予知夢の意味とは？予知夢を見る理由と見る人の特徴6個！恋愛・妊娠

予知夢という言葉を一度や二度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。夢が未来を示すのであれば、予知夢についての理解を深めることで未来起こる出来事が手に取るようにわかるかもしれないと思いませんか。

この記事では、そもそもなぜ予知夢を見るのか、予知夢を見る人に特徴はあるのか、予知夢を見る方法について触れていきます。

予知夢の意味とは、未来に起こるはずのことを予（あらかじ）め夢で知（し）ることです。読み方は予知夢「よちむ」です。

本来予測できないであろう未来の出来事を夢として見るのですから、超能力とか霊的存在からのメッセージだとも言われます。歴史に残るような大きな災害や事故を予知夢で見たという人は世界的にも多く存在し、予知夢は古くから何かしらの特別な意味のある夢とされてきました。

また、よく耳にする正夢も予知夢のひとつです。後ほど予知夢の種類について詳しく解説いたしますが、正夢も含め、未来を暗示する夢のことをまとめて予知夢と言います。

ただし、せっかく予知夢を見たのに気が付かない人も中にはいます。夢からのメッセージを逃さないためには、予知夢について理解しておくことが大切です。

予知夢は大きく分けて4種類に分けられます。

正夢は、その日のこと、もしくは数日後の夢を見るのが特徴です。また、夢の内容を場所や時間、登場人物などはっきりと記憶していることが多く、そのままの形で現実になります。

たとえば仕事帰りスーパーの福引で一等を当てる夢を見たら、その日実際に仕事帰りスーパーで福引をすることになり一等を当てたなどというものです。

その日（明日）の予定を予め夢で見るような感覚です。夢と現実ほとんど同じ内容なのですぐに正夢だったのだと気付くことができます。

正夢が夢で見たことと同じ出来事が起こる現象だとすれば、逆夢は夢で見たことと逆の出来事が起こる現象です。

たとえば、幸せな夢を見たら実際は不幸なことが起こったり、恋人に振られる夢を見たら実際は仲が深まったりというものです。

良い夢を見た場合は期待が膨らむ分、残念な結果ですよね。特に、良い夢は逆夢になりやすいとも言われますが、それは願望を強く持ちすぎている夢主への警告とも捉えられます。良い夢を見た時は、あまり期待しすぎないようにしましょう。

象徴夢は、未来に起こる出来事を、数字や色などの象徴するものを通して見る夢です。

たとえば「7」という数字が印象的な夢を見たとします。その後、7歳年の差の人と結婚したり、7万円を宝くじで当てたりという場合です。このように、夢で見た印象的な数字や色が未来のあなたの人生に大きく関わることになるのが象徴夢です。

ただし、象徴夢は数字や色など部分的に象徴するものであるうえに、数ヶ月、数年後に現実となることが多く「あの時見た夢は象徴夢だったのか」と気付くには直感が鋭い人ではないと難しい面があります。

霊夢もまた、予知夢のひとつです。霊夢とは、天使や神などスピリチュアルな存在、もしくはご先祖様や死んだ方が夢の中に現れることです。大抵の場合は、あなたに忠告を送っています。

たとえば、「今のままでは災難が降りかかるので気をつけなさい」といったものや「運命的な出会いが近づいている。それを逃さないように。」というものです。

人は眠りについている時、霊的な世界との波長が近づきます。そのため、スピリチュアルなメッセージを受け取りやすくなります。霊夢で受け取るメッセージは、あなたの今後に関わる大切なメッセージなのです。

ではなぜ、何のために人は予知夢を見るのかということが気になりますよね。とは言え、予知夢を見る理由については実のところまだまだ解明されていない部分が多いのが現状です。

心の奥底にある潜在意識からのメッセージだという考え方が一般的に強いですが、それだけでは説明できない不思議な体験も数多く存在します。

天変地異や災害を予知した場合、それは偶然なのでしょうか。科学が確実に進歩している中で未だ解明されないということは、やはり神やスピリチュアルな存在からのお告げと考えるのが自然なのではないでしょうか。

つまり、夢の中で超越的な次元にある何かと繋がるという不思議な能力が私たち人間にはあるのかもしれません。

予知夢を見たときは、夢の内容を鮮明に覚えていることが多いです。夢の中に出てきた数字や色、人物や景色など、通常夢で見たことは時間が経つにつれて記憶から薄れてしまうことが多いのですが、予知夢の場合は時間が経ってもはっきりと覚えているものです。

あまりにも鮮明に記憶しているので、その夢に何か特別な意味があるように感じます。ですが、それが予知夢だということは現実で体験してから気付くことになります。

現実で体験するまでに長い期間かかることがありますが、内容を鮮明に記憶し強く印象に残すことができれば、昔見た夢が予知夢だったのだと気づくことができるでしょう。

何度も繰り返し見る夢は予知夢の可能性が高いです。何度も同じ夢を見るということは、潜在意識が「未来に起こる何か」を伝えようと強いメッセージを送っているからです。

これは予知夢のなかでも「警告夢」と呼ばれるものです。全てがまったく同じ内容の夢ではなくても、夢に出てくる場所や人物、自分の行動など部分的に一致する場合も警告夢に分類されます。

ただし、あなたに強い願望や不安、ストレスなどがある場合、それが繰り返し夢に現れることもあります。それは予知夢とは言えませんので注意してください。

夢の多くは非現実的で、現実であれば絶対に起こらないようなことが夢として現れますよね。空を飛んでいたり芸能人と結婚していたり、夢を見ている本人ですら「これは夢に違いない」と自覚できることもあります。

ですが、予知夢の場合はやけにリアルな夢であることが多いです。妙に現実味があって、その夢を見ている時は夢なのか現実なのか区別がつかなくなることもあります。

手触りや食感、香りなどのような感覚的な部分がリアルな時も同じです。「今日の夢はやけにリアルな夢だったな」と感じた時は、それは予知夢なのかもしれませんよ。

夢を見て目覚めたとき、普通ではない興奮や感動、疲労感が残っている場合も予知夢のことが多いです。あ

たかも自分が現実で体験したかのような感覚が残る夢は、予知夢として再び経験する可能性がとても高いのです。涙を流していたり怒っていたり、感情をそのまま引きずっている場合も予知夢かもしれません。

無意識の中で抑圧された感情が作り出す夢は、いずれその感情が現実でも溢れ出ることを示唆しているからです。

予知夢に特徴があるとはいえ、見た夢をすぐに「予知夢だ！」と気付ける人は少ないでしょう。それには訓練や生まれ持ったものが必要です。

もし「予知夢かもしれない」と思っても、現実で起こるまでは確証を得られませんよね。すぐに体験できればいいのですが、予知夢は現実になるまで早くて数日、長いと数ヶ月、数年かかるケースが多いです。

現実にその状態になる頃は、夢として見たことをすっかり忘れている可能性もあります。

純粋で素直なタイプの人は予知夢を見やすい傾向にあります。子供の頃に予知夢を見た経験が多いのはそのためです。邪心のない子供は好奇心旺盛で、物事を直感的に捉える傾向があります。

子供にとって日常で起こる出来事は新しいものばかり、そのため想像力が豊かで、夢で見たことを想像する力があります。

予知夢以外にも霊的な力など、子供には不思議な力が宿ることがありますね。多くの場合は成長とともにその力は減少していくため、予知夢も同様、大人になると見る機会は減ってしまいます。

感受性が強い人のように、目には見えないものを感じる力が高いタイプの人は予知夢を見やすいと言われています。曖昧なものを敏感に読み取ることができたり、物事の捉え方が多彩だったりと、恐ろしいほどに発想力が豊かなのも特徴です。

そのため、芸術や音楽の分野で高い能力を発揮するタイプの人は予知夢を見やすいと言えます。映画やミュージカルなどを見るとその世界観に入り込んでしまう人や、主人公に感情移入してしまう人も同様です。

また、感受性が強い人は未来で起こる出来事を無意識的に想像する力があります。このような力が時として予知夢という形で現れます。

人間には左脳と右脳があり、それぞれの役割は大きく異なります。

左脳は倫理的思考を司る顕在意識、右脳は感覚的なものや創造性を司る潜在意識です。潜在意識は自覚されませんが、水面下では活動しています。そして右脳が発達していると、潜在意識が何らかのシグナルを送ってくることがあります。これが、予知夢というわけです。

では右脳が発達している人はどんな人かと言うと、たとえば言葉が未熟な3歳前後やクリエイティブな仕事をしている人、左利きの人も右脳が発達していると言われます。

霊的な能力が高い人はスピリチュアルなメッセージを受け取りやすいため、予知夢を見やすいです。霊的な能力が高い人と言えば、占い師やスピリチュアルカウンセラー、霊媒師などです。

なかでも霊媒師は霊的なものを引き寄せる力を持っていますので、予知夢やいわゆる虫の知らせを受け取りやすくなります。

また、元々霊感がない人でも日常的に霊感を高める訓練をすることで霊感を高めることは可能です。ですから生まれつき霊感がある人に限らず、霊感が高まっている状態であれば予知夢を見やすくなります。

スピリチュアルに対して関心が高い人は、物事をスピリチュアルな観点から見ることができます。すると非現実的なことでも広く受け入れることができ、霊感同様に予知夢だけではなく虫の知らせに対しても敏感に察することができます。

また、スピリチュアルに興味があって理解を深めていくうちに潜在能力が引き出されることもあります。スピリチュアル的な情報を受け取ることができるようになれば、予知夢を見る機会も増えるでしょう。

実際は体験してもいないことなのに体験したかのように感じる現象、いわゆるデジャブがよく起こる人も予知夢を見やすいです。

予知夢とデジャブは似ていますが、厳密には全くの別物です。予知夢は夢で見たことをそのまま体験する現象ですが、デジャブは体験していないことを体験しているかのように感じる脳の錯覚です。ただし混合しやすいのも事実で、デジャブだと思っていたら予知夢だったということもあります。

いずれにせよ、何かしらの不思議な力が働いているということを考えると、デジャブをよく見るような人は予知夢も見やすい体質とも言えます。

予知夢を見るためには、夢で見たことを整理整頓しておくことが大切です。そのために夢ノートをつけるといいでしょう。夢の全容を事細かに記録する必要はないので、夢の中で印象に残っているシーンや心に引っかかる部分があれば記録しましょう。

また、「なぜこの場所が・この人物が夢に表れたのか？」そういったことを常に考える癖をつけることも大切です。不思議に思う部分を追求していくと、何かに繋がる可能性もあります。

他にも、寝る前にヒーリング音楽を聴く方法も予知夢を見やすくします。ヒーリング音楽を聴きながらウトウトとすることで、シータ波というものが出ます。シータ波が出ている状態では、潜在意識と繋がりやすくなるのです。最近ではシータ波を出すための音楽が色々と出回っていますので、試してみるといいでしょう。

知らない異性を夢で見た場合、運命の人を予知している可能性があります。ただし運命の人がそのままの容姿で夢に現れるということはあまりなく、名前や特徴、出会いのシチュエーションが一致するなど類似点から気が付きます。

たとえば見知らぬ異性に白いハンカチを拾ってもらう夢を見た人が後に現実で白いハンカチを異性に拾ってもらった場合、その異性が運命の人である可能性が高く、予知夢だったということになります。

また、夢に出てきた知らない異性を見て無性に懐かしさを覚えた場合も、運命の人との出会いを予知している可能性があります。懐かしさを覚えた理由は、前世でその人と既に一緒になっていたからかもしれません。

好きな人と喧嘩をする夢を見た場合は、予知夢の種類の中でも逆夢であり、両思いを暗示しています。

目覚めの気分は悪くショックですが、近いうちに二人の距離が縮まる出来事が起こったり、好きな人からアプローチされたりということがあるかもしれないので、落ち込まないで下さいね。もちろん、自分からアプローチするのもいいでしょう。

良い結果が待っている可能性が高いですよ。他に、「好きな人に嫌われる夢」も同様、好きな人と両思いになれることを暗示する逆夢です。

知らない人と結婚する夢もまた、あなたにこれから素敵な出会いが訪れ結婚することを暗示する予知夢です。

この夢の場合、夢に現れた知らない人の姿をぼんやりとしか記憶していないことの方が多いですが、それでも現実でその相手に出会った時は何か不思議な気持ちを抱くことでしょう。直感が鋭い人は、「あ、この人だ！」とすぐに感じることもあります。

また、新たに出会う人ばかりが対象ではありません。既に知り合っている人でも、夢を見た後に会った時、いつもと違う感情が急に湧いてくることもあります。夢に出てきた「知らない人＝未来の婚約者」は実は近くにいる可能性もあります。

とてもスピリチュアルな体験ですが、妊娠を予兆する夢には未来の子供が実際夢に現れることがあります。

夢の中で直接子供に妊娠をほのめかされる場合もありますし、単に子供と一緒に遊んでいたり会話していたりという場合もあります。「ママ」と呼ばれて自分の子供なのだと気付くパターンも。

夢に出てきた子供が男の子で、実際に生まれてきた子供も男の子だった為、「あの日見た子供の夢は予知夢だったのだ」と気付くパターンも多いです。

妊娠を報告される夢は、主に男性側や親族にあたる人が見ることの多い予知夢です。

「夢の中で妻に妊娠報告を受けた翌日、本当に妻から妊娠報告があった！」「夢の中で妊娠していたことを妻に話し念のため妊娠検査。すると、陽性反応だった！」という体験談もあります。

妊娠を予知する夢は本人が見ることが多いですが、この夢のように周りの身近な人が見ることもあります。

受験を控えている人や資格試験を控えている人にとって、合否に関わる夢を見てしまうとドキドキしますよね。試験に合格する夢を見たら、正夢になって欲しいと願わずにはいられないでしょう。

ですが残念ながら、試験に合格する夢は逆夢です。夢とは逆のことが現実で起こるので、試験には落ちてしまうと解釈できます。

予め上手くいかないことを予知されてしまったらやる気を失くしてしまうかと思いますが、現実の行動や努力によっては結果を変えることも可能です。落ち込まずに、なぜこのままでは試験に失敗するのか考えてみると良いでしょう。

予知夢の中でも恐ろしいのは死神が現れるものではないでしょうか。死神が夢に出てきたら、死が迫っているのではないかと危機感を持ってしまいますよね。

死神が出てくる夢は霊的存在からのメッセージである霊夢です。死神が自分以外の誰かの死を示していたのであれば、現実になる可能性が高いと解釈した方がいいでしょう。その人の死期が近づいていることを死神は伝えに来たのです。

ただし、死神が夢主の死を示していたのであれば話は別です。その場合は、夢主に大きな転機が訪れることを意味する夢になります。

見た夢の続きをまた次の日、その次の日と見る場合も予知夢の可能性が高いです。短期間で終わる夢もありますが、なかには長期間続く夢もあります。

このような夢の特徴はやけに鮮明なことです。何度も続きを見ているうちに、夢を見ているのか現実なのか区別が付かなくなることもあるほどです。パラレルワールドを思わせる奇妙な夢ですよね。

いつかは夢の続きも終わりますが、夢と全く同じシーンを数ヶ月、数年後になって経験することが多いです。

未来どんな経験をするのか、未来何が起こるのか、そんなことを少しでも知れるとしたら面白いですよね。予知夢を見やすい人には特徴がありますが、それに近づくことも可能です。

もし予知夢を見てみたいと思うのであれば、この記事にある予知夢をよく見る人の特徴や予知夢を見る方法を参考にしてみてください。