オニキスの漆黒は、煌く黒です。艶やかで滑らかなオニキス。
闇を纏うように重厚でありながら、華やかさを失うことはありません。心が内向きに閉じているとき、オニキスは無理やりその心の鍵をこじ開けようとはせずに、じっとこちらの様子を見守ってくれているかのようにも思えます。
オニキスとは
オニキスは、ガラス質に見えるので一瞬ガラスでは?と思ってしまいがちですが、鉱物学的には黒瑪瑙です。水晶と同じ石英に属します。
瑪瑙というと縞模様が連想されますが、現在は黒瑪瑙と言えば、漆黒の他の色が混じらない瑪瑙を指します。
産地は様々で日本以外にも世界各国で産出されることから質の良いものでも、然程高価にならないのが嬉しいところです。
世界中から産出されるので、オニキスによる逸話は世界に広がりをみせています。不吉だと忌み嫌われた事もあれば、強力な魔力でもって、持ち主を守るとも信じられ、多様な側面を持ち合わせる石です。硬度は石英グループなので、低くはありません。
水晶と同じく、7ありますので破損の心配で過敏になることもありません。保管には扱いやすい石と言えると思います。
漆黒の天然石なので、表面を削り龍を彫ったり、装飾品としても人気が高い石です。そのままでも十分美しい黒い石ですが、人工的に装飾を施しても素晴らしいことで知られています。
オニキスの意味
オニキスは世界各地で知られた石です。ヨーロッパにおいてはその昔は魔女の石と恐れられていた時代もありました。
具体的には、悪い夢を見せるとか、恋人や愛するもの同士がこのオニキスを身につけると、かならずその愛情は引き裂かれるというような意味で、オニキスは嫌われていたのです。あまりにも深い黒なので、どこか恐れのようなものが芽生えた結果なのかもしれませんね。
その後、カトリックの宗教者たちが、オニキスを誘惑から自分の身を守る守護石として、身につけるようにもなりオニキスの名誉は挽回されました。
一方、東洋ではインドの行者が修行にオニキスを使用していたそうです。オニキスを身につけると修行を妨げる悪しきものが消え去ると信じられていたのです。
やはり、意味合いとしては西洋も東洋も同じく「魔除け」というものに特化しているのがわかると思います。現代でも、魔除け的な意味が根強く、自分を守るものが欲しい時にオニキスを選ぶ人が多いようです。
オニキスの石言葉
オニキスの石言葉は、「邪念や邪気を祓う」「精神力を鍛え抜く」「運動能力の開発」「忍耐力を高める」「夫婦和合」等があります。
邪念や邪気を祓うのは、オニキスのイメージそのままです。悪しきものを祓い清める事ができるというのは、古代から信じられてきたオニキスの一番得意な分野です。また、精神力を鍛えるというのも頷けます。オニキスは自らの中に棲みつく魔を排除します。
自らの中に棲む魔とは、即ち怠け心などの惰性です。この惰性に勝利した時に、精神力は向上していくのです。その流れの中に運動能力の開発というものや忍耐力もあります。
アスリートがオニキスを好み、ブレスレットにして身につけているのをよく見かけますが、これらもオニキスの持つ石言葉に裏打ちされているようです。オニキスによって鍛えられた精神力は、運動における忍耐力に拍車を掛けます。根性という言葉とオニキスはピッタリシンクロするのです。
最後に、意外に思われるかもしれませんが、オニキスは夫婦和合の石言葉もあります。長年連れ添ういぶし銀のような夫婦に、オニキスは寄り添います。終生夫婦が幸福に人生行路を歩めるようにサポートし守ってくれるということでしょう。
オニキスの効果
オニキスの効果は、持ち主を危険から守る魔除けとしての効果が一番絶大です。他にも魔除けになる石は多々あるのですが、黒系の石にその傾向が強いようです。
オニキスも、黒い石ですので魔除けの筆頭格として存在感を示しています。ただ闇雲に持ち主を過保護に守る、というものではなく自助努力を強いる石です。
自らが自己変革しなくては、力を差し伸べてはくれません。努力に至る途上において、強く持ち主を守る石なのです。ゆえに、オニキスはアスリートにとって良い守り石になります。
自己鍛錬の上で自己実現を目指すアスリートにとってオニキスは成長と結果を授けてくれるのです。多くのアスリートに好かれるにもわかりますね。オニキスは成功の象徴とも言うべき石です。試練に耐えたあとはその褒美として、必ず成功を与えてくれます。
そういった意味で決意の上に何かを成し遂げたい人には、効果絶大です。魔除けとして古代から大切にされてきた石です。持っていれば、オニキスの加護で禍々しいものから持ち主をガードしてくれます。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
オニキスの相性
オニキスは、魔除けという意味の強い石なので、用途も魔除けというようなことに偏るかもしれません。であるならば、相性の良い石も自ずと同系のものになるでしょう。
オニキスは和名を黒瑪瑙といいますが、同じ瑪瑙でも目玉のような見た目が特徴の天眼石というものがあります。この石も瑪瑙です。アイアゲートと言われる石で、ダライラマ14世も身につけている石です。
天眼石は非常にパワフルな石で、オニキスを上回るかもしれない効力があります。魔物の類に強い石です。魔に魅入られることのないように持つ石とされています。魔除けというものを重要視するのなら、これほど相性の良い石はないでしょう。いささか強すぎて、持っていると疲れるかもしれませんが、頼もしい組合わせになります。
次に、石以外の相性についてです。オニキスは魔除けとして、家人を守ります。もし家の中でオニキスを置くのなら、鬼門と言われる北東に起きましょう。
昔から、鬼門から魔物が出入りすると言い伝えられています。この鬼門を封じるのです。家の中の空気が濁っていると感じた時には、この方法を試してみてください。
オニキスの浄化方法
オニキスは、染色されているものが多いので水での浄化はやめたほうがいいでしょう。特に真っ黒なオニキスは染色され市場に出回ります。
染色は、瑪瑙にとって当たり前の事なので別段怪しいことではないのですし、力がないということもありません。また太陽の光を用いた浄化も、退色の原因になりますから控えましょう。セージや月光浴がオニキスには合っていますので、参考になさってください。
オニキスの偽物との見分け方
その昔、黒瑪瑙と言われるものは現在のオニキスのように漆黒の石ではありませんでした。白い筋目があり、その筋目が爪に見えたことからオニキス=爪という名が付けられたそうです。
漆黒のオニキスは染色されて敢えて、黒くされています。こういった経緯から、オニキス自体を偽物扱いする人もいます。
しかし瑪瑙の染色は珍しいことではなく、ポピュラーなことです。オニキス自体が実は黒瑪瑙の偽物・・という考えもありますがそれは本当ではありません。それも含めてオニキスなのだという認識を持つ事が正当です。
もし純天然のオニキスが欲しい時には黒瑪瑙の縞入りを購入してみてください。
また、オニキスはあまりにも黒くて光沢があることから、ガラスをオニキスに模して販売されることもあります。しかしこれはガラスであればすぐに見破れますから、心配はないでしょう。
まとめ
日本人の瞳も黒いので、オニキスの黒に関して、不吉に思うこと自体が少ないと思います。しかし西洋ではその昔、オニキスが不吉極まりないものに映ったのです。
歴史の中で多様な価値観で邪険にされたり、重用されたりオニキスの価値が固まるには時間がかかりました。現在のように、多くの人がお守り石としてまたは、アクセサリーとして持つようになったことは、大変喜ばしいことです。
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