フリーター女性は結婚できない？後悔？結婚事情・末路・就職は？

「どうせ結婚したら仕事辞めるし、フリーターでも大丈夫だよね」と、安易にフリーターの道を選んでいませんか？

結婚難時代の今、正社員でも結婚できない人は増えています。女性でも安易に「その内結婚して仕事辞めるからフリーター」と考えるのは危険です。

そこで今回は、フリーター女性の結婚事情について徹底解説！フリーター女性が結婚するための方法も伝授します。

フリーターには、「就職活動もせずバイトで生活を食つなぐ」という負のイメージがあります。フリーターも多種多様で、中には正社員よりも稼ぎの良い人もいますよね。

2020年4月からパートタイム・有期雇用労働法が施行され、正規雇用と非正規雇用の格差を狭める動きはあるものの、世間一般的には「正社員より立場も収入も低い」という認識が強いのが現実です。そのため、結婚相手の両親から「フリーターはちょっと…」と反対されるリスクが考えられます。

しかも、今は夫婦共働きが主流で、平成27年国税調査では、64.6％が共働き家庭。一馬力で家計を支えるのに危機感があり、共働きを望む男性は増えています。堅実な男性ほど、結婚相手はフリーターより正社員を望む傾向が強くなります。

もちろん、フリーター女性が結婚できないわけではありません。結婚で一番大切なのは相性と愛情です。そこがクリアできていれば、雇用形態問わず結婚に至ります。

正社員とフリーターでは、既婚率に有意差があるのでしょうか。独立行政法人労働政策研究・研修機構が2014年に作成した資料には、以下のような調査結果がありました。

以下引用

年齢段階別にみた有業・無業状況、個人年収別有配偶率（在学者を除く）

正社員男性
・25-29歳：31.7％
・30-34歳：57.8％
・35-39歳：68.6％
・40-44歳：73.9％

非典型雇用（内パート・アルバイト）男性
・25-29歳：13.0％
・30-34歳：23.3％
・35-39歳：19.3％
・40-44歳：24.7％

正社員女性
・25-29歳：19.7％
・30-34歳：43.3％
・35-39歳：54.2％
・40-44歳：57.6％

非典型雇用（内パート・アルバイト）女性
・25-29歳：39.1％
・30-34歳：63.2％
・35-39歳：76.6％
・40-44歳：82.1％

出典：独立行政法人労働政策研究・研修機構

このデータは現在の就業形態を問うものなので、結婚当初は正社員、あるいは非正規社員だった場合の数字は反映されていません。

男性の既婚率は圧倒的に正社員率が高くなります。一方、女性はパート・アルバイトの方が多いです。これは、出産育児や夫の仕事の都合等で、結婚後は女性が自分の働き方を臨機応変に変えて対応していると推察します。

男女ともに結婚後パート・アルバイトで生計を担っている人も一定数いることから、フリーター女性だから結婚できないわけではないとわかります。

今は結婚難の時代です。雇用形態問わず、結婚したくて婚活しているのに、なかなか縁に恵まれない人が多いです。ですので、結婚で最も大きな問題は「結婚したい男性に出会えるか」「結婚したい男性から結婚に応じてもらえるか」の2点に尽きます。

そのため、彼氏いない歴更新中の正社員女性より、結婚も考えられるような彼氏がいるフリーター女性の方が、結婚できる可能性は高いと言えるでしょう。

一方、「彼氏がいない」という同条件でフリーターと正社員を比較した場合、出会いが期待できる職場かどうかが重要になります。なぜならば、交際相手と出会うきっかけで多いのが職場だからです。以下は、それを証明するデータになります。

フリーター女性の結婚事情は、年齢によって大きく変わります。20代なら、何よりの武器である若さがあるため、婚活も有利に運ぶでしょう。20代ならば、フリーターをしていても世間の目は優しくなります。

ただし、何もせずに結婚できるわけではありません。自分で出会いを作る努力は必須となります。なるべく早く結婚したいなら、今すぐ婚活を始めるべきです。婚活市場で女性の20代は引く手数多！20代の内なら、売り手市場でいられます。

もちろん、「なぜ、フリーターなのか？」の問いに対しての答えは、しっかり用意すべきです。いくら本当でも「結婚して専業主婦になりたいから」と答えてはいけません。

タテマエでも、相手が納得する理由を考えておきましょう。例えば、20代なら「〇〇を目指してフリーターをしながら勉強している」など、将来を見越した理由が納得してもらいやすくなります。

30代になると、正社員女性でも婚活は難しくなります。2018年の女性平均初婚年齢は29.4歳。都心では30代独身女性は当たり前ですが、世間一般的に女性の30代は「半ば行き遅れ気味」なのです。

そのため、30代で結婚したい女性は付加価値が必要になります。残念ながら、フリーターという肩書きに魅力を感じる男性はいません。「美人」「夫の実家と同居OK」「どこでも働けるスキル」など、自分を売り込めるものを探さなければなりません。

また、30代の独身フリーターに向けられる世間の目は、非常に冷たいです。「なぜ、その年までフリーターなのか」を気にしない人は稀でしょう。

結婚は縁ですが、良縁を引き寄せるためには、結婚する努力だけではなく、自分の人生を計画的に考えて、より良くする努力も必須となります。棚ぼた的に結婚を期待するのは無謀です。楽して結婚できると思ってはいけません。

結論から言うと、フリーター女性でも結婚相談所に登録できます。未婚であれば、どんな職業でも登録できる結婚相談所は数多くあります。

楽天オーネットでは、登録会員の職業や年収のデータを公表しています。2019年1月1日時点では、女性会員の職業の構成比は以下のようになっています。

以下引用

楽天オーネット女性会員の職業構成比

・会社員（事務系）：35.8％
・会社員（技術系）：11.5％
・会社員（営業・販売系）：13.9％
・公務員：4.4％
・専門職：20.4％
・そのほか：14.0％

引用：https://onet.co.jp/service/profile/
出典：株式会社オーネット

女性会員で年収200万円以下の人も一定数いるので、そのほかの中にフリーターが含まれると考えられます。

ただし、結婚相談所に登録したからといって、成婚できるとは限りません。楽天オーネットの成婚率は成婚数と登録者数で計算すると、10％強となります。また、成婚率業界No.1を謳っているパートナーエージェントでも27.2％（2017年4月～2018年3月実績）です。婚活の道は厳しいと覚悟すべきでしょう。

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フリーター女性の世間的評価は、残念ながら正社員と比較すると下に見られがちです。しかし、子育てと仕事は全くの別物。出産に職業は関係ありませんし、フリーター女性でも子育てに向いていれば、素敵な母親になれます。逆もまた然りです。

また、家計についても、フリーターだから上手く回せないとは限りません。フリーターの低い収入で生活を回せていたなら、節約上手で贅沢を好まない倹約家の妻になれます。夫としては、贅沢に慣れた妻よりもよっぽど安心して家計を任せられるでしょう。

男性の中には、妻もバリバリ正社員で世帯年収を2倍にしたい人もいます。その一方で、妻には家事育児をメインに任せて、サブ的にパートなどで収入を後押しして欲しいと考える男性もいます。結婚・出産・育児は誰もが未経験だからこそ、お互い何を求めるのか、どのように協力できるのかで、幸福度は変わってくるのです。

フリーターと正社員を比較すれば、安定や社会的信用という観点では、やはり正社員が有利になります。結婚難かつ共働き家庭が増えている時代の流れを見れば、「いつか結婚するからフリーターのままでもいい」という考えが如何にハイリスクかわかるでしょう。万が一、一生フリーターだった場合「こんなはずでは…」と惨めな思いをする羽目になります。

しかし、何も考えず就職活動するのもハイリスクです。間違ってブラック企業に就職したら大変ですし、正社員という肩書でも事実上フリーターと状況が変わらないケースもあります。就職を目指すのは良いことですが、闇雲にするのではなく、目標を持って計画を立てての努力が必須です。

まずは、あなたがどのような職に就けるのか、どうすれば望む職場に就職が可能なのかを調べましょう。フリーターをしながらスキルアップをしたり、就職支援を活用したりするのも良いでしょう。

フリーター女性が結婚するためには、何をするべきなのでしょうか。フリーター女性が結婚する方法を伝授します。

結婚したいと強く望むなら、努力して自分のスペックを上げることから始めましょう。女性の場合、特に外面磨きが重要です。なんだかんだ言いつつ、男性は美人に弱いのです。肌と髪を丁寧に手入れし、適度な運動でスタイルアップすれば、今より確実に男性の視線を奪えます。また、結婚したいなら笑顔もとても重要です。いつでも誰に対しても朗らかな笑顔で接しましょう。

もちろん、内面磨きもするべきです。優しく気遣いできる女性を目指すだけではなく、目的を持って行動できるようになりましょう。「僕が君を一生守ります！」というプロポーズは憧れますが、今の男性が結婚相手に求めるのは、協力して励まし合えるパートナーです。

「結婚したいけど、出会いがない！」というのは良く聞く話ですが、本当にそうでしょうか？結婚したいなら、身近な男性を改めてよく見てみましょう。

独身男性が周囲にいるのに、「タイプじゃない」と最初から切り捨ててしまうのは、非常にもったいないです。最初から恋愛対象か否かで見るのではなく、人として接してください。

すると、徐々に相手の良いところが見つかります。親しくなれば、意外な一面を発見できるかもしれません。恋愛のきっかけは、日常に中に溢れているものです。

身の回りで探すだけではなく、結婚対象と出会える場所へ出かけるのも大切です。あなたが心ときめく男性と出会わなければ、スタート地点にも立てませんよ。そこで、出会いを増やせる場所をいくつか紹介します。

・習い事
・社会人サークル
・SNSやインターネットゲームのオフ会
・ボランティア

フリーターはフットワークの軽さが最大のメリットです。どんどん出会いの場に足を運びましょう。今の職場に出会いがないなら、いっそ別のアルバイトを探すという方法もあります。

一刻も早く結婚したいなら、具体的に婚活を始めるのが良いでしょう。間違いなく結婚を望む男性との出会いを増やせます。

フリーターにおすすめなのは婚活アプリです。何と言っても低予算なのが魅力です。更に、数十万～百万人規模の登録者からマッチングできます。たくさんの人が活動しているので、「フリーターでも全く構わない」という男性を見つけやすいです。

ただし、いろいろな人がいるため、「フリーターなんてクズ！」と心無い扱いを受ける場合も考えられるので、強い精神力と人を見る目が必要になります。

予算に余裕があり、且つ恋愛に自信がないなら、結婚相談所が良いでしょう。出費はかかりますが、担当のアドバイザーがつくなど、婚活のフォローがとても手厚いです。外見と社交力に自信があるなら、婚活パーティーも良いでしょう。

フリーターの最大のメリットはフットワークの軽さです。結婚したいなら、これを武器にしない手はありません。婚活を始めると、数多くの男性と出会いますが、転勤族や地元に戻りたいと考えている人を狙いましょう。「いつでも辞めて、どこでも働ける」と、さりげなくアピールするのです。

婚活は、自分を上手に演出して如何に価値を高められるかが勝負。「私、フリーターだから…」とネガティブに考えず、自分の強みにしましょう。明るくポジティブでいた方が、相手にも魅力が伝わりやすくなります。

フリーターに関わらず、今は結婚したいのにできず、婚活しても結果が出ず婚活疲れする人も多い結婚難時代です。結婚したいなら、行動を起こして努力するべきです。

「結婚したい」と思ったときは、自分の人生を真剣に考える良い機会です。このままフリーターを続けるのか、就職を目指すのか、結婚を目標に突き進むのか、じっくり考えてくださいね。