数あるパワーストーンの中でも、カルセドニーは手に入れやすい、リーズナブルな天然石のひとつです。そんなカルセドニーの意味は、一体どのようなものなのでしょうか? また、効果や浄化方法、気になるニセモノとの見分け方など、カルセドニーの性質についてご紹介致します。
カルセドニーとは
カルセドニーは、半分透き通ったような色あいがとても優しく、魅力的なパワーストーンです。普通、例えばサファイアなら青、ルビーなら赤など、宝石の色は決まっていると思われがちですが、中にはいくつもの色を持つ宝石もあり、カルセドニーはそんな多色の天然石のひとつ。
最もスタンダードな白から、オレンジ、グリーン、ピンク、青と、色あいが多彩で、見ているだけで楽しいのが特徴的です。半透明のカルセドニーは色とりどりのキャンディーにも見え、マルチカラーのブレスレットをカルセドニーだけで作成することも可能でしょう。
カルセドニーの名前の由来は、産出地であったギリシャの「カルセドン」という都市名から来ています。日本でも、石器として使われていたこともあるようです。現在では、アメリカやブラジル、インド、アフリカといった地域から多く産出されています。
カルセドニーの意味
カルセドニーの主な意味あいは、「人間関係の強化」というところに存在しています。カルセドニーは、色々な種類の結晶が寄せ集まってできている天然石であることから、カルセドニーには「結びつける」意味があるとされてきました。これは、男女間のものに限らず、人間と人間との「縁結びの力」として人々のあいだに伝わり、恋愛や仕事、友情など、良い人間関係を得たいとき、良縁を得たいときに、カルセドニーを身につけると良いとされています。
特に、婚活、恋愛の面でよい縁を得たいのなら、カルセドニーの中でも、ピンクや白のものを選ぶのがおすすめです。但し、復縁の場合にはピンクを避け、グリーンのカルセドニーを選択するのが良いでしょう。カルセドニーにも、グリーン、黄緑色といったものがありますが、蛍光色の青緑のような、アップルグリーンの発色のきれいなものは、カルセドニーではなく、「クリソプレーズ」という名のパワーストーンとして流通しています。
カルセドニーの石言葉
カルセドニーの石言葉には、「自由、思いやり」そして、「解放、達成」「社交性」といったものがあります。
「社交性」は、そのカルセドニーの持つ縁結びの力を活かし、多くの人とコミュニケーションを取る可能性を示したものです。また、「解放」も、カルセドニーによってもたらされると考えられる、精神的な解放を指し示しており、ある種の心の解放によって、自己表現が可能となり、人と意思疎通がとりやすくなり、そのことによって、思いやりが持てたり、目的を達成したり、といったことが可能になる……という、カルセドニーの意味と効果をよく表した石言葉となっています。
カルセドニーの効果
カルセドニーには、先述のとおり、人と人との意志疎通を助ける効果があると言われています。人との縁を結びつけ、良い出会いをもたらすというのがその効果ですが、出会いがあるだけでなく、その中でお互いに気持ちを出し合うことこそが縁につながるわけで、カルセドニーはその「自己表現」という面においても、一定の効果があると考えられてきました。
カルセドニーにはこれらの他に、精神をリラックスさせてくれる効果もあると言われています。確かに、緊張の中からはよいコミュニケーションも、気心の知れた関係も生まれることはありませんね。心をリラックスさせ、解放することで、ようやく自分を表に出した状態での、よいコミュニケーションがとれ、そのことが良縁につながっていると解釈することができるでしょう。
カルセドニーには色々な色があることに、さきほども少し触れましたが、とりわけ青や緑といった色は、感情をしずめリラックスさせる効果に長けており、ピンクや白のものは優しさを引き立て、愛情あふれる縁を生み出す効果に長けていると言えるでしょう。
※これらの効果は現代医学や科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
カルセドニーの相性
カルセドニーを身につけるにあたってオススメの、相性のよい組み合わせといえば、その色や目的によって大きく違うと言えるでしょう。
まずは多くの方が気にする、運命の相手との出会いをもたらす、恋愛や結婚の縁結び効果を期待したいとき。このときには、カルセドニーはもちろんピンク、あるいは白を用いるのが良いでしょう。ここへ、さらに恋愛の効果を高めると言われる、ローズクオーツやディープローズクオーツ、ピンクオパール。あるいは、女性の味方をしてくれるというムーンストーンなどを組み合わせるのがおすすめです。
必ずしも恋愛という意味ではなくても、ソウルメイト、親友、心つながる相手と出会いたいなら、紫色が特徴的なアメジストとの組み合わせはいかがでしょうか。アメジストは、霊性の高い石と言われているので、時としてあなたのご縁を整理し、不必要なものを排除することさえもありますが、その分、カルセドニーとの組み合わせは、あなたに本当に必要なご縁をより積極的に運んでくる組み合わせと言えるでしょう。
一方で、既に結ばれた夫婦の縁を強化したり、仕事上の人間関係を円滑にするコミュニケーション能力を手に入れたいのなら、結婚と円満の石と言われる、アクアマリンとの組み合わせがおすすめです。アクアマリンは、結婚相手を探しているときにも、カルセドニーと組み合わせて良い天然石でしょう。
カルセドニーの浄化方法
カルセドニーは、浄化方法を問わない、利便性の高いパワーストーンです。流水や塩での浄化も大丈夫。もちろん、太陽光、月光での浄化、クラスターやセージ、レイキでの浄化でもOKです。
ブレスレットなど、他の石と組み合わせてあるものを浄化するときには、他の石の性質をよく調べ、適切な浄化方法を選んであげましょう。
カルセドニーの鉱物情報
カルセドニーの主成分は石英ですが、その中に珪酸を含んでいます。組成式でいえば「SiO2」となりますが、その中に含まれる鉱物の具合で様々な色に変化していく天然石です。
カルセドニーとほとんど組成の変わらない天然石に、アゲートがあります。アゲートつまりメノウには、縞模様が見られますが、縞模様がなく均一の色あいになったものを、カルセドニーと呼んでいるのです。アップルグリーン色のカルセドニーを、特に珍重してクリソプレーズと呼ぶということは前に少し触れましたが、同じように、赤褐色の強いものをカーネリアン。オレンジの縞模様の出たものをサードなどと呼び、パワーストーンとしては別の石と認識されています。
カルセドニーの偽物との見分け方
カルセドニーの偽物については非常に難しい部分があると言わざるを得ません。
他の石が、カルセドニーと偽られて売っている……というよりも、白いカルセドニーを色々な色に染色してしまい、天然の色ではないカルセドニーが売られている、というのが事実です。
カルセドニーには、天然の状態で、ピンク、青といった様々なカラーがあるのですが、カルセドニー自体が多孔質といって、染色加工をしやすい性質を持っています。そこで、色をつけて染めてしまい、珍しい色というような演出をしてしまうケースがあるようです。
現在非常に人気の高い、鮮やかな濃水色の「シーブルーカルセドニー」は、100%ではありませんがほとんどが染め加工を施されたカルセドニーであると考えられます。クリソプレーズとして珍重され、価格も上がる、アップルグリーンのカルセドニーも、染め加工をされたものがあるので注意が必要です。
染色加工をされているものについて、そのように書いてある店を探して購入すると良いでしょう。わかりやすいのはサンゴで、ピンク色のサンゴは100%といってよいほど染色されたものです。サンゴについて、染色と明記されている場合、染色のカルセドニーも置いているのなら染色と明記してあると考えられます。そのような店で、染色と書かれていないものについては、天然の色のカルセドニーと判断することができますね。染色された石を偽物と捉えるのかどうかは、人それぞれの価値観に任される部分でしょう。
まとめ
カルセドニーは、非常に手に入れやすく、組み合わせによってどのような縁結びの願いにも対応したり、あるいは、癒やしの力をもたらしてくれるパワーストーンです。価格も珍しい天然の色でなければ、驚くほどにはなりませんので、気軽に手に入れてみてはいかがでしょうか。
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