天使由来の名を持つエンジェライトは、見ているだけで安らぎを感じられる石です。淡いブルーが柔らかく、癒しと安心感を与えてくれます。
天使の羽を実際に見たことはありませんが、きっとエンジェライトのように優しい色合いなのかなと、思わせてくれる石です。ブルー系の石はクールになりがちです。
ですが、不思議とエンジェライトは違います。優しく澄み渡る、淡い青空の色だからでしょうか。自然と波立つ心も凪いでいきます。
エンジェライトとは
エンジェライトは、ナスカの地上絵で有名な、南米ペルーのナスカが原産地です。ナスカの未知なる世界観が息づく土地で産出されるのも、不思議なめぐり合わせです。
名前の語源はギリシャ語の天使からです。和名は硬石膏という、いささか可愛げのない名になります。ストロンチウムという名を聞いたことがあるかもしれません。放射能のひとつです。このストロンチウムを含むことで美しい青色に発色しています。
とはいえ、エンジェライトに含まれるのは自然放射能ですので、心配には及びません。自然界にあるものですので、被爆というような物騒なことにはなりえないのです。
硬度は弱く3.5しかありません。ゆえに、すぐに割れてしまいます。衝撃に弱い石という認識を持たないとすぐに壊れてしまいます。
往々にして美しいものは儚げで繊細なものです。気づけば消えてしまっているかも・・と思う方がロマンチックですね。柔らかいガーゼなどにくるんで保管しておけば、安心です。工夫して末永く大切にして欲しいと思います。
エンジェライトの意味
エンジェライトは、原石が一番美しいとされています。まさに天使の羽のように地面から羽が突き立てられているように見えるのです。
エンジェライトの意味も、加工される前の原石の状態のものから来ているのでしょう。加工してビーズにしてしまうとくすんでしまうので、残念です。それでも十分に美しいのですが、原石の奇跡とも言える優美さには敵いません。
真珠のように灰色がかった青色は、磨けば磨くほど光沢を有し輝きます。天使が微笑んでいるようにも見えますね。天使と直結した意味を持つ石であるがゆえに、人気も高いです。
愛や安らぎという意味と共に、夫婦愛などの意味もありますから、冷え切った夫婦関係に悩んでいる時など、インスピレーションを与えてくれるのではないでしょうか。愛というテーマと直結していますので、多様な愛の嘆きを引き受けてくれます。
エンジェライトの青色は、涙の色なのかもしれないという解釈もあるくらいなのです。いずれにしても、悩める人々を慰める石であることは、私たちにとって心強いばかりです。
エンジェライトの石言葉
エンジェライトの石言葉は、優しさと許しに満ちています。
まさに天使!「人の罪を許す」「自分への愛と許し」「夫婦の愛を再び」「癒しとやすらぎ」などです。
エンジェライトの石言葉を見ると、ひとつも責め立てるような、強い言葉がありません。それよりも許しというキーワードで繋がっているように思えます。昔から罪を憎んで人を憎まず・・という言葉がありますが、エンジェライトはその言葉を地で行く石なのです。
自己犠牲的な心を有している人は、ついつい自分を罰してしまいます。けれど、エンジェライトは自分をも許しなさいと教えてくれているのです。もし周囲に、自分を裁きすぎている人がいたら、是非エンジェライトを紹介してあげてください。
逆に他者に対して厳しくあたってしまう人、人の失敗に過敏になってしまう人にもエンジェライトは許しの大切さを教えてくれます。意味を伏せて、性格の厳しい人に贈り物として渡すのも良いかもしれません。少しでも変化が現れたら、それはエンジェライトの力によるものでしょう。
エンジェライトの効果
エンジェライトのテーマは一貫して愛です。愛と許しがエンジェライトの強みと言えます。広がる愛はまるで大海原のように優しく温かみがあります。
愛を欲していながらもその愛に猜疑心を持つ人は、エンジェライトの持つ力で自分を許し、自分を雁字搦めにするものから開放してあげることができます。
その後に訪れる安らぎや癒しは、エンジェライトが放つ第二波ともいうべきものです。愛で心を解き放ち癒しの効果で持ち主を、さらなる世界へと引き上げてくれます。
悲しみと苦しみにのたうつ日があっても、最後は愛と許しに到達できる・・ということを端的に教えてくれる石なのです。様々な愛に苦しむ人にこそ、必要な石であり、効果が期待できます。
毎日働き詰めで、自分を見失うような生活を余儀なくされている人には、体調を改善させて疲れを残さないように、働きかけてくれるのも嬉しい効果と言えるでしょう。自分の中に枯渇するものを感じたら、そのときこそエンジェライトの出番です。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
エンジェライトの相性
エンジェライトとの相性は、やはり同系の石が最適です。愛と癒しを掲げた石とは、無条件に協調関係を築けます。
例えばヒーリングストーンとして、一目置かれるラリマーとエンジェライトは、平和というキーワードで結ばれています。
世界的に紛争や諍いが多いこんな時代だからこそ、この組み合わせが力を発揮するのかもしれません。また、アクアマリンも美しいブルーの石です。エンジェライトが空の青だとすると、アクアマリンは海の青と言えます。
両方とも心の傷を癒すという意味がある石なのでトラウマを抱える人には、最大の癒しになるでしょう。石にも色々ありますが、癒しというテーマの石とエンジェライトを組み合わせましょう。
夫婦愛の再確認をしたいときにはローズクォーツと一緒にするとお互いが素直になれます。親子の愛を深めたいのならモルガナイトとの組み合わせが安心です。
エンジェライトの浄化方法
エンジェライトは、弱点の多い石です。硬度が低いので衝撃に極めて弱く、水にも弱いのです。なので水の浄化は厳禁ですし、無理な取り扱いはあっという間にエンジェライトを姿なきものにしてしまいかねません。
浄化も慎重にしてください。
月光浴などが一番安心な浄化方法です。
月の出ている晩に、窓辺に置くだけでひと晩かけて浄化されていきます。癒しを持ち主に放出しているので消耗が激しくなります。こまめに月の晩に浄化してあげてください。
エンジェライトの偽物との見分け方
エンジェライトにはよく似た石があります。エンジェライトと同じ成分、硫酸ストロンチウムを主成分として青みがかった色になった石で、セレスタイトです。天青石と呼ばれるこの石はいわば、エンジェライトの親戚のような石です。
ということで一部には故意か無知か、セレスタイトをもって、エンジェライトとして流通させているところがあります。お互いに素晴らしい特性を持った石なので、偽物かのように言われるセレスタイトが気の毒にもなります。
見分け方は、セレスタイトの方が透明感があるということです。エンジェライトはもっと、しっかりとした不透明感がありますので、透明度で判断できるでしょう。
そのほかには、偽物はあまり出ていないようです。偽物を掴まされたという情報も少ないので、心配するほどではないのかもしれません。
まとめ
愛を体現する石は数多くありますが、大抵が愛をテーマにした石はピンク系であることが多いはずです。エンジェライトは青系の石であることから、意外性があります。その意外性に惹かれてエンジェライトを持つようになる人も多いようです。
甘い色が苦手だけれど、愛と親和性のある石が欲しいときにエンジェライトは最適です。ふんわりとした中に凛としたものが内在した石です。これからも愛に悩む人々のよすがになることでしょう。
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