パワーストーンで手作りアクセサリーとなると、思い浮かぶのはブレスレットやネックレスではないでしょうか。実際、ブレスレットやネックレスはシンプルなものは作り方も簡単で、初心者にオススメのハンドメイドアクセサリーです。
でも、実は他にも簡単に作成できるアクセサリーがあります。
それはピアス。難しそうに思えるかもしれませんが、今ではピアスのパーツも市販されていて簡単に好みのパワーストーンを使ってピアスが作れるのです。オリジナルの天然石ピアスでファッションコーディネートして、楽しいパワーストーンライフを送りましょう!
パワーストーンピアスの意味
ピアスは身体の一部にピアス穴を開け、そこに通して身につける装身具のことをいいます。
特に耳につけるピアスは古代から存在した装飾品で、古くは災いから身を守る魔除けでした。
耳は言葉を聞き身に受け入れる器官であり、言葉には力があるとする伝承は世界各地に存在します。
ですから、古代の人々は悪い言葉や音を耳にすれば、マイナスのエネルギーを受けて入れてしまうと考えました。それを防ぐために、魔除けの力をこめた耳飾りをつけたのです。
ピアスをパワーストーンアクセサリーとして考えるときは、魔除けという原点が根底に流れています。悪い言葉・悪い音を遠ざけ、良い言葉・良い音を招き寄せる厄除開運の装身具。それこそパワーストーンピアスの意味です。
パワーストーンピアスは意外と簡単にハンドメイドできる
魔除けのアクセサリーであるピアスを身につけるなら、あなた自身が好きな石や守護石を使ったほうが効果が高まることでしょう。
その意味からも手作りピアスはオススメのパワストーンアクセサリーです。ただ、ピアスをハンドメイドすると聞くと、ブレスレットと違ってとても難しそうに思えるのではないでしょうか。
もし耳に通す部分であるポストや固定するキャッチ部分も鋳造して作るとなれば、確かに大変ですし、知識や練習が必要でしょう。
しかし、これら留め具は市販されているパーツを使えば、簡単に解決できます。
留め具のパーツを使えば、天然石を使ったデザインと本体の組み上げ方、そしてポストと繋げる方法さえわかれば、ピアスは簡単に作成できるのです。極端なことを言えば、天然石のビーズにtピンを通して輪を作り、それと市販されているピアスポストを繋げるだけで、シンプルなパワーストーンピアスが作成できます。かえってゴムで作るブレスレットのほうが工程が多いかもしれません。
ピアスの作成に必要な道具
ゴムで繋いだブレスレットなどと違い、ピアスの作成は金属でできたパーツを扱うため、どうしても道具が必要になってきます。
ピアスの作成だけでなくさまざまなアクセサリーを作れるようになりますから、基本的なものだけでも揃えてしまうことをオススメします。
特に、ニッパー、平ペンチ、丸ペンチの3点は必需品です。
■ニッパー
ワイヤーやtピン、チェーンを切る道具です。
細い金属はハサミで切れないこともありませんが、刃がかけたり切り口が雑になってしまいます。一度ニッパーの切れ味がわかると、手放せなくなりますよ。
■平ペンチ
金属パーツをつまみ、曲げ、閉じ、形を整えるのがペンチの役割ですが、平ペンチは特に固定作業に向いています。
挟む部分が平面になっていて隙間なく接するようになっているので、形を整えたり、挟んで固定したりするときには必須の道具です。
■丸ペンチ
平ペンチと違って美しく曲げるために考えられた工具が丸ペンチです。
つまむ部分が円錐状になっているので、針金やtピンをきれいに円状に丸めることができます。大きな円なら根本で、小さな円なら先端で曲げれば、大きさも自由に調節できます。綺麗な円形が作れるというのは、パワーストーンのアクセサリーパーツを作るときにとても重宝します。
この3つの工具があれば、たいていのハンドメイドアクセサリーが作れます。
慣れてきたら、プライヤーという先端が細い加工用のペンチや、つぶし玉をつぶすのに便利なクランププライヤーなど、欲しい工具を揃えていきましょう。
実際のパワーストーンピアスの作り方
ハンドメイドピアスの作り方は、単純にいうとメイン部分を作り上げ、それをポストに繋げるだけで終わります。
ポスト部分は一般にフック・タイプとよばれる、ピアスホールに通して引っ掛けるだけのデザインが良いでしょう。好みにもよりますが、本体部分をつける時も簡単ですし、キャッチがないので使いやすい利点があります。
まずは初心者向けに、パーツも少なく作りやすいドロップタイプのピアスをオススメします。
まずは簡単ドロップタイプピアス
用意する道具とパーツは下記の通りです。
・道具:ニッパー、平ペンチ、丸ペンチ
・材料:天然石ビーズ大1、小2(お好みで他のビーズでも可)、フックピアスのポスト、tピン、9ピン、お好みの長さのアズキチェーン。
■ドロップタイプピアスの作り方の手順
1. まずtピンを天然石ビーズ(大)に通して、ドロップ部分のアクセサリーパーツを作ります。
2. ドロップパーツをアズキチェーンに繋げます。
3. 9ピンに天然石ビーズ(小)を2個通して、輪を作ります。
4. 9ピンで作ったパーツで、フックピアスのポストとアズキチェーンを繋げます。
5. 同じようにもう一つ作成して完成!
■ドロップタイプピアスの作り方動画
参考動画はこちらになります。
一度作ってみると分かりますが、このシンプルピアスはとても応用の幅が広いです。
・アズキチェーンをカットして、よりシンプルなピアスにできる。
・9ピンパーツ部分に使うビーズの数やデザインを変えると、イメージが変わる。
・アズキチェーンの代わりに9ピンで作ったパーツで一連ピアスが作れる。
・アズキチェーンの途中にtピンパーツをつけ加えてボリューム感をアップできる。
・チェーン部分を変えると全体のデザインを簡単に変えられる。
他にもアイデア次第で、まるで違うピアスになるでしょう。
まず、このシンプルピアスにチャレンジしてみてください。要領がつかめたら、このピアスを基にして自由にオリジナルデザインを考えてみましょう。
パワーストーンピアスを作る時に便利な基本テクニック
シンプルピアスのレシピのなかでも特に基本的かつ重要なテクニックは、tピン9ピンで作るアクセサリーパーツです。
ピンで天然石ビーズをパーツに変える方法はこちらの動画が分かりやすいので、参考にされてください。
・tピンの丸め方
・9ピンの作り方
シンプルピアスも、このピンパーツの作り方を覚えて応用すれば、まったく違うデザインに早変わりします。
またピアス以外にもネックレスやブレスレット、リングなどハンドメイドアクセサリーを作る時にとても便利なテクニックです。ピアスをきっかけにハンドメイドに興味が湧いたら、ぜひ覚えてくださいね。
応用編:ワイヤーを使ったフープ型パワーストーンピアス
シンプルピアスの作り方に慣れると、ピアスの構造が分かってきます。
単純に言ってしまえば、ピアスポストにつけることができるパーツを作れば良い訳です。
例として、アズキチェーンの代わりにワイヤーを使ったフープ型のピアスをご紹介します。
横幅ができてボリューム感が増しますが、作り方から言えば、前述のチェーンピアスよりもシンプルですよ。
材料は、適度な長さのワイヤー、天然石ビーズ、丸カンのみ。
■フープ型パワーストーンピアスの作り方手順
作り方は以下の通りです。
1. ワイヤーの端を丸ペンチで丸めて輪をつくる。
2. ワイヤーに天然石ビーズを通す。
3. ワイヤーのもう一つの端を丸ペンチで丸めて輪を作る。
4. 両端の輪を重ねてひねり、形を整える。
5. 丸カンをつけて、ピアスポストと繋げて完成。
動画を見るとより分かりやすいので、参考にどうぞ。
ワイヤーの端を丸ペンチで丸めて輪を作り、丸カンとの接続部分を作るところは、形をきれいにするために少し慣れが必要ですが、工程自体はとてもシンプルです。
フープに通す天然石ビーズの組み合わせでカラフルになりますし、途中にtピン9ピンで作ったアクセサリーパーツを通せば、シャンデリアのようなデザインも作れます。
このように、シンプルピアスのアズキチェーン部分を別のパーツに置き換えるイメージで作れば、さまざまなデザインが自由に楽しめます。
応用編:マクラメ編みのピアス
このようにピアスポストに丸カンで接続できるなら、どのようなデザインでも作れます。
気をつけるべきは、ボリュームが上がると重くなりますから、つけ心地が変わってくるという点です。
パワーストーンの中でも比重が重いガーネットのような石を沢山つけてしまうと、耳が痛くなるかもしれません。そんな時はマクラメ編みのピアスなら、ボリュームがあっても比較的軽いピアスが作れます。
デザインが複雑になれば難易度も上がりますが、もし興味があったらチャレンジしてみてください。
■マクラメ編みの作り方動画
参考動画はこちら。
材料はそれぞれ紐(ロウビキ紐など)と天然石ビーズ、丸カン、ピアスポストのみです。
どちらもデザイン性が高く、いきなりチャレンジするのは難しいですが、大切なことは1つです。
それは、丸カンをつける事ができれば良いという点。
丸カンをつけることさえできれば、ポストに繋げることができ、立派なパワーストーンピアスとなります。参考動画のようなデザインができなくても、今できる範囲でパワーストーンを編込み、丸カンをつければいいのです。
たとえば、この参考動画で一番始めに決める輪の部分を小さくするか、丸カンを付けてから編み、最後にピアスポストに繋げれば、少し長めのドロップ型ピアスになります。
ハンドメイドのいいところは、こうでなくてはいけない、という決まりがあまりないところです。
ピアスで言うなら、ポストに接続できること。そして重さやデザインが実際に身につけて使うことができる範疇に収まっていれば、ほかは問題にはなりません。
その意味ではピアスは、ブレスレットやネックレスに比べてもデザインの自由度が高いハンドメイドアクセサリーといえるでしょう。コンテストに応募するわけではありませんし、人に売る商品でもありません。作ることを楽しんで、自由にデザインしてみましょう。
まとめ:ハンドメイドパワーストーンピアスは自由にデザインして楽しもう
いかがでしたか?簡単なシンプルピアスから難易度の高いマクラメ編みまで、いろいろご紹介しましたが、ピアスはとてもデザインに幅があるハンドメイドアクセサリーです。
シンプルな1石ピアスや、ドロップ型、フープ型、ボリュームがあるシャンデリア型や、伝統工芸品のような編み紐ピアスなど、よりどりみどり。
基本的にはピアスポストにつなぐことさえできれば、素材とテクニック、アイデア次第で、どんなデザインでも思うままです。さまざまなパワーストーンを一つだけ使ったシンプルピアスを一揃い作って、その日の気分やコーディネートに合わせて使うのも楽しいですし、好みのデザインに拘ってお気に入りの1セットをつくるもの素敵ですよ。
簡単だけど奥が深いハンドメイドピアスを作って、ファッションアイテムとしてパワーストーンを楽しんでくださいね。
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