パワーストーンを浄化する方法はいろいろあります。
水晶やトルマリンなど浄化力の高い別の石を使ったり、太陽や月の光、流れる水にさらす、地面に埋めるなど自然の力を借りたり、ハーブの煙や聖なる木の香りなど伝説や伝承にのっとって行う方法など、まさしく多種多様です。
このようなパワーストーンの浄化法のなかに、日本独特といってもよい手段があることはご存知でしょうか。
それは塩! 清めの塩を用いた浄化です。数ある浄化法のなかでも特に強いといわれているので、パワーストーン購入後に必ず行うリセットや疲れきった石を休息させるにはぴったりです。
しかし同時に石によっては変質させてしまうこともある、パワーストーン上級者向けの少し難しい浄化法でもあります。
効能や方法、注意点についてご紹介しますので、必要に応じて試してみてくださいね。
死の穢れをはらう清めの塩
日本では葬儀やお墓参りのあと、帰宅する前に塩をまく風習が今でも残っています。
古来の宗教である神道では死を穢れとして考えていました。日本神話を記した古事記や日本書紀にも、死の国を穢れとして描くエピソードが随所にあります。その穢れに触れたあと、悪しきものを祓い清めるために昔から塩が用いられてきたのです。
もともと塩には殺菌洗浄作用があります。食物を塩漬けにして保存したり、うがいやものを洗うときに塩水を利用するなど、生活の知恵として使われてきました。
同時に腐敗を止めたり病気を予防する塩は、目に見えない厄や穢れを落とすものと思われたのでしょう。死の穢れを祓う道具として塩が選ばれたのも納得できます。
このような伝承と伝統を持っている日本ですから、パワーストーンの浄化に塩を応用するのも当然の発想かもしれません。
塩でパワーストーンを浄化する方法
塩でパワーストーンを浄化する方法は大きく分けて2つあります。
一つは塩そのままを使う方法。もう一つは塩を水に溶かして浄化する方法です。
基本的な考え方や注意点は同じなので、好きな方を選んで浄化しましょう。
それぞれの具体的な方法は以下の通りです。
■①塩をそのまま使う方法
やや深めの器に塩を多めに入れます。塩は食塩ではなく天然塩を使いましょう。
その塩の上に浄化したいパワーストーンを置きます。気になるなら和紙か木綿の布をしいいてもいいでしょう。
そのまま一晩からまる一日置いてください。
また、石のパワーがとても弱く感じるようなら塩の中に埋めるとさらに浄化力が増すといわれています。和紙や木綿で包んでから埋めても効果は同じなので、直接塩分に触れさせたくないときはおすすめです。
最後に石を流水でよくゆすぎ、水気を拭き取って乾燥させれば完了です。
加工塩ではなく天然塩を使うのが基本ですが、最近では岩塩が人気です。特にヒマラヤ産の岩塩はパワーストーン用の浄化グッズとして販売されています。
使い方は通常の塩と同じですが岩塩は粒がさざれ石のように大きく、なかには水晶の結晶のような塊もあります。むしろ水晶のさざれ石やクラスターのイメージで使う方が合っているかもしれません。岩塩の塊やチップを敷き詰めた皿の上に、浄化したいパワーストーンを直接置いておく方法です。塩であることは変わらないので、浄化の後は必ず真水で洗ってから乾燥させてください。
■②塩水を利用する方法
約3.5%の塩水を作ります。これは海水の塩分濃度とほぼ同じです。100ミリリットルに3.6グラムの天然塩を溶かすとちょうどいい濃度ですので、この割合を基準にしてみてください。
きれいな器に塩水をいれ、その中にパワーストーンを浸します。そのまま一晩置いておきましょう。翌朝、流水で良くゆすいでから水を拭き取り乾燥させます。
塩を使う浄化はどちらの方法を取るにしても、浄化後塩分をよく洗い流して乾燥させてください。塩分は意外と残りやすいので注意が必要です。
例えばブレスレットに使う天然石ビーズだったらゴムを通す穴も気をつけましょう。なかで塩が溶けて固まるとゴムが通しにくくなったり切れたり劣化する原因となります。
塩分は浄化の力が強い反面、金属を錆びさせたりアクセサリーパーツを劣化させる可能性があります。浄化する時は必ず石以外のパーツは外しておくことです。また、パワーストーンのなかには塩分が苦手なものもあります。
塩分や水分が苦手なパワーストーンに注意
前述したように塩を使った浄化法は必ず塩と水を使うことになります。実はパワーストーンのなかにはこの塩分と水分に弱い石が意外に多くあるのです。
つまり塩による浄化法は石を選ぶ浄化法だということになります。
無理に塩で浄化すると変色したり変質したり、なかにはヒビが入り下手をすると割れてしまう可能性がありますから、必ず石の特性を調べてから行いましょう。
以下のリストは塩や水が苦手な代表的なパワーストーンです。これらの石は別の浄化法を利用してください。
■塩が苦手なパワーストーン
アンバー、アズライト、オパール、カルサイト、クリソコラ、コーラル、スギライト、セレナイト、タイガーアイ、ターコイズ、チャロアイト、パイライト、パール、フローライト、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ
■水が苦手なパワーストーン
アンバー、インカローズ、カルサイト、クリソコラ、コーラル、スギライト、セレナイト、ターコイズ、チャロアイト、パイライト、パール、フローライト、ブルーレース、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ
塩や水が苦手なパワーストーンの特徴は微細な穴が空いていること、水に溶ける性質を持っていること、鉱物ではない有機質の石であることです。
多孔性石の代表はターコイズでしょう。ターコイズは小さな穴がいくつも空いており、水の吸収率も高い石です。溶けた塩分や水分が入り込むことで変色や劣化の危険性があります。
穴がなくても鉱物としての特性上、ヒビが入りやすいカルサイトなどはやはり注意が必要です。塩分が溶け込んでヒビの中で結晶化すると見た目も悪くなりますし、破損の原因にもなります。
マラカイトは顔料として有名です。昔は粉にして岩絵の具として使いました。水に溶け塩分の影響を受けることで変色することがあります。ブレスレットのビーズとして使う時は汗に気をつけなくてはいけないパワーストーンの一つです。
アンバー、コーラル、パールといった有機物から生まれた石は総じてとてもデリケートです。マラカイトと同じように汗がついただけでも劣化しますから、当然塩や水にも弱く簡単に変質してしまいます。絶対に塩で浄化をしてはいけません。
ここで挙げたパワーストーンは塩や水に弱い代表的な石ですが、このリストに名がない石なら大丈夫というわけではありません。
パワーストーンはどんどん種類が増えており、同じ石でも違う名前が新たにつけられて売られていることすらあります。気がつかずに塩で浄化して石を傷つけてしまう可能性があるのです。
浄化方法については購入する時に忘れずに確認しておきましょう。
塩による浄化法を使う時は石についてしっかり調べておこう
日本に古くから伝わる清めの塩はとても強い浄化法で、パワーストーンにも応用できます。購入時のエネルギーリセットや石の休憩用としても、高い効果が望める浄化法です。
しかし金属を腐食させる塩はパワーストーンにとっても影響が強いもの。なかには塩分や水分に触れさせてはいけない石もあります。
塩で浄化をする前にお持ちの石について十分調べておき、購入したお店でも適した浄化法を確認しておきましょう。清めるために行った浄化法でパワーストーンを傷つけないように注意してくださいね。
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