「ガーネット」は、1月の誕生石で知られているワインレッドの美しい宝石です。実は、ガーネットは、様々な種類や色があります。とても奥深い石です。ガーネットについての意味や特徴や効果などの詳しい情報をお伝えします。
ガーネットとは
ガーネットの和名は「ザクロ石」と言います。日本では、ぽっかりと口を開けたザクロからのぞく深みのある赤い粒に色味が似ていることからという由来です。
「ガーネット」は、ラテン語で「種子」を意味し「グラナタス」からきていることから「豊穣」と「多産の石」とされています。地中深く、ガーネットの結晶の散らばっている様子がザクロの赤い実を思わせます。
しかし、ガーネットの色味は赤だけではありません。ガーネットは、鉱物のグループ名で約14種類に分けられます。グループの宝石の名前の語源もザクロの果実を意味します。結晶面の美しさから「天然のカット宝石」と言われていますが、結晶の構造が同じでも石に含まれる鉄、マンガン、クロムなどにより決まります。黒っぽいものからオレンジ色まで、さまざまなガーネットが存在するのです。
最も一般的な色は、深紅のワインレッドのガーネットです。「アルマンディン・ガーネット」と呼ばれていて、一番代表的な種類です。昔から勝利を導く石と信じられていました。中世ヨーロッパでは、ガーネットは「貞節と友愛の石」とも言われ十字軍の兵士たちが、貞節を守るように妻に持たせたと言います。
また、古くから友と別れる時に友情の証として再会の約束をしてガーネットを交換したといいます。それゆえに、「信頼と愛の石」とも呼ばれています。ほかには、血止めの薬や外傷から身を守るために護符としても愛用されていました。種子のひと粒ひと粒は、「希望」であると言い伝えられていて、ガーネットは人生に豊かな実りを与えてくれると古来より「神聖な石」と崇められていました。
ガーネットの意味
ガーネットは、自然に生み出される結晶が12面体や24面体などに整った形状になることから誕生石の一番目に選ばれたと言い伝えられています。そして、一般的には赤色のガーネットを思い浮かべる人が多いと思いますが、化学組成により色々な色になり青色以外の40種類以上のカラーバリエーションがあるということです。
日本では5種類のガーネットに分類されます。他の多くの宝石と違い、科学的な不純物によるものではありません。純粋なガーネットでも色があります。ガーネットが自然界で発生するのはとても稀です。
■5種類のガーネット
①アルマンダイト(鉄バンザクロ石)暗赤色
②パイロープ(紅ザクロ石)血赤~ピンク赤色
③グロッシュラー(灰バンザクロ石)黄緑色(ツァボライト)
④スペサルタイト(オレンジ色)満バンザクロ石
⑤デマントイド(鮮やかな緑色)翠ザクロ石
このように分かれますが、「パイロープ・ガーネット」は純粋な真紅。アルマンディン・ガーネットやルビーに似ているので混合されることも多いです。
南アフリカで産出される最高の「パイロープ」は「ケープ・ルビー」とも呼ばれています。「ロードライト・ガーネット」は、紫系の落ち着いた濃いピンクで華やかなイメージ。淡い緑色が「グロッシュラーライト・ガーネット」又の名前は「ツァボライト」。
「デマントイド・ガーネット」は、とても高価です。森のイメージの緑色をしています。ダイアモンドよりもデマントイドは光の分散度が高く、希少性があるということからガーネットの中でも高い評価をされ、市場に出回ることはあまりないと言われています。「アンドラダイト・ガーネット」は、黒やグレーをしています。
「アンドラダイト」という名前は19世紀のポルトガルの鉱物学者のJ.B.アンドラダにちなんでつけられたということです。そして、オレンジや黄色の「スペサルタイト・ガーネット」という種類もあります。オレンジ色の宝石というのはあまりなかったのですが、20世紀末に望まれ生まれたと言われています。
成分は、ほとんど同じですが組み合わされる成分の一部が違うのでこのように区別されます。中間に位置するものも出てきますが、手に入りやすいガーネットとは程遠いものになり希少性も高くなります。もしかしたら、何十億年前から眠っているガーネットがまだまだあるかもしれません。今後も新しいガーネットが産出される可能性もあるかもしれませんね。
ガーネットの石言葉
・変わらぬ愛
・真実
・求愛
・忠実
・勝利
・貞操
・優雅
欧米では、「変わらぬ愛」を表現する石として結婚18周年を祝う記念のプレゼントとしてガーネットをプレゼントします。
ガーネットの効果
強力な身体へのエネルギーを持つ石です。身体を活性化し代謝を刺激して、常に持っていると病気の侵入を防ぐとも言われています。赤は生存という本能に働きかける石です。
生命エネルギーを高め、身体の循環を良くしてくれ身体の細胞や組織に活力を与えてくれます。体力や持続力を強化するため、疲労の回復やハードワークのときには身に付けてみて下さい。
また、危険の接近を警告する能力をもっていると言われており、古くからお守りとして身につけられていました。他になす術がないような危機の状況のときにサポートしてくれます。そして、勇気と希望を与え、愛と献身を呼び起こします。
性衝動のバランスをとり、情緒のバランスを和らげます。「忠実」の象徴の石でもありますので、一途な愛を育み継続させる力があります。「実りの象徴」とも言われていますので、恋愛成就の効果もあります。受験や就職や大きな夢や目標がある人にもおススメです。
何かを一生懸命頑張ることの助けにガーネットのパワーが味方になってくれます。努力が実り頑張ったことは無駄にならずに達成できます。ガーネットは、情熱や創造性、目的意識を刺激する効果があるということです。誕生石がガーネットの人は、あなたを守護して幸運に導く忠誠心を持つパワーストーンですので深い信頼と心を寄せて安心して身に着けるといいでしょう。
※これらの効果は現代医学や科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
ガーネットの相性
[ガーネット+ルビー]
ガーネットは肉体と精神とどちらも活性化します。ルビーは女性が生きていくための活力をポジティブに生きていくための心強い存在の石です。ストレスや日々の生活に疲れている人におススメです。
[ガーネット+トルマリン]
ここ一番のときに効果的な組み合わせです。いざというときに踏ん張れる力を与えてくれます。肉体と精神のどちらも活性化してくれる効果があります。ただし、この組み合わせはいつも身に着けていますと、自分自身のパワーが衰えてしまいますので「ここ一番」のときだけ、身に着けてください。
[アメジスト+ガーネット]
精神面の落ち込みから救ってくれます。不安やストレスを和らげてくれ、心の安定を与えてくれます。頭と行動を一致させ、サポートしてくれます。受験生に人気の組み合わせです。
[ブラットストーン+ガーネット+アパタイト]
子供を授かりたいと願う人に最も頼りになる組み合わせです。ブラットストーンの魂のエネルギーで命を母体に運んでくれます。ガーネットの生命力とアパタイトの定着をサポートします。
ガーネットの浄化方法
日光浴、月光浴、水晶、煙、塩、音、どれでも可能です。水も、ほぼ可能です。
どのような浄化方法でも大丈夫ですが、もっとも、おススメの浄化方法は水晶クラスターです。煙による浄化はセージを用いてください。取扱いは、通常に扱っていれば問題はありません。
ガーネットの鉱物情報
鉱物名:ガーネット(珪酸塩鉱物)
和名:柘榴石
化学組成式:Fe3Al2(Sio4)3(アルマンディン)
色:赤、ピンク、緑、オレンジ、黄、茶、黒
外観:透明または半透明の結晶。小さくファセット加工されたもの、大きな不透明の石片であることが多い。
希少性:よく見られる(アルマンディン)
産地:世界各地で産出できるようですが、主にインド、ブラジル、マダガスカル、タンザニア、スリランカ
硬度:7~7,5
比重:3,6~4,2
結晶系:等軸晶系
光沢:ガラス状
劈開:なし
属性:地
対応するチャクラ:第1 第2
ガーネットの偽物と見分け方
赤い石の宝石は、ルビー、赤メノウ、ルベライト等々・・・出てきますが、ガーネットの赤い色合いは深みのある赤色です。ワインレッドが表現しやすいと思います。
最近では、インカローズをガーネットの偽物としてビー玉のような人工ガラスで売っている危険性があるということです。
まとめ
ガーネットが、このような奥深い意味合いや色のバリエーションがあるということを知らない人も多いのではないでしょうか?ガーネットのどの色も疲れているときに身に着けると心の中にすっと染み込むような安心感と癒しを与えてくれる「元気になる石」ですね。ダイアモンドと同じ等軸晶系に属しますのでひときわ輝きます。強くなりたい!元気になりたい!勇気を持ちたい!という人には力を与えてくれるパワーストーンになることでしょう。
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