徹底解説！アンモライトの意味・効果・浄化方法・見分け方

アンモライトと聞くと、あれ？アンモナイトの間違いでは？と思いがちです。アンモライトで正しいのですが、アンモナイトとの格別な繋がりがあってこその、名称です。

面白い成り立ちなので是非より詳しく知って欲しいと思います。

アンモライトの元の姿は、太古の時代に生息していたアンモナイトです。アンモナイトとは、オウム貝の先祖にあたります。

このアンモナイトの化石の中に、オパールによく似た遊色を持つ七色の輝きを有したものがあります。この七色の虹を持つ特殊なアンモナイトの化石をアンモライトと呼んでいるのです。

原産地はカナダやマダガスカルです。よく流通するのはカナダ産になります。化石になる前、アンモナイト（アンモン貝）は7000年万年前に恐竜と共に絶滅しました。長い長い年月を経てアンモナイトは化石となったのです。そして美しい遊色を放つアンモライトは発見されました。

最初にこのアンモライトを発見したのは、ロッキー山脈に住むネイティブアメリカンのブラックフット族だったと言われています。その頃、彼らブラックフット族は飢饉で飢えに苦しんでいました。

部族の純粋な少女が薪を探していると、輝くアンモライトを発見します。神の啓示か、アンモライトの声か少女は不思議な声を聞きます。「私を持って帰れば、村に大きな糧がもたらされる」というものです。その声を聞きアンモライトを持ち帰ると翌日から部族の餌になる、バッファローの群れがやってきて、村は救われたそうです。

摩訶不思議な話ですがこうした伝承が残されています。

その後、1908年になるとカナダの地質調査からアンモライトが採掘され、本格的に採掘が始まったのが1970年代後半だそうです。1981年には宝石と認められ、アンモライトと名付けられました。硬度は4～5です。どちらかというと脆いものなので、壊さないように扱うことが要求されます。

持つ者に強い幸運をもたらすという意味で、ラッキーアイテムとしての意味が先行する石です。そのオーロラ色の輝きの中には太古の知恵や記憶が刻まれていると考えられ、太古の記憶を持つアンモナイトから直々に幸運が与えられると考えられています。

アンモライトの石言葉は「強力なエネルギー」「最強の幸運」「厄災を跳ね除ける」など力強い言霊を持つ石言葉が連なります。

すべてのチャクラに対応してるそうで、強靭な精神と肉体を得るのに、これほど素晴らしい石はないと言ってもいいかもしれません。、普段から瞑想やヨガを行う人は、アンモライトのパワーを吸収することで、未知なる神秘体験をしやすい状況になります。

ペンダントでもいいですし、ブレスレットでもいいので、自分の肌に触れる形で身近に置くことが、幸運と共に自分の精神エネルギーを研ぎ澄ますきっかけになります。

アンモライトは破損しやすいので、壊れたアンモライトはパワーストーンとしてはオススメできません。自分が持つことで、壊れたのなら厄災を払ってもらったとして、感謝しつつ新しいアンモライトを身に付けることで更なる、高度な幸運とスピリチュアルな覚醒力を手にすることができます。

アンモライトのパワーストーンとしての効果は、非常に強く幸運を招き寄せることにあります。天から舞い降りたような幸運が持ち主の手にもたらされます。開運というキーワードで石を探したいのならアンモライトは最高に良い石です。

ネガティブな影を一掃する力があるので、忍び寄る外敵から持ち主を強力に守ってくれるでしょう。幸運を招くだけではなく、その途上にあり不運の種を滅してくれる効果があることで、パーフェクトな幸運を手にすることができるというわけです。

アンモライトには原始の太陽光が閉じ込められていると考えられていますので、熟成した太古の太陽パワーが心身に蔓延るシミのような黒い影をかき消して消滅させてしまうのです。

アンモライトを手にすると、今までにない大らかで果てしないまでの愛と希望と勇気のエナジーを感じることでしょう。それらはひとつの束になり、最強の幸運というかたちを取って、人生の道しるべに光明を与えてくれます。

自分の心の暗部は底なし沼のようだと思う人ほど、その効果を感じやすいかもしれません。

※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。

アンモライトは個性の強い石なので、持ち主を選ぶと言われています。相性が合わなければ、居心地の悪さを感じることでしょう。

もしアンモライトを持ち、開放感やポジティブな思いがこみ上げて来るようであれば、アンモライトに選ばれたと思っていいかもしれません。

そんなアンモライトは、石との相性とも気を配る必要がありますが、同じような幸運を招く事を得意とする石が、いいでしょう。

【最高の幸運を手にする】アンモライト・トパーズ
【心の暗部を取り除く】アンモライト・アゼツライト

アンモライトと同様に幸運を招く石にトパーズがあります。繁栄と豊穣の石と呼ばれています。11月の誕生石でもありますので、11月生まれの人が持つと相性的にも、居心地の悪さというものはないのではないかと思います。もちろん11月生まれでなくとも、持って良い組み合わせです。

もうひとつは、心に暗いものを持ちながら、生きるのが苦しい人にオススメなのが、アゼツライトとアンモライトの組み合わせです。この両方が物凄いパワーを持っていますので、力負けしてしまうことがあるかもしれません。ということで、心の方向が余りにも下降して何も手につかない時に最終手段として、この組み合わせを用いてください。

アンモライトは繊細な石ゆえに、水・塩・日光という刺激の強い浄化方法は向きません。クリスタルチューナーによる音の浄化や水晶の浄化などが一番適しています。

水晶はどのような石をも浄化する特別な石ですので、アンモライトを頻繁に浄化すれば、幸運製造機として瞬く間に元気を取り戻してくれる事でしょう。

水晶クラスターを使用する場合はアンモライトが壊れないように尖った部分によってヒビが入らないように気をつけてください。

アンモライトは、非常に脆いので多くの装飾品には補強のために表面に加工を施しています。その加工とはクリアカラーの透明スピルネルや水晶をコーティングするというものです。これをもって偽物と言うのは早計です。

しかし、完全な天然ものを求めるのであれば、厳しい目で偽物と言うしかありません。しかし、その見分けは素人では難しく鑑定に出してこそ、はじめて加工を施されたのものかどうか判明します。

原石では、このような加工はあまりされていませんので、それほど心配することはありませんが、アクセサリーとして流通するものの多くは加工された可能性が高いと言っていいと思います。

完全に天然ものを探している場合は、装飾品のアンモライトではなく化石の状態のアンモライトを購入することが、より安全性を高めてくれるでしょう。

アンモライトの輝きを目にするとき、太古の地球に自然と思いを馳せてしまう人も多いのではないかと思います。鮮やかな色彩が視界の中で乱舞しているような錯覚を抱きます。古代人が太陽の光を凝縮したものがここには入っている！と思ったのにも素直にうなずけます。

アンモライトの生命力にあやかり、最高で最強な幸運を手にしたいものです。