私たちは、本来生まれてくるときに持っていた感覚の中で、この世で生きていく事で不要だと感じた、身体の機能を排除することができます。そこで多くの人は霊能力を排除し、霊界の声を聞くことが出来ない人も多くなりました。
しかし、中には霊能力を用いて人の為に、仕事をする人もおります。そして、その霊能力を用いて、霊媒師として活動する人も居ますが、中には能力を持っていないのにもの関わらず、持っていると騙し、金品の要求をする人もいます。そんな霊媒師のことについてまとめましたので、もし、見えない力に頼ろうとしている人がいれば、こちらをお読みになり参考にしてみてください。
霊媒師とは
霊媒師とは、霊を媒介する人のことを言います。霊を呼び出し、体に憑依させるお役目を持っている方です。呼び出すときに、経を唱えて呼び出す人が多いです。その為、神様のお使いをしている人で、日頃より修行を行っている者に与えられた能力のことを言います。霊媒師、又は、第3者に憑依する自然霊、ご神仏、ご先祖様、動物霊などの声を伝えようとすること。中には、生霊(いきりょう)と呼び、生きている人の念が、災いや体の不変を起こすこともあり、生霊を沈める能力を持っている人のことを霊媒師といいます。
霊媒師と霊能力者と除霊師とイタコの違いは?
私たちは、目に見えないモノを扱う人の名称を知らない人が多いと思います。日常的に耳にすることもなく、そのお役目の人が自分と、どのように関わりを持つかも知りませんよね。ここで、霊媒師と霊能力者、除霊師やイタコなどと、私たちの知らない世界に存在する人たちについてご紹介をします。
■霊能力者とは
霊能力者とは、霊的な世界と通じ合える者の事を言います。私たちの生きる世界では、見えているものだけに囲まれているわけではありません。酸素や二酸化炭素や自然のエネルギーなどは目にみえないけど、酸素がなければ呼吸をすることができないですよね。また、日常を忘れて、温泉に入ったり、山や川、海などの自然に触れて、俗にいう「マイナスイオン」という癒しの力を貰うこともあります。自然に身を置くだけで、何だか幸せな気分になる人も多いでしょう。これらは、物質として目に見えるものではなく、この世で存在しているのと同時に、霊の世界を見ることや耳にすることができる人もいるのです。
■除霊師とは
除霊師とは、人に悪意を持った人がいるのと同時に、霊の世界にも悪霊というものが存在します。霊の世界の悪霊が人に憑依し、いたずらをする悪霊を、取り除く人のことを言います。肉体を持たない魂だけがあの世に行けず、成仏できずに苦しむ霊もいます。この世に肉体を持ち、同情してくれるものに憑依することが多く挙げられており、心を込めて、あの世へ旅立たせることができるのも、除霊師のお役目であります。
■イタコとは
イタコとは、古くからある呼び方で、東北地方でお勤めをする巫女さんのことを言います。霊を憑依させ、その言葉を頂くのがイタコの技術です。恐山は水子の供養をするところとしても名が知られていて、付近では、イタコの口寄せを聞こうとするものが多いそうです。亡くなった方の生年月日や、亡くなった日、生年月日を紙に書き、イタコが一方的に5,6分話すだけのものらしい。亡くなった子どもと話したいと思う、母親の姿を多く見かけるのも特徴的であります。
霊能力者とイタコは少し似ている部分があります。それは、亡くなった人の声を伝える使命を持つものであり、この世に残された人に霊界の声を伝えるのが霊能者であり、イタコの使命と言えます。除霊師は、悪霊と闘う者と言えます。この世で例えるなら、警察のような立場で、人を苦しめる悪を正しい方向へ導く人もいます。
このように、目に見えないことを扱う職種として、霊媒師、除霊師、イタコ、霊能者が存在しているので、自らの必要とする技を持っている人にお願いをするのも、ひとつの対策であると言えます。
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本物の霊媒師の特徴5つ
人は誰でも、苦しみ、迷うものです。それは、ひとつの課題であり、乗り越えられるプログラムのようなもの。乗り越えるためにどの手法を使うのかは、その人次第であるのです。また霊媒師などを用いて、見えない世界を仕事にする人の力を借りたいと思う人もいるでしょう。
しかし、この世でいう国家資格を用いるものではなく、一定の知識や技能を持った人が、霊媒師をしているとも限りません。「霊媒師です」と言われたら、確認のしようがない私たちは、信じるしかないと思う人も居ますよね。
ここでは、本物の霊媒師の特徴をまとめてみたので、参考にしてみてください。
■1. 脅さない
霊界を悪く言ったり、亡くなった人が全て「悪」になることはありません。また、「あなたのご先祖様が祟っている」などという霊媒師もいるようですが、あなたのご先祖様は、大切な遺伝子を持つ子どもたちやその子どもたちに祟ることが当たり前にあることはありません。お墓をほったらかしにされて、寂しがることはあっても、それだけで、あなたの生きる道を邪魔することもありません。むしろ、無条件にあなたをサポートしてくれる存在であると信じて良いでしょう。
お墓詣りに行ける時に、掃除をして、日頃守ってくれることに感謝をするだけで、あなたのご先祖様も嬉しく思って居るのです。ただでさえ、見えないことに対して色々言われるだけでも不安になるものです。ましてや、脅すなんてもっての他です。
■2. 物質のことだけを題材にしない
物質に囚われている人は、霊媒師ではありません。多額の金品を要求したり、お祓いを強要したりするのも本物ではないと言ってよいでしょう。霊界は物質に囚われていません。そのため、物質にこだわる話で責めてくる人も疑ってください。
スピリチュアルというのは、精神世界のことを言います。冷静になり考えると理解できることは沢山あるのです。皆、生まれてきたときは、キレイで格式の高い魂を持ち、生まれてきました。物質の世界に肉体を置いたとき、沢山の誘惑の中で、冷静に見極めることが難しくなるものです。周囲と比較をしながら、本来の持つべき心のあり方にブレてきたとき、迷って霊界に頼る人もいますが、本来皆、持っている「勘」をもっと信じてください。ムシの知らせや、何となく嫌な予感がした。などあなたの勘を信じればよいのです。
計算図のように1+1=2ということはありません。またそれだけが正解で後は不正解でもありません。物質の事だけを言って来る人をお信用してはなりません。
■3. 不安にさせることは言わない
普通に考えてみてください。あなたの友人やあなたが大切に思う人に不安にさせたいと思いませんよね。ましてや、目に見えないことならなおの事、不安にさせるべきではありません。それを、不安以外の何物でもないように決めつける人には注意したほうがいいです。
不安になったら、人の心理はどうなるのかと言うと、依存します。何とか良い方向へ向かいたくて、他者のいう事を聞こうとするでしょう。そうして、偽霊媒師は、自身に依存させます。
本物は、依存させません。自分で自分の人生を切り開かなくてはいけないことを知って居るからです。必要な助言やアドバイスを教えてくれるのが、本物だと思ってください。あなたが不安になって居る時に、相談をしたあと、心が晴れていたら嬉しいですよね。逆に、明日の方向も見えないほど、その人が居なくなってしまったらダメにしてしまうのは、本物ではありません。
■4. 感情のコントロールが出来ない人はいない
自分の言ったことを聞かないと、怒りだす人もいます。また、イライラして、穏やかではありません。神様に仕える人(神職の方や巫女さん)や、お寺の坊さんなどで、毎日、行を行う人の多くを見てみると解る通り、感情的になる人はいません。
自分の言った通りに動かない相談者を見て、イライラしたり、コントロールしようとするのは、人としても未熟です。欲しいおもちゃが手に入らずに、わがままを言う子どもと意識が同じです。実際に合った話ですが、私の友人にも、心の隙間に、すーっと入ってきた霊媒師の方がいたそうです。しかし、友人は、その人と話した後は何だか気分が晴れなくて、「あなたのことを信じていません」と伝えたところ、もの凄く怒りだしたそうです。捨てセリフのように「あなたは幸せにはなりません!」と怒鳴られたそう、怖い思いをしたこともあります。
霊媒師と言って近くに寄り、会話の中から、当てはまるような言葉を用いて、あたかも当たっていると、勘違いをさせる人が多いので、気をつけてくださいね。感情のコントロールが出来ない人は、そもそもの修行が足りないと思ってよいでしょう。
■5. 威圧的で支配しようとしない
分かり易くいうと、人の弱みに付け込む、反社会的な人と同じ部類と考えて良いでしょう。威圧的にネガティブな言葉しか発せず、自分の支配下に置こうと必死に、あの手この手を使ってきます。常に自分が上に立ちたいと思うので、自分のいうことを聞く子が欲しくてたまりません。その為、少しでも弱みを見ると、その隙間にグイグイ入りこんでくるので、常に心をしっかり持っていましょう。普通に考えたら解ることなのです。あなた自身が尊敬できない人に、尊敬してくださいと言っているようなものなのです。
尊敬していれば、自然と崇拝します。敬いますよね。頼まれて尊敬するものではないですよね。偽物は威圧的に、自分を支配してもらおうと必死になるのです。
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霊媒師が本物か偽物か見分ける方法
間違ったことをしていなければ、優しいものです。本物は、得体のしれない何かに苦しむ人がいれば、助けようと尽力します。
ですが、本物がお叱りをすることもあります。例えば、悪いことは全部、霊の仕業だと決めつけたり、うまくいかないことは、全てご先祖様のせいにしたり、自らの過ちに気づき、正しく生きようとするのではなく、上手く行かないことは全て、他人のせい!霊のせい!などとしている人にはお叱りをします。当然ですよね。それ以外は、基本お叱りをすることはないと言えるでしょう。ですが、偽物は違いますよね。何でも霊のせいにしたり、見えないモノへの恐怖をかきたて、脅してきたり、決めつけてきます。
有名な霊媒師5人
■1. 木村藤子さん(青森県)
青森県の神様と言われる人であり、数多くの相談を受けている方です。蛇の行方を言い当てたと有名になった木村さんは、霊能者として有名であった母の力を受け継、神様に仕えていることで有名です。
■2. 江原啓之さん(静岡県)
現在では、熱海に古民家を設けて暮らしているそうですが、江原さんを必要としているひとは多いそうです。TVでも一躍有名になった江原さんの番組の次の日は、穏やかな気持ちで迎えていたとされています。
■3. 宜保愛子さん(神奈川県)
昭和を代表する霊能力者で、TVでも一躍有名になられたお方です。お金儲けに走らず物質に囚われなかったことで多くの信仰者が絶えなかったこともありました。
■4. サティア・サイババ(インド)
手の平から砂を出したり、何もないところから物質を出すことで、世界的に有名になった方です。亡くなるまでに約1万人もの信者がいたとされていました。
■5. あま しおん(北海道)
この方も、一時期TVにでたことをきっかけに、有名になり相談者が後を絶たなかったそうです。現在では、TVの世界からも離れて一般の人の相談を受けているそうです。
以上、5名はTVの力もあり、多くの人の存在を知られ、またその力を頼って多くの人が相談をされてきたのも事実ですが、TVの世界から離れても、多くの人かたから必要とされています。しかし、一躍、有名になったことで、一般的に相談をするのに、予約を取りにくくなったのも事実です。中には、遠方であったり、予算を気にされる方もいらっしゃると思います。
まずは、江原啓之さんや木村藤子さんの出版している本を読むことで、相談するまでもなく、解決されることはぎゅっと書かれています。私もたくさん本を読み、心が洗われる思いを何度もしています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。霊界の世界は一般的に目で見て確認できるものではないですよね。その為、それらを悪用にする人は沢山います。昔の人がよく言っていたことばあります。それは、「生きている人間ほど、怖いものはない」という事です。また、カラスが鳴けば、死の知らせをしてきたとも言われてきました。自然界に生きる動物は風災害が起こる前兆に、逃げたり、身を守るすべを知っています。私たちが鈍っていた「勘」を磨いて、自然に生きることが一番大切なのかもしれません。