初心者でも簡単！パワーストーン・天然石の携帯ストラップ作り方

自分で選んだパワーストーンでオリジナルアクセサリーを作りましょう。
今回はキーホルダー代わりにも使える便利なアクセサリー、携帯ストラップの作り方をご紹介します。

携帯ストラップは使いみちの幅が広いアイテムです。スマートフォンや携帯電話だけでなく、財布や鍵など身近なものにつけて使います。つねに手にしていたいパワーストーンと組み合わせれば、いつでもお守りとして持ち歩けます。

あなたの大好きな天然石や願いを込めたパワーストーンを使って、便利でステキなストラップ作りに挑戦してみてください。

パワーストーンを使ったアイテムはいろいろありますが、実はストラップはとても使い勝手がいい道具といえます。なぜならストラップは制約が少なく常に身近で持ち運べるからです。

例えばブレスレットやネックレスなどアクセサリー系のパワーストーンアイテムは、一番身近に着けられるものですが、時と場所によっては失礼にあたる時もあります。仕事場や学校の授業中にブレスレットを着けていたら、誰かに見咎められることもあるでしょう。

パワーストーンの置物は部屋を飾るにはいいですが、持ち運びはできません。しかし、スマートフォンや財布、鍵につけているストラップを誰が咎めるでしょうか。つまり、ストラップなら誰に遠慮することなく、パワーストーンを持ち歩けるのです。

そんなストラップにオススメのパワーストーンは、魔除けや守護石としての効能が高い石でしょう。例えば誕生石や星座石は守護石としてもっともオススメです。他にも、水晶やモーリオン、オニキス、ターコイズ、マラカイト、ラピスラズリ、天眼石なども魔除けや護符として使われる代表的なパワーストーンになります。

これらお守りとして使われる天然石は、なるべく持ち歩いている方が絆が強くなり効果が高まると言われています。だからこそ、場を選ばず常に持ち歩けるストラップは、お守りとしてオススメのパワーストーンアイテムなのです。

初めてパワーストーンストラップを作るときに、おすすめな方法は2種類あります。
一つは「①紐を使って編むタイプ」。
もう一つは「②ワイヤーやtピンを使い、ストラップの専用パーツを利用して作るタイプ」です。

1つずつメリットと作り方をご紹介いたします。

紐で編むストラップは必要な道具が少ないので、材料をそろえればすぐに制作にとりかかえる気軽さがあります。

また「編む」というと難しく感じるかもしれませんが、初心者用の編み方はとてもシンプルです。いざ取り組んでみれば、思っている以上に簡単に編むことができます。

紐ストラップに初めて取り組む方には、ワックスコードという紐をオススメします。
ワックスコードは蝋引き紐またはロウビキとも言われる、加工された紐です。

紐に蝋（ワックス）を塗ることで繊維をまとめてほつれにくくし、表面の滑りも良くなるので、編む作業に適しています。耐久性も高まりますから、通常の紐と比べると非常に長持ちすることも利点です。

また火であぶることで蝋が溶け固まるので、制作の最後に紐の先端をほつれないように処理することも簡単にできます。

編んでいるとときどき蝋が剥がれるので、作業するときは新聞紙などを下に敷いておくと良いでしょう。表面にうかんだ少量の蝋はストラップを使っていると馴染んできますので、気にすることはありません。

用意する材料は、天然石ビーズ、ワックスコード、ハサミ、セロテープ、ライター、レシピによっては接着剤。

セロテープは編むときに固定するためのものですので、慣れてくると使わない人も多くなります。ライターは前述したように、制作最後に紐の端を固めほつれにくくするために使用します。接着剤は結び目を固定するためです。ワックスコードはライターでも結び目の固定ができますが、あぶりすぎて紐を焼ききってしまう失敗も多いので、火の扱いに慣れるまでは接着剤のほうが簡単で安心です。

参考動画はこちらをご覧下さい。

シンプルなパワーストーンストラップ。初めての編込みストラップ作りに最適です。

こちらは結びだけでできるストラップ。まずはこちらのストラップに挑戦するのもいいかもしれません。

天然石ビーズをうまく使った可愛いドールストラップ。これも簡単に作れます。人形は古来よりお守りに使われたもの。パワーストーンストラップとしてはオススメのモチーフですよ。

ワックスコードは色の種類も多いので、パワーストーンを含めて様々なカラーを組み合わせてデザインを楽しめるのも特徴の一つです。

慣れてきたら各色のワックスコードをそろえて、カラーデザインを考えて編みこむのも楽しいですよ！

紐のストラップと比べると必要な道具や部品が多いですが、おしゃれなデザインを作ることができるのが専用パーツを使ったストラップの魅力です。

携帯や財布につける紐と金具は市販されている専用パーツを用いて、持ち手部分をワイヤーやtピンで自由に作成します。

専用パーツについている丸カンに通して固定できるなら、どんなデザインでもストラップにできますから、前述した編み紐で作ってもいいでしょう。シンプルなデザインなら、天然石ビーズにワイヤーを通してつぶし玉で留めるだけで作れてしまうことも魅力の一つ。

道具さえそろえれば紐ストラップよりよほど簡単です。編みこみは敷居が高いと感じるのであれば、断然こちらをオススメします。

tピンは小さく細い釘のような形状をしている部品です。アクセサリーを作るときに、とても使い勝手が良く重宝します。

使い方はいろいろありますが、パワーストーンをアクセサリーにするときにもっとも利用する方法はビーズをドロップ型のアクセサリパーツに早変わりさせることです。

tピンをビーズに通し、先端をペンチで丸く成形することで簡単に作成できます。

tピンの使い方を覚えておくと、ストラップの他にもアクセサリー作りにとても役立ちます。ぜひこの機会に挑戦してみましょう。

まず基本の材料としてストラップ専用パーツ、天然石ビーズ、ワイヤー、つぶし玉が必要です。ほかはレシピによって追加します。

道具は丸ペンチ、ニッパー、クリップをそろておきましょう。

丸ペンチは丸カンやtピンを固定したり加工するのに使います。ニッパーはワイヤーをカットするためです。ハサミでも切れないことはないですが、使いにくく刃こぼれする時がありますので、ニッパーをオススメします。クリップはワイヤーの固定やビーズの止めに使います。慣れてくると必要ない場面も多くなりますが、はじめは用意しておくと便利な道具です。

ワイヤーを使った4種類のストラップの作り方が紹介されています。

このようにシンプルなデザインならワイヤーで簡単に作れます。まずこの作り方に慣れましょう。感覚がつかめたら、tピンでつくったアクセサリーパーツを利用してデザインのバリエーションを広げてみましょう。

例えば、tピンパーツをビーズの間に通したり、先端の石止め用つぶし玉の代わりに使うことで、ゆらゆら揺れるシャンデリアのようなデザインも作れますし、立体的なボリュームあるストラップができます。

工夫次第でとても華やかなオリジナルパワーストーンストラップをデザインできますから、ぜひ楽しんでくださいね。

ワイヤーを使った4種類のストラップの作り方が紹介されています。

このようにシンプルなデザインならワイヤーで簡単に作れます。まずこの作り方に慣れましょう。感覚がつかめたら、tピンでつくったアクセサリーパーツを利用してデザインのバリエーションを広げてみましょう。

例えば、tピンパーツをビーズの間に通したり、先端の石止め用つぶし玉の代わりに使うことで、ゆらゆら揺れるシャンデリアのようなデザインも作れますし、立体的なボリュームあるストラップができます。

工夫次第でとても華やかなオリジナルパワーストーンストラップをデザインできますから、ぜひ楽しんでくださいね。

パワーストーンストラップも使っていると切れる時があります。ストラップは持ち手になる道具ですから、手にしてよく動かします。天然石ビーズと各部品が擦れ合いますから、紐にしろワイヤーにしろ摩耗し、切れることもあります。

このような破損は、事前に紐を編み直したりワイヤーの交換を行えば防ぐことができますから、ぜひ定期的にお手入れをして下さい。

しかし、もし定期的にメンテナンスをしていたにもかかわらず突然切れたなら、それはパワーストーンがあなたを守ってくれた証だといわれています。

前述したように、パワーストーンで作られたストラップは、常に身近で使う道具であるために、護符やお守りとしての意味合いが強いアイテムです。

このような守護石としてのパワーストーンは、持ち主に襲い来る災難が少しでも減るように、割れたり壊れたりすることで警告を発し、不運を肩代わりするとされています。きちんと手入れしていたストラップが切れたのなら、パワーストーンが何らかの災難を引き受けてくれたのかもしれません。

もしあなたが作ったパワーストーンストラップが突然切れたとしたら、処分の方法は石の状態によって違います。

石が割れてしまった場合は、パワーストーンがあなたの災難の身代わりとなり、力尽きたことを示しているといいます。

守護石としての使命を全うした石なので、心のなかで感謝しながら自然が豊かで美しい場所に埋めてあげると良いでしょう。大地に還すことが石に対する最大の感謝の表し方です。ただし所有地や知り合いに埋める許可をもらえる場所にして下さい。いくら綺麗な場所でも公共の場や持ち主がいるところを掘り返すのはマナー違反です。

紐やワイヤーが切れただけでパワーストーン自体は無事な場合は、組み直すこともできます。

一度大きなパワーを使ったあとなので、まずはその石に合った方法で念入りに浄化しましょう。どの石にも使える安全な方法としては、水晶のさざれ石、月光浴、ホワイトセージの煙、クリスタルチューナーによる音の浄化が挙げられます。

パワーストーンの中から肩代わりした不運を完全に消去してパワーを取り戻せるように、一週間ほどかけてゆっくり行うことをオススメします。心の中で石に感謝を伝えながら浄化してあげて下さい。

その後は、パワーストーンビーズとして普通に使っても大丈夫です。一度身代わりになってくれた石を何度も使うのは忍びない、ということであれば、割れた場合と同じく大地に埋めてあげましょう。

いかがでしたか？パワーストーンストラップは、思っている以上に簡単に作成できるオリジナルアイテムです。

ワックスコードを代表とする紐ストラップなら、材料以外に特別な道具はまったくいりません。編む作業には練習が必要ですが、シンプルなものなら初心者でも失敗することなく作れますし、すぐに慣れます。基本が分かれば楽しくなってきて、もっと複雑で華やかな編み方に挑戦したくなりますよ。

専用のストラップパーツを使って作る方法は、自由度が高いのが魅力です。ワイヤーやつぶし玉を使うためにニッパーやペンチなど道具が必要ですが、こだわりがなければ100円ショップでも手に入ります。シンプルなデザインなら天然石ビーズにワイヤーを通して、つぶし玉で止めるだけでできますから、とても簡単。慣れてきたらtピンを使ってボリュームと動きがあるストラップを作るのもオススメです。

オリジナルストラップは、あなたが選んだ好きな石を守護石として持ち歩くのに、最適なパワーストーンアイテムです。ぜひストラップ作りにチャレンジして、パワーストーンライフを楽しんでくださいね。