アメジストは紫水晶の名の通り、落ち着いた色合いの淑女を思わせる美しい石です。宝石質に磨かれて、宝石店で販売される事もあります。
パワーストーンとしても定番の石として、人気の移ろいを知りません。
アメジストとは
アメジストは紫色の水晶です。ブラジル、ウルグアイ、マダガスカル、インド、メキシコと世界の各地から産出される石なので、珍しさはなく手に入りやい身近な石です。
日本でも加賀紫と賞賛される美しいアメジストが産出されていますし、2月の誕生石ということもあって多くの日本人アメジストファンの心を、とらえて離しません。
鉱物的には、紫色の石英です。微量の鉄イオンにより紫に発色します。共産する天然の放射能鉱物により紫色に変化するという事が近年解明されました。
そんなアメジストの結晶は、火山岩や低音熱水鉱脈から産出されます。よく見られるアメジストの結晶は、瑪瑙晶洞の内部にあります。瑪瑙が卵型に形成し、その中の空洞にビッシリとアメジストが密集して結晶します。
この瑪瑙晶洞を真っ二つに割ってみると、内壁にアメジストの短結晶がみられます。よく、アメジストドームとして販売されているのは、こうしたものです。硬度は7と硬い方ですので扱いやすいことでも定評があります。
美しいアメジストですが、最大の欠点があります。それは長時間日光の下に置くと、褪色してしまうということです。最初は紫色だったのが、次第に色あせて最終的には真っ白いただの石英になってしまいまうので、注意が必要です。
アメジストの意味
アメジストには、ロマンチックな物語があります。ギリシャ神話において、月の女神アルテミスの忠実な侍女であったのがアメジストという名の女性の話です。
女神の用事で森の中を歩むアメジストに酒に酔った酒の神、バッカスが目を付けます。悪酔いしたバッカスは獣をけしかけて、アメジストを襲わせようと企みます。
間一髪のところに月の女神アルテミスがアメジストを純白の美しい水晶に変化させてしまいました。後日酔いの覚めた酒の神バッカスは自分の愚かな行いから罪のない乙女が水晶に変えられた事を悲しみ、その水晶に葡萄酒を注ぎました。その途端無色であった水晶が、紫の水晶に変化した・・という物語です。
このアメジストの語源は「酒に酔わない」という意味があります。
アメジストの石言葉
先程の物語は、石言葉にも反映されています。アメジストの石言葉は「酒に酔わない」「禁酒禁煙」「邪気祓い」「安眠」「高貴」「激情から醒め冷静さを保つ」と、ギリシャ神話の逸話を色濃く受け継いだものになっています。
古代ローマでは酒に弱い者がアメジストを守り石として、持たされていたそうです。さらにカトリックでは司教の石として重宝されました。宗教的な意味合いの強い石でもあるのです。
アメジストの効果
アメジストの効果は、酒に対してネガティブな傾向にある人に直接的に作用します。悪酔いが過ぎて人間関係に亀裂を作りやすい、いわば酒乱のような人に対して自制心を促します。いつも酒で失敗しやすい酒好きには、良い守り石になるでしょう。
実際に古代ローマ時代から、悪酔い封じに使用されてきましたので、持っていると今日は飲み過ぎないようにしようと、自然に思えるようになります。
また、宗教の儀式に欠かせない石であったアメジストは波動の高い石でもあります。高貴さや凛とした人間性の向上を目指すような人には是非持って欲しい石です。自尊心を強く持ちたいとき、人から軽んじられたくないとき、アメジストが持ち主の品位を高めます。
侵しがたいオーラを与えてくれます。誰からも尊重されていないという悩みのある人を、積極的に守ります。ひいては持ち主に自信を持たせることで、いじられやすいキャラを封じてくれると言っていいかもしれません。
悪意ある人から持ち主を守るのはもとより悪霊や悪魔といった類のものからも、守ってくれる邪気祓いの石でもあります。見た目の高貴さ淑女のような楚々とした雰囲気からは想像できないかもしれませんが、アメジストには厄を祓い邪悪な者を近づけないという効果もあるのです。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
アメジストの相性
アメジストは、天然石の中でも調和的な協調性の富んだ石です。相性も優しい雰囲気の癒しの石から、力強い癖のある石まで一通り合わせて行くことが可能です。
その可憐さからは想像できなくらいある意味頼もしい石なのです。
【人から軽んじられなくなる】アメジスト・オニキス
【感情のコントロールが楽になる】アメジスト・アイオライト
オニキスは漆黒の闇のような石ですが、信念と強い意志を表します。アメジストとの相乗効果で、適切に自然な印象で重厚さを周囲にアピールする力があります。人から馬鹿にされたり軽んじられることに苦痛を感じたなら、アメジストとオニキスの組み合せのアクセサリーを身につけましょう。
もうひとつは、アイオライトとアメジストとの相性です。このふたつの石は似た力を持って
いる似た者同士の石です。お互いに感情のコントロールを得意としていますので、浮かれすぎたり怒りすぎたりといった過ぎたる感情の起伏を抑えてくれます。禁酒できない人にも最適です。
自制心を促すので、目の覚めるよう感覚を持つと思います。
方角では西北や南との相性もいいので、安眠できないといった悩みを持つ人には枕を西北か南に置き、頭上にアメジストを置いて眠ると健やかな眠りに誘われることでしょう。
アメジストの浄化方法
アメジストは邪気祓いの石なので、石としての力の消耗も他の石よりも早いと言われています。小まめに浄化してください。
浄化方法は、日光浴以外は概ね大丈夫です。日光は、紫外線の影響でアメジストの美しい紫が褪色してしまう可能性が高いため、控えてください。
その他の水や塩、ホワイトセージやクリスタルチューナーなどは問題ありません。月に数度浄化してください。特に見た目的に色合いがくすんだと感じる時には浄化時と言えます。
アメジストの偽物との見分け方
アメジストの偽物として、一番疑わなくてはならないのは、意図的に放射線照射によって、無色の水晶であったのを紫色に変化させたものです。元々アメジストは、火山の近くで発見されることからもわかるように、天然の放射性物質の影響で、美しい紫になっています。
そこを逆手に取り、人工的に紫に加工している偽物が横行しています。これは素人目に判断できるものではないため、鑑定に出すしか方法がありません。鑑定に出して、偽物だった場合は人工的に放射線照射されたことが記載されます。
アメジスト自体は産出量が多く、安価で手に入りますが、アメジストドームと言われる、瑪瑙の内壁にビッシリ結晶が広がるタイプのアメジストは、高額に取引きされます。
主にアメジストドームに、偽物が多く混入している可能性がありますので、高い買い物をする際にはキチンとした鑑定書があるかどうか確認した方が良いでしょう。
一見してクラックがない美しいアメジストにも関わらず安価で販売されているアメジストのビーズなども、疑わしいです。
まとめ
アメジストは可憐で女性らしい印象の石という事で、恋人から贈られる石として、ランキングでもいつも上位にきます。宝石質に磨かれてカットされたアメジストは、澄んだ透明感のある紫色をしています。
古代ローマ時代から愛されてきた歴史のある石だけあり、いつまでも手に取り眺めていたくなるから不思議です。
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