みんなで楽しく話している時に空気を読まず、自分の話を押し込んでくる人いませんか?
今、そんな話をしているわけじゃないのに、喜々としてモテて困る、なんて言ってみたり、仕事が忙しくて三徹したんだ、参っちゃうよねなどと、まったく参った様子もなく話しだしたりします。
いったいぜんたい、どこからふってわいたのかしらという話をしだす人がいたら、勘違い女子かもしれません。
周囲の人は困惑して苦笑いするしかありません。意外と多い、勘違い女子(勘違い女)の特徴を知っていきましょう。知っていれば、上手に避ける方法がわかるかもしれません。
勘違い女子(勘違い女)はうざい?迷惑?痛い?
周囲の空気が微妙になることには全く関心がなく、自分が自分がと話題を持っていってしまいます。
自分を認めてアピールや、かわいいでしょ、かわいそうでしょアピールと、自己主張がとてもうざいです。こんな人には絶対に相談話を持ちかけてはいけません。
最初こそ、ちゃんと話を聞いているようでも全く耳に入っていません。そのうちに自分の過去の栄光話や、モテる話にすり替わっています。
ところがその話自体、勘違いだったり思い込みだったりで本当のことではなかったりします。とくに男性の話に関しては、アピールが加速しますが、男性側からはドン引きされているのに全く気がつかないという非常に痛い人です。
このような勘違い女子は同性からも異性からも嫌われる傾向にあります。
同性からは空気が読めない迷惑な人と思われ、異性からはちょっと目が合っただけなのに、なんでそんなになれなれしいのだと気持ち悪がられるからです。
なぜ?勘違い女子になる原因・理由
基本的に人に良く思われたいという願望が強いのが原因です。今日は化粧が上手にできた、洋服が決まったなど自分のことをいいなと思える日は誰にでもあります。
ですが、自分のなかにとどめ、ちょっとにっこりするくらいで収まるのが普通の人です。勘違い女子はこれの歯止めがきかず、もっともっとと周囲を巻き込んで自分を褒めて、羨ましいと言って、自分はすごいのだ、かわいいのだとエスカレートした結果なのでしょう。
もしかしたら、もともと自信がなくコンプレックスが多かったけれど、人に褒められて気持ちよくなり、自信がついた結果、レベルアップしたと勘違いしたのが始まりかもしれません。
どちらにしても、自分を客観視できない、本当の自分の姿と自分が思っている像が一致しない人です。
勘違い女子の特徴4個[性格編]
■1. 自己中心的
自分の話は面白いはず、自分の笑顔をみんな見たいはず、自分はみんなの中心にいて当たり前と勘違いしています。自分のことをだれもが求めていると信じ込んでやみません。
自分はみんなから好かれているので何を言ってもいいと思っています。当然、態度も高飛車になってきます。結果、自分の話ばかりで人の話は聞きません。
むしろ、人が話しているところに乗り込んで、自分の話にしてしまいます。SNSに自撮り写真が圧倒的に多いのもこの性格からきているものです。
■2. 自意識過剰
根拠はまったくないのですが、自信があります。自分はかわいくて、かっこよくて、セクシーで、誰よりもなんでもうまくでき、人気があり、仕事ができると思っています。
そのため、男性とちょっと目が合っただけなのに、自分のことを好きなのだと思い込みます。
「あの人私に気があるのだわ、またなのね、困っちゃう。」「一人でいると告白されちゃうから、一緒にいて?」など、普通の人からするとどうしてそうなる?という発想につながります。
自分以外の人は自分より劣っていると思っているふしもあり、なにかと世話を焼きたがったり、仕切りたがったりする性格も、自分は優れているという自意識過剰からくるものです。
■3. 空気が読めない
友達とおしゃべりをしている時は、会話のキャッチボールです。情報交換や、たわいない話題で盛り上がりお互いの話すペースやタイミングを無意識にはかっています。
勘違い女子にはこれができません。
人が話している話題に、
「それ知ってる、この前やってたよね。」
「でさ、私思ったんだけどさ。」
「私の場合はね。」
「そんなことも知らないの?だめね、それはね。」
と割り込んだあげく、自分の話に持って行ってしまいます。
これをやられた友達は、会話を続けることもできませんし、かといって注意するのも面倒なので、苦笑いをするしかありません。場の空気が悪くなったり、みんなが引いてしまっていたりする空気を読むことができません。
■4. 妄想力が強い
惚れっぽく、ちょっと優しくされただけで、男性が自分のことを好きなのだと思い込みます。ここからは脳内で妄想が繰り広げられます。
「あの人今、私のこと見つめていたわ。そういえば最近、なにかと視線を感じるのだけれど、きっと彼ね。どうして目が合うのかと不思議だったけど、彼、きっとずっと私のこと目で追っているからだわ。」
「あまりタイプじゃないけど、どうしても私が好きなら友達くらいならなってあげてもいいかしら?でも、毎週デートに誘われたら、忙しくなってしまうのも困るわね。」
実際は変わった格好をしている浮いた存在をたまたま見つけてしまって、運悪く目が合っただけ、というのが本当のところです。
勘違い女子の特徴7個[態度・行動・発言編]
■1. いつも上から目線
常に自分は他者よりも優れている、と思い込んでいるので常に態度や会話、発言が上から目線です。
恋愛相談などした日には、
「そんなんだからだめなのよ。」
「なんでわからないの?だから上手くいかないのよ。」
「どうしてそんな人がいいの?私なら願い下げよ。」
と、知ったかぶりで余計なアドバイスをしたがります。実のところ、あまり恋愛経験は多くないのでどこかで聞きかじったか、雑誌の受け売りなので、当たり前のことしか言えないし、内容が薄っぺらです。
それでも、本人は私が教えてあげて正解よ、とでも思っているのです。下に見た人には優しいのですが、マウンティングし続けるので友達はできません。
■2. 食事代は払わない
勘違い女子は、合コンやデートなど男性が絡んだ食事や飲み会では絶対にお金を払いません。バブル期ではあるまいし、現代はカップル同士でも食事は割り勘というのも当たり前の時代なのに、前時代的考えの持ち主です。
たとえ男性が払ってくれても、ごちそうさまとお礼をいい、少し出すねと支払うなり、じゃあ、次の機会は、次のお店は私に払わせて、というなりするのが今の女性の常識ではないでしょうか。
勘違い女子は、私が一緒に食事をしてあげたのだから、男性が支払うのが当然でしょ?と思っています。あるいは、私と食事ができて、幸せでしょ?くらい思っているかもしれません。
■3. 自慢話が多い
自分が大好きで、いつも誰かに褒めてほしい、すごいと思って欲しい、認めてほしいと思っているので、会話は自然と自慢話が多くなります。
自慢すれば人は、すごい、いいな、素敵と思ってくれると信じています。実際のところ、男性女性ともに自慢話をする人は嫌われることが多いのですが、自分のことが中心なので、それにも気づきません。
自慢話とは逆に、ブスアピールや、太ってるアピールをする人もいます。そんなことないよ、かわいいよ、全然痩せてるじゃんという言葉を待っているのです。
要は自分は痩せていてかわいいという勘違い自慢を、他人の口から聞きたいという変化球ですが、言わされる方はたまったものではありません。
■4. 恋バナが大好き
誰かが恋バナをしていると聞きつけるや、どこからともなくすっ飛んできて喜々として参加します。当然、人の恋バナが聞きたいのではなく、自分がどれだけモテるのかを話したいのです。
恋愛の経験値がその友達よりも豊富だから、アドバイスしてあげる、と見せかけて、結局は自分の恋愛の自慢話を始めます。
しょっちゅう声をかけられる、いつも男性から見られている、元彼からも連絡が絶えない、体の関係だけの男性が複数いるなどです。
普通の人にはすぐわかることですが、前者二つは完全なる勘違いで目が合っただけ、後者二つは軽い女、お手軽で便利な女として扱われているのに、本人はモテていると勘違いしているのです。
■5. 相談されると嬉しい
勘違い女子は常に、他の人よりも優位に立ちたいと思っています。相談されるということは、自分に意見を乞うていると感じ、自分がその人よりも上位にいると思えます。
相談があるのだけど、なんて言われようものなら深刻ぶった顔をして、なんでも相談してといいつつ、腹の中ではにんまりしています。
最初は相手の話を聞いているようですが、アドバイスは雑誌やテレビの受け売りで薄っぺらな内容、人生経験もあまりなく妄想で生きていることが多いので、結局は自分の話にすり替わります。勘違い女子に相談することは何の解決にもなりませんし、時間の無駄ですので、やめましょう。
■6. SNSで同情を買おうとする
「会社でどうしてもうまく付き合えない人がいるんです。私ならなんとかなると思うんですけど。」
「好きな人の前だと緊張しちゃって上手く話せないです。きっと彼もそう思ってくれているはずなんだけど。」
一見、普通の文章のようですが、自慢が織り込まれているので若干イラッとします。その他にも痩せたいのに痩せられないと自撮りしたちゃっかり腹筋の映ってる写真をアップしたりします。
同情を買おうとしているのですが、上から目線と自分は特別と思い込んでいるのがダダ漏れで、同情どころかいいねすらもらえません。
■7. インスタは自撮りばかり
SNSで自撮り写真をアップする人は多くいます。それだけで勘違い女子とは言い切れません。友達と一緒や風景込みなどは普通の写真です。
勘違い女子のSNSはほぼ全部、アプリで加工しまくり盛りまくりで今更似合ってもいないアヒル口をした自分一人の自撮り写真が満載です。
例えば、日差しの強い夏でもないのに、勘違い女子のサングラス率は非常に高く、夜でも、部屋の中でも、曇っていても冬でも秋でもセレブ気取りで多様する傾向があります。
綺麗に見える部分だけを切り取ってドアップというもの多いです。一度でも間違っていいねなんてすると、毎日のように自撮り写真が送り付けられます。
勘違い女子の特徴4個[恋愛編]
■1. 実は恋愛経験が少ない
勘違い女子は外見がどうであれ、付き合いだしたとたんに、こいつ痛いなと男性にはすぐばれてしまいます。食事代を払わなかったり、他の男性から見られていると自慢したり、元カレから連絡がしょっちゅうあるなど男性が嫌がることをするからです。
そのため、付き合い始めても、長続きすることは少ないでしょう。友達の中に、新しい彼氏ができた、好かれてるかも、という話をしょっちゅうしている割に、上手くいっているという話を一向に聞かないという人がいたら、勘違い女子の可能性ありです。
大半が他から得た情報だったり、妄想だったりするのに、自分のことと混同してしまい、結局はノンフィクションの場合も少なくありません。
■2. モテるアピールがうるさい
「○○くんからしょっちゅうメールがきて、しつこくて。」
「この前言ってた人に、またスカウトされちゃった、偽物だったら怖いよね。」
「やっと仕事が終わったの、もう、疲れちゃって。すぐ後輩の分までまかされちゃうんだもん。」
など、女性に対してはモテる、かわいい、仕事ができるとアピールしてきます。男性に対しては、媚(こび)が随分とふくまれます。
「もう、おなかいっぱい。食べられないわ。」
「最近、男の人からよく声かけられて困ってるの。」
など小食や嫉妬してほしいアピールが続きます。実のところ、美味しそうによく食べる女性を好ましく思う男性は多く、嫉妬してアピールはうざいと思われるのですが、勘違い女子には分からないようです。
■3. 男性に多くの条件を求める
自分はモテるし価値があると過剰に思っています。そのため、男性に対しても条件が異様に多くなります。
年収が1000万円以上で、身長は175㎝以上、大学は院じゃなくてもいいわ。家はマンションでもいいけど分譲で、車を持ってるといいな、などと、何様でしょうかという条件を普通の顔をして出してきます。
このようなハイスペックな男性はいないことはありませんが、その男性が選ぶ女性もそれなりのハイスペックが望まれます。
人生経験も恋愛経験もろくになく、妄想と自慢だけで生きている薄っぺらな勘違い女子は見向きもされません。相手にされないと分かったとたんに、ろくな男がいない、いい出会いがないと酷評するのもよくあることです。
■4. ボディタッチが多い
飲み会や食事会、合コンや同窓会など男性と接触する際、ボディタッチが多いのも特徴です。女性に触れられると男性は嬉しく思うものですが、それも限度があります。
意中の女性にそっと触られれば、これは好かれてるかもと恋愛に発展することを考えますが、全く興味のない女性に、しかもべたべたと触られたら、いっきに引いてしまいます。
常識的に考えて、他人にべたべた触られたら、同性でも気持ち悪くなります。それを聞きかじった情報や、雑誌のななめ読みなどから得た浅はかな情報から繰り返し行うのが勘違い女子です。
引かれるくらいで済めばいいですが、相手のたちが悪い場合、性的なトラブルになる可能性もありますので、危険です。
勘違い女子の特徴3個[婚活・結婚編]
■1. 世話焼きすぎる
婚活パーティや、集団のお見合いの席でやたらと料理や飲み物を男性に取り分けたりします。そうやって、自分は女子力が高い、気が利く素敵な女性ですよと主張しているのです。
そのうちに、飲み物の注文などをまとめはじめたりして仕切りたがるのも、人よりも上の人間だとマウンティングしたい願望があるためです。
実際は、食べ物を持ってきてくれるし、飲み物も注文してくれる便利なウェイトレスさんくらいにしか思われていないのですが、勘違い女子はこれで、私は仕事ができるいい女くらいに思ってご満悦です。
そう思ってもらえているのならまだしも、結婚に焦ってがっついている痛い女性と思われる可能性もあります。
■2. 高望みする
先述しましたが、自分が特別な存在で価値があると勘違いしていますので、男性に対しても非常に高望みをする傾向があります。
夫の両親との同居は嫌だ、初婚でなければいけない、年上がいい、あるいは年下でなければだめ、賃貸住宅はいやで、戸建て住宅で庭があるか高層マンションの上層階がいいなどです。
ただ付き合うだけであれば、自分の好みの外見をしていたり楽しく過ごせそうだったりしたらOKという男性も、いざ結婚を前提とすると見る目が厳しくなるのは当然です。
中身の薄い外見だけの女性は最初からふるいにかけられます。そうなると大した男じゃなかった、この婚活パーティは私には程度が低い、などあらさがしをして悪口を言います。
■3. パーティを壊す
勘違い女子は褒められて認められることを望んでいます。そのため相手が気をつかって言ってくれたことに否定から入ります。
「美人ですよね、モテるでしょ?」
「全然ですよ、もう何年も彼氏いませんし先月も二人も振られたし、わたしなんかブスですよ。」
そんなことを言われたら相手はフォローのしようがありません。
「そんなことないですよ、綺麗ですよ、素敵ですよ、美人ですよ、女子力高いですよ」と言ってくれると思っているのです。
そのくせ、飲食に関しては、みんなが美味しいと言っているのに自分の知っている知識をひけらかして優位に立ちたいがためにうんちくを並べ立て、男性陣がドン引きということもあります。
勘違い女子の特徴2個[LINE・メール・連絡編]
■1. LINEは返事がなくても連投
LINEのよいところは、テンポよくスピーディに会話ができ、短い文章でも成立するところです。スタンプを使えば、文章を打ち込まなくても気心知れた友達なら意思の疎通ができます。
ところが、相手から返事が返ってきていないのに、一人で盛り上がって連投して最後にどうして返事くれないのかとキレて怒って終わるという一人芝居をしたりするのが勘違い女子です。
相手の都合を考えれば、仕事が忙しくて見られないのだろうなどとわかるはずなのですが、自分の存在をアピールしたくて我慢ができません。
大量のメッセージや絵文字まみれの読みにくい文章、くだらない日常生活の報告や自慢話などが連投内容です。
■2. メールやLINEでも上から目線
合コンなどで一度会っただけなのに、相手は自分を好きだと思って当然と勘違いしたメッセージを送ってきます。
「次は、いつ会いたい?」
「私は今週、まだ予定のない日があるから会えるよ。」
「どうしてもなら夜でもいいけど。」
彼女気取り、高嶺の花を気取りで、相手が会いたがっているはずだと決めつけています。いきなり、苗字ではなく名前を呼び捨てで書いてくることもあるので、男性はかなり引きます。
同性に対しても、あの人いいよねという話になったあと、
「早く連絡しなよ。」
「その後どうなった?そんなんじゃだめよ。」
「わかってないわね、アドバイスしてあげようか?」
など、頼んでもいないのに恋愛達人気取りのメールやLINEを送りつけます。
勘違い女子の特徴3個[職場・仕事編]
■1. 自分は仕事ができるアピールをする
自分は人よりも仕事が早くてできる女性なのだとアピールします。他の人の仕事にまで上から目線で口をだし、余計なアドバイスという自慢話をするので、当然効率がさがります。
仕事ができる女性どころか、とんだ邪魔者です。後輩の仕事にもケチをつけるので、先輩の意見に逆らえません。
実は後輩の方がしっかり仕事をしていたりするのに、一からやり直しをさせたりと、二度手間になったりして大迷惑です。
厄介なので先輩や上司にお願いして、さりげなく雑用などをすすめてもらってほめておくと、自分は仕事ができるのだと満足する場合もあります。
■2. 気配りをする
みんなの行動をちくいち見張っています。気配りをしてここでも自分は仕事ができるアピールをしたいからです。
お茶はあるか、備品の準備はできているか、コピー機の紙は入っているか、シュレッダーのごみはたまっていないか、常に気を配っています。
一見とても便利でありがたく感じますが、ただ黙ってやってくれるのではありません。ありがとう、いつも気がついてくれて助かっているよと褒めてもらって認めてもらいたいというのが本心です。
これを怠るとすねたり怒ったりして、褒めてくれなかった、感謝してくれなかった人に対してだけ、上記のような行動をわざとしないという非常に稚拙な方法にでます。常に監視されているようで落ち着きません。
■3. 「忙しい」をいいことだと思っている
最近は働き方改革などもでき、あまりにも余計な残業や無駄な仕事を省く傾向にありますが、勘違い女子は、仕事ができる女性はイコール忙しがっているものと勘違いしています。
本当に仕事のできる女性は、効率がよく余計な時間を作りませんし、本当に納期が迫っていたりして忙しくても、おくびにもださず、スマートにこなすものです。
自分は仕事ができる女性気取りの勘違い女子は、
「○○日連続出勤よー。大変だわ。」
「××はなんとか処理できたわ。疲れたけどね。」
「ああ、忙しい。おひるごはんは最近スムージーだけなの。」
などと、ぺちゃくちゃと忙しいアピールに余念がありません。
勘違い女子の特徴3個[ファッション編]
■1. 似合ってない
年齢や体形に合っていないものを無理やり着ています。一番大切なのは似合っているかどうかということなのですがわからないようです。
30代になっても10代のようなフリフリのレースがたくさんついた洋服や、ふくよかなのに、お肉がタルタル見えるようなぴったりした洋服、がっつり太ももまで見えるミニスカートやホットパンツなど、時代も流行も飛び越えています。
また、流行に敏感なのはよいとしても、自分に合っているかどうかを全く考えず、ただ若い子たちの間で流行っているからというだけで、マネキン買いをしてそのまま着ている人もいます。
私って現役!若い子と同じでしょ?とやっている時点でかなり痛い女性です。
■2. 男受けを意識しすぎ
網タイツ好きがいたりミニスカやおなかの出ているファッション好きがいたりします。ですが世の男性すべてがそうではありません。
勘違い女子は男受けを意識しすぎるあまり、露出が高いのとセクシーなのをはき違えています。モデルさんが着ている洋服を真似するのは、似合うのであれば問題ありません。
しかし、彼女たちはいわゆる体のプロでありメンテナンスもきちんとしているからセクシーであり綺麗なのです。
何の努力もせず、腕やお腹のお肉がたるんとしたまま年齢体形考えず、男受けしているモデルさんの真似をしても変な人になるだけです。
変な人だなと見られているのに、目が合ったからきっと私はイケてる、と勘違いは続くのです。
■3. 度が過ぎるメイク
もしかしたらコンプレックスを解消してくれたアイテムがきっかけかもしれません。例えば一重に悩んでいたところ、アイプチなどのアイテムで綺麗な二重を手に入れて嬉しかったというような成功体験です。
成功体験だけなのに、自分がレベルアップしたと勘違いしてもっと私は価値がある、もっと素敵と認めてほしいとエスカレートした結果、度が過ぎた盛り盛りメイクや過剰なアクセサリーを大量に身に着けるようになります。
長すぎるつけまつげやエクステ、赤すぎるチークや、歯にまで付くほどの濃い口紅など、どれも他人からみれば滑稽です。
頭のてっぺんから足の先まで過度な装飾品で固めている人などもはや武装と言っても良いでしょう。
勘違い女子への対処方法3個
■1. やんわり遠ざかる
勘違い女子と一緒にいるところを見られると、同類と思われる可能性があります。空気の読めない痛い女性と思われたくはありませんが、かといってケンカをしたり、邪険にあつかったりしてトラブルになるのも面倒くさいです。
そういう場合はそっと距離を置きましょう。勘違い女子は変な格好をしている人もいますし、空気が読めない分、にぎやかだったりします。
恋バナが大好物ですので、なんとなく来そうだなと思ったら場所を変えるなり、時間をずらすなりしてやり過ごしましょう。自分の話を聞いてくれる人が好きなので、ずっと避けていれば話したくてしかたなくなり、他に自分の自慢話を聞いてくれる人を見つけていなくなるかもしれません。
■2. 完璧に無視する
いちいち場所を変えたり、日にちを変えたり、勘違い女子に合わせて行動を変えるなんて面倒だという人は無視してしまいましょう。
人を無視するというのは、無視される方のダメージが大きい分、無視する方も気力がいるものです。そこまでしても関わりたくないのであれば、きっちりと無視していますというのが伝わるくらい潔く、毅然とした態度で透明人間扱いしましょう。
あくまでも、自慢話や上から目線のどうでもいいくだらないアドバイスなどに関してのみで、始まったと思ったら無視します。
人間自体を否定してしまってはいじめにつながりますので、注意が必要です。仕事上で必要な報告事項や伝達項目などはきちんと伝えてあげましょう。
■3. 面と向かって本人に言う
もう、これを言ってわからないようであれば、縁が切れてもかまわないという時に使います。きちんと話をする場を設定し、一人だと感情的になりそうな場合は近くで他の人にそっと見守ってもらいましょう。
あなたの勘違い行動に非常に迷惑しているのでやめてほしいと伝えます。何が迷惑なのかおそらく分からない人がほとんどでしょう。
その時のために、どういう行動が迷惑なのかメモを作っておきましょう。逆切れしてケンカ腰になる人もいますが、本当にわざとではなくショックを受けて直そうとしてくれる人もいます。
どうゆう態度に出るかはわかりませんが、日ごろたまったストレスを本人にきっちり返しましょう。
勘違い女子のあるあるエピソード5個
■1. 本当は見る目がなかった
彼氏同士が同じバイクショップで働いていた特に美人でもなくスタイルがよいわけでもない女性でした。
ショップの手伝いでお味噌汁を作ったところ、
「○○ちゃんって大根切るの下手だよね、なんでこんなに太いの?」
といきなり言われ面食らいました。
彼女は彼氏の実家で家事の手伝いをしていることを自慢気に話してきましたが、料理は冷凍食品をレンジにかけるのだと平然と言ったのです。
私は銀行員で彼女は地方の中小企業に勤めていました。「私たち一流企業に勤めてるから男も選ばないとね」とだんだん増長するようになってきました。
あげく、甲斐性がない、稼ぎが少ない、一流企業に勤めている私には釣り合わない男だと彼氏と別れました。そのあと彼は、独立し大きなバイクショップのオーナーとなりスーパーカーを乗り回すほど羽振りが良くなりました。
■2. 永遠の乙女
職場の隣の席の女性は、私よりも20歳以上も年上で独身でした。時々意地悪をされたりもしましたが、基本的に悪い人ではなく、心は乙女で体が年齢を重ねてしまった感じを受けました。
ご両親も先立たれ、一人暮らしをしているため生活習慣がガラパゴス化しているのか、和菓子を持って来たり、社食の残りを持ち帰ろうとしたり、若干浮いた存在でした。
隣りの席でも職種が違っていたので共通の話はプライベートなことが多かったのですが、男性に関する話になった時に引いてしまいました。
彼女はある妻帯者の俳優さんが好きで、本気で自分にもチャンスがあると信じているのです。私みたいにふくよかで家庭的な女が好みかもしれないじゃないと言うのです。
ふざけている様には見えませんでした。そのうちにどこかで偶然会って、一緒になるのだそうです。
■3. 恋愛相談
それほど仲がよいわけではない友達からなぜか恋愛相談を受けました。毎日目が合う男性がいるのだけれど、私の好みじゃないからお断りした方がいいのかなというのです。
特に付き合ってと言われたわけではなさそうなのですが、彼女は、断ったら傷つけてしまうかもしれないけど、毎週デートに誘われたら忙しくなってしまうから困ると本気で考えています。
それは、告白されたの?と聞いたのですが、彼、忙しい人みたいでなかなか言いそびれているみたいという謎の返事が返ってきました。
どうやらその男性は彼女の胸を見ている様なのですが、彼女は胸に自信があるのか胸元が大きくあいた服をよく着ているのです。それ、胸をチラ見しているだけだと思うよ、と教えてあげようかどうか迷うところです。
■4. 令嬢気取り
トンビが鷹を生むという表現がありますが、不幸にもその全く反対のケースもあります。
彼女のご両親は美男美女で、学校の授業参観の時は羨ましがられていましたが彼女は不幸にも、どちらのどの部分を組み合わせたらこんな感じになるのだろうかと思うほど、神様かDNAかのいたずらをこうむってしまったルックスでした。
家がお金持ちでエリート一家だったため、何不自由なくちやほやされて育ったせいか、本人にその自覚はないようでした。
就職の際、かなりあちこちの企業から断られてへこんでいましたが、受けている会社が外見採用ありの場所ばかりだったのです。
彼女は実家が金持ちだと自覚していましたし、両親が美男美女であることも自慢にしていました。高飛車な態度で面接にのぞむため、ことごとく断られるのでした。
■5. 意識高い系と紙一重
自称意識高い系女子Aのファッションは雑誌を切り抜いたような男受けを狙ったもの、ネイルにも髪型にも隙がなく、休日には自己啓発セミナーや習い事をしています。
SNSではそれらで知り合った人脈を駆使したリア充アピールを忘れません。
更新頻度も高めで、有名店で会食だの、パーティで知り合ったIT企業の重役との2ショット写真などもにこやかに載せます。
それを面白く思っていないのが勘違い女子のBです。自分はそんな努力をしなくても、良い女だ、できる人間だ、価値があってAなんかよりもよっぽど素敵女子なのだと思っています。
意識高い系の女性に敵対心を燃やし、上から目線でクレームをつけたり、持論を展開して注意をしたりアドバイスしたりします。人知れず、日々バトルは続いています。
まとめ
勘違いはだれでもすることです。本当のことを後から知って、恥ずかしくなってしまった経験はだれにでもあるでしょう。
人が勘違いしてしまったのを見てくすっと笑ったりすることもありますが、本格的な勘違い女子は周囲を巻き込むので非常に迷惑です。
場の空気を凍らせたり、人のプライベートに上から目線でずかずか入り込んでかき回したり、自分ではなく周囲に恥ずかしい思いをさせることもしばしばです。
ただの知り合いなら縁を切ってしまえばいいのですが、逃げ場がない場所でこれらの人と付き合わなければならないとストレスが溜まります。
できれば関わりたくありませんが、どうしても関わらずにいられない場合は特徴を把握して対策を取りましょう。もしかしたら自分にも当てはまるかもと思うところがある時は、直しておくと勘違い女子にならずに済みます。