蛍光色のような鮮やかに輝く美しい黄色の石「サルファー」。あまり聞いたことのない名前ですが硫黄のことです。実は、わたしたちの身近なものとして存在しています。そして、クリスタルに負けない強力なパワーを持っている石なのです。この神秘的な魅力あるサルファーについての意味や効果、浄化方法などを詳しくご説明します。
サルファーとは
サルファーは、硫黄が結晶化した鉱物を指し、元素鉱物の代表的なクリスタルです。古代より、「万物の元」の鉱物として当時から研究の対象となっていました。火山の火口や温泉の噴出孔付近から産出され、温泉の成分として知られています。また、農薬やゴムの材料や洗剤などに使用され身近なものとして様々なことに使われていて、わたしたちの生活に欠かせないものという存在でもあります。
火山の多い日本では、他国に比べますと身近なパワーストーンといえるでしょう。独特な硫黄臭さがありますが、火山の噴火口や温泉地帯などに発生した硫黄化合物が原因です。本来の硫黄は、臭いの発生はしません。
サルファーは、鮮やかな黄色のクリスタルと思ってしまうくらいの光を反射したような美しい輝きをしています。鉱物学的に「元素鉱物」と呼ばれていますが、単一の元素だけの構成で他の元素と結合しないためなのです。石英成分と混ざった半透明のものは、「レモンクォーツ」になります。パイライト、ヘマタイト、自然銅、ビスマス結晶、モリブデナイト、金属系鉱物など、他の鉱物を変色させる場合がありますので一緒にしないように取扱いに注意が必要とされます。(ブレスレットなどの組み合わせは厳禁です。)また、炎に当てますと簡単に形が崩れてしまうほど熱に弱いです。しかし、そのような状態のときに想像もつかないくらいの美しい青色の光を発生することがあり、傷を付けたり割ったりしたときにも硫黄の香りもします。
サルファーの意味
サルファーの名前の由来は、サンスクリット語で「火の源」「燃える」からきています。発見者は不明です。サルファーの結晶は蛍光色のような鮮やかな黄色がキラキラ光り輝いています。サルファーは、最も重要な鉱物のひとつで「火薬」の原料として昔から使われていました。明治時代の産業革命の頃、火薬の原料やマッチの原料にも使われていました。現在は、洗剤や家庭用品などに使用され人々の役に立っています。
このような持ち主に活力を与えてくれる火山地帯で生まれるパワーストーンは、「火」のエネルギーが宿ると言い伝えられています。持ち主の人生の道を照らす「光」となり、希望を与えてくれるパワーストーンとなるでしょう。元素鉱物でもありますので、他の要素を寄せ付けない性質もあります。
サルファーの石言葉
癒し。明るさ。輝き。安定。
サルファーの効果
サルファーは、マイナスの電荷を持っていてネガティブなエネルギーを放射、感情を吸収してくれ、マイナスのエネルギーをプラスに変換し元気でポジティブな気持ちに切り替えてくれます。自分や周りの人にも元気を分けてくれるパワーストーンです。頑固さを和らげネガティブな思考を取り除いてくれるようサポートしてくれますので、性格の中の反抗的な要素、落ち込みやすくネガティブな感情になりやすい思考、穏やかな意思疎通をしたという人には特におススメしたいパワーストーンです。
昔から、理想や未来の夢を実現させると伝えられてきました。努力を積み重ねてきたことが大きな成果を生み出すよう導いてくれます。勇気と自信を向上させる目的でも使われ、多くの経営者や指導者の方々に支持されてきました。また、勉強に励みたいときや新しいことを始めるとき、人間関係の改善にも発揮してくれることでしょう。金運にも効果があることも嬉しいです。お金を呼び込む力と幸運を呼び込む力もあり、万能なパワーストーンです。
ヒーリング面では、温泉と同じように極度の疲労や重い病の後に元気づけることに有効です。注意することは、サルファーには毒性がありますので、内用するべきではありません。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
サルファーの相性
■サルファー + ジルコン
サルファーの明るさやポジティブさに加え、ジルコンの粘り強さと頑張っている人に無限の可能性を教えてくれます。二つのパワーストーンを組み合わせることにより、より輝き魅力ある人としてくれるでしょう。
■サルファー + ブルーレースアゲート
恋愛の苦手な人にとっては、心強い組み合わせです。ブルーレースアゲートと組み合わせることにより、恋愛運を補い誠実にお互いの気持ちが通じ合います。人間関係の緊張感もやわらげます。
■サルファー + ダイオプテース
ダイオプテースを組み合わせることで、心の奥底の憎悪や嫉妬心から解放されるようサポートしてくれます。どちらもヒーリング力が高いので精神的な苦痛やショックから立ち直るように導いてくれることでしょう。
相性の悪い石は、アラゴナイトです。
計算高さが裏目にでてしまいます。
サルファーの浄化方法
水晶。月光浴。
とても繊細でもろく崩れやすく臭気がありますので丁寧に扱ってください。普段は、密閉した容器やケースに乾燥剤を入れて保管をすると良いと思います。硬度が低いため、安定していない化学物質ですので塩や水での浄化には注意が必要なのであまりおススメできません。取扱いも非常に難しいのです。衝撃にも十分気をつけてください。それから、外気の湿気に触れるとすぐに臭いを発生します。温度の変化にも弱いため、低温から高温の場所に移るとひび割れてしまうこともあります。昔から伝統的に、成長の間に置かれたサルファーは後で埋めることになっていると言い伝えられています。そのようにしない場合には、再使用の前に完全に浄化をしてください。
他の石を元気にするパワーもありますので、元気がなくなった石がありましたらサルファーの隣に置いて浄化してあげましょう。その時は、直接接触しないような置き方をするようにしましょう。
サルファーの鉱物情報
石名:サルファー/Sulphur
和名:硫黄(いおう)。
成分:S
結晶系:斜方晶系(単斜晶系)。
モース硬度:1.5~2.5
比重:2.05~2.07
光の屈折率:1.96~2.25
光沢:ガラス光沢
主な産地:アメリカ、イタリア、南アフリカ、火山地帯。
主な色彩:黄色。
外観:母岩上の粉状または小さめの半透明な結晶。
劈開性:なし
希少性:専門店で入手可能。
産地は、世界各地で幅広く産出されています。日本でも温泉が出るところは産地だと言っても良いです。しかし、美しく鮮やかな黄色のサルファーの見事な結晶は日本では産出できないようです。最も有名な産地は、イタリアのシチリア島です。大変美しい金色のドロップスのサルファーです。19世紀まで硫黄の一大産地でしたが、1950年以降は産出が減っており、鉱山も閉山されているようです。市場にでているサルファーは、以前に産出された希少なサルファーです。
サルファーの偽物との見分け方
偽物というよりも似ている石では、レモンクォ―ツです。もともとの純粋なサルファーの色は鮮やかな黄色=レモンイエローです。レモンクォーツは、サルファー(硫黄)が混入した鮮やかな黄色をした水晶で、見た目の色と同じようにレモン色をしています。(シトリンの色合いとは違います。)逆に、レモンクォーツの偽物が流通することがありますので、少しでも傷をつける程度で臭いがしますので本物のレモンクォーツということのようです。
「これは、サルファーだよ」と言われて、疑ってしまうときはレモンクォーツと同じように傷をつけるか、割ってみると臭いが発生しますので本物かどうかがわかるということでしょう。ただし、素手で触れますと汗がついて臭いを発してしまうこともありますので手袋をすることもおススメいたします。
サルファーは、一般的には原石タイプが販売されていることが多いです。アクセサリーに加工されることはほとんどないと思われます。インテリアや置物で出回っていることが多いようです。また、サルファー=臭いがあると思われますが。純粋なサルファーには臭気がありませんのでこのようなインテリアとして安心して使用できます。
まとめ
サルファーの名前を聞いたときは、あまり馴染みのない石だと思っていました。とても、美しい黄色の石「サルファー」は、わたしたちの身近にある石だと初めて知った方も多いのではないでしょうか。サルファーは、クリスタルと並んで強力なパワーを持っています。
最近、疲れが溜まっているとき、落ち込んでしまって元気がないとき、自分にも周りの人をも元気づけてくれる色鮮やかな黄色の石です。少々、繊細で取り扱いに気をつけないといけないのですが見ているだけでも元気が出てきそうな色彩や、ポジティブな気持ちを取り戻してくれる火山のダイナミックなパワーを持つサルファーは自分のお守り的な存在でひとつは持っていたい石ではないでしょうか。サルファーを身に付けたり、インテリアとして飾って他のパワーストーンと少し違う使い方で楽しんでみるのもいいですね。
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