人生の一発逆転をねらうときや、開運したいときには吉方位引越しや旅行が最適!
吉方位への引越しも旅行も、新しい景色を見ることで自分の運命に動きを生じるキッカケを与えてくれる最高の開運アクションです。また、新しい場所で得た縁は、人生に新しい展開をもたらしてくれます。
ところで、自分の本命星を出すところまでは正しくできても、肝心の「吉方位」取りを間違えている人、けっこう多いんですよ。
やらないよりはやるほうがもちろんいいのですが、方位取りを間違えていると効果がないどころか、逆効果にもなることもあるのでくれぐれも気をつけてください。ここでは、吉方位の調べ方と見方のキホンをおさらいしてしっかり身につけましょう。
基準となる地点は60日以上寝ている場所である
方位を出すときの基準となるのは「60日以上寝ている場所」です。住所があるだけの場所や、本籍地などではありません。また、自宅がありながら恋人の家や実家に居候中、などという場合も60日以上寝泊まりしているようだったら、その場所があなたの「基準の場所」となります。
引越しの方位、旅行の方位は、その場所からの方位を調べて使うようにしてください。
※これを応用し、「新居を買ったが方位が悪い」といった場合には、自宅から一度仮住まいに60日以上寝泊まりしそこから新居が吉となる日取りで引越す方法があります。
これは、平安時代から「方違え(かたたがえ)」という呼ばれており、古くから用いられてきたとっておきの方法です。それぐらい方位のエネルギーは強く、無視できない存在だったのです。
紙でもネットでもアプリでもいいので「地図」を使って方位を知る
「きっと西のほう」などと憶測で決めず、地図を使ってください。地図は紙のもの(いわゆる地図帳)やWEB、スマホアプリなどがあるので、使いやすいものを選んでください。
■紙の地図を使う場合
自宅から新居や旅行先までが見られる紙の地図を用意します。地図帳は買うか、図書館で借りるなどして手元に置きましょう。10000分の1や25000分の1などの縮尺のものがあります。
方位は、8方位に分けます。具体的には、東西南北はそれぞれ30度、北東、南東、南西、北西はそれぞれ60度と分けます。
地図はコピーを取り、分度器と定規を使って8方位の境界線を書き入れるといいでしょう。目当ての家や旅行先が、思っていたのとは違う意外な方位になっていたりしませんか?
東京から見ると、北海道でも西側は北方位、東側は北東方位となったりするので、吉方位引越しや旅行はこのように正確な方位を出してから行うべきなのです。また、東京から見て九州も、北部は西、南部は南西などとなります。
■WEBサービスを使う場合
圧倒的に使いやすいのは「あちこち方位」(http://h200.com/houi/ )です。
自宅を設定し、目当ての家や旅行先の方向を正確に調べましょう。
チェックボックスなどの細かい設定がありますが、「方位のど真ん中」をねらう方法ならこれは気にしなくてもOKです(細かい設定による差違が出そうなエリア、方位の境界線ギリギリの付近は避ければいいのです)。
また、「タオ流風水学講座」サイト(http://www.kumokiri.net/kouza/kouzatop.html )もすばらしい内容でおすすめできます。
サイト内には、8方位を割り出せる「実用・方位盤」(http://www.kumokiri.net/kouza/raban.html )が掲載されています。方位盤をコピー用紙(薄手のものは下の地図を透かしやすいので使いやすい)にプリントして紙の地図に重ね合わせて使う方法もあります。
また、アマゾンや楽天などのネット通販では、1000円以下の安価な方位盤(透明な盤に8方位を書き込んであるため、地図に重ねて使いやすい)も売っているのでこれを手元に置くのもいいでしょう。
■スマホアプリを使う場合
※iosのものを例として挙げました
「あちこち吉方位マップ」(https://itunes.apple.com/jp/app/achikochi-ji-fang-weimappu/id953373015?mt=8 )や「方位地図」(https://itunes.apple.com/jp/app/fang-wei-de-tu/id441000139?mt=8 )がおすすめです。
スマホアプリは、GPS連動なので、自宅の場所の設定が簡単で、目的地への方位もすぐにわかるので、とても使い勝手がよいです。プロの鑑定士の中にもこれらを愛用している人がいるほどです。
仕事場の移転の吉方位の調べ方
一日のうち多くの時間を使う仕事場も、移転の際は方位に気を使わなければなりません。吉方位へ行けば、増収・増益・事業拡大などのいいことがきっとあるはずです。
その反面方位が悪いと減益・事業縮小などにつながる場合も。吉方位の出し方は、ここで紹介する方法と同じでよいです。
移転方向は吉となるタイミングで自分が新しい場所で仕事をしはじめるとよいです(家具の移動ではなく、自分の体の移動のタイミングが重要です)。地元の神社でお札などをいただいている場合はお礼の気持ちを込めてお返しし、新しい土地の神社で新しいお札をいただいてしかるべき場所に掲げましょう。
特定の宗教をおすすめするわけではありませんが、その土地で代々信仰を集めている神様へのごあいさつは新参者としてのマナーのようなもの。
ちなみに、住まいの場合も事務所の場合も、「○○県神社庁」といったところに電話をして「○○へ引越したので、氏神様を教えてください」というと、教えてくれます。氏神様とは、とても簡単に言うと「その土地で一番えらい神様」といったところです。
ちなみに、自宅兼事務所の場合は、寝泊まりしているところはその住所地でしょうから、住まいの移動と同様に見て構いません。引越した日から60日は無外泊を心がけてください。
方位と方位の間は大凶である
たとえば北方位を使いたいとき、隣の北西方位、北東方位との境界線あたりへの移動は避けること。これについては気学のさまざまな流派、考え方がありますが、万全を期し、もっとも安全な移動をするほうがよいでしょう。少しでも不安があると、何か悪いことがあったときに「もしかして境界線あたりに行ったのは方位が悪かったのかな」などと考えて落ち込んでしまうかもしれません。
引越しや旅行先を探していて「どうしても境界線あたりのものばかりが見つかる」ということもあります。それは、「引越しや旅行をするタイミングではありませんよ」と、神様(あるいは自分の潜在意識)が考え直しせと言っている可能性もあります。運のいいときはすんなりと吉方位への引越しや旅行が決まるもの。こうしたことを知識として知っておくことも大事です。焦らずにベストのタイミングで吉方位の恵みにあやかりましょう。
地図の北と、気学で使う北にはズレがある
地図で北とされている方位と、気学で使う北の方位は、約7度のズレがあるとされています。前述の記事でも書きましたが、ギリギリのエリアはもともと使わない方がいいので、約7度はあまり考えなくてもいい誤差です。
ただ、気学に興味を持ちはじめた人や、本当に正確な方位を知って方位取りをしたい人は知っておくといいでしょう。
ちなみに、その約7度は「反時計回り方向」に修正すると、気学的に正しい8方位分けができます。分度器や方位盤などを使って8方位を書き込むときに、約7度左回りにずらせばよいということになります。
超重要:絶対に使ってはいけない方位
1、九星気学の五黄土星が回る方位(五黄殺)
2、五黄殺の正反対の方位(暗剣殺)
3、その年の干支と反対の方位(歳破) ※月についても同様の月破、日についての日破がある
※1~3について具体的にいうと、日本人全員は、2016年(正確には2017年2月3日まで)、北東、南西の方位は使ってはいけないことになります。北東方位は五黄殺に加え、干支の反対の歳破が入っているので絶対に使ってはいけない方位です。ちなみに、2017年は北、南、東方位が使えません。
4、自分の本命星が回る方向(本命殺)
5、自分の本命星が回る方向と反対の方向(本命的殺)
※年・月・日について、1~5の凶方位が出てくるので、それらを避ける必要があります。けっこうな数になり、見落とす危険性があるので、暦などを使って自分で正確に出せるようになるまでは、アプリやWEBで見るといいでしょう。
月の変わり目(月節)に要注意
新しい月になっても、数日間は前の月の影響が残っています。これを月変わりや月の節入りなどと呼びます。
何日から新しい月として見るかは、旧暦カレンダーや風水カレンダーを手元に置くのが理想的ですが、WEBでは「暦と占いの部屋」サイト内「月暦カレンダー」(http://www.moonlabo.com/cgi-bin/cln/cln_moonclnr.cgi?RcvEW=east )が参考になります。
この暦で新しい月に入るまでは、前月の吉方位をそのまま使います。月はそのように変わりますが、年の吉方位は節分まで不変、日の吉方位は毎日変わります。
まとめ
いかがだったでしょうか。定期的に、熱心に吉方位旅行に行く人も多いと思います。旅行や引越しは新しい出会いをもたらしてくれるもの。計画中から気分もウキウキしてきて、そこからすでに開運効果を感じる気さえしてきますよね。
「吉方位に行ってもなんにも効果がなかった!」という人は、この機会にいままでの方法を改め、正しい方法での吉方位引越しや旅行をしてみてください。