ムーンストーンのイメージと言ったら、シラー(光)効果のある優美な石ではないかと思います。オレンジムーンストーンと聞いても、今ひとつしっくりこないかもしれませんが、オレンジムーンストーンは同じムーンストーンでもエネルギーが異なります。
どちらかと言うと陽性の力に満ちています。一度手に取ると、瞬く間にファンがつくのは、オレンジムーンストーンが陽気な石だからかもしれません。
オレンジムーンストーンとは
オレンジムーンストーンは、従来のムーンストーンと同じで長石グループに属します。和名を月長石といいます。
ムーンストーンの属する長石には、様々な複雑な種類があり親戚が多い石と言われています。親戚名を挙げると、太陽の石と言われるサンストーンは灰曹長石、宇宙の石と呼ばれるラブラトライトは曹灰長石、妖しい赤い光を有するアンデシンは中性長石、青い光を放つブルームーンストーンはカリ長石と同じ長石でも、様々な種類がありそれぞれに確たる世界観を有しています。
その中でオレンジムーンストーンは一番ポピュラーなムーンストーンと同じ、月長石です。
しかしその意味はどちらかといえば、サンストーン寄りとも言われています。
陰陽のバランスを考えたときに、ムーンストーンは陰に属します。しかしオレンジムーンストーンは、明るい石なので陽に属すると考えられています。昼間に浮かぶ月、または闇夜を照らす明るい橙色の月・・という感じでしょうか。
オレンジムーンストーンの意味
オレンジムーンストーンの意味は、ムーンストーンの持つ予知能力や神秘的な体験などを踏襲するかたちで、更にオレンジムーンストーン独自の意味もプラスされています。
何れも陽性の意味合いが主たるもので、ムーンストーンらしからぬ、人間で言うところのお転婆な雰囲気で満ちています。
それは後ほど語るとして、ここではムーンストーンの意味について、言い伝えなど含めてお伝えしようと思います。
ムーンストーンは、古代より大切にされてきました。古代インドでは、聖なる石として神聖なものとして扱われました。農夫は、豊作を祈願して農作機にムーンストーンをぶら下げていたといいます。また、ヨーロッパでは旅人を守る石として、旅する際にお守りとして持ち歩きました。
現代とは違い、徒歩や馬、船の旅は危険がいっぱいでした。夜の闇も現代とは比べ物にならないほど深く、常闇というような漆黒でした。
月の出ない朔の晩は、さぞかし恐ろしかったでしょう。そうした夜への恐怖を緩和し、月の化身を持つことで、旅人は安心を得られたのです。確かにうっすらシラーの出るムーンストーンは、どこか神秘的で、この世ならざる力を秘めているように感じます。
昔の人々が、信仰に近い意味を見出したのは理解できますね。
オレンジムーンストーンの石言葉
オレンジムーンストーンの石言葉は、「劣等感からの解放」「明るさを取り戻す」「幸福な予知能力を高める」などです。
この他にも本来ムーンストーンが持つ「女性的魅力向上」「旅路を守る」「予知能力を増す(ネガティブな予知含む)」なども追加されます。
ムーンストーンは瞑想とよい相性を持っています。ムーンストーンを持ちながら瞑想すると夢の中でお告げのように予知夢を見ることが多いようです。
本来のムーンストーンは、迫り来る危険を予知し、人をその厄災から守るということがありますが、オレンジムーンストーンはサンストーンに似た特性を持ち、月の石でありながら同時に太陽の性質をも持ち合わせるので、明るい予知夢を見られるのです。
夢だけでなく、白昼夢や直感として外に出てくることもあるようです。さらに、誰でも多かれ少なかれ劣等感を持って生きていますがオレンジムーンストーンは行き過ぎた劣等感から、持ち主を開放してくれます。
このような石言葉は自信を打ち砕かれ、悩みの淵にのたうつ人には、この上ない希望になると思います。
オレンジムーンストーンの効果
オレンジムーンストーンの効果は、長石グループの共通する能力をそのまま持っています。その能力とは「予知能力」や「直感力」です。
人間はもともと、シックスセンスを持ってこの世に誕生すると言われていますが、神秘性を否定する唯物主義の蔓延る現代においては、退化していくしかない状態です。
長年生活していると、現代の便利なものに依存して、自らの危機管理能力を封印してしまうのです。その閉ざされた力を今一度、開花させてくれるのがムーンストーンを含む長石グループの能力です。
その中でも、オレンジムーンストーンは本来ムーンストーンが持つ、神秘性と内省的な感受性プラス明るい太陽の光にも似た陽性の力も持ちます。
効果としては自分にもたらされる幸福を予知する力です。これからこのように良くなる、ということを具体的に示してくれるのです。ポジティブな予知とでも言うのでしょうか。非常に明るく希望に満ちた石です。
※これらの効果は現代医学・科学で証明されているものではないため、ご注意下さい。
オレンジムーンストーンの相性
オレンジムーンストーンの相性は、灰曹長石のサンストーンです。同じ長石グループですが、サンストーンは太陽の申し子のような石で、明るく持ち主を照らしてくれる石です。
オレンジムーンストーンも、サンストーンに似た効果があるので、このふたつを合わせて持つと、毎日を元気に過ごせます。
ですが、オレンジムーンストーンはサンストーンのように前に出る石ではありません。程よく元気過ぎる雰囲気を緩和してくれます。また、旅人の石と言われるムーンストーンの端くれですから、ターコイズとも相性が良いです。
ターコイズも旅を守る石ですので、この二つをも持てば安心ですね。しかも、オレンジムーンストーンは陽気な石なので、楽しい笑いに満ちた旅ができることでしょう。
海路の旅をする予定なら海の旅を守ることで知られる、アクアマリンとの相性が最適です。兎に角旅するときには、オレンジムーンストーンと覚えておくと良い思い出に溢れた旅行になると思います。
オレンジムーンストーンの浄化方法
オレンジムーンストーンの浄化方法は、何といっても月光浴につきます。長石グループは、月との相性が抜群なので月の出ている晩に、月の光が注がれる見晴らしの良い場所で浄化してあげることが、何よりの方法です。
浄化だけでなくエネルギーもチャージできますので、翌日からパワーアップしたオレンジムーンストーンを感じることでしょう。
ほかには水での浄化や水晶での浄化にも向いています。
オレンジムーンストーンの偽物との見分け方
オレンジムーンストーンの偽物は、サンストーンであるとかカーネリアンなどをオレンジムーンストーンとして販売している悪質な業者があるようです。
サンストーンは、同じ長石グループなので、もしかしたら見分けるのに苦労するかもしれませんが、見分ける方法はシラー(光)の出方です。
サンストーンは、シラーがレピドクロサイトという鉱物の影響で、ウロコのような赤い雫を飛ばしたように映ります。
オレンジムーンストーンとは明らかに異なりますので、そこで見極めてください。カーネリアンは色の雰囲気が似ているだけでシラーが出ませんので、容易に判別出来ると思います。
中にはプラスチックの偽物もあるようですが、ムーンストーンはある程度重量感がありますから、プラスチックのような軽さはありません。重さなどに注視して、見極めてください。
まとめ
ムーンストーン自体がとても魅力的な石です。神秘性と優美さを兼ね備えた、月の女神を彷彿とさせる石です。そのムーンストーンの中にあって、異彩を放つのがオレンジムーンストーンではないでしょうか。陽気なお喋りな石というイメージが広がります。元気になれる石なので、是非持っていて欲しいと思います。
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