写真を撮った時に、水玉のような不思議な物体が写り込んだ経験はありますか? それはもしかすると「オーブ」かもしれません。
写真にオーブが写ってしまった意味などを知り、正しい対処をすることが必要なのです。そこで今回は、オーブが写る意味やオーブが写ってしまう人の特徴などについて触れていきます。
オーブとは?
肉体を持たない魂やオーラや念などのエネルギーが離れた一部分のことを、「オーブ」と呼んでいます。
シャボン玉のような球体であることが多く、色や数、大きさはさまざまで、強く光ったり、ぼんやりとしていることもあります。
「オーブ」は、亡くなった人の魂であったり、自然霊や神様といった高貴なエネルギー体の場合もあります。また、生きている人のオーラの一部分とも考えられます。
オーブというと「幽霊だ」「怖い」「よくないもの」などと思い込まれることがありますが、決してそうではありません。
オーブが現れるスピリチュアルな意味7個
なぜオーブは現れるのでしょうか? その背景には、以下のようなスピリチュアルな意味があります。
① 人の念が強く残っている
② 自然が多く神聖な場所
③ 気づいて欲しい・理解して欲しい
④ 偶然通っただけ
⑤ 警告やお告げ
⑥ 感謝
⑦ 神様からのメッセージ
良い意味でも悪い意味でも人の念が多く残る場所というのは、オーブとしてその場に留まっているため、頻繁に現れるようになります。
また自然が多い場所には自然霊がいることがありますから、オーブが現れても不思議ではありませんよね。自然霊がいるほど、その場所が神聖な場所だというだけなのです。
ただし、肉体を失った後でも生きていた当時の自分の存在に気づいて欲しいと訴えて現れる場合もありますので、注意が必要でしょう。そして魂が通り過ぎる瞬間に偶然その場所に居合わせたという場合にも、オーブを目撃することもあります。
また、心霊現象として捉えられるオーブの場合には、自分に何かしらの警告やお告げという意味もあるのです。
オーブが写る人の特徴
オーブが写る人にも「良い意味の人」と「悪い意味の人」がいるといわれています。
◯良い意味の人
神様と呼ばれる高貴な霊に守られている人や、自分のエネルギーが高まっている人達は、オーブが写ることが多くなります。
エネルギーが高いために、オーブとして写真などに写り込んでしまうのでしょう。こちらの人達の場合には、オーブが写っても何も心配をすることはありません。
◯悪い意味の人
オーブが写る人の中には注意が必要な人達がいて、先祖を大切にしていない人や心霊スポットを興味本位で訪れる人達も、オーブが写りやすくなるのです。
こちらのタイプの人達は、先祖を蔑ろにしていたり存在を軽んじている場合が多く、悪い念にも好かれてしまっているでしょう。ですから、自分の先祖供養をきちんとしたり、悪い魂を祓ってもらうなどの対処が必要になります。
オーブが飛ぶ意味
オーブが飛ぶのは自分の存在を知らせている場合と、単純に移動をしている場合という意味があります。魂の場合には、守っている人に自分の存在を知らせたり意識をさせるためといえるのです。
危険を知らせる場合やお告げという意味が含まれており、オーブの色などに注意が必要になるといわれています。
しかし念やオーラの一部といったエネルギー体の場合には、その場所から移動をしている場合もありますから、意味があるとはいえませんよね。
ただし悪い念の場合には、オーブが飛ぶというのは悪い念に好かれてしまう危険があるという意味になりますので、悪い念が留まっている場所からはすぐに移動をすべきでしょう。
神社でオーブが写る意味
神社には神様という高貴な魂が存在するので、オーブが写っても神聖な場所だという意味になります。神様の存在が写るのですから、決して悪い意味などはありませんよね。
また神社には自然が多い場所もありますから、自然霊が写ることもあるでしょう。神様であっても自然霊であっても、悪い魂ではありませんから心配する必要はありません。
そして人が集まるのと同じように、亡くなった人の魂も神様の元に集まるようになりますから、神様の元を訪れている魂が写っただけなのです。
オーブの色別の意味5個
■白色のオーブ
浄化やポジティブな意味がある白色のオーブは、無害な魂という意味があります。何かしらの後悔の念ややり残したことなどがあり、完全に成仏しきれていないだけなのです。
普通に生きている中でも、後悔をすることややり残したと感じることがある人の方が多いでしょう。白色のオーブはそういった念が残っている魂なだけなのですから、普通のことといえますよね。
また、白色のオーブには守護霊などからの幸運を告げるといった意味もあるといわれていますので、何も悪い意味は含まれていません。
■虹色のオーブ
天使や守護霊からのメッセージがある時には、虹色のオーブが現れることがあり、非常に稀にしか現れません。スピリチュアル的には、虹色のオーブが現れる時には運命の分かれ道が近づいているといわれています。
自分の人生を左右してしまうほどの決断をする時期が近づいており、慎重に決断を下すようにというメッセージが込められているのです。
また、天使から幸運を告げるメッセージの場合にも虹色のオーブが現れることがあるといわれていますから、自分の状況などを慎重に判断してください。
■緑色のオーブ
ご先祖様や守護霊といった魂が幸運の訪れを教えるために、緑色のオーブで現れる場合があります。緑色には幸運の訪れという意味があり、オーブの色でもその意味は変わりません。
近いうちに良いことが身の回りで起きるということを教えに来てくれているのですから、何も怖がる必要はありませんし、教えてくれたことに感謝をするべき色だといえるのです。
また緑色のオーブには対人運がアップするという意味も含まれていますので、人間関係が良好になるお告げでもあります。
■青色のオーブ
高貴なエネルギーによって守られている場合や、守護霊によって守られている場合には、守っているということを青色のオーブで教えてくれます。
自分に悪いものが寄りつかないように守ってくれ、正しい方向に導いてくれているのですから、守ってくれていることに感謝をすべきでしょう。守っていることを知らせてくれているだけに過ぎず、その魂が高貴だからこそ写ってしまっただけなのです。
■赤色のオーブ
危険や警告といった意味があり、オーブの色の中でも注意が必要になるのが赤色です。攻撃という意味に捉える場合もあり、撮影者や被写体にトラブルを起こす可能性が高いでしょう。
赤色のオーブで現れるのは守っている霊ではありませんから、その場を離れるなり怒りを鎮めるなりの対処が必要になります。
また、撮影者や被写体についている場合だけでなく、その場にいる魂からの警告という意味もありますから、心霊スポットと呼ばれる場所などには近づかないのが1番です。
まとめ
オーブというのは霊体ではなく、魂そのものを現す言葉になります。肉体を失った後の魂や自然霊と呼ばれる神様などの魂の場合もあり、人の強い念がオーブになることもあるのです。
オーブには色があり色によって意味が違いますから、オーブ自体を怖がるよりは、込められている意味によって正しく判断をする必要があるでしょう。