パワーストーンのひとつ、「カルサイト」の持つ意味や効果、浄化の方法や見分け方について、ご案内します。カルサイトは、聞いたことはあるけれど、どんな石かわからない……という方も多いかもしれません。是非この機会に、カルサイトについてのあれこれを知ってみてください。
カルサイトとは
カルサイトは、浄化の効果が高いパワーストーンとして、スピリチュアルな業界に属する人や、心身を浄化したい人に珍重されている、天然石のひとつです。
最上級とされるカルサイトは無色透明で、特に「アイスランドスパー」や「オプティカルカルサイト」という名前がつけられ、そのヒーリングパワーもカルサイトの中でも特に高いといわれています。
但し、カルサイトには黒や灰色、黄色、青からピンクまで様々な色があります。色によっても多少のヒーリングパワーの違いがあるというのもカルサイトの特徴のひとつでしょう。
カルサイトの意味
カルサイトは、透明度が高いものなら向こうが透けて見え、見る人に大変エキサイティングな経験をさせてくれるでしょう。光の屈折率が高く、カルサイトの向こうのものが二重に見えるのが特徴です。
そこで、カルサイトには、複数の視点からものごとを考えることができたり、また、ものごとを二倍にする、二重にする……といったような意味が与えられることになりました。このほか、カルサイトを身につけると、心身のバランスが取れるとも言われます。
白や透明のものは、魂を浄化し集中力を高めるので、スピリチュアルな仕事の人が身につけたり、瞑想のとき傍に置くと良いとされています。
ピンク色のものは、心をあたため、魂の愛を感じる。黄色やオレンジのものは、明るいオーラや快活であることを意味し、ゴールドカラーのものは、豊かなエネルギーと財運の象徴であるとも言われるのです。
カルサイトの石言葉
カルサイトの石言葉は、「希望と成功」です。
カルサイトは精神的にも持ち主を高め、結果的に希望や成功をもたらすことから、この石言葉がつけられたものでしょう。
カルサイトの効果
カルサイトの効果は、その石の色によってかなり変わってきますから、求める効果によって、カルサイトの色も変えていく工夫が必要です。
・透明、白色
集中力を高める、浄化する、直感力をアップするなど、精神的なパワーを高めるのに役立ちます。人間関係を円滑にする効果もあると言われます。
・黄色、オレンジ色
肉体的なパワーに影響します。活力を与え、元気にする効果があると言われています。また、ネガティブなオーラを取り除き、気持ちを明るく保つのに役立ちます。
・金色、茶色
金運アップの効果があると言われています。言動に説得力が表われ、成功をもたらすとも。
・緑色
茶色と同じく、成功や繁栄をもたらすとされますが、金運アップの意味合いはありません。
・ピンク色
豊かな愛情と、愛による癒やしをもたらすと言われます。
・青色
心を癒し、冷静さを保つと言われています。
・赤色
正義感を保ち、正しい道への導きをもたらすと言われています。
※これらの効果は現代医学や科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
カルサイトの相性
カルサイトと相性のよい石を知るには、そのカルサイトの色、効果とあわせて考えなくてはなりません。
特に、カルサイトの代表格である無色透明から白色のカルサイトと組み合わせるなら、その精神的な瞑想力を強化することのできる、アクアオーラや、レインボーオーラと組み合わせると、非常に高い相乗効果を期待することができるでしょう。
癒しや、優しさのパワーを強化するローズクオーツなら、カルサイト全般に相性がよく、共に使えば心を安らかに癒しつつ、自分を高めたり、心を癒しながらの金運アップも期待できます。
また、カルサイトの意味の特徴として「映ったものを二倍にする」というものがありますので、幸運を二倍にすべく、幸運の石、金運の石等として名高いルチルクオーツなどと組み合わせるのも良いでしょう。
カルサイトの浄化方法
カルサイトは浄化において、多少の注意が必要になる天然石です。というのも、主成分が炭酸カルシウムとなっていますので、水や塩に弱くデリケート。流水、塩による浄化はNGです。
また、日光浴においても、褪色の可能性がありおすすめできません。
カルサイトに適した浄化方法は、月光浴や水晶による浄化、燻煙、音、レイキによる浄化です。
カルサイトの鉱物情報
カルサイトは、鉱物学的には「方解石」と言われる石です。無色透明のカルサイトは特に、オプティカルカルサイト、あるいはアイスランドスパーなどと呼ばれますが、このアイスランドスパーを和訳した「氷州石」というのも、カルサイトの別名となります。
化学式でカルサイトをあらわすと、「CaCO3」となり、これがカルシウムと、炭素、酸素が結合してできた鉱物であることがわかるでしょう。このうち、主成分はカルシウムで、「カルサイト」という名前の由来も、「カルシウム」から来ているのです。
カルサイトの結晶系は、六方晶系で、きれいな菱形をしていることで知られています。そして、結晶は脆く割れやすいので、取り扱いには落としたりしないよう、細心の注意が必要であることも覚えておきたいものです。実は、天然石のアラゴナイトや、石材として有名な大理石も、結晶の形が違うだけでカルサイトと成分の面では同じものです。特にアラゴナイトは、時間が経過すると結晶組織が変化し、内部構造がカルサイトへと変わってしまうので、カルサイトとアラゴナイトは姉妹のような石であると言えるでしょう。
カルサイトの偽物との見分け方
先に少し触れましたように、カルサイトには組成の類似した石が複数あります。特にアラゴナイトとの見分けは曖昧で、アラゴナイトがカルサイトへと変化することから、内実はカルサイトだけれども、採出時にアラゴナイトの状態で採掘されたために「アラゴナイト」として販売されていることはよくあります。
また、カルサイトは、他の石の偽物に使われることも多い石です。カルサイトを染色して販売しているケースでは「ラピスラズリ」「ターコイズ」「インカローズ」などがあります。
特にラピスラズリは、カルサイトを母石として成長することの多い石で、現在は美しいブルーのものほど、価格が高騰する傾向にあります。本物のラピスラズリの中には、かなりの割合で母石であるカルサイトが混入し、白っぽい内包物として表面に出ている状態を見ることができます。これは逆に、本物のラピスラズリの証として見ることができますが、最近では偽物でも、カルサイトの白い部分が見えるように再現している、という情報もあります。ラピスラズリの信頼性は低くなってしまっていますが、ここは信頼のおける店で購入するか、内包物がないのに安価なラピスラズリは信頼性が低いことを覚えておくと良いかもしれません。
反対に、カルサイトを手に入れようと言うときには、他の石を「カルサイト」として偽装していることはあまり無いと言ってよく、比較的安心して購入できる石と考えられるでしょう。
まとめ
カルサイトは、主成分が炭酸カルシウムということで、衝撃に弱く、割れたり欠けたりしやすい鉱物です。浄化の際も、流水や日光で輝きが失われたり、褪色するので、慎重な取り扱いが必要となります。
しかしその一方で、高品質なものは虹色のシラーが見られるものもあるなど、丁寧に扱えばいつまでも美しく、水晶とはまた違った輝きを見せてくれます。幸運を二倍にし、精神を磨いてくれるというカルサイトの世界をどうぞ楽しんでみてくださいね。
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