襟元からちらりと見えるほくろには、可愛らしさやセクシーな印象があります。男性よりも女性の胸元にあるほくろの方が、魅力的で愛情を高める効果があるとされています。胸のほくろは冬場ですとほとんど服で隠れてしまい、夏場になると気にするといった感じでしょうか。
胸のほくろは、気にしていない人、数や大きさでコンプレックスを感じている人など、その受け止め方は様々なようです。しかし、ほくろには、それなりの意味があることが知られています。
ほくろ占いでは、顔のほくろのみならず、体全体のほくろでもいろいろなことがわかります。特に胸やデコルテあたりのほくろは、その現れている位置で恋愛運や恋愛の傾向などが読み取れるとされています。
胸のほくろの意味とは?
基本的に胸にほくろがある人は、男女を問わず愛情に深く、家庭的なことを示します。結婚生活は充実するはずです。胸のほくろはその現れている位置や本人の性格によっても変わってきますが、大筋は変わりがありません。鎖骨や乳房、乳首など部位をより細かく分類して、恋愛運や恋愛などの傾向をつかむことができます。
この胸のほくろは位置だけでなく、大きさや色の濃さ、形も重要な要素となります。色や濃さで見てみると活きほくろと死にほくろがあります。
活きほくろは、色が真っ黒でツヤがあり、若干盛り上がりがあるもので、幸運を引き寄せるなど良い意味合いとなります。一方、死にほくろは、色が薄茶でツヤがなく、平坦か凹んでいるものを指します。こちらのほくろは運勢が低迷するといった意味合いとなります。
ですから、同じ位置に現れているほくろでも、その色合いなどで意味が強まったり弱まることになります。
それでは、この胸のほくろの意味などを位置別にパターンを挙げて解説していきます。
1:胸の上部のほくろ
胸の上部にほくろが現れることがあります。この場合、愛情が豊かで恋愛に対しては純粋な気持ちを持つとされます。かけられた言葉をストレートに受け取ることができます。純粋で騙されやすく、その分傷つきやすい面もあります。
このほくろは「セクシーほくろ」とも呼ばれ、異性を惹きつける色気にあふれ、非常にモテるとされます。モテるとは言え、恋愛に一途なので、浮気や二股をすることは、まずないはずです。交際をしてうまく行かず別れる際は、話がこじれやすいとされます。性格的に別れをなかなか切り出せず悩むことが多いようです。信頼できる第三者を立てるとうまく行きます。
また愛情が豊かなので相手に浮気されても許してしまう傾向にあります。恋愛運・家庭運が良好なので最終的には望む幸せがつかめるはずです。
2:鎖骨付近のほくろ
胸の上部で鎖骨付近にほくろが現れることがあります。鎖骨の少し下の辺りは除きます。この場合、恋愛運や家庭運が良好な上にコミュニケーション能力に優れ、人を魅了するとされます。誰に対しても愛想が良く、話し上手で聞き上手なので好感を持たれます。老若男女を問わず幅広い交友関係が築けます。周りに人が集まりやすい素質を持っています。意中の人に対しては、自分の気持ちを積極的に伝えれば通じるはずです。
このほくろの場合、活きほくろなら意味合いをより一層強めるのですが、死にほくろの場合、意味を弱めるだけではありません。モテ過ぎる分、周囲の同性から嫉妬や誤解、嫌がらせを受ける可能性が強まります。それでも社交性が高いので、怒りなどを表に出さずに笑顔で乗り切れるはずです。
3:胸の端でわきの下付近のほくろ
胸の端でわきの下付近にほくろが現れることがあります。胸の外側とも言える位置で、なかなか見つけにくいかもしれません。
この場合、恋愛運や家庭運が良好な上に、出会い運と愛情運が高まるとされます。この出会いは、かなり幅広いもので、恋人や結婚相手の他、新しい家族、仕事仲間、生涯の友、恩師などが考えられます。出会いをきっかけとした結婚運や家庭運、子宝にも恵まれるはずです。
しかし恋愛を始めた途端に同性の友人との関係性を疎かにする傾向にあります。恋愛とのバランスを取った方が良さそうです。またズバリわきの下にほくろがある場合、自分からアプローチするよりも受け身で待った方が良い出会いにつながると言われています。
4:胸の谷間のほくろ
胸の真ん中の辺り、女性なら乳房の谷間にほくろが現れることがあります。この場合、恋愛運や家庭運が良好なのはもちろん、何事にも情熱的とされます。感情に流されやすく、気まぐれな面もあるようです。
恋愛運はきわめて高く、人を惹きつける魅力にあふれています。恋愛関係になると主導権を握りやすいとされます。相手に対して情が深く大切にするので、結婚すれば円満な家庭が築けます。
好奇心が旺盛でいろいろなものに興味を持ち、多趣味とされます。協調性に欠けるのですが、全般的に運勢は好調となるはずです。性格的には熱しやすく冷めやすい人が多いと言われています。活きほくろの場合、意味を強めますが、死にほくろだと、対人関係のトラブルに遭いやすいようです。
5:乳首周りのほくろ
乳首周りにほくろが現れることがあります。この場合、恋愛運や家庭運が良好なことはもちろん、愛情運が格段に強いとされます。
直感的な面も強く、一度好きと感じたら、とことん好きになり愛を注ぐことになります。恋愛相手や結婚相手に対して、愛したり愛されやすい要素を見つけることに優れています。
恋愛の対象となる年齢の範囲がとても広くなっています。年の差婚が多いことでも知られています。恋愛対象の幅が広いため、出会いのチャンスが多くなります。外見などよりも気持ちが通じ合うことを大切にしています。婚期の幅も広く、ある程度年齢を重ねても、結婚を諦めることはないようです。死にほくろの場合でも、幾分愛情が弱まる程度で、あまり影響はないようです。
6:乳房の内側のほくろ
乳房の内側にほくろが現れることがあります。この場合、恋愛運・家庭運は他の胸のほくろ同様なのですが、結婚が遅くなるとされています。「晩婚ほくろ」とも呼ばれ、なかなか結婚に踏み出せないことにつながるようです。
結婚運は、それほど良くなく、好きな人とは結ばれにくい傾向にあります。自分では気が付いていないのですが、潜在意識の中に結婚に対する自信のなさが潜んでいるとされています。
活きほくろの場合、晩婚でも好きな人と結ばれやすく、死にほくろの場合、晩婚の傾向が薄れるかもしれません。しかし死にほくろの方は、結婚運が低迷していることが災いして、良縁に恵まれなかったリ、結婚生活が不安定になる可能性もあります。
7:乳房の外側のほくろ
乳房の外側にほくろが現れることがあります。乳房の外側の斜面なので、胸の端や脇とは違うものになります。この場合、恋愛運・家庭運は他の胸のほくろ同様な上に、恋愛相手や結婚相手に対して献身的に尽くすとされます。
性格的に一途な面があり、懸命に愛情を捧ぐ傾向にあります。相手のことが好き過ぎて、周りが見えなくなることもあります。結婚すれば、より一層の幸せな家庭が築けるはずです。
一方で献身的な愛情などが悪用されて、騙されたり、いつの間にか浮気をされることも考えられます。本人は本気でも相手は、あまりその気がなく遊んでいる可能性もあります。素直に信じるのではなく、時には相手の態度などを疑ってみることも必要かもしれません。
8:胸の下部のほくろ
胸の下部にほくろが現れていることがあります。胸と呼べる範囲で乳房の下側辺りも含みます。この場合、恋愛運や家庭運が良好なのですが、自分の気持ちを伝えるのが苦手とされます。性格的に恥ずかしがり屋で人前に立ったり、意見を堂々と述べることを好みません。内向的な人が多いことでも知られています。
恋愛では意中の相手がいても、なかなか好きと言えずにチャンスを逃すこともあるようです。しかし恋愛運があるので、好きと言えなくても、うまく行くこともあります。
一方で、家族や友人を大切にするので、強い絆でつながれているはずです。強固な信頼関係を築くことに優れているので、自分でできないことがあっても、必ず助力を申し出る人が現れます。
9:鎖骨の少し下の辺りのほくろ
鎖骨の少し下の辺りで肩の前部となる範囲にほくろが現れていることがあります。この場合、恋愛運や家庭運が良好なのですが、恋愛に全身全霊を捧げてしまうとされます。誰が見ても絶対に幸せになれないはずの相手でも、好きになりやすいようです。恋愛をすることで危険性を伴うことになります。
一度好きになってしまうと、身を投げ打ってでも添い遂げようとします。盲目な恋愛にはまってしまい、大きな損をする可能性が高くなります。恋愛の際は、常に冷静でいるという意識を強く持つ必要があります。
このほくろが活きほくろの場合、これらの傾向が強まり、死にほくろだと、相手や自分が二股となったり、不倫などに巻き込まれることが考えられます。
10:胸の最上部のほくろ
胸の最上部の首元あたりに、ほくろが現れていることがあります。鎖骨と鎖骨の間の範囲とも言えます。この場合、人に対して優しいとされます。首に現れる要素が強くなるので、恋愛運や家庭運は、他の胸のほくろよりも弱めになります。
人に優しいだけでなく、人から甘えられることも多いようです。優し過ぎる面があり、その人のためには厳しくしなければならないのに擁護したりします。本当の意味での優しさに欠ける面があるかもしれません。
また家族間でのトラブルに遭いやすいとされます。家庭内暴力などが頻発したり、経済的にひっ迫することもあるはずです。本人が家族に迷惑をかけることも考えられます。運勢的に見てもあまり良くないので、慎重な言動が求められます。
11:鎖骨付近と乳首周りにあるほくろ
鎖骨付近と乳首周りにほくろが現れていることがあります。鎖骨の少し下の辺りは除きます。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好な上に、コミュニケーション能力に優れ、非常に強い愛情運を持つとされます。
人から好感を持たれ交友関係が幅広く、恋愛の対象年齢の幅も広いので、きわめて恋愛に有利となります。意中の人は逃すことがなく、惜しみなく愛情を注ぐので、望む幸せが手にできるはずです。モテ過ぎるので、嫌がらせを受けやすいことになります。しかし無理せず乗り切れる力を持っています。
両方活きほくろだと、恋愛や結婚に不自由することはなく、両方死にほくろだとしても、普通の人よりは恋愛運などが良いことになります。
12:鎖骨付近と胸の谷間にあるほくろ
鎖骨付近と胸の谷間にほくろが現れていることがあります。鎖骨の少し下の辺りは除きます。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好なのはもちろん、誰にも愛想が良く、話し上手で聞き上手となり、情熱的とされます。気持ちを積極的にアピールすることができ、人を惹きつけ魅了します。
恋愛運は格段に高くなり、主導権は常に握っていることになります。情に流されやすく協調性に欠ける面があります。結婚すれば、家庭円満になるはずです。胸の谷間のほくろが死にほくろだと、対人トラブルに遭遇する可能性が高くなります。
13:鎖骨付近と胸の上部にあるほくろ
鎖骨付近と胸の上部にほくろが現れていることがあります。鎖骨の少し下の辺りは除きます。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好な上に、社交性が高くコミュニケーション能力に優れ、愛情が豊かとされます。
周りに人が集まりやすく非常にモテます。その分、別れる際の踏ん切りがつきにくく、苦労することがあるかもしれません。性格的に純粋な面があり騙されやすいようです。
一途な性格なので、相手に浮気をされても許しやすく、自らが浮気することなどは、まずありえません。どちらのほくろでも死にほくろの影響は少ないようです。
14:胸の谷間と鎖骨の少し下の辺りにあるほくろ
胸の谷間と鎖骨の少し下の辺りにほくろが現れていることがあります。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好なのはもちろん、情熱的なのですが、恋愛に全てを捧げてしまうとされます。
恋愛運は非常に高く主導権を握ることになります。性格的に熱しやすく冷めやすい傾向にあります。情に流されやすく、幸せになれそうもない人に対しても、わき目もふらずに恋愛に突き進むようです。協調性に欠ける面もあるようです。
どちらのほくろでも死にほくろがあると、恋愛トラブルが尽きないことになるので、冷静に対処する必要があります。
15:胸の谷間とわきの下付近にあるほくろ
胸の谷間と胸の端でわきの下付近にほくろが現れていることがあります。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運に優れる他に、感情に流されやすく、出会い運に恵まれるとされます。気まぐれな面があり好奇心が旺盛なようです。
出会い運がもたらすものは幅広く、恋人や結婚相手、同僚や上司、生涯の友、恩師などがあります。結婚すれば幸せな家庭が築け、子宝にも恵まれます。人生は全般的に好調となります。
しかし恋愛に対する向き合い方によっては、友人と疎遠になりがちです。またこの二つがある場合、死にほくろの影響は少なめになります。
16:胸の下部と胸の上部にあるほくろ
胸の下部と胸の上部にほくろが現れていることがあります。胸と呼べる範囲で乳房の下側辺りも含みます。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好なのですが、性格的に恥ずかしがり屋で、純粋な気持ちを持っているとされます。自分の気持ちを伝えるのが苦手で内向的な人が多いようです。
愛情が豊かで異性を惹きつける魅力にあふれています。恋愛に一途なので、浮気をすることはほとんどありません。家族や友人を大事にしているので、困った時は助力が得られやすいとされます。この二つがある場合、死にほくろだとしても最終的に幸せがつかめるはずです。
17:胸の下部と乳首周りにあるほくろ
胸の下部と乳首周りにほくろが現れていることがあります。胸と呼べる範囲で乳房の下側辺りも含みます。この二つの領域にほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好な上に愛情運が非常に高いのですが、内向的とされます。
意中の異性に自分の気持ちを伝えるのが苦手なようです。恋愛相手を直感的に感じ取ることができ、恋愛の対象年齢が幅広くなっています。恥ずかしがり屋なのですが、出会いのチャンスが多いので結婚を諦めることはないようです。強固な絆で結ばれているので、どちらかや両方に死にほくろがあったとしても、影響はほとんどありません。
18:胸全体にある複数のほくろ
胸全体に複数のほくろが現れていることがあります。胸のいろいろな領域に複数のほくろがある場合、恋愛運や家庭運が良好なことに違いはなく、人を惹きつける魅力にあふれ愛情に深いとされます。様々な部位の要素が加わり、マイナス要因を抑えてしまうので、基本的には、恋愛体質となり幸せな家庭が築けるはずです。
また現れているほくろ全てが活きほくろだと、その相乗効果によって段違いの幸せがつかめることになります。一方現れているほくろが全て死にほくろだと、恋愛運や家庭運は普通の人並みになり、対人関係のトラブルなどが続出する可能性が高まります。
まとめ:気が付かなかった恋愛傾向が見えてくる
ほくろ占いは、顔のほくろだけでなく、体全体のほくろでもいろいろなことが読み取れます。
その中でも胸のほくろは、現れている位置によって恋愛運や恋愛の傾向をより詳しく知ることができます。乳首周りでは、恋愛対象の幅の広がりがわかります。乳房の内側と外側でわかる意味には、性格的な要素が色濃く反映されるようです。鎖骨付近のほくろでは、コミュニケーション能力に優れることになりますが、鎖骨の少し下の辺りでは、恋愛に全てを捧げてしまうとされます。
比較的近くにある部位でも解釈の違いがあるので、誤解しないように的確に知っておく必要があります。いろいろな部位との組み合わせによるほくろを見た場合、マイナス要因は弱まり、プラス要因がより一層強まる傾向にあります。何気ない胸のほくろを見ると、今まで自分が気付けなかった恋愛傾向などの新しい一面が見えるかもしれません。