徹底解説！サンストーンの意味・効果・浄化方法・見分け方

サンストーンは、太陽のように明るく喜びに満ちたイメージを名前から想像します。石の歴史の中では、比較的新しくまだ馴染みが薄いようです。そんなサンストーンのことをもっと知りたい！どんな石でどんな意味や効果があるのでしょうか。詳しくご説明いたします。

サンストーンはムーンストーンと同じ「長石（ちょうせき）」と呼ばれる鉱物の仲間です。含有成分の量の違いから、乳白色のムーンストーン（月長石）と異なる黄金色や赤褐色の光を放ちます。サンストーンは「太陽」をイメージする色合いから世界中で太陽の光を宿すパワーストーンとして信じられてきました。

古代ギリシャでは、「太陽の石」「勝利の石」として象徴され、特別な石として崇められてきました。古代インドやネイティブ・カナディアンズでは儀式の道具として使用されていました。

また、サンストーンの名前の由来は、人間が見た目に基づき呼んだ流通名です。内面や精神性を表す静かな光のムーンストーンと対照とされる肉体や外面的な要素を表す太陽を象徴することから名付けられました。成分分析に基づいた鉱物名とは一致しないようです。１７世紀頃からのムーンストーンより、サンストーンは比較的新しい石です。一般的には、南インドが代表的な産出国です。オリゴクレース（灰曹長石）に赤鉄鉱（ヘマタイト）を含むもの。オリゴクレース種と分類されます。

しかし、近年ではアメリカやオレゴン州でラブラドライト（曹灰長石）に自然銅が含まれているものや、コンゴや中国などではアンデサイト（中世長石）を母体としたルビーのように深い赤色のサンストーンも発見されています。産地によって様々な特徴を持ち多様化しています。

和名を日長石（にっちょうせき）と言います。やはり、太陽のイメージで名前を付けられました。また、別名「ヘリオライト」とも呼ばれていて、古代ギリシャ語で太陽の意味の「ヘリオ」、石を意味する「リトス」からの由来です。表面の微粒の光は、鉱物の中に含まれた細かなインクルージョンに光が反射しています。これを「アベンチュレッセンス」という光学効果と言われ、この効果からサンストーンは正式には「アベンチュリン・フェルドスパー（斜長石）」と呼ばれます。鉱物学的には、ムーンストーンを始めアマゾナイト、ラブラドライトと同じ「ファルドスパー（長石）」のグループで斜長石の一種となります。

喜びに満ちた、光をイメージする石ですが、心に余裕をつくり人生に対する創造性を高め、ポジティブに人生を楽しむように導いてくれるパワーストーンでしょう。中心的な意味合いは、「太陽の輝き」を指します。その波動は力強い、炎のような熱さを持ちます。持ち主にやる気や行動力になる「熱」を与えてくれます。空に輝く太陽を思わせるサンストーンの光は、絶望や恐れを払拭するよう導いてくれることでしょう。

隠されたパワー。
きらめき。
恋のチャンス。

太陽の光は、喜び、生命の源、復活をも意味しています。
喜びやポジティブなパワーの象徴。しし座の守護石。

太陽が地球の生態系を育むように、サンストーンは生命のエネルギーの流れを活発にしてくれ生命力を強化する働きをしてくれます。体調不良や鬱などのときに身体と心の両方に活力を与えます。また、精神面ではこの石を持っていると絶望感が和らぎ、希望の光が差し込んできます。人間関係についても、誰とでもありのままの自分を出して付き合うことができます。愛情を込めて他者との接続を元に戻すことから、縁を切ることに非常に効果があり、「嫌」ということが困難で他者の犠牲になり続けている人は常に身につけておくことをおススメします。そして、何か目的がありそのことを実行したいけれどもついつい先延ばしにしていることがある場合、サンストーンが克服するよう手助けします。極めて救いがたいような悲観的な思考の人であっても、サンストーンは反応します。

また、自分や相手に対してもダイレクトに働きかけるので、ライバルから身をまもります。そして、サバイバルに生き残りたいときにパワーを発揮します。積極性や自信を持ちたいときにも、実力以上の力を発揮でき勝利と成功への道へ導きます。ただし、とても行動的になる反面、持ち主のパワーを使い切ってしまうこともありますので、時には石を休ませてエネルギーのバランスをとりながら使用してください。

※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。

■サンストーン ＋ ブルームーンストーン
太陽と月の陰陽エネルギーが心身のバランスを整えます。この組み合わせは強力なエネルギーが生まれます。恋愛運、偶然の出会いを呼び込みます。妊娠、出産、更年期などのお守りとしても効果があります。疲れがとれ、デトックス作用もあります。

■サンストーン ＋ エメラルド
自己表現を高め、勝利をもたらす組み合わせです。実力以上の底力を発揮し、成功へと導いてくれます。

■サンストーン ＋ アクアオーラ
プレゼンやスピーチのような人前でアピールする機会があるときに、最強の組み合わせです。一歩前に出る勇気を授け、堂々と自信を持って発表できます。

■サンストーン ＋ ペリドット
ネガティブな気持ちをポジティブにしてくれます。

■サンストーン ＋ シトリン
金運のパワーストーンとの組み合わせは、商売繁盛のべストストーンです。

■サンストーン ＋ カーネリアン
受験のお守りや就職活動などの願望成就に最適な組み合わせです。
全体的に運勢を良くしたいときは、＋水晶を加えてみてください。

■サンストーン ＋ ローズクォーツ
この組み合わせは、恋のチャンス到来。恋愛成就に導きます。

■サンストーン ＋ ロードナイト
恋人や夫婦の仲直りを助ける組み合わせ。美意識を向上させ女性力がアップします。

■サンストーン ＋ アイオライト
心機一転し、過去に失敗したことの再チャレンジを応援します。
デトックス作用もあります。

ホワイトセージ。
水晶クラスター。
流水。
日光浴。
月光浴。

通常に扱っていれば問題はありませんが、結晶の層や方向により衝撃に弱いことがありますので取扱いに注意してください。塩に若干弱いです。もし、塩で浄化する場合はお皿に塩を敷き詰めた後、直接触れないように木綿か和紙などを敷き、その上に石を置いての浄化をしてください。長時間の紫外線にあてることは避けた方が良いでしょう。退色する可能性があります。

英名：sun stone (サンストーン)
和名：日長石（にっちょうせき）
主な産地：ギリシャ、ノルウェー、インド、ロシア、カナダ、アメリカ合衆国など。
主な色彩：赤色、オレンジ色、黄色、赤味がかかった茶色。
外観：澄んだ透明または不透明の結晶で虹色の反射を伴う。
　　　小さくタンブル状のことが多い。
モース硬度：６～６.５
比重：２.６３～２.６７
光の屈折率：１.５３～１.５４
組成・構成：NaCa, AISiO
結晶系：三斜晶系
分類：珪酸塩―テクト珪酸塩
光沢：ガラス光沢
劈開性：2方向に完全

この劈開の数字が表すように、衝撃に弱いです。サンストーンをアクセサリーとして身に着けるときはできるだけペンダントやブローチなど、ぶつかりにくいように身に着けることをおススメします。

先にもご説明したように、アベンチュレッセンス・フェルドスパー（斜長石）は、長石にヘマタイトや銅などが含まれ、キラキラと輝くアベンチュレッセンスという光学効果があるものはサンストーンです。ラブラドライトなどの自然銅が含まれているものなどをサンストーンではなくラブラドライトで市場に出ていることもあります。もう少し詳しくご説明しますと、フェルドスパーはいろんなタイプがありますが、サンストーンは紅色、光を放つものはラブラドライト、光が当たると、一方方向に青白い輝きを放つものはムーンストーン、微量の鉛が入っていて青緑色のものをアマゾナイトなどなど・・・呼ばれている名前が違います。鑑定書を見て確認することが一番良いと思いますが、同じ鉱物グループの中で名前が違うということで出ている場合もあります。

太陽のように生命エネルギー溢れるサンストーンは、どうしても過去の失敗のトラウマなどで自分自身に自信がなく積極的にすすめないときに背中を押してくれるパワーストーンです。ネガティブな気持ちをポジティブに変換してくれるパワーストーンは心強い味方になります。自分自身の努力と頑張りで、サンストーンにサポートしてもらえるよう勝利に勝てることを願って身に着けたいパワーストーンです。忘れてはならないことは、太陽のパワーストーンのサンストーンを手にしたら、最初に身に着ける日は是非お天気の良い日曜日をおススメします。