就寝中に起こる金縛りを体験する人は、意外と多いのを知っていますすか。老若男女問わず、金縛りを経験する人には、特徴あるのをご存知でしょうか。金縛りにも種類や症状が沢山存在します。
そこで、金縛りの種類と症状やその意味についてまとめたので、チェックしてくださいね。
霊的な金縛りの意味とは?なぜ起こる?
金縛りとひとことで言っても、科学的なものと心霊的なものと区別つけられていることがありますよね。
霊的な金縛りとは、妬み、うらみ、辛みは、他人からのものだけとは限りません。自身の中にある不安な気持ちが想像力を働かせてネガティブな感情となり、心霊現象だと感じることもあるでしょう。
疲れやストレスなどで1度や2度の金縛りではなく、毎日のように起こるような現象が、霊障であると考えられます。
そんな頻繁に起こる金縛りには、思い当たる節が必ずあります。ご自身に当てはまることがないかチェックしてみてくださいね。
金縛りの種類2つ
金縛りを起こす時は、夢なのか現実なのか解らないことが多いのです。そして、金縛りには大きく分けると2つのタイプに分かれます。それは、目を開けているのか、閉じているのかの2つのタイプに分かれます。では、この2つのタイプについてご説明しますね。
■1. 目を開けているが、現実なのか幻想なのか不明な金縛り
身体は自由に動かすことができないが、その場の空気感や香り、風景がまさに現実の世界と何ら変わりがない状態の中に身を置いているような感覚です。そこにいる人の声だけでなく、会話までも聞けてしまうものです。身体は宙を浮いているような感覚にもなると言われています。
■2. 目を閉じているが、現実なのか幻想なのか不明な金縛り
身体を自由に動かすことができないことは、目を開けている時の金縛りと同じですが、リアルな感覚の中でその場の空気感や聞こえることや感じていることを理解します。ただ、目を閉じていることに気づいていないのが、このタイプの金縛りなのです。体に力が入って呼吸も苦しくなる特徴があり、少し恐怖を感じるでしょう。
金縛りの症状6個
金縛りは、身体と脳のバランスが取れていないことで起こる現象のひとつです。しかし、金縛りの症状の多くはとても怖いものばかりです。
そこで、金縛りの症状とその意味をまとめたので参考程度にチェックしてくださいね。
■1. 幻覚がみえる
人が、部屋に入った気がする。人が私の体の上に乗っている。人が窓の外から覗いていた。などのように、身体が自由に動かないことで、心拍が上がります。ひどい人は呼吸困難な状態になります。
身体が動かない⇒でも、脳はハッキリしている。
心拍が上がる⇒身体は動かない⇒恐怖。
というように、身体と脳のバランスが取れないことが恐怖と繋がり、脳がつじつまを合わせてしまい、恐怖という感覚だけが、残ってしまうのです。
霊的な幻覚であれば、起床したときに何らかの足跡が残っているものです。例えば、ガラスが割れているなど、窓が開いているとか、勘違いではなく、確実な変化が残ります。そして、それは頻繁に起こります。
■2. 幻聴が聞こえる
耳元で囁かれた。誰かがずっと話している。などのように、身体は寝ている状態でも、脳だけが活動している状態で幻聴が聞こえるような感覚になることがあります。しかし、これは、自身の中で恐怖という位置づけにしてしまいますが、実際は、脳が勝手に作り上げていることです。本当に霊的なものであるとしたら、寝ている時などは関係なく、ずっと幻聴が聞こえる状態は霊的なものだと思ってよいでしょう。一般的な金縛りと呼ばれる現象の99%は脳がつじつまを合わせていることです。
■3. 耳鳴りがする
耳鳴りの多くは、ストレスや疲労が挙げられています。疲労やストレスで敏感なのは、耳だと言われることがあります。地震の後もずっと揺れているような感覚になるのは、自律神経の乱れと繋がっていることも考えられるという説があります。とにかくストレスを溜めないことと言われています、そして、ストレスを上手に発散することに意識すると良いでしょう。睡眠前に強い光を見ることを避け(スマホ)などベッドに入る前に、リラックスすることが大切ですね。
■4. 声が出ない
中には、声がでないという症状があるようです。身体も動かず、声も出ないことで恐怖が倍増しますよね。そんな時は、無理に声を出そうとしなくても大丈夫です。まずは、気持ちを休めることに意識してください。また、寝むれるようであれば、また寝てしまいましょう。
体が疲れているのであれば、ゆっくり静養することが大切です。もし、霊的な現象であれば、起きた時に何らかの物理的現象が残っています。
■5. 手足が動かない
金縛りは、脳と身体のバランスが取れないことで、起こる現象なので、脳は起きていても、身体は疲れきって動きません。なので、手足が動かないことも当然のことであると言えます。そんな時、無理に手足を動かそうと力任せにしても、動くわけがありません。寧ろ、身体に力が入ってしまうことで、余計体への負担がかかる場合があります。動かしたいのであれば、指先などを少しずつ動かすようにしてみると良いでしょう。
■6. 呼吸が苦しい
金縛りを体験される方の多くは、呼吸が苦しくて、呼吸困難な状態になったという人もいます。また、誰かに首を絞められた感じ苦しかったのです。などという人もいます。本当に霊的な現象であれば、首の周りに手あとが残って居るなど、物理時な証拠が残ります。ですが、大抵の金縛りは、脳は起きているが身体が動かないことに不安になり、冷静になれずにパニックになることで心拍が上がるのです。
金縛りになるのは危険な状態?
金縛りは、霊的な現象が考えられる場合とそうでない場合があります。まず、霊的な金縛りの多くは、起きた時に、物理的な証拠が残っています。実際に幻覚なのか、夢なのか分からなかったことが実際、爪痕として残されている場合ですが、こちらに関しては、いくつか思い当たることがあれば、対処をして頂きたいと思います。
■1. 霊的な金縛りの危険状態
・最近わけのわからない霊能者にあっていないか。
・手入れのされていない神社へ行ったか
・お墓参りをしていないか
などは、金縛りの間に何が見たのか、ヒントが隠されているはずです。同じ現象を頻繁に見るようでしたら、解決策をヒントから探ると良いでしょう。
■2. 極度なストレスと身体の疲労からくる金縛り
・ストレスを溜めていないか
・身体を休めていないのでは
・リラックスした状態で寝ていないか
・寝る前に興奮した状態ではなかったか
・スマホを観て寝ていないか
など、心と身体のバランスを整えるために好きなことをするのも、良い事ですし、一番は、身体も脳も休めることです。休めすぎも禁物ですが、十分な静養をして、リフレッシュすることが大事です。
金縛りの解き方
金縛りは、脳と身体のバランスを整えて、質の良い睡眠を心がけることで解消されるものばかりです。ですが、無理をしてしまうのも人間の性です。気づいたときには、身体が悲鳴をあげていることもあるでしょう。いくら気力だけでも、身体が休息を願っている時は、休めてあげましょう。
それでも、金縛りにあってしまった方は、まずは、落ち着くことです。そして、身体の先端、足のつま先や、指先、そして、瞼が開くようでしたら、瞬きも良いでしょう。いきなり、身体を動かすのではなく、ゆっくりと徐々に動かすことに意識してください。また、深呼吸も意識してください。呼吸を整えることで、落ち着き、金縛りが解けるでしょう。
金縛りへの対策6個
金縛りに合う状況を自身が作らないことが大切ですよね。そうは言っても、生活の中でどのように気をつければよいのか、わかりませんよね。そこで、金縛りへの対策をまとめたので、実践できることを積極的に取ってくださいね。
■1. カフェインの過剰な摂取は避ける
カフェインの摂りすぎは気をつけてください。これは、体にも良い影響を与えるもではありません。カフェインは脳を覚醒させます。その状態で眠りについても、完全に脳が休めるものではないのですよ。眠りが浅いという人は、カフェインを多く取っていることが原因のひとつであると言えます。
過剰な摂取は避けることで、カフェインの取りすぎによる金縛りを防ぐことができます。アルコールと同じで、人それぞれ体内で分解する能力は異なります。アルコールの苦手な人と、アルコールを幾ら飲んでも酔わない人がいるのと同じで、カフェインを分解する遺伝子が少ない人は、例え1杯のコーヒーでも覚醒しますし、カフェインをいくら摂取しても、分解能力が高い人は、爆睡できます。まず、自分自身を知ることですね。そして、1日の摂取量を決めてくださいね。
■2. 昼寝のし過ぎ
本当に疲れている時は、例え10分でも身体を休めることで、眠気を飛ばすこととされているので、昼寝も悪いことばかりではありませんが、昼寝も3時間、4時間と取っていれば、夜、寝付くことさえ難しくなりますよね。何でもそうですが、やり過ぎはよくないですよね。昼寝のし過ぎで、頭痛がする人もいるでしょう。
そうなったら、寝すぎだと思った方がいいですね。人それぞれなので、1時間でも寝すぎで体調を崩す人もいます。身体の疲れも人それぞれなので、まずは、自分の身体の特徴を知ることが大切です。
■3. ストレスを溜めないまたは、上手にストレス発散する
ストレスはどうしても溜まります。ですが、溜まったままにせずにきちんと発散することが大切です。発散することも、仕事のひとつだと思ってください。好きなことや趣味に没頭する時間を作ることをお勧めします。趣味がない人も多いのですが、近所を散歩してリフレッシュするのもいいでしょう。興味はあったけど、時間がないからと言って避けていたことがあれば、この機会にチャレンジしてみるのもいいでしょう。それでも、これと言って思い浮かばないのであれば、自然に触れることをお勧めします。
自分というのは、自然から分かれたことを指すとも言われています。自然に触れて、自分を取り戻すのもひとつの方法です。また、食べたいものを食べるもの一つのストレス発散でしょう。
■4. 質の良い睡眠を取るようにする
睡眠不足は一番良くないですね。人間の最適な睡眠時間というものが存在しています。それは、年齢によって異なる部分もあります。90分の倍数で最適な睡眠時間を探るのが良いそうです。そして、毎日、決まった時間に寝るのが良いとされています。ショートスリーパーと言って3時間睡眠をされている方も、世の中には存在するそうですが、何度もこのショートスリーパーを続けるより、1日平均7時間~8時間の睡眠をとるのが良いとされていますが、自分の理想な睡眠時間を心がけてくださいね。もちろん寝る前に脳を覚醒させるような行動を避けること。
■5. 急に有酸素運動をしない
マラソンなど、今まで、運動を全くしなかった人が突然、激しい運動を頑張ると、身体にも負荷がかかります。もちろん、身体を動かしたことで、体は疲れます。しかし、脳は興奮状態で、リラックスできなければ、金縛りに合うことも考えられます。運動は徐々に身体を馴らすことが大切です。心拍の乱れや、呼吸が乱れたまま寝ようとしても、脳は興奮状態ですものね。運動をすると体温も上昇します。体温が高すぎても眠れなくなります。質の良い睡眠をとるには、激しい運動ではなく、ヨガなども取り入れられている瞑想なんかは質の良い睡眠を誘ってくれますよ。
■6. 睡眠1時間前はリラックスして質の良い睡眠を
睡眠する時間を決めて、1時間は、テレビやスマホを観て、脳を刺激しないようにしてくださいね。また、カフェインやアルコールの多量の摂取、暴飲暴食なども胃を刺激して、かえって眠れない原因になるので、気をつけましょう。寝る1時間前は、癒しの音楽や軽めの読書をするのもいいですし、疲れた身体をほぐすために、簡単なストレッチをするのもいいでしょう。
そして、睡眠の2時間前に、お風呂に入って体をほどよく温めるのもいいですよね。仕事のことや勉強のこと、人間関係の悩みを睡眠の1時間前にするのは避けましょう。色々試してみて、次の日の身体の調子が良いのであれば、続けてみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。金縛りは、脳と身体のバランスのズレから生じるものです。体が動かないことで不安になり恐怖に感じることなく、冷静に落ち着いてくださいね。