスラズリのこわい噂だけを真に受けてマイナスな印象をもつ人は、前提としてラピスラズリとの相性がよくないのかもしれません。

ラピスラズリは古来から人々に重宝されてきた由緒あるパワーストーン。不用意にこわがったり恐れたりせず、その前向きな魅力に目を向けてみましょう。

ラピスラズリが霊障や怪奇現象を引き起こすからこわい、というのは飛躍しすぎといえるでしょう。ただ、とらえかたによってはラピスラズリは "こわい” 石かもしれません。

ラピスラズリの波動・力はパワーストーンの中でも強いことは本当です。このため、心と体が弱っている人は、その波動・力を受け止めきれないかもしれません。心身が健全でない人がラピスラズリを持つと、なんとなくそわそわとして不安になったり、体調がなかなか戻らないということもあるようです。

ラピスラズリを身近におくのは、体が健康で心が安定している状態のときをおすすめします。

また、前述のとおりラピスラズリは何かに挑もうとする向上心に反応しやすい石。メラメラと燃える炎のようなエネルギーを察知し、その情熱を強靭なパワーで一層増幅させようとする性質は、とらえ方によって "こわい" のかもしれません。

向上心を胸に力強く前進する人と、運気を龍のように上昇させるラピスラズリ。両者の相乗効果でこわいほどの底力が生まれ、他の人が達成しえない大きな成功が現実となる可能性があります。

ラピスラズリは持ち主に試練や課題を与える存在であるともいわれます。

目標に向かって努力する人の運気を上げて成功への道を開きながら、同時に、その人に試練や課題を与え、それをクリアできるかどうかを試しているのです。

ラピスラズリを手にして、気持ちが落ち着く、調子がいい、やる気がわいてくるという人は、試練に耐えうるキャパシティや能力があるとラピスラズリに認められているということ。

目標への道の過程でときどき現れるハードルは、ラピスラズリの "愛のむち” かも。一つ一つの試練を乗り越えながら、ひとまわりもふたまわりも成長し、確固たる自信を築きながら最後には大きな結果を手にする、そのゴールまでを包括しているラピスラズリ。それはあたかも神のようで、畏怖の念を抱く人がいることもうなずけます。

ラピスラズリは本当にこわい石なのか？さぐっていきました。結論としてラピスラズリが恐ろしい災いや呪いをもたらすようなことはありません。ただ強靭でさまざまなパワーにあふれる石であり、そのカリスマ性からこわいととらえられることはあるようです。共鳴するには持ち主側もエネルギーに満ちた状態であることが好ましく、疲れていたり弱っているときは、ラピスラズリはもたないほうがいいかもしれません。