ラピスラズリは怖い宝石？持つ人を選ぶ？パワーストーンの効果や石言葉を解説

ラピスラズリは、古くからお守りとして愛用されているパワーストーンです。9月・12月の誕生石でもあります。魔除けの効果が強いこともあって、「怖い」というイメージを持っている方もいるでしょう。

ラピスラズリを持っていると、「嫌なことが起こる」「霊感が高まる」「不思議な出来事が起こる」といった説もあり、ラピスラズリにまつわる呪いや怖い話があるのかと思ってしまいますよね。

今回は、ラピスラズリが怖い宝石だという噂の真実を解説していきます。ラピスラズリの石言葉を始め、パワーストーンとしての効果や宝石が持つ意味などを見ていきましょう。

ラピスラズリは持つ人の心身を調和と成長を促し精神力を高め成功に導く“幸運を招くパワーストーン”として人気です。

一方でラピスラズリの深い青色は宇宙と繋がる、神と繋がるとも言われ、このパワーは潜在能力やスピリチュアル的な感性にとても効力を発します。現実的な幸せと魂の幸せ双方に効果をもたらす力強く頼もしいパワーストーンです。

そのため、芸術や芸能を仕事にする人や作家やスピリチュアル関係者など、インスピレーションやセンスが重要な職業の人には特に好まれています。

深い群青色という色も心の乱れを整え正常に整える効果があり、昔から浄化と癒しの御守りとしても世界中で愛されてきた鉱石です。

ラピスラズリの石言葉は、「真実」「幸運」「崇高」「健康」「成功の保証」です。

ラピスラズリは世界で最初にパワーストーンと認定された宝石だと言われています。幸運を引き寄せ、不運から身を守るお守りとして親しまれてきました。

また、「ラピスの試練」とも呼ばれるように、ラピスラズリは持ち主に試練を与える宝石とされています。そういった試練を乗り越えるためのパワーを与えてくれる、ポジティブなエネルギーを持っている宝石です。

幸運の御守り、成功と幸運の象徴とされるラピスラズリですが、実はこれら全てが魂の成長あってのものです。ラピスラズリの本来のパワーは心身を調和させ、霊性を高めるものです。

ある意味“霊感を高める”とも言えますが、霊感が高まって霊とコンタクトできるとか、未来が視えるようになることではありません。そういった事も出来る事もあるかもしれませんが、霊性を高めるとは魂を成長させることです。

魂が成長すればするほど全てを寛大に受け取ることが出来るようになります。言い方を変えれば“宇宙愛を得る”ということです。

そのため、ラピスラズリは持つ人の資質を確かめ、その人に合わせ霊性を高めるための試練を与えます。その試練は様々ですが、中には目には見えない世界と繋がることもあります。まさか石に感情があるの？と思いますが…ラピスラズリには人間の感情に似た何かがあるのでしょう。

幸運を呼ぶと思ったのに、辛いこと、怖いこと、現実として受け止められないことや不思議な事が起こって、やっぱり呪いや祟りとなのかな？と怖く感じる…。でも、それは呪われているとか不運によって最終的に不幸になることとは少し違います。

ラピスラズリは、パワーがとても強いため、石酔いや馴染むための好転反応を起こします。特に心身が弱っている時は起こりやすい現象です。病気ではないのに体調がイマイチだったり、眠れない、何故か情緒不安定といった事もあります。

また、石の持つ効果によって潜在能力が開花すると、眠っていた能力が冴えてくるので心霊現象や不思議なことが起こることもあります。

これはラピスラズリの試練、霊性を高めるトレーニングです。外からの邪気だけでなく持ち主の内面の邪気も浄化しているためです。奇妙な体験も“目に見えるものが全てではない”ことを伝え、これらを乗り越えることで次のステップに進むための準備でしょう。

＜主婦 46歳＞
誕生石のラピスラズリをテーブルの真ん中に水晶と共に飾っていました。よく仕事から戻るとラピスラズリが曇っているような感じがします。私は週３日ビジネスホテルの客室清掃の仕事をしています。

ある日、お客様が救急車で運ばれた後、亡くなる事件がありました。後片づけの慌ただしさで疲れて帰るとラピスラズリに僅かなヒビが…その後、仕事を終え帰ろうとした時、客室でボヤが発生。消防車が何台も来る騒ぎになりました。

このホテルなんか嫌だな、と思って帰宅するとラピスラズリが欠けていました。この仕事に行くことに怒っていたのか？災いから守ってくれていたのか？仕事場で何かあるとラピスラズリにも変化が起こっていました。

＜女子高校生 17歳＞
友達から誕生日にもらったラピスラズリのブレスレット。噂通りの幸運の石、すぐに効果がありました。最初は福引で２等だったとか、お小遣いが上がった程度でしたが、だんだんレベルが上がっていきました。

叔父の海外土産が欲しかったブランドのお財布だったり、入手困難な人気アイドルのライブチケットが取れたり、所属する吹奏楽部がコンテストで全国大会出場が決まったり…ラピスラズリのお陰だな？と思いました。

けれど、急に幸運がピタリとなくなり今度は不運続き。定期を落としたり、親友と大喧嘩をしたり。風邪をこじらせコンテストに出場出来なくなったり。喜ばせておいて突き落とすみたいに。ラピスラズリを調べたら怖いこともあるとか。このまま持っていいのか不安です。

＜TV番組AD 24歳＞
番組の怪奇特集で心霊スポットのロケが決定。彼女が御守りにとくれた青い石をウエストポーチに入れて出発しました。ロケ現場をまわる度に妙な感じはていましたが、22時を過ぎてやっと最後のスポットも無事終了。

ところが、帰り道ロケバスはほとんどの信号が赤で止まり、猫を轢きそうになったり、妙なエンジン音やライトの不具合、最後はタイヤまでパンク。出発前に車輌部が念入りに点検してるはずなのに。

霊能者が僕に近寄って来て「キミ、何か持ってる？」と聞かれ青い石を見せました。「ラピスラズリか。キミにはまだちょっと強すぎたかな？急に鋭くなっちゃったんだね」と石を握って何かブツブツ唱えてました。何が？とは怖くて聞けませんでした。

＜イラストレーター男性 37歳＞
「瑠璃の石だけは絶対ダメよ！」パワーストーンを欲しがる妹に温和な祖母が突然強い口調で言ったのには驚きました。

67歳で亡くなった祖父は親から引き継いだ貿易商社の苦労知らずのボンボン社長。そんな祖父に金を借りに来た知人が拳大の青い石の塊を担保に置いていったそうです。

その頃から会社は災難続きで金を貸した人も雲隠れ。直後のオイルショックも重なり苦労も虚しく会社を売却しました。祖母はあの青い石が不運を呼んだと今も信じています。

祖父は亡くなる直前、母に「おかげで、世間の厳しさを知ったよ。あれで良かったのさ」と言っていたそうです。お金と引き換えにもらった青い石はラピスラズリの原石だったそうです。祖母にとっての不運の石はどうなったのか？それは祖母しか知りません。

＜ソーシャルワーカー女性 26歳＞
医療系の専門学校に通っていた頃、ラピスラズリを身に着け祈るように就活をしていました。ある大学病院に医療事務の内定をもらったのですが、若気の至りか、派手な職業にも憧れIT企業にも応募し内定となりました。

悩みましたが、流行りの会社が魅力的でITを選びました。ところが、入社式から電車が人身事故で止まり遅刻。研修中は自宅のPCが壊れ作業が出来ず、配属が決まり出勤する朝マンションの階段から滑り堕ち捻挫と不運続き。

結果的に人間関係で3ヶ月ほどで退職しました。今は学校からの紹介で医療関係で平穏に勤めています。ラピスラズリの幸運を無視したせいでしょうか？それともITは私の進む道ではないということだったのでしょうか？

ラピスラズリは持つ人にとって正しい道を教えてくれると言います。怖いと感じるアクシデントや奇妙な出来事もラピスラズリからの課題なのかもしれません。